専門性の高い弁理士事務所が電話代行サービスを利用するには、相応の知識・経験・マニュアル等のある実績豊富な業者を選定する必要があります。ここでは、弁理士事務所への対応が可能な電話代行会社8社をピックアップし、それぞれの特徴や費用の目安をご紹介しています。
弁理士向け電話代行会社の一覧表
弁理士向けの渋谷オフィスに対応している会社を8社ご紹介します。まずは、各社の特徴やサービス利用料金の目安を分かりやすく一覧で比較してみましょう。
会社名 | サービスの特徴 |
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CUBE電話代行サービス |
弁理士事務所のブランドイメージを大切にする高品質&英語対応可の電話代行サービス
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ビジネスアシスト |
特許関連の専門知識を持つ専任チームが対応 |
渋谷オフィス |
弁理士電話代行は得意分野の1つ 。最初の1か月は実質的なお試し期間 |
BusinessCall(ビジネスコール) |
リアルタイムで電話内容を確認できる。Pマークも取得済み |
テルリンク |
十分な研修を受けたプロのオペレーターが電話対応。1か月無料のお試し期間あり |
Biz on call |
業務開始前に徹底したオペレーター研修を実施。英語対応も可能 |
ニーズシステム |
創業39年の豊富な実績を誇る、法律関連を中心とした士業専門のサービス |
電話代行サービス(電話代行サービス株式会社) |
初期費用0円で月額7,700円(税込)からの低コスト |
エンジェル・ファンド・ジャパン |
メール代行サービスの併用でビジネスチャンスを逃さない |
弁理士向け電話代行会社とは?利用するメリット
本来やるべき業務に集中できる
知的財産権の出願資料を作成するにあたり、弁理士は非常に細かいリサーチや計算を重ねる必要があります。これらの業務には思考の流れがあるので、可能な限り集中力を妨げる要素を排除しなければなりません。
しかしながら、どうしても集中力を様投げるやむを得ない要素があります。それが電話対応です。
電話対応を電話代行会社に任せれば、本来やるべき業務に集中できる環境が創出されます。仕事の質もスピードも上がり、お客様からの満足度も向上することでしょう。
外出中や打ち合わせ中でも安心して電話対応を任せられる
外出したり打ち合わせしたりなど、弁理士は事務所を不在にすることが多い仕事。事務スタッフが常駐している事務所なら問題ありませんが、一人事務所の場合、たとえ電話転送をかけていても上手に電話へ対応できないことも多いでしょう。
電話代行会社を利用すれば、事務所不在中の電話にも漏れなく対応が可能。電話オペレーターが対応した電話の中に、大事なビジネスチャンスが潜在しているかもしれません。
既存のお客様の満足度アップに貢献する
事務所へ電話をかけてくる人は、新規のお客様ばかりではありません。当然ながら、既存のお客様からの問い合わせ電話もたくさん入ります。
大事な既存のお客様が電話をかけてきたにも関わらず、電話に出られないことが多い状況では、やがてお客様からの信頼を低下させる恐れもあるでしょう。
電話代行を利用すれば、既存のお客様からの電話にも漏れなく対応が可能。満足度が維持され、お客様との信頼関係も長期的に維持できるでしょう。
弁理士向け電話代行サービスでよくある質問
Q1.弁理士が電話代行を利用するべき理由とは?
ビジネスチャンスを逃さないため
一昔前に比べ、現代は知的財産権が重視される時代となりました。時代の変化に伴い弁理士業務も増えてきたのですが、一方で少しでも多くの顧客を獲得するために事務所間での競争が激化。ビジネスチャンスを逃さないためには、外出中や定休日に掛かってくる1本の電話も無駄にできなくなりました。
不在時にかかってくる電話の中には、大きな案件が潜在しているかもしれません。しかしながら、電話をかけた相手は、「不在のようだし、急ぎだから別のところにお願いしよう」と考える可能性もあります。競争が激化する弁理士業界でビジネスチャンスを逃さないようにするため、電話代行会社を利用するべきでしょう。
繁忙期と閑散期の波があるため
知的財産権の出願を行う主体の多くは企業なので、出願の件数は企業全体の景気に左右されると言われています。景気の良い時期と景気の悪い時期で、出願業務の繁忙期と閑散期を体感している弁理士先生もいるのではないでしょうか?
不況の影響を受ける可能性の高い弁理士事務所において、人件費の視点から常勤スタッフを雇うことはリスク。必要な時期に必要なだけ利用できる電話代行サービスは、弁理士事務所の合理的な運営に貢献します。
Q2.弁理士向け電話代行会社の選び方のポイントは?
電話オペレーターの質を重視する
電話代行会社を選ぶ際、第一に重視すべき要素はオペレーターの質です。
電話オペレーターにとって、丁寧な言葉使いができることは当然必要とされる能力ですが、ほかにもお客様のニーズを的確に理解できる能力や、お客様に気持ちよく電話を切ってもらえる柔らかな対応力なども、非常に大切な能力です。これらの能力は、一朝一夕で身につくものではありません。
電話代行会社が提供しているお試し期間なども利用し、電話オペレーターの質を確かめてから契約を検討しましょう。
知的財産権に特化した業務に対応できる会社を選ぶ
第二に重視すべきポイントが、知的財産権の特化した業務に対応できる会社を選ぶことです。
弁理士事務所に知的財産権の相談や依頼をする相手方は、相応の専門的な知識を持っています。電話の中で専門用語を使うこともあるでしょう。そのような電話の中で、専門用語の意味も分からず不明瞭な対応をした場合、大事なビジネスチャンスを逃す恐れがあります。新規問い合わせのチャンスを逃すだけではなく、既存のお客様に対しても不信感が蓄積していくかもしれません。
電話オペレーターは、弁理士事務所にとって単なる受付・取次担当ではありません。営業的な要素も持つ重要なスタッフです。
弁理士事務所の電話代行実績をチェックの上、高い専門性を持つ電話代行会社を選びましょう。
自社のニーズに応じて柔軟なサービスを提供できる会社を選ぶ
第三に重視すべきポイントが、自社のニーズに合わせた柔軟なサービスに対応できることです。
同じ弁理士事務所でも、そのビジネススタイルにより電話代行へ求めるものは異なります。標準プランで十分な事務所もあれば、自社に合わせた特別なメニューも必要となる事務所もあるでしょう。
ニーズにマッチしたサービスを過不足なく提供できる電話代行会社は、御社の業務効率化とコスト削減に貢献します。
弁理士向け電話代行サービスのまとめ

この記事では、弁理士向けの電話代行サービスを提供する業者を8社紹介してきました。電話代行サービスを導入することで、業務の効率化が図れるだけでなく、顧客満足度の向上も期待できます。会社を選定するにあたっては自社とのマッチ度やサービス内容を吟味しましょう。
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- 本記事は、2023年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。