問い合わせフォーム営業とは?代行ツールの効果・メリットも紹介
公開日:2022年01月19日
面識のない企業にもアプローチできる「問い合わせフォーム営業」という手法をご存知でしょうか。
ここでは、問い合わせフォーム営業とは何か、基礎知識を解説しながら、問い合わせフォーム営業のメリット・デメリットについてまとめています。
なお、問い合わせフォーム営業を代行してくれるサービスや各種ツールも一挙紹介していますので、ぜひ導入の参考にされてください。
問い合わせフォーム営業とは
問い合わせフォーム営業は、企業や法人のホームページにある問い合わせ先ページのフォームを利用して営業活動を行う手法です。問い合わせを受け取った企業から折り返しの連絡がある仕組みを利用して、営業メールを送信します。
見込み客の公式ホームページに公開されている問い合わせフォームから営業メール文を送ることは、法令上の問題ありません。しかし、面識のない企業にアプローチする「電話営業」や「訪問営業」のようなプッシュ型営業にあたるため、よく思わない企業も一定数います。
メリットとデメリットをしっかり押さえ、クレームにつながってしまうリスクがある点も認識しておきましょう。
問い合わせフォーム営業のメリット
問い合わせフォームは、企業にとって顧客や取引先との窓口にあたります。そのためメッセージの開封率が高く、返信率が高いのが大きなメリットです。面識のない企業でも、相手先が不快にとられない限り高確度のアポイントにつながる可能性が十分にあります。
また、自社商品・サービスを売りたい企業に狙いを絞って営業ができます。ターゲットを絞ることで、自社と相性の良い企業にアプローチできるでしょう。
問い合わせフォーム営業のデメリット
問い合わせフォーム営業の最大のデメリットは、手間がかかるところです。メール送信とは異なり1件ずつ送信しなくてはならないため、地道な作業が必要です。コピー&ペーストで対応できるとしても、送信先が多ければそれなりのリソースを割く必要があります。
また、手作業での長時間にわたるコピー&ペースは、何らかのミスも起こりやすくなります。メッセージの内容が送信する企業に合っていなかったり、他社の企業名がメール文の中に残っていると返信してくれる確立は極めて低くなります。
しかし、このようなフォーム作成や送信を代行してくれる業者やツールがあります。手間のかかる作業は外注に依頼して、リソースを他の業務に充てたい方は、営業代行のサービスやツールを検討してみるのも良いでしょう。
問い合わせフォーム営業の代行サービス・ツール
ここでは、問い合わせフォーム営業の代行サービス・ツールを紹介していきます。自社の営業目的や予算に合うものを見つけて、問い合わせフォーム営業を成果に繋げましょう!
アイランドブレイン
画像引用元:アイランドブレイン公式サイト(https://www.islandbrain.co.jp/)
アイランドブレインは、成果報酬型の営業代行やテレアポ代行を行っている会社です。アポイントの獲得に特化して、契約の安定的な確保をサポートしてくれます。
化粧品販売や看板制作業、太陽光発電事業と幅広い業種の対応が可能。アポの獲得が難しいと言われる初期のアプローチを代行してくれるので、自社の営業担当者が本来力を発揮すべき商談や受注業務に集中できるようになります。
- 料金:完全成果報酬型(初期費用・月額費用ゼロ)
新規見込客との商談…1件16,500円(税別) - 運営会社:株式会社アイランド・ブレイン
APOLLO SALES
画像引用元:APOLLO SALES公式サイト(https://apollosales.co/)
特定の条件でリクエストすると、企業情報をリストアップして次回営業を代行してくれる導入サポートツール。自社が企業リストを持っている場合も、インポートして連携してくれます。
専任担当者が導入コンサルティングを行なってくれるのが安心して利用できるポイントです。 操作方法からアポイント取得に効果的な営業メール文面の提案まで、細やかにサポートしてくれるでしょう。
- 料金:1リード10,000円~(※詳細は要問い合わせ)
- 運営会社:株式会社 Onion
WEBAPO
画像引用元:WEBAPO公式サイト(https://agent-network.com/webapo/)
1件からの問い合わせフォーム営業依頼ができるWEBAPO。必要な分だけアプローチをかけられるほか、利用料金も月単位なので無駄にコストがかさみません。これまでにIT人材やAIツール、Web広告などのアポイント実績を持っており、さまざまな業種の問い合わせフォーム営業を代行してくれます。月額利用料も1万円からで、いつでも解約できる料金体系。はじめて営業代行を利用する場合でも、気軽に試せそうです。
- 料金:利用料金…11,000円/月(税込)
フォーム送信(営業リストあり)…33円/件(税込)
フォーム送信(営業リストなし)…55円/件(税込) - 運営会社:株式会社エージェント
Well Done フォームアプローチ
画像引用元:株式会社ウエルダン公式サイト(https://www.well-done.co.jp/)
高品質な入力代行をモットーに、最短3営業日で代行業務をしてくれます。依頼すると、約60万社の企業データベースの中からターゲットを抽出。
問い合わせフォーム営業の専門スタッフが、ターゲットに最適なアプローチを行い結果を報告してくれます。最初にメールでのヒアリングにこたえるだけで、リストアップからレポートまで一貫して行ってくれるので手間がかかりません。
- 料金:要問い合わせ
- 運営会社:株式会社ウエルダン
ULTRA FORM AGENCY
画像引用元:ULTRA FORM AGENCY公式サイト(https://code-company.co.jp/ultra-form-agency/)
初期費用や月額利用料がかからず、問い合わせフォーム営業代行のみのシンプルな料金システムを採用しています。1件40円と、試しやすい価格で依頼できるサービスです。
混雑状況にもよりますが、申込から営業開始までは1~2週間かかるとのこと。申込順で送信作業が行なわれるので、早めの申込・依頼がおすすめです。
- 料金:初期費用・月額費用…無料
フォーム送信…40円/件(税込) - 運営会社:株式会社CODE COMPANY
エーポケ
画像引用元:エーポケ公式サイト(https://aa-form.com/)
ターゲットのリスト作成から送信まで、問い合わせフォーム営業の一連の流れをワンストップで対応しているエーポケ。オプションでメール文の作成や添削を依頼できるので、文章の土台がない状態でも一貫して任せられます。
営業リストを持っている場合は、格安のプランを選べるとのこと。配信結果をレポートしてくれるので、送信状況もしっかりと把握できます。
- 料金:初期費用…30,000円
ライト…25円/件
スタンダード…45円/件
ゴールド…65円/件
(※公式サイトに税表記なし) - 運営会社:株式会社エーポケ
オートアポ
画像引用元:オートアポ公式サイト(https://www.autoapo.com/)
事業内容とエリアから検索エンジンでターゲットリストを収集し、営業先をリストアップしてくれるオートアポ。数百件~数十万件単位でのリストアップも依頼も可能なので、営業したいすべての会社すべてにアプローチをかけられます。
料金体制はアポイントにつながる返信が来ない場合に手数料が発生しない成功報酬型となっています。ただし、サービス開始前には25件のアポイントメント分の料金として20万円の振り込みが必要となります。アポイントが25件に満たなかった場合、残りの分は、リスト変更・再送、または返金となります。
- 料金:8000円/1アポ取得(※25アポ取得の代金として20万円を前払い
- 運営会社:株式会社ビズグランツ
カイタク
画像引用元:カイタク公式サイト(https://kaitak-sales.com/)
月額1万円で、100社に問い合わせフォーム営業をかけられるカイタク。プロのライターが数パターンの文面を作成し、反響を確認しながら効果の高い文章をターゲットに届けます。
会社ごとのデータを個別で収集し、専属チームが毎月戦略を提案してくれるので、丸ごと任せられるのが魅力。フォームへの文章送付後、電話フォローを依頼できるプランもあります。
- 料金:月額10,000円(税別)~
- 運営会社:株式会社イメジン
ContactDM(コンタクトDM)
画像引用元:ContactDM公式サイト(https://www.econos.jp/)
ランディングページへの誘導、資料ダウンロード、セミナー申込など、幅広い用途に問合せフォーム営業を活用してくれるサービスです。
相手先から見た印象を大切にして、常に気を配りながら営業をすすめているとのこと。クレームやトラブルにつながらないよう、問い合わせフォームから文章を送る前に、「営業メールお断り」の表記がないかを必ず確認してから送信してくれます。
オプションとして、企業情報を盛り込んだレポートやランディングページの制作も行っています。
- 料金:フォーム送信…33円/件(税込)+ 基本料金…33,000円(税込)
- 運営会社:エコノス株式会社
Future Search
画像引用元:Future Search公式サイト(https://www.future-search.jp/)
ターゲットとなる法人リストの作成から営業まで、ワンストップでサポートしているFuture Search。キーワードと詳細絞り込みによる企業検索で、時間をかけずにリストアップができます。問い合わせフォームのない企業に対しては、メールによる営業も依頼可能。チームの課題発見につながる見込み顧客の管理や進捗サポートも任せられます。
- 料金:ライト…12,650円/月
ベーシック…30,250円/月(税記載なし) - 運営会社:株式会社FUTUREWOODS
KnockBot
画像引用元:KnockBot公式サイト(https://www.knockbot.jp/)
午前9時から午後7時までの間に、ロボットが自動で問い合わせフォーム営業を行ってくれるKnockbot。問い合わせフォームへの配信のみか、メール配信も一括して任せるかをプランで選べます。初期費用や月額料金のほか契約期間の縛りがないので、予算や送りたい件数に合わせて利用できるのが魅力です。
初めて利用する企業を対象に、無料で1,000件分を配信できるトライアルが設けられています。また、利用料金はクレジットカード払いも可能です。
- 料金:レギュラープラン…5円/件(税別)
- 運営会社:フェイバー・アプリケーションズ株式会社
SHINOBI mail.
画像引用元:SHINOBI mail.公式サイト(http://lp.shinobimail.com/)
在宅雇用促進を掲げ、人の手による仕事にこだわる株式会社MonteKeyのサービスです。問い合わせフォーム営業専用のアプリケーションを利用して、人の手で送信するサービスを展開しています。
どの窓口やフォームに送信するかを1通ずつ人の目で確認しながら送るため、ロボットによる自動送信に比べてリアクションやクレーム率に差が出るとのこと。費用対効果の向上も図れそうです。
申し込みから、ベーシックプランは3営業日、リスト作成プランは5営業日で送信可となっています。
- 料金:ベーシックプラン…30円/件
リスト作成プラン…35円/件(税表記なし) - 運営会社:株式会社MonteKey
GeAIne
画像引用元:GeAIne公式サイト(https://the.geaine2.jp/)
自社に適したアタックリストをAIが分析して、自動で分類してくれるシステムを活用しているサービス。そのため、より受注確度の高い企業だけを絞ってアプローチすることが可能です。
ほかにも、複数の営業文章パターンを設定して反応を分析し、最も効果の高いパターンをピックアップする機能も。効率的に最大限の効果を目指した問い合わせフォーム営業サポートです。
- 料金:ビジネス…40,000円/月
スタンダード…67,500円/月
ハイエンド…80,000円/月
(※すべて税記載なし・別途初期費用) - 運営会社:エッジテクノロジー株式会社
セールスフォーマー
画像引用元:セールスフォーマー公式サイト(https://salesformer.me/)
自社のセールスポイントを文章にしっかりと反映し、反響率アップを図りながら営業ができるセールスフォーマー。潜在層の掘り起こしやリストアップからも任せられる、問い合わせフォーム営業を専門的にサポートするサービスです。1社あたり最大10万社まで配信できるので、大規模に営業を展開したい企業にも向いています。
- 料金:リスト取得…0円
フォーム送信…30円/件
(※税記載なし) - 運営会社:株式会社ジラフネック
問い合わせにょ~る
画像引用元:問い合わせにょ~る公式サイト(https://www.navit-j.com/service/senhor/index.php)
重複や表記ゆれ、旧住所など顧客データが抱える課題を最適化しながらリスト化し問い合わせフォーム営業を行ってくれる問い合わせにょ~る。FAX番号リストからのFAX送信サービスも手がけているので、問い合わせフォームを持たない企業に対してもアプローチを依頼できます。顧客データのDX化も同時にすすめたい方におすすめです。
- 料金:フォーム送信…50円/件(税別)
- 運営会社:株式会社ナビット
内職市場
画像引用元:内職市場公式サイト(https://naisyoku-ichiba.co.jp/)
デジタルを利用した作業全般を相談できる内職市場。依頼したい作業内容や予算に合わせ、納期や費用、品質レベルなど、最適なプランを提案してくれます。個人情報が特定されないシステムを利用した作業ができるため、セキュリティ面も安心。クラウドソーシングとは異なり個人間の取引ではないため、大量案件も納品まで責任を持って対応してくれます。
- 料金:要問い合わせ
- 運営会社:株式会社内職市場
フォームマーケ
画像引用元:フォームマーケ公式サイト(https://ftj-g.co.jp/form/)
ロボットによる自動送信をベースに問い合わせフォーム営業を代行してくれるフォームマーケ。ロボットによる送信ができない問い合わせフォームに対しては、人力送信でフォローしてくれます。人の目で確認しながら作業するため、問い合わせフォーム営業を断っている業者には送信しません。クレームを防ぐための柔軟な対応ができる業者です。
- 料金:フォーム送信…10円~/件
- 運営会社:株式会社FTJ
リードハンター
画像引用元:リードハンター公式サイト(https://defacto-com.net/lead-hunter/)
BtoB向けの広告戦略やマーケティング戦略の経験が豊富な「株式会社デファクトコミュニケーションズ」が手がける、問い合わせフォーム営業専門の代行会社です。集客に効果的なキャッチコピーや営業文章といった、広告で培ってきたノウハウをもとに文面を作成。配信前の最終チェックは必ず人の目で行ってミスのない営業に努めています。
- 料金:要問い合わせ
- 運営会社:株式会社デファクトコミュニケーションズ
自社に魅力を感じてくれる顧客を集めるマーケティング施策
以上、問い合わせフォーム営業の代行サービス・ツールを紹介してきました。
問い合わせフォーム営業のように、企業が顧客に対して積極的に自社の商品・サービスの良さをアピールするプッシュ型営業は、企業主体の営業戦略です。送信するメッセージが顧客のニーズに合っているのであれば、アポ取得などに繋がる見込みがある反面、企業によっては「押し売り」「迷惑行為」として捉えらられる場合もあります。また、ニーズがあっても営業のタイミングがマッチしていないとなかなか成果にはつながりません。
より効率的な集客を実現したいのであれば、プッシュ型営業に加えて「プル型営業」の展開も検討してみましょう。
プル型営業はクレームなどに繋がる可能性が低い、顧客やターゲットからのコンタクトを待つ・選んでもらうスタイルの営業方法です。
ただし、ただ待つのではありません。顧客側に見つけてもらい、「顧客が買うべき理由」を示すことで、自然な形で選んでもらえる仕組みを作ります。下記には、そのようなプル型営業の一例として「ポジショニングメディア」を紹介します。
プル型営業はポジショニングメディアを活用
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアは、自社の強みに基づいて市場における独自の立ち位置(ポジション)を確立し、「御社だからお願いしたい」と思うユーザーと繋がるプル型Webメディア施策です。
ポジショニングメディアでは、徹底的に絞ったユーザーのニーズや課題に対し、一番の解決策として数ある選択肢のから自社の商品・サービスを提示。「押し売り感」を徹底的に抑えて、自社を選ぶべきユーザーが自社に気づいてくれる仕組みに基づいています。
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