採用活動に役立つ「転職ドラフト」の特徴・利用するメリット・評判をチェック
最終更新日:2021年12月09日
転職ドラフトの特徴や利用するメリット、評判ついて紹介します。即戦力となるエンジニアの方を採用されたい方は、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。
転職ドラフトの特徴
引用元:転職DRAFT公式サイト(https://job-draft.jp/)
転職ドラフトは、採用活動を進めたい企業がIT・Webエンジニアを直接スカウトできるダイレクトリクルーティングサービスです。
一人のエンジニアに対して競争入札できるイベント形式で、他社の入札結果も閲覧できるようになっています。
内定前に年収や業務内容を提示するため「仕事量に対して報酬が見合っていない」という不満による、早期退職を防げるメリットがあります。
ミスマッチを防ぐ効率的な採用活動を実施
リクルーティングサービスを利用しても「スカウトメールに返信がこない…」「なかなか面談まで進まない」「入社後に条件のミスマッチが発覚した」など頭を抱えている採用担当者がいるかもしれません。
採用でのミスマッチを防ぐために、転職ドラフトでは事前の年収や仕事内容を提示するシステムや、参加できるエンジニアの審査制度などを設けています。
事前に年収を提示!
一般的には、内定の確定まで年収を提示しないでしょう。しかしスカウトの段階で年収と仕事内容を公開するため、採用後「働いてみたら想像と違っていた」というミスマッチを防げます。
面談承諾率35.0%を誇る
・面談承諾率は平均35.0%
・スカウト返信率は平均90%以上
候補者の一人一人をスカウトしていくため手間はかかりますが、その分返信率や面談承諾率が高く、着実に採用活動を進められます。
引用元:転職DRAFT公式サイト
審査に通った優秀なエンジニアのみ参加
優秀なエンジニアを発掘するために、ドラフトの参加に審査を設けています。合格率はおおよそ4割で、一定の要件をクリアしたエンジニアのみが参加可能。
お仕事をする上で課題へのアプローチ方法や、マネジメント能力、将来の展望など詳細なレジュメを提出してもらい審査する仕組みです。
即戦力となる人材を欲している企業にとって強い味方となる求人媒体と言えます。
条件で候補者を絞り込める
ドラフトが開催されると、企業は候補者の選定をし始めます。自社の条件に合う候補者を探す方法として、勤務環境・技術経験・企業共感度・入社可能性で絞り込むと良いでしょう。
勤務地の設定
基本的に勤務地が一致しなければ採用は難しいので、絞り込んで検索します。また近年ではリモートワークも増えているため、該当しない場合は除外しておくと効率的に候補を絞れるはずです。
技術・経験の有無
自社の求めている技術や経験が備わっているかも、判断材料の一つ。さらに記入内容と、将来の展望との一貫性を確かめる必要があります。
企業への共感度の高さ
自社の提供しているサービスや指針への共感度は、入社後の意欲や貢献度へも影響する可能性大です。またレジュメには「野望」を記入する欄もあるため、自社サービスと関連が高いかチェックできます。
入社する意欲の確認
なるべく早く人員を確保したければ、どのくらい転職意欲を持っているかも要確認。すぐに転職したいエンジニアなのか、とりあえず登録しているのか、温度感を確かめて採用活動を進めるのが重要です。
イベント参加への流れをチェック!
実際にどのようにドラフトが開催されているのか、気になるのではないでしょうか。
企業による候補者の指名期間は1週間で、その後ユーザー返答期間が設けられています。最終的に面談・選考へと進む流れで、月に1回のペースで開催中です。
指名~面談承諾までの流れ
企業は、個々のエンジニアに向けて指名の文面を作成します。ユーザーの登録情報を閲覧し、指名できる期間は1週間です。
指名終了後に、候補者による1週間の返答期間が設けられており
・承諾
・条件付き承諾
・辞退
・返答するに値しない
の4つから選択肢し返答。
さらに候補者は、面談への意欲を示すために
・選考希望
・ラフな面談を希望
・ただ会って話してみたい
の中から希望する答えを選びます。
条件の再提示は7回まで可能
ユーザーに興味を持たれても、条件面で納得してもらえない場合、指名の承諾が不可になることもあります。特に「提示された年収が少ない…」「業務内容や開発環境で気がかりな点がある」という理由で不可となるケースが多いようです。
再提示できる回数は、各ドラフト開催ごとに7回まで。年収金額や配属先の部署、業務内容など条件を見直すと承諾してもらいやすくなるでしょう。
指名承諾後は面談の交渉へ
ユーザーから指名の承諾を得たら、面談の交渉が始まります。企業とユーザーの双方からメールを送れるようになり、面談の打診やスケジュールの調整を進めるのです。
転職ドラフトの利用料金
転職ドラフトの料金体系は、成果報酬型を採用しています。成果型なので余分な費用は発生しないのが、メリット。
サービス利用について詳しく知りたい場合、公式サイトからお問い合わせください。無料で相談可能で、担当者からメールで返答があるようです。
転職ドラフトの口コミ・評判
公式サイトでは、ユーザーによる転職ドラフト体験談を公開しています。
(抜粋)転職ドラフトで入札がかかると、指名した企業は指名理由をメッセージに乗せて送ってくれます。そのほとんどの企業がとても詳しく指名理由を記述してくれていたのが印象的でした。
引用元:転職DRAFT
(抜粋)自分のレジュメのどういったところを見て、現在の企業に対してどういったコミットを(してほしい|してくれる)というメッセージが来ると、ちゃんと目を通して私がJoinした後の未来を想像してくれたのだと感じ好印象
引用元:転職DRAFT
(抜粋)転職ドラフトでも参加回数を繰り返していくと自分のキャリアにあった年収相場が見えて来ます。もし、ゆっくり転職活動をされるようでしたら、希望年収を現在の年収に100万、200万と回数に応じて変動させ、オファー数や自分をウオッチしている企業数など観察して、自分の相場を見抜くと良いかと思います。
引用元:転職DRAFT
また100社以上が利用している点に考慮すると、多数の企業から採用活動に有効だと判断されていると分かります。
転職ドラフトは2016年から開催されており、2020年1月より毎月にペースを増やしている点でも、需要のあるサービスだと言えるでしょう。
転職ドラフトを利用するメリット
転職ドラフトを利用するメリットを、3点に絞って説明します。
・面談承諾率35.0%のスカウト
・優勝なエンジニアを獲得しやすい
・エンジニア特化のレジュメ
一人一人のエンジニアをスカウトをするため、個に合った提案文を作成できます。そのため、平均90%以上で面談承諾率35.0%という結果が出ているのです。着実に採用活動を進められるのが転職ドラフトの魅力。
またすべてのエンジニアがドラフトに参加できるわけではなく、レジュメの審査を通過した4割から候補者を探せます。「優秀なエンジニアを発掘したい」という採用担当者にとって、審査制度は効率的だと感じるはずです。
さらにIT・Webエンジニアに特化したレジュメで、スキル・経験、課題解決の方法、将来の展望を確認できます。自社のサービスや指針と合うか、レジュメを通して判断しやすいでしょう。
転職ドラフトを利用するまでの流れ
転職ドラフトを利用する手順は、下記の通りです。
- 問い合わせ
- サービスの提案
- お申込み・契約
- ドラフト開催・ご利用開始
公式サイトから、無料で相談可能です。実際に利用を始める前には、担当者よりサービス内容と利用料金の説明があります。
サービス内容と料金に納得したら、専用フォームよりお申込み、そしてドラフト開催時に参加できる流れとなっているようです。
自社とマッチした人材を採用するには
採用活動においても、ブランディングや差別化が必要不可欠です。なぜなら、求職者に自社の魅力や強みを正しく把握してもらうことで、マッチする人材を採用でき早期退職のリスクも下げられるからです。
既存の求人サイトや情報誌には即効性などのメリットもありますが、掲載できる情報量やフォーマットが限定されています。そのため自社の魅力や強みをしっかり表現できるかも媒体選びでは重要です。
下記のページでは、エンジニアを採用するにあたっての考え方や採用手法を分かりやすく解説しています。「これからエンジニア採用に力を入れていく」「なかなか採用がうまくいかない」という方は是非ご参考にしてみてください。