【販売促進方法のアイデア集】販促戦略に役立つ方法を紹介
最終更新日:2021年07月13日
販売促進のアイデア集
顧客に自社の商品を選んでもらうためには、販売促進が欠かせません。
ですが、販売促進の方法は様々。いろいろなツールやメディアを使用するケースが多く、オンラインとオフラインそれぞれの方法があります。
この記事では、それらを活用する販売促進のアイデアをまとめています。
自社商品やサービスの魅力を伝えるためには、どういった方法がよいのか。ぜひ参考にしてみてください。
オンラインでの販売促進アイデア
インターネット上で販売促進をおこなう手法を紹介します。
SNS
TwitterやLINEなどのSNSを販売促進に使用する方法です。
消費者に自社商品の認知をしてもらうなら、拡散力のあるTwitterをおすすめします。ユーザーの印象に残る商品の写真とテキストを投稿しましょう。
LINEは、日頃から連絡ツールとして使用しているユーザーに商品をアプローチできます。直接メッセージのやりとりができ、リアルタイムな問合せにも対応可能なため、親近感が湧くでしょう。
他には、フォローせずに画像を見ることができるPinterest(ピンタレスト)も、販売促進に活用可能です。
Pinterestは、自社サイトに掲載している商品の写真を投稿する手軽なもの。似たような商品を検索するユーザーに、自社商品を見てもらえます。
メルマガ
顧客の「買いたい気持ちを育てる」ならメルマガがおすすめです。有益情報を添えたメルマガを段階的に送信することで、見込み客から顧客へのステップアップを可能にします。
最近はEメールだけでなく、LINEを使用したメルマガ配信も増えています。
ホームページ
検索結果の上位に表示されるSEOを施すのも効果的です。複数のホームページを作成し、それぞれに役目と目的を与えるのがおすすめです。
販売促進では商品の魅力を伝えるためのメディアを作成するとよいでしょう。SEOによりページやコンテンツを検索結果画面の上位に表示させれば、検索したユーザーの目に触れやすくなります。
動画
動画を使用して自社製品の魅力を伝える方法です。写真やテキストでは伝えきれない自社製品の魅力を発信できます。
顧客の聴覚と視覚を同時に刺激することで、印象に残りやすくなります。YouTubeなどの動画プラットフォームに動画広告を打ち出すだけでなく、ライブ配信をおこなうのも有効です。
オンラインサロン
オンラインサロンとは、オンライン上のコミュニティです。つながりを持つ人が集まり、意見交換や勉強会などをおこないます。コロナ禍の現在は、感染リスクがないオンライン上での情報収集やコミュニケーションが盛んです。
有益情報とともに商品を紹介することで参加者の購買意欲を高めます。商品に関心を持つ人が参加するため、購入につながりやすいでしょう。
オンラインサロンでは、定期購入型の商品紹介がおすすめです。
会員制のサロンが多く、会員同士がクローズドな空間で仲良くなりやすいのもオンラインサロンの特徴。商品を実際に使った感想を参加者同士で伝え合ってもらうことも、商品のリピート率につながります。
スマホの位置情報システム
スマホの位置情報を使用する販売促進の方法です。店舗付近にいる人や来店歴がある顧客に向けて、スマホに商品情報を発信します。
スマホを日常的に持ち歩く人が多いため、店舗付近を通りがかり広告を受け取った顧客に「実際に商品を見てみたい」という気持ちをかき立てることが可能です。
オフラインでの販売促進アイデア
インターネットを介さず、実店舗などで販売促進をするアイデアを紹介します。
DM
郵便によるダイレクトメールを送る方法です。商品内に加え、商品のサンプルを同梱し顧客に体験を提供します。
顧客が実際に商品を使用することで「自分に合っている商品だ」と感じれば購入のきっかけにつながるでしょう。
新聞の折り込み広告
新聞の折り込み広告は「得体のしれない怪しい商品ではない」という、地域の住民の信頼を得られます。
地域密着型を目指す企業におすすめです。継続的に広告を打ち出し続ければ、単純接触効果により親しみが生まれます。広告を見た消費者のニーズと合致した商品なら購入につながるでしょう。
配布チラシ・ポスティング
チラシを通りがかりの消費者へ直接手渡しする方法です。ただ、紙のチラシをそのまま手渡ししても受け取らないひとがいるため、ポケットティッシュやカレンダーなど、実用的なものと一緒に配布するとよいでしょう。
また、消費者の自宅ポストにチラシを投函する方法もあります。いずれも定期的におこない、顧客が商品を見る機会を増やすことが売上につながります。
雑誌広告
雑誌に商品情報の広告を掲載する方法です。年齢層や性別などターゲットを絞ってアプローチできます。ターゲットが読む雑誌には、趣味嗜好や興味などが詰まっているため、自社商品に関心をもってもらう目的に有効です。
看板・のぼり
インパクトを与える看板やのぼりをしようする方法です。多くの人が行き交う場所や店舗の前に掲載することで単純接触効果が生まれます。
顧客は日頃から目に触れる広告に親しみが湧くでしょう。
交通広告
電車やバスなどの乗り物や、駅に貼り出すポスターなどがあります。自社や新商品を多くの人に知ってほしい場合の販売促進に有効です。
交通機関を通勤に利用する人であれば、ほぼ毎日見かる広告に単純接触効果を得られ、認知度のアップが期待できます。
実店舗の装飾
実店舗の内装や外装をチェンジし、顧客の目を引く方法です。実店舗の見た目に惹かれて来店する人もいるでしょう。
店舗の前を歩く人の印象に残る装飾は、販売促進に効果的です。
キャンペーン・ノベルティ
期間限定のキャンペーンをおこなう方法です。そのキャンペーンでしか入手できない限定商品の販売やノベルティをプレゼントすることで、顧客の来店を促します。
来店する人数を制限するキャンペーンであれば、顧客と直接コミュニケーションをとることが可能です。実際に商品を紹介できるチャンスとなるでしょう。
デモンストレーション
顧客に体験を提供する方法です。店頭で実演販売をおこない、商品の機能性や使用感などを直接顧客に見せ、購買意欲を高めます。サンプルを配布し、試してもらうのも有効です。
効果的な販売促進をするなら
効果的な販売促進戦略をおこなうなら、自社製品に魅力を感じるのはどのような人なのか、自社や事業方針に合った方法なのかなどを考える必要があります。
また、計画した販売促進方法による費用対効果のバランスがとれているかどうかも大切です。加えて、繰り返し商品を購入してもらえるように来店を促す仕組みや、季節性を加味した戦略も必要です。
ターゲットは誰なのか明確にする
顧客の人物像を明確にすることで、行動や興味などの理解を深めることが大切です。そのためには、年齢や性別だけでなくライフスタイルなどを綿密に決める必要があります。
自社がターゲットへの理解を深めるとともに、ターゲットに与える情報の内容を明確にすることで、どのような販売促進の方法が適しているかを考えましょう。
差別化できていない商品は魅力を感じにくいものです。十分なターゲティングができていない場合、商品を求める人に刺さらず、結果として誰も購入してくれません。顧客に「自分にはこの商品が必要だ」と感じてもらうことが大切です。
販売促進の方法が自社に合っているか
発信する情報やターゲットが利用しやすい環境は大切ですが、自社に適した販売促進の方法をとることも重要です。
紹介したとおり、販売促進のアイデアは多種多様。仮に、あれもこれもと闇雲に取り入れて計画した販売促進の活動が、事業の方向性とまったく異なるものだった場合、その効果は得られません。
効果的な販売促進のために、費用や時間がどのくらい使えるのか考え、自社に最適な販売促進をおこないましょう。
費用対効果のバランス
販売促進活動や広告にかける費用対効果のバランスは、無視できないポイントです。商品を魅力的に伝えるには、それなりの費用がかかります。
ただ、コスト面ばかりを気にするのは得策ではありません。オンラインを用いた広告のなかには、無料で取り入れられる販売促進の方法もあります。
しかしターゲットを間違えると商品が売れない可能性が高いでしょう。また、多額の費用をかけた場合もターゲットに響かなければ売上は期待できません。費用の安い高いにかかわらず、選んだ販売促進の方法は売上とのバランスがとれているかどうかが重要です。
リピート率をアップさせる
同じ顧客に商品を繰り返し購入してもらうことが理想です。新たな顧客を導入するのは、それだけの費用や時間がかかります。
例を挙げると、ポイント制の導入やクーポンなどの割引サービス。顧客にリーズナブルな印象を与えられたなら再度来店してくれる確率が向上します。
流行・季節性を考えて企画する
年中変化がない販売促進の方法は、顧客が飽きてしまいます。「また同じ案内が来た」と思われないように、一定のサイクルで販売促進の方法を見直すのは大事なことです。
同じ商品を販売するにしても、四季の移り変わりによって見せ方を変えたり、流行を取り入れたりするなどの工夫が大切です。
自社の強みを活かした効果的な販売促進戦略を進めよう
販売促進のアイデアは多種多様。それぞれの特徴と商品との相性を考え企画することが重要です。ターゲットのニーズを満たした販売促進をおこない、ふさわしいやり方を実践すれば集客や収益アップを実現できます。
販売促進を成功へ導くには、ターゲットや自社の強みに則した方法をとることがポイント。自社の強みとは何かを考え、競合他社と差別化した販売促進が集客・収益アップにつながります。
しかし自社だけの魅力やターゲットに適切な販売促進の方法にお悩みの方もいるのではないでしょうか。
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