スバルのブランド戦略について徹底解説!
最終更新日:2024年03月25日
この記事では「スバル」のブランド戦略について解説しています。自社のブランド戦略を検討する際には、ぜひ参考にしてください。
また、ブランド戦略を成功させるためには、ブランディングに関する正しい知識とやり方を理解しておくことが重要です。
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スバルのブランド戦略のポイント
スバルは、自動車製造部門と航空機製造部門を展開する輸送機器メーカーです。自動車の累計生産台数は、約2000万台と日本を代表する自動車メーカーの一つです。
自動車業界において、今なお躍進を続けるスバル。成長の背景には、他社との差別化に特化したスバルのブランド戦略があります。
今回は、そんなスバルのブランド戦略について解説していきます。
ブランド戦略① 選択と集中
スバルは、塵芥収集車事業と風力発電事業からは撤退し、自動車事業と航空機事業に集中するよう方針を変更しています。
さらに自動車部門の中においても、軽自動車の開発・生産からは撤退し、SUVとスポーツ車に特化。従業員は全て自動車部門に吸収する形となりました。
航空機の会社であることを活かして、「ぶつからないクルマ?」というキャッチコピーとともに「スバルの車は安全」というブランドイメージを構築しています。
ブランド戦略② 差別化
スバルでは、差別化を「際立つこと」と捉え、2017年には社名を富士重工業から「SUBARU」へ変更しました。世界で親しまれている車のブランド名を社名にすることで、スバルブランドの認知を広げています。
さらに、「モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ」という言葉を添えて、日本全ての新聞に広告を出稿。スバルの技術力を、消費者に分かりやすく伝えることで、スバルブランドの価値向上を目指しています。
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スバルのブランド戦略まとめ
今回はスバルのブランド戦略について解説しました。スバルのブランド戦略から、他社にはない自社の強みを活かせる分野を見極め、取捨選択することの重要性が学べます。
勝負することが難しいと判断した事業からは撤退し、自社の強みを活かせる事業を伸ばしていくことが、競合他社との差別化に繋がるのです。
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