ファンを獲得するスノーピークのブランド戦略とは?
最終更新日:2024年03月25日
この記事ではキャンプ用品メーカー「スノーピーク」のブランド戦略について解説しています。自社のブランド戦略を策定する際には、ぜひ参考にしてください。
また、ブランド戦略を成功させるためには、ブランディングに関する正しい知識とやり方を理解しておくことが重要です。
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スノーピークのブランド戦略のポイント
1958年に創業したスノーピークは、新潟県燕三条市に本社を置くアウトドア用品メーカーです。スノーピークの製品は、他社製品と比較すると高めの価格設定で値引きも少ないことが特徴です。
しかし、製品は高価でありながら、スノーピークには「スノーピーカー」と呼ばれる多くのファンを獲得しているのです。ファンが多い背景には、品質の良さやデザイン性の高さだけではなく、顧客視点のブランド戦略が挙げられます。
この記事ではスノーピークのブランド戦略について解説していきます。
ブランド戦略①「自然指向のライフスタイル」の追求
スノーピークは「自然指向のライフスタイル」を実現するというミッションを掲げています。
スノーピークでは、このミッションに基づいた「圧倒的に高い商品力」で、製品を企画・販売。社員自らもキャンプの愛好家であることから、顧客の立場に立って商品開発を行うことで、価格が高くても多くのファンに支持されているのです。
ブランド戦略② 顧客との関係性を作る仕組みづくり
スノーピークは、ブランドと顧客の関係性を深めるための取り組みも積極的に行っています。
具体的には、社員と顧客が一緒にキャンプを楽しむイベント「スノーピークウェイ」を開催し、既存顧客との関係構築に取り組んでいます。
実際に使用しないと良し悪しがわからないキャンプ用品だからこそ、イベントで直接交流することで、顧客の本音を聞き出すことができ、製品の改良に繋げられるのです。
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スノーピークのブランド戦略まとめ
今回はスノーピークのブランド戦略について解説しました。スノーピークがファンに愛されるブランドになれた背景には、「顧客の視点」に立ったサービスの提供が挙げられます。
単にキャンプ用品を製造・販売するだけでなく、顧客との積極的な交流やキャンプ好きを活かした商品企画など、顧客のニーズを汲んだ取り組みが大きな特徴です。
スノーピークのブランド戦略から、顧客の求めるものを徹底的に研究し、顧客に「使ってみてよかった」と思ってもらえるブランド作りが重要であることが分かります。
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