バルミューダのブランド戦略を分析しました
最終更新日:2024年03月18日
バルミューダは2003年に設立された、洗練されたデザインと機能性を兼ねそろえた製品を多く創り出している会社です。商品を売るのではなく、体験を提供し価値を見出していくことをモットーに現在も成長し続けているバルミューダ。
本記事では、そんなバルミューダのブランド戦略についてまとめています。自社のブランド戦略にご参考ください。
また、ブランド戦略に必要な基礎知識や流れを分かりやすくまとめた資料「ブランディングガイドブック」もご用意しておりますので、ご興味のある方はぜひご活用ください。
バルミューダのブランド戦略のポイント
バルミューダは、商品の市場調査やマーケティングを行わないことで多くの企業から関心を得ています。以下では、バルミューダが実際に行ったブランド戦略について詳しく解説していきます。
商品を売らずに体験を提供
画像引用元:バルミューダ公式サイト(https://www.balmuda.com/jp/toaster/)
バルミューダと聞いて一番印象があるのは、トースターではないでしょうか。バルミューダのトースター開発は、代表である寺尾氏の実際の体験から生み出されたものであり、他社とは違ったものとなっています。
商品を作って売るのではなく、よりよい体験を提供することを重視した寺尾氏。実際にバルミューダのトースターでは、まるでパン屋さんの焼きたてのパンのような焼きあがりを体験できることを売りにしています。
インテリアに馴染むデザインを追求
画像引用元:バルミューダ公式サイト(https://www.balmuda.com/jp/cleaner/)
バルミューダの製品は、どれもデザインが洗練されており、置くだけでお洒落に見えるものばかりです。バルミューダでは、
インテリアとして馴染む製品を作り出すことにも注力しています。例えばBALMUDA The Cleanerでは、白を基調とした出しっぱなしでもインテリアの邪魔をしないデザインとなっています。置くだけで自慢にもなるデザイン性があり、SNSでの投稿や知人を招くきっかけにもつながる付加価値を提供することで、より顧客から注目されています。
消費者の思いを汲み取った開発を実施
バルミューダでは、機能性を重視するのではなく、「消費者の悩みや思いを軽減したり反映したりできる商品を生み出す」ことをモットーとしています。
企業では新しい商品を生み出す時にどうしても利便性を求めがちですが、消費者の思いを汲み取ることで、新しい価値を提供することが可能になります。
そのためバルミューダでは、市場調査やマーケティングを行わずとも、消費者に選ばれる商品を生み出すことができているのでしょう。
バルミューダのブランド戦略まとめ
バルミューダでは、消費者に対して感動的な体験を提供することで、ブランディングに成功しています。
機能性を重視するだけでなく、消費者の思いに寄り添い新しい価値を与えているからこそ、独自のポジショニングを築けているのです。
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