海外市場調査・リサーチ会社は数多くあり、どんな違いがあるかわかりづらいですよね。
海外市場調査・リサーチ会社は「自社の商材と近しい調査実績があるか?」という視点で選ぶと、過去の成功・失敗事例を元にプロジェクトを進めてくれるので安心です。
BtoB(対企業)商材、BtoC(対消費者)商材、それぞれに調査実績がある会社を分類して紹介していますので、自社商材と照らし合わせて選んでみてください。
海外市場調査・リサーチ会社
BtoB(対企業)商材向け
BtoC(対消費者)商材向け
グローバルインフォメーション

強み
中外製薬、日立ハイテク、富士フイルム、旭化成、エネオスなど、大手製造業の実績が豊富。対応エリアはほぼ全地域。
フェネトル・パートナーズ

強み
空調機器メーカー、医薬品原料メーカー、建築資材メーカーなど、製造業の実績が豊富。対応エリアはほぼ全地域。
グローバルマーケティングラボ

強み
欧州産食品、畜産、飼料添加物など、農業水産の実績が豊富。対応エリアはほぼ全地域で、これまでに40カ国以上での調査実績あり。
GMOリサーチ&AI

強み
大学、輸送機器メーカー、飲食チェーン店などの実績が豊富。対応エリアはほぼ全地域で、世界130カ国以上・年間187,000件以上の調査実績あり。
インテージ

強み
日本コカ・コーラ、ネスレ日本、花王など、飲料・日用品メーカーの実績が豊富。対応エリアは中国、アジアをはじめ欧米、中東。
海外市場調査・リサーチ会社の一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
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Cint Japan |
自動化されたシステムを利用して大規模な調査をスピーディーに実施するなら
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TFCO |
BtoBとBtoC両方に対応!現地の声をもとにした精度の高いグローバル市場調査
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グローバルインフォメーション |
依頼企業のニーズに合わせてカスタマイズできる「委託調査」なら |
GMOリサーチ&AI |
日本最大級のパネルネットワークで大規模な海外調査を実施するなら |
クロス・マーケティング |
急ぎの方向けにセルフ型アンケートツール「Global QiQUMO(グローバルキクモ)」を提供 |
LIFE PEPPER |
社員の70%が外国籍及び海外滞在歴10年以上の経験を持つ |
マクロミル |
大規模な海外調査向け!複数国の同時調査にも対応 |
ネオマーケティング |
パートナーの活用と部分的な内製化によるコスト削減を実現 |
インテージ |
海外生活者の実態をビジュアルデータ化できるサービスも提供 |
ビザスク |
グローバル専門チームが調査をサポート |
アスマーク |
ランダマイズ表示など高機能なロジック対応を盛り込んだアンケートも可能 |
フェネトル・パートナーズ |
海外調査に加え、参入戦略まで提案してもらえるサービス |
日本リサーチセンター |
4カ国を超えるマルチカントリー調査の経験も多数 |
工場市場研究所 グローバルマーケティングラボ |
エレクトロニクス、IT、自動車、機械・装置などBtoB領域を得意とする調査会社 |
海外市場調査とは?

海外市場調査の目的
現地マーケットの把握
海外進出を検討している場合、現地市場を知ることで自社が入り込めそうなのかを判断できます。市場リサーチによって状況を把握することで、海外進出における費用やコスト、労力などに関するリスクを下げることにつながります。需要の把握
日本で売れた製品が海外で売れるとは限りません。そのため、自社の製品やサービスが現地で必要とされているのか、またどのような製品開発が必要なのかといった点が調査により確認できます。競合の分析
競合について知ることで、自社が現地の市場に参入できる見込みがあるかどうかが把握できます。さらに市場で優位な会社を調査すると、現地で効果的と考えられるマーケティング方法の検討にも役立ちます。現地の法律や規制に関する調査
販売しようとしている製品に含まれる原材料や成分が、現地の法律などに則しているかを確認する必要があります。特に化粧品や食品を販売する際には事前リサーチが必要です。海外進出にあたってのパートナー企業の調査
現地で営業を行う上では、信頼できるパートナー企業を探すことも大切です。例えば現地の法律などに精通した弁護士や生産・流通に詳しいパートナーなどが挙げられます。 国際的に事業を展開しようとする場合には、自社製品に合ったパートナー企業を把握しておくといった点も必要となってきます。海外市場の調査方法
インターネットでの調査
デスクリサーチとも呼ばれる方法です。 インターネットのみで調査を行うため、低コスト・短期間での情報収集が可能であるものの調査データが正確かどうか確実ではないことから、他の調査方法と組み合わせる必要があります。アンケートによる調査
現地の対象企業・消費者などにアンケートに回答してもらう方法です。アンケート調査には街頭調査や訪問調査、電話調査、FAX調査、郵送調査、インターネット調査といった種類があります。 インターネットによるアンケート調査であれば、比較的短期間・低コストでの調査が可能です。店頭での調査
現地の調査員により、対象者が足を運ぶ現地のお店にて販売されている商品の価格や競合となる商品などを調査する、という方法です。現地での価格を把握できるため、価格設定の際の重要な情報を手に入れられます。体験モニターによる調査
一定の期間自社製品・サービスを使用してもらい、期間終了後にアンケートを回収する方法です。実際に使用した人の声が聞けるというメリットがあります。インタビューによる調査
対象者に直接インタビューを行う方法です。1体1でインタビューする方法のほか、グループインタビューを行う方法や、チャットを使用してインタビューする方法などがあります。また、専門家へのインタビューを行う場合もあります。海外市場調査会社のメリットと効果
国内で手に入れることが難しい情報が手に入る
海外市場調査会社にリサーチを依頼する場合、国内では把握が難しい情報を手に入れられるメリットがあります。 対象となる地域ならではの風習のほか、どのようなものが販売されているのかといった点など実際に現地でしか分からない情報を手に入れられます。競合に関する情報を把握できる
調査会社に依頼することで、これからビジネスを行おうとしている国に競合となる会社があるのか、またある場合にはどのような会社なのかといった点を把握できます。 このような競合情報は新しいビジネスを始める場合にはもちろん、提携などを検討する場合にも役立つ情報となります。海外市場リサーチの進め方
調査手法を選択する
海外市場調査にはさまざまな方法がありますので、調査目的に応じた手法の選択が大切です。 この部分については、現地の事情を踏まえた計画が大切となってきますので、現地事情に精通した調査会社を選ぶことがポイントです。調査票の内容を検討する
例えば性別の尋ね方や収入は月収・年収のいずれで答えてもらうかなど、調査票の内容を確認することは大切なポイントとなってきます。 また商品について尋ねる場合にも、その国や地域で一般的なものなのかそうでないのかといった点などによって聞き方が変わってくるため、現地事情に配慮した設問設定が必要です。対象者の条件などの設定を行う
海外調査を行う場合、その地域の特性や経済的な地位が調査結果に影響してくる場合があります。そのため、どのような人を対象としてリサーチを行うのか、またどういった軸で比較を行うのかを決めていきます。翻訳者・チェック担当者の確認
海外調査では翻訳作業が必要です。調査内容がしっかりしていても翻訳の品質が低いと、利用価値のない調査結果になってしまう可能性もあります。そのため、翻訳するのは誰なのか、誰がチェックするのかといった部分への注意が必要です。無理のないスケジュールを設定する
海外市場調査を行う場合には、スケジュールには余裕を持つことが大切です。これは、現地確認や翻訳作業など海外の調査ならではの作業が発生してくるためです。 また、調査を行う国の祝日や休日事情も考慮しながらスケジュールを立てていきます。海外市場調査の費用感
海外市場リサーチの費用は各社で異なりますが、一例として外部データによる市場分析、消費者調査による消費者と競合の分析を行った場合には、1つの国あたりの費用目安は400万円〜、という例もあります。このことから、複数の国での調査が必要な場合にはかなり高額の費用となります。 以上から、あらかじめ調査の予算を伝えておき、その中で調査を行ってもらえるプランを検討してもらうといった方法もあります。海外市場調査会社選びの注意点
海外市場会社の種類
海外市場調査会社は、リサーチ方法などによりいくつかの種類に分けられます。- 海外の調査会社が調査してまとめたデータを販売する会社
- 海外に保有しているパネルを用いて調査を行う会社
- 現地のマーケターに調査を依頼する会社
調査実績は豊富か
その会社がどれだけ海外市場調査の実績があるか、という点は非常に重要なポイントとなります。やはり豊富な経験を持つ調査会社であれば、その国や地域特有の事情などにも詳しいと考えられますので、その国・知識に合ったリサーチが行えます。どこの地域の調査に対応しているか
調査会社により対応している国や地域が異なります。自社でリサーチしたい内容が満たせるように、「どこの地域の調査に対応しているか」という点の確認も大切なポイントです。多くの国でビジネス展開したい場合には、できるだけ多くの国に対応している調査会社を選ぶのがおすすめです。パネル登録者に偏りがないか
オンライン調査におけるパネル登録者に偏りがあると、調査結果にも偏りが出てくる可能性があります。そのため、登録者に偏りがないか、という点を確認することも大切です。海外市場調査に関するよくある質問
ここからは、海外市場調査に関する「よくある質問」を紹介していきます。レポート購入などに関する疑問や不安を感じている方は、以下のQ&Aを参考にしてみてください。Q1.自社のニーズに合わせた独自調査をしてもらえますか?
各調査会社では、それぞれのお客さまの要望などを十分にヒアリングした上で調査内容や手法を決定していきます。 リサーチにかけられる予算が決められているといったケースにおいても、予算内で対応できる調査について提案してくれます。一度自社の要望をまとめた上で、調査会社に相談してみることがおすすめです。 会社が海外のパネルを活用して受注してからリサーチするパターンと、すでに業界や市場を絞り込んで調査したレポートを購入するパターンなど、手法にもちがいがありますので、この点も事前に確認するようにしてください。
Q2. 日本語でレポートを受け取ることは可能でしょうか?
納品の際に英文レポートとなるか、また日本語でのレポートとなるかは調査会社によって異なるため、あらかじめ納品形式を確認しておきます。 また英文レポートでの納品を基本としている場合でも、翻訳サービスを用意している調査会社もありますので、翻訳が可能かどうかといった点も確認しておくと良いでしょう。 海外の調査会社と英文でやり取りする必要があるかないかも、事前に確認しておきたいポイントのひとつです。
Q3.調査結果が届くまではどのくらいかかりますか?
調査結果のレポートが届くまでの納期は、各社により異なります。新規でリサーチをするとなれば、一定の調査機関がかかります。 すでにリサーチ済みでレポート製品になっている場合は、決済後にすぐに入手できる場合もあります。 同じ海外市場調査会社でも調査手法やリサーチの規模などによって納期が変わってくると考えられますので、複数の調査を依頼する場合などにはそれぞれの調査についての納期を確認しておくことが大切です。 できれば複数のレポートを比較して選択できたり、レポートの精査を調査会社がサポートしてくれたりする会社が理想的です。
海外市場調査会社社まとめ

- 免責事項
- 本記事は、2024年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。