NaviCX(ナビックス)のシステム導入事例や特徴、口コミ・評判、料金について徹底リサーチ【屋内位置情報サービス】
最終更新日:2024年10月31日
画像引用元:Sony株式会社 :https://www.sony.co.jp/Products/felica/navicx/
NaviCX(ナビックス)は、ソニーが提供する屋内行動分析プラットフォームで、顧客エンゲージメント向上や新たな体験提案を可能にします。本記事では屋内位置情報サービス「NaviCX」の特徴、料金プラン、導入事例、よくある質問について詳しくご紹介します。屋内位置情報システムの導入を検討中の方必見です。
NaviCX(ナビックス)の特徴
NaviCXは、ソニーのSDKを活用し、スマートフォンアプリに組み込むことでリアルタイムな測位データを取得し分析できるプラットフォームです。独自のAI測位技術と測位アルゴリズムにより、向きや位置などの情報を高精度かつリアルタイムに提供します。初期導入コストを抑制し、準備期間を短縮するなど、他に類を見ない特長があります。
初期導入コストを抑制できる
NaviCXは最小限のビーコンのみを使用し、大規模なインフラ設置が不要なため初期導入コストを抑制。測位対象エリアの広さや精度に応じて設置台数が変動する柔軟性も備えています。
導入までの準備期間を短縮できる
無償で提供されるツールを使用し、スマートフォンを持ちながら簡単な作業を行うだけで導入作業が完了。広大なエリアや多店舗展開時の障壁を取り払い、導入までの期間と費用を最小限に抑えます。
独自の測位アルゴリズムによる、測位精度向上と「向き」情報の取得ができる
PDRと地磁気、ビーコンを組み合わせた独自の測位アルゴリズムにより、位置だけでなく向きの情報も取得。測位精度の向上により、事業者はより正確な行動分析結果を得られ、顧客エンゲージメントを向上させることができます。
エリア連動型プッシュ通知が可能に
事前に設定したエリアへの進入をトリガーに、位置情報に基づくプッシュ通知をリアルタイムに実現。柔軟な配信エリア設定により、顧客に対して効果的な情報提供が可能です。
屋内で起きていることの「分析・可視化」ができる
管理者向けの分析・可視化ツールにより、屋内での行動分析データを蓄積し、PDCAサイクルをスピーディーに回すことができます。施策の立案や効果測定において有益な情報を提供します。
ソニー国内拠点での開発による手厚いサポートあり
技術開発を担うソニーがシステムインテグレーターやソリューションベンダーを通じて、事業者の課題解決と顧客体験の向上をサポートします。
NaviCX(ナビックス)とほかのサービスを比較
サービス | NaviCX | Beacapp Here | 【PR】B Catch Now |
---|---|---|---|
一言で表すと | 新たな体験提案を可能にするサービス | 導入しやすく実績が豊富なサービス | 災害時にも利用できるサービス |
サービスの特徴 | ・体験型アミューズメント施設への導入実績あり ・アルタイムコミュニケーションの分析や可視化ができる ・導入作業はビーコンの設置だけ |
・工事不要で導入しやすい ・導入社数・利用者数で1位を獲得 ・月額費が安価で企業規模や活用シーンに合わせたプランを用意 |
・災害時の避難サポートも対応できる ・消火器や消火栓の位置、避難口の情報までリアルタイムで表示 ・外出先やテレワーク中でも設定が可能 |
資料(※1) | なし | なし | あり |
※1…キャククルに資料が掲載されているサービスのみダウンロードできます。
NaviCX(ナビックス)の料金・プラン
初期費用は不要です。基本利用料は、測位対象エリアに応じて月額でのお支払いになります。
NaviCX(ナビックス)の導入事例
公式サイトには、NaviCX(ナビックス)の実際の導入事例に関する記載は見当たりませんでした。
NaviCX(ナビックス)の活用例
小売店におけるNaviCX(ナビックス)の活用例を紹介します。
商品ナビゲーション(リアルタイムデータの活用)
NaviCXを活用して、小売店では来店客の現在位置と向きをリアルタイムに表示。商品検索機能や商品場所表示機能と組み合わせ、商品ナビゲーションを実現します。
リアルタイムな行動分析に基づくおススメ情報の提供
来店客の行動を検知し、エリア進入や特定の棚での滞在などに応じて関連するおススメ情報を提供。店内での来店客に対してリアルな情報提供を行い、顧客エンゲージメントを促進します。
効率的な来店客と従業員のマッチング
NaviCXの行動分析から来店客のニーズを把握し、来店客と従業員をマッチング。来店客の効率的なサポートや従業員配置に活用し、顧客満足度向上を実現します。
屋内位置情報サービスのNaviCX(ナビックス)に関するよくある質問
Q1:ビーコンやWi-Fiを使ったソリューションとの違いは何か教えてください
NaviCXは初期投資および設置工数を抑制できる特長があります。他のソリューションと比較して、同等以上の測位精度を実現します。
Q2:ビーコンはいくつ必要なのか教えてください
数十メートル四方に1個の設置が必要であり、店舗面積や環境により異なります。最低でも3個のビーコンが必要です。
Q3:測位の精度はどのくらいですか?
測位対象エリアの環境により異なるようです。
Q4:対応しているスマートフォンは何ですか?
NaviCXはAndroidとiOS端末に対応しています。具体的な対象機種については、お問い合わせフォームより質問してください。
Q5:NaviCXを使うためには、測位対象者がアプリをダウンロードする必要があるのでしょうか?
はい。NaviCXを活用するためには、事業者様はNaviCXのSDKを専用のアプリに組み込み、そのアプリを測位対象者に提供する必要があります。
Q6 スマートフォンのバッテリー消費量はどのくらいでしょうか?
アプリの使用環境により異なります。具体的な消費量については、お問い合わせフォームより質問してみてください。
NaviCX(ナビックス)の運営会社概要
会社名 | ソニー株式会社 |
---|---|
会社所在地 | 東京都港区港南1-7-1 |
創立年月日 | 記載なし |
資本金 | 30億円 |
公式HP | https://www.sony.com/ja/ |
NaviCX(ナビックス)のまとめ
NaviCX(ナビックス)は、特に大規模な小売店舗や体験型施設など、顧客エンゲージメントを重視する企業におすすめです。その独自のSDKを活用することで、スマートフォンを介したリアルタイムなコミュニケーションや行動分析が可能となり、顧客に新たな体験提案を提供できます。初期導入コストの抑制や導入準備の短縮など、効率的なシステム導入が可能なため、競争激化する市場で差別化を図りたい企業に最適です。