LINE公式アカウントを開設したものの、直接的に売り上げや認知拡大に役立っているという実感がない。そんな悩みを抱えている企業は意外に多いものです。
本記事では、導入事例や機能をもとに業界別のおすすめLINE販促ツールをピックアップ。自社の課題と照らし合わせ、ツール選びの参考にしてみてください。
おすすめLINE販促ツール
クリニック・サロンにおすすめ
EC・ファッションブランドにおすすめ
飲食店・小売店におすすめ
官公庁・教育機関・大学におすすめ
MicoCloud

オペレーションコストがかかっているクリニック・サロン向け
複数拠点管理機能や拠点別ダッシュボードなど大規模運営に有難い機能あり。
LIBOT

LINE公式の友達が増えずに困っているクリニック・サロン向け
誰が誰に紹介したかを管理できるシステムを搭載。タグ付けや配信セグメントなど顧客管理機能が豊富。
LIneONカルテ

顧客データの整理・管理から進めたいクリニック・サロン向け
シンプルな機能性で使いやすい。
TSUNAGARU

LINE公式を有効活用できていないと感じているEC・ブランド向け
既存の顧客データを元にメッセージ配信などが可能。アパレル業界の企業で導入事例が多い。
エーエムエルマーケシステム

メール・メルマガからLINE公式への転換を考えているEC・ブランド向け
メール・メルマガとLINEのどちらも運用できるシステムを提供。
LIneONカルテ

顧客データの整理・管理から進めたいEC・ブランド向け。
シンプルな機能性で使いやすい。
MicoCloud

複数店舗を運営し、オペレーションコストがかかっている飲食店向け
複数拠点管理機能や拠点別ダッシュボードなど大規模運営に有難い機能あり。
LIBOT

LINE公式の友達が増えずに困っている飲食店向け
誰が誰に紹介したかを管理できるシステムを搭載。タグ付けや配信セグメントなど顧客管理機能が豊富。
Liny

LINEマーケティングをはじめたいが、セキュリティ面に不安を感じている機関向け
高いセキュリティ水準で、大企業や官公庁にも選ばれている実績あり。
エーエムエルマーケシステム

メール・メルマガからLINE公式への転換を考えている機関向け
メール・メルマガとLINEのどちらも運用できるシステムを提供。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
Chabotalk |
自社マーケの一環ではなくコアパーツとして運用!徹底的なPDCAを実現
|
MicoCloud |
顧客とのコミュニケーションを効率化 |
Liny |
3500社の導入実績を誇るLINE販促ツール |
LIneONカルテ |
ブランディング・CRM支援の実績豊富 |
LIBOT |
「ファンがファンを呼ぶ」集客システム |
TSUNAGARU |
最短5分で導入可能!LINE配信プラットフォーム |
エーエムエルマーケシステム |
LINEとメルマガを連携!30日の無料トライアル |
LINEマーケティング・販促(集客)ツールとはどのようなもの?
LINEの月間アクティブユーザーは日本国内だけで8,400万人以上。(2020年7月時点)日本の人口は1億2593万人(2020年6月概算値)ということを踏まえると、驚異的な利用率を誇るコミュニケーションアプリと言えます。
ほとんどの人がインストールし、毎日使用されているLINEを、マーケティングや販促に活用しやすくするツールが、「LINEマーケティングツール」です。
企業やお店のLINEアカウントを友だち登録をしてもらい、キャンペーン情報を送ったり、問い合わせ対応をしたりといった活用方法はイメージしやすいかと思います。
データ参照元:LINEアクティブユーザー「LINE Business Guide / 2020年7~12月期版」(https://www.linebiz.com/system/files/jp/download/LINE%20Business%20Guide_202007-12.pdf)
データ参照元:日本の人口「総務省統計局ホームページ / 2020年6月概算値」(https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html)
LINEをマーケティングや販促(集客)に活用するために必要なこと
LINEを通じてユーザーと直接やりとりをするだけでは、マーケティング手法としては活用しきれていません。
マーケティングや販促にLINEを活用するためには、顧客情報の管理や、適切なユーザーへの情報配信、顧客分析等ができる状態にしておく必要があります。しかしマーケティングに必要な情報を管理し適切に運用するのは、簡単ではありません。
そこで運用を自動化してくれたり、複数の施策をパッケージにして提供してくれたりするサービスやツールとして、LINEマーケティングツールの存在価値があるわけです。
LINEを使ったマーケティング・販促(集客)の有用性
おそらくこの記事を読まれている方はイメージできているかと思いますが、なぜLINEをマーケティングや販促に活用することが有用なのでしょうか?あらためて整理してみます。
圧倒的なアプリ使用率
記事冒頭でも述べましたが、LINEは日本人の半分以上がインストールし、日常的に使っています。
マーケティングではユーザーとの接点が必要となるわけですが、すでにLINEという窓口をほとんどのユーザーが持っている状態ということになります。
コミュニケーションへの手間がかからない
ユーザーが公式LINEから情報を得たい、コミュニケーションをとりたい、と思ったときにはLINE上で友だち登録をするだけ。
個人情報を新たに入力したり、アプリをインストールする…といった対応は不要になり、顧客とのタッチポイント(接点)をつくるハードルがかなり低くなります。
集客・リピーター獲得・販促・紹介など
幅広く活用できる
LINEの公式サイトでは、LINEはリピーターの獲得に適していると説明されています。
たしかに一度友だち登録をされることで、継続的に情報を送ることができる、接点を持ち続けられるのはリピーター獲得や販促においては非常に有効です。
今ではLINEを活用したさまざまなサービスやツールが提供されており、リピーター獲得だけではなく、紹介(リファラル)による集客への活用も浸透してきています。
例えばお友だちにサービスや商品を紹介し、その友だちが成約すると紹介者は商品券が手に入る…といったものです。
圧倒的な利用人口とコミュニケーションのしやすさを活用する方法は、公式サービスにとどまらず、今後もさまざまなサービスが現れるはずです。
LINE公式アカウントとは?
LINE公式アカウントは、店舗や企業によるビジネス用のLINEアカウントのことです。一般の個人ユーザーアカウントとは異なり、企業や団体がLINEの一般ユーザーとコミュニケーションを取るためのアカウントです。
LINE公式アカウントを通じて、顧客やクライアントとリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。質問への返答、サービスの提供、問い合わせへの対応などが可能です。
また、LINE公式アカウントを通じて、クーポンやセール情報、キャンペーンの通知をユーザーに送信することができ、ユーザーのファン化や購買意欲の向上につなげることができます。
さらに、自動応答やチャットボットを導入することで、定型的な質問や問合せには即時対応が可能となり、顧客満足度の向上やサービスのブラッシュアップにつなげることもできます。
LINEマーケティング・販促(集客)ツール導入のチェックポイント
機能
上述の通り、各サービスによって共通する機能もあれば、独自の機能を導入できるものもあります。
LINEを使って、どういったマーケティングや販促をしたいのか、どのような課題を解決したいのかを意識して、各サービスを見比べてみてください。
お問い合わせ時に、課題も併せて相談することで、より的確な集客の提案ももらえるかもしれません。自分が使ってみて良かったサービスなどがあれば、ピックアップしてみるとイメージも具体的になります。
コスト
料金設定については、基本的には初期費用+月額費用といった形なのはほぼ共通ですが、使える機能やサポート体制、セキュリティ機能などによって、料金体系もさまざまです。
高ければいいというものではないので、プランの内容(使える機能や制限など)を吟味して検討しましょう。
また現状顧客データベースの状況や、LINEアカウントの有無などでも料金に違いが出てきます。導入前にはしっかり見積もりも取りましょう。
LINE販促・マーケティングツールに関するよくある質問
ここからは、LINE販促・マーケティングツールに関するよくある質問と回答をまとめています。ツールやサービス導入に関して疑問や不安を感じている方は、以下のQ&Aも参考にしてみてください。
Q1. いま導入しているツールと併用して使うことはできるでしょうか。
ほとんどの場合、複数ツールの併用はできません。
A社のツールからB社のツールに乗り換えることはできます。ただし新しいツールへのデータ引継ぎについては、各社仕様が異なりますので、事前確認が必要です。
乗り換えをする場合、これまで使用していたデータの確認等ができなくなる可能性もありますので、慎重に進めるようご注意ください。
たとえ併用が可能だとしても、運用が複雑化するので推奨できません。
マーケティングツールは特別なスキルがなくても機能が使いこなせる目的で導入するものですから、便利なはずのツールで業務が複雑化してしまうのであれば、それこそ本末転倒です。
Q2. LINE公式アカウントをきちんと運用したことがなく、専門的な知識がありません。それでもツールは使いこなせますか?
LINEの販促ツールの多くは、あまりリテラシーがなくても使いこなせるように設計されています。運用していくうちに、自然と知識も身についてくるものです。
ただし、ある程度の運用経験がないと、分析データの活用などは少し難しいものもあるかもしれません。
もしもゼロから始めるのは不安という場合は、LINEマーケティングツールを導入したあとの支援体制がしっかり整っている会社のツールやサービスを選ぶようにしましょう。
会社によってはチャットボットではなく、サポートセンターがある場合もありますし、運用サポート担当者が支援してくれるサービスもあります。
さらにオプションでLINEの運用そのものを代行してくれる会社もありますので、まるっとお任せしてしまうのもひとつの手です。
ツール運営会社が設定などもすべて対応してくれる場合もありますので、各社のホームページを確認したり、資料をダウンロードしたりして、どのようなサポートが受けられるか確認しておくと安心です。
Q3.LINE公式アカウントを持っていないのですが、そのような場合でも申し込めるのでしょうか?
たとえ現時点でLINE公式アカウントを持っていなくても、ツールやサービスに申し込むことは可能です。会社によってはLINE公式アカウントの開設から請け負ってくれるところもあります。
ただし、LINE公式アカウント開設のための費用が別途かかる場合がありますので、最初に確認しておくようにしましょう。
LINE販促・マーケティングツールまとめ
この記事では、LINEマーケティング・販促(集客)ツールをいくつかご紹介しながら、導入するツールのチェックポイントや注意点などについて解説してきました。
スマホがなければ生活できない、と感じるほどに日常生活に欠かせないデバイスとなっている状況下だからこそ、LINEによるマーケティングの実現は喫緊の課題です。
たとえ自分が使っていないにしても、自社商品やサービスとLINEとの親和性が高いことがわかれば、なるべく早く手を打つことが肝心です。
そのためにも自社が必要としている機能やサービスを搭載したLINE販促ツールを見つけて、売り上げアップにつなげていきましょう。
- 免責事項
- 本記事は、2020年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。