コンテンツマーケティングを外注委託すべき場面や業者の選び方、依頼時の注意点を紹介
最終更新日:2024年06月25日
ここではコンテンツマーケティングを外注委託すべき場面や外注のメリットとデメリット、委託先の選び方などを紹介しています。コンテンツマーケティングを通じて新しい集客チャネルを作ったり、自社商品・サービスをブランディングしたりしたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
なお、キャククルの運営元であるZenkenもコンテンツマーケティング支援サービスを提供しています。成約に繋がりやすい戦略的なコンテンツ制作代行に興味がある方は、下記のページからサービス紹介資料をダウンロードしてください。
コンテンツマーケティングを外注委託するメリット
コンテンツマーケティング外注し、依頼するメリットとして主に3つが挙げられます。
- 豊富な知識とノウハウで効果的な戦略が実施できる
- コンテンツの更新頻度が安定する
- 社内での体制作りや人員確保が不要になる
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
豊富な知識とノウハウに基づいたマーケティングが実施できる
外注委託すると豊富な知識やノウハウでコンテンツマーケティングを実施してくれるのが最大のメリットです。
運用目的に基づいて、閲覧するユーザーのペルソナを想定。そしてそのペルソナにとって魅力的なコンテンツを制作、SEO対策も意識したコンテンツSEOを実施してくれます。
コンテンツの更新頻度が安定する
外注委託した場合、SEOとして重要な定期的な記事更新も依頼できます。社内で対応する場合、下記のようなトラブルのリスクがあります。
- 忙しくて更新回数が減ってしまう
- 担当者が退職し他に更新できる人がいなくなってしまった
事前準備が万全でも、更新作業を継続できないと効果を得られません。更新停止のトラブルを防げるのも外注委託する大きなメリットです。
社内での体制作りや人員確保が不要になる
外注委託すれば自社で作業人員リソースをかける必要がありません。コンテンツマーケティングに求められる作業は日々更新する記事のネタの考案、記事の作成、そしてアクセス情報をもとにした分析です。
多くの作業をひとりが抱えていたら、日々の仕事が更新作業や分析だけで終わってしまうでしょう。他の仕事と並行して進めるには負担が大きいです。
チームで対応すれば安定して作業が進みますが、その分社員の作業時間が奪われてしまいます。自社の本業に力を入れるなら更新作業に人員リソースをさくべきはありません。
コンテンツマーケティングを外注委託するデメリット
コンテンツマーケティングの外注委託には下記のようなデメリットもあります。
- 委託業者によってコンテンツマーケティングの質が異なる
- コンテンツマーケティングの外注費用が発生する
委託業者によってコンテンツマーケティングの質が異なる
コンテンツマーケティングを外注委託した場合、サイトの構成を検討するディレクターや記事を作成するライターを選べません。実際出来上がってみたら期待したほどでもなかった、という可能性もあり得ます。
依頼するジャンルは得意な外注委託業者なのか、スキルがあるのか実績などを含めて判断しなければいけません。
コンテンツマーケティングの外注費用が発生する
外注するため委託料金が発生します。自社で運用する際にも費用はかかるため、依頼する業務に見合っているかを検討しなければいけません。
コンテンツマーケティングは一部委託するケースが多い
メリットとデメリットのバランスをうまくとるためには一部を委託するという方法もあります。BtoC企業を対象とした「コンテンツマーケティングの外注委託」調査では、6割以上が一部を外注委託しているとの結果になりました。
自社内でサイトの構成をおこない、リソースの多い記事更新を外注委託しているケースが多いです。
しかし一方で、企画力や編集力の不足を感じているケースも6割近くにのぼっています。
コンテンツマーケティングを外注委託すべき場面
コンテンツマーケティングは、自社サイトやオウンドメディア、ブログなどに掲載する文章をメインとしたコンテンツが多いため、社内で作成することも可能です。
しかし、作ることと成果を出すことは別問題。目的に対してしっかり成果を出すコンテンツマーケティングを行うには、SEOライティングやデータ分析、様々なスキルや戦略的な考え方が必要です。そして、成果を得るにはコンテンツマーケティングに専念できる体制も重要です。
- 「成果につながるコンテンツの設計がわからない…」
- 「他の業務もあってコンテンツ制作にかけられる時間があまり取れない…」
- 「SEOやWebマーケティングに詳しい人が会社にいない…」
といった場合には、自社対応が失敗につながりやすくなります。特に「できるだけ早く成果を得たい」という場合は、自社で試行錯誤するより、外部のプロへの依頼がおすすめです。
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コンテンツマーケティングの外注委託先の種類
コンテンツマーケティングの外注は大き「企業(マーケティング会社など)への外注」と「フリーランスへの外注」という2つのカテゴリーに分けられます。どれにもメリットとデメリットがあり、自社のニーズのあったものを選ぶことが重要です。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
企業 | フリーランス | |
---|---|---|
こんな会社に おすすめ |
・コンテンツマーケの社内体制や経験がない会社 ・継続的に高品質なコンテンツを出し続けたい会社 ・専門性の高い商材を扱っている会社 |
・社内にコンテンツマーケチームがいる会社 ・一時的だけコンテンツのアウトプットを上げたい会社 ・コンテンツマーケにあまり予算が割けられない会社 |
メリット | ・手間がかからない(業務をほぼ「丸投げ」できる) ・大量のコンテンツでも短時間で作成できる ・幅広いコンテンツを作ってもらえる ・効果分析などフォローもお願いできるケースも多い |
・コストが抑えやすい ・必要なときだけ必要な分だけを依頼できる ・場合によっては社員として雇える可能性もある |
デメリット | ・コストが高め ・最低契約期間などの縛りがある |
・スケジュール管理などは自社での対応が必要 ・一部のコンテンツ制作しか依頼できない場合が多い ・コンテンツの大量生産が難しい |
フリーランスへの外注の場合はコストが抑えられますが、人材の検索から契約の交渉、指示出し、納品物のチェック、スケジュール管理など自社で対応しなければいけない範囲が広がります。一定のコンテンツマーケティングノウハウを持っている会社であれば、業務率向上やコスト削減という観点からフリーランス人材の活用が有効です。
一方、初めてコンテンツマーケティングに取り組む会社や継続的にPDCAを行って成果にこだわりたいと考えている会社は、マーケティングに特化している企業への外注がおすすめです。戦略的な部分についても相談ができ、実際のコンテンツ制作やスケジュール管理なども任せられるプロ集団に依頼することで、手間を省き、失敗の可能性を抑えながらコンテンツマーケティングが行えます。
この記事では以降、「企業へのコンテンツマーケティング外注」を中心に解説していきます。
コンテンツマーケティングの外注委託先の選び方
コンテンツマーケティングを支援している会社は多く、どれを選んでも同じサポートが受けられるわけではありません。ここでは、自社に合っている外注先を見極めるためのポイントを紹介します。
- 実績が確認できるか
- コンテンツ制作だけでなく戦略的な提案もしてくれるか
- 担当者の姿勢や報告方法・料金体系などはどうか
実績が確認できるか
まずは実績があるか、という点が大きなポイントになります。同じ業界で地域の違う実績があるとまずは安心です。
ただし、この実績を重視しすぎてしまうと、若い勢いのあるベンチャー企業やフリーランスなどに依頼することは難しくなります。
最近は業界的にもコンテンツマーケティングのノウハウ蓄積がたまり、それを持った人材が、フリーランスで仕事をとったり、ベンチャー企業がそれを受け入れて、より画期的なコンテンツマーケティングを展開をしているケースが出てきています。
またそういった会社は、まずは実績をつくりたいために低い金額を提示していることもあるため、自社の要望とマッチすれば、コストを抑えつつ依頼することが可能かもしれません。
単純な実績だけではなく、担当者の経歴やサービス概要や戦略なども確認してみましょう。
コンテンツ制作だけでなく、戦略的な提案もしてくれるか
コンテンツマーケティングというと、「記事」や「動画」、「資料」といった言葉が思い浮かびます。しかし、重要なのはコンテンツ自体よりも、そのコンテンツを成果につなげる「戦略」です。
初めてコンテンツマーケティング打ち出す会社や、これまで自社でやってうまく行かなかった企業は、戦略的な提案をしてくれる外注先がおすすめです。なぜなら、コンテンツマーケティングとは「継続性」が必要で、長期的なビジョンに基づいて施策を打ち出し続けなければいけないからです。
自社内でたとえ戦略が立てられたたとしも、コンテンツマーケティングでは、それを第三者の目線で(ユーザー目線で)、戦略と施策の良し悪しについて評価していく必要があります。コンテンツマーケティングの良し悪しの評価はとても難しく、多くの会社で自己満足で終わっているケースが散見されます。
「その作られたコンテンツが、誰のために、どう役に立つのか?」「それらの部分的なパーツをどう全体にまとめ上げていくか?」これを冷静に判断するためにも、単にコンテンツ制作するだけではなく、戦略的な提案をしてくれるコンテンツマーケティング会社とパートナーを組むことが施策の成功率を引き上げることにつながります。
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担当者の姿勢や、報告方法・料金体系などはどうか
その他、外注委託先を決めるにあたって、担当者や報告内容、料金体系についてもしっかり確認しましょう。ただこれは、気持ちよくコンテンツマーケティングを外注依頼するためであると考えましょう。
料金体系については、その妥当性があるか?一人のお客さんを獲得するために、いくらのコストがかけられるのか?そのコストに見合った成果を期待できるのか算出しましょう。(難しければ先方に相談しましょう。)
担当者は必ずしも制作する人ではありません。ですので、そこまで重要でないかもしれません。しかし信用できそうか?仕事を任せたいか?について、あまり良い印象を持てないようなら、他の担当者を呼んでみるのもよいかもしれません。
これはコンテンツマーケティングが成功するかどうかというより、気持ちよく仕事を進めるための選定ととらましょう。
報告書については、もしかすると見てもピンとこないことが多いかもしれません。ここは体裁を確認するというより、先述の「依頼する業務内容とその目的やKPI(数値目標)について明確」にできているかどうかが重要です。
コンテンツマーケティングを外注・代行委託する場合に注意すべきポイント
コンテンツマーケティングは検索エンジンのアルゴリズム変動に大きく影響するので、確実に成果が出るとはなかなか言いにくいという難しい面があります。
成果が自分たちでコントロールしにくい施策です。つまり成果が「確実に出る」会社を見つけることはほぼ不可能。そのため、コンテンツマーケティングを外注する決断は難しいものです。
しかし成果が出る可能性が高そうな会社を選ぶことはできます。
依頼する業務内容や目的・KPI(数値目標)を明確にする
コンテンツマーケティングの依頼は、依頼する側もコンテンツマーケティングについて詳しくなるに越したことはありません。ただ、一朝一夕にそれらの知識を身に着けることは難しいでしょう。
しかしながら、依頼する業務内容とその目的、そしてそれを計測する数値目標などについては明確にしておきましょう。
これがあいまいのまま進むと、外注委託先のコントロールが非常に難しくなります。また社内における報告も、あいまいになるため、継続的な投資が難しくなってきます。
コンテンツマーケティングにおいて重要なことの一つに「継続性」があげられます。継続的にコンテンツを作り、長期間にわたってそのサイトを育てていくからこそ、1年後、数年後に他社と大きな差をつけることができます。これがコンテンツマーケティングを利用した差別化の強力なメリットです。
ただ、目的や目標値などがあいまいだと、順調なのか失敗なのかがわからず、継続すべきなのかの判断がしにくくなります。
このような場合、往々にして継続しないという保守的な判断に陥りがちです。実はうまく成長していたのに、判断ミスでこれまでかけた時間を無駄にしてしまうこともあります。
スキルが高い外注依頼先は成果も出やすい
Google検索エンジンは、ユーザーの役に立つコンテンツを評価するように日々改善されていますので、ユーザーの役に立つコンテンツを作ることができれば、成果が出る可能性はぐっと高くなります。
そのためには、冒頭であげている諸々のスキルが必要となってきます。特にユーザーや市場について分析し、自社の強みをしっかり掘り下げて、理解し、それをコンテンツに落とし込める高いスキルを持った外注先を探せると一番よいでしょう。
そういった会社はWeb制作だけにとどまらず、コンサルティングサービスなども提供しているところが多いです。
コンテンツマーケティングを外注できる会社10選
ここでは、コンテンツマーケティングを外注委託できる企業を紹介しています。各社の特徴や得意分野などをまとめていますので、外注を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
会社名 | こんな企業におすすめ | サービスの特徴 | 対応コンテンツ |
---|---|---|---|
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|
・検索数が少なくアプローチが難しいニッチ市場へのWebマーケティングに特化 ・SEOやPVよりも「商談化率」「成約率」に焦点を当てたコンテンツ作成 ・BtoBを中心に8,000件以上のWeb制作実績に基づくノウハウ |
Web記事 Webサイト / オウンドメディア ホワイトペーパー / 各種資料 動画 |
株式会社ルーシー | コンテンツマーケティングの内製化を目指したい会社 | ・研修サービスや内製化向けの教育が充実 ・自社メディアの開設4ヶ月で100万PVを獲得した実績がある ・少数かつ高品質なコンテンツで最大の効果を出すアプローチ |
Web記事 Webサイト / オウンドメディア LP ホワイトペーパー バナー |
株式会社ウィルゲート | データ分析にこだわったコンテンツマーケティングを行いたい会社 | ・膨大な分析データに基づくサポート ・12,000以上のキーワードを常時モニタリング ・SEOツールや編集チーム構築サービスも提供 |
Web記事 |
ナイル株式会社 | SEOを通じて自社サイトへのアクセスを増やしたい会社 | ・短期間で膨大なセッション増を実現した事例が多数 ・コンテンツ制作は業界10年以上の経験を有する編集が担当 ・生成AIコンサルティングやSEO研修も提供 |
Web記事 LP ホワイトペーパー 漫画 動画 SNSコンテンツ |
株式会社PLAN-B | SEO記事の質を重視したい会社 | ・医療や金融といった分野は有資格者によるライティング・監修が可能 ・インフルエンサーを活用した商品PRの支援にも対応 ・ECサイトのコンテンツマーケティング実績がある |
Web記事 Webサイト(オウンドメディア) |
サムライト株式会社 | 若年層に向けたコンテンツマーケティングを行いたい会社 | ・社内にZ世代マーケティングに特化したチームを保有 ・SNS運用代行サービスやインフルエンサーマーケティングも支援 ・LINEアカウントの運用代行やキャンペーン支援、チャットボット導入も依頼可能 |
Web記事 Webサイト / オウンドメディア ホワイトペーパー / ebook 動画 インフォグラフィック 漫画 SNSコンテンツ(投稿・動画) |
株式会社Hub Works | コンテンツの制作だけを安く依頼したい会社 | ・業界最安級(記事1本3万円~)で利用できるサービス ・制作工程のマニュアル化により質と制作スピードを標準化 ・医療や法律といった業界の実績もある |
Web記事 アイキャッチ画像 ホワイトペーパー 動画 漫画 |
株式会社イノーバ | リード育成や既存顧客のLTV向上も視野に入れたマーケティングを目指したい会社 | ・BtoB企業の支援実績が豊富(500社+) ・コンテンツ経由のリード獲得、CRMを活用した育成、既存顧客のLTV向上を一環してサポート ・既存顧客のLTV向上を目的とした支援サービスも提供 |
Web記事 Webサイト ebook / ホワイトペーパー インフォグラフィック メルマガ文面 |
株式会社LIG | コンテンツ制作を自社で作り、コンサルのみを依頼したい会社 | ・課題分析やコンテンツプランニング / 戦略的がフォーカス ・2008年から運営している自社ブログ運営のノウハウを活用したサービス ・おもしろ系コンテンツの制作実績が豊富 |
Webサイト Web記事など(オプション) |
株式会社 才流 | 実証済みのBtoBマーケメソッド基づいたコンテンツマーケコンサルを利用したい会社 | ・BtoBマーケティングの支援に特化したサービス ・成果が実証されたメソッド / テンプレートを100件以上開発 ・競合調査やペルソナ作成、受注・士ちゅう分析のコンサルがメイン |
コンサルのみ |
(※こちらでまとめているデータは2024年6月時点で確認したものです)
外注・代行委託する場合のコンテンツマーケティング費用相場
外注費用の相場が気になる方も多いと思いますが、一口にコンテンツマーケティングの費用相場といっても委託する内容によって大きく変動します。
安い業者だと月5万円ほどから、代行委託できる業務が多い場合は50万円以上の料金が設定されていることもあります。
コンテンツマーケティングの費用相場と外注できる依頼内容
コンテンツマーケティング会社に依頼できる外注内容と費用の相場を一覧にすると下記のようなイメージです。
費用相場 (月) |
記事作成 | CMS構築 | アクセス解析 | サイト設計 | コンサルティング |
---|---|---|---|---|---|
10万円以下: | ○ | – | – | – | – |
10〜30万円: | ○ | ○ | ○ | – | – |
30〜50万円: | ○ | ○ | ○ | ○ | – |
50万円以上: | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
費用を抑えるならコンテンツマーケティングで代行委託するべき業務を検討しましょう。
またホームページにて5万円〜という表記がある場合、内容によっては金額が加算される場合もあるため相談や見積もりをしてみないと正確な金額はわかりません。
MMD研究所の調査では、運用費用は30万円から100万円が多くなっています。
コンテンツマーケティングの効果について
コンテンツマーケティングは、ユーザーに関心の高い情報を発信し続けることでリードを獲得し、最終的には購買に繋げるためマーケティング活動のことです。コンテンツマーケティングを実施することで得られるメリットは様々ありますが、主に次のような効果があります。
コンテンツマーケティングの外注や代行委託をする前に知っておきましょう。
- 24時間不特定多数にプロモーション可能
- 営業担当がいけない遠方とも取引できる
- 自社のファンを増やせる
- 自社をブランディングできる
24時間不特定多数にプロモーション可能
不特定多数に営業やプロモーションできるのが大きな魅力です。コンテンツマーケティングがないと検索で自社サイトへ辿り着く人は少ないため、強く興味をもってくれている人しか訪れません。
BtoB業務でもコンテンツマーケティングでの営業が可能です。従来なら展示会などに出店しなければ企業へのアプローチが難しかったですが、時間や平日休日を問わずいつでも自社製品に興味をもつきっかけをつくれます。
営業担当が行けない遠方とも取引できる
遠い場所にいる顧客でもコンテンツを見て連絡をくれれば後はメールや電話で営業が可能です。業種によっては獲得後に営業担当者が足を運ばずに取引もできます。出張費をかけて遠方に営業へ出向いたけれど、結局獲得できずに無駄になった、なんてこともありません。
自社のファンを増やせる
コンテンツマーケティングは自社と見込み顧客でよい関係を結びやすいです。役に立つ情報があるからいつも見ている、困ったときには参考にしているといったユーザーを見込み顧客として維持できます。
自社や商品をブランディングできる
取り扱っている商品や業務の特徴を前面に出したブランディングもコンテンツマーケティングなら可能です。差別化したサービスのアピールで、同業他社で比較した際に優位に立てます。
コンテンツマーケティング上で重要となる「クリエイティブ」について
外注先のスタンスを理解した上で最適な会社を選ぶ
細かいデザイン指示やダメ出しは、委託先のポテンシャルとしてもっている創造性を奪いかねません。難しいところではありますが、まずは「任せる」ということ重要です。
ただし、言ったことを、そのままただ制作するだけのスタンスが先方から見て取れた場合は、その時点から「任せる」でなく「管理する」ようにしましょう。外注先によっては、とにかくコストを抑えることに注力しているところもあるためです。
つまり、会社としてのスタンスの理解に努めましょう。言われたことを制作するのが得意なのか?市場やユーザー、クライアント、競合についてしっかり分析した上で、仮説を立てて戦略立案のコンサルティングができる会社なのか?
以上のようなことに気を付けて、外注委託先パートナーを選んでいきましょう。
期待以上のものを求めるなら外注先を信じることも必要
安くて、秀逸なクリエイティブ(制作物)ができる会社があれば、それに越したことはありませんが、なかなか難しいでしょう。
金額が上がれば、それだけ作業工数をクリエイティブにさけるため、おのずと良いものが上がってくる可能性が高くなります。パートナーが自分たちでたてた仮説やペルソナをもとにクリエイティブを練っていくための作業時間を確保できるためです。
そもそもそういうことをしない会社は、時間を割いてもあがってくるものは、「カッコいいデザイン」レベルで、コンバージョン向上に寄与するようなクリエイティブ向上は期待できないかもしれません。
またヒアリングで伝えた内容、そのまま作るだけなら、安価なコストに抑えたいところですが、こちらの要求を上回るクリエイティブを発揮させるためには、外注先を信じることも時には必要です。
コンテンツマーケティング外注の成功事例
最後には、コンテンツマーケティングの外注により成果が得られた事例を紹介します。下記は、いずれもキャククルが提供するコンテンツマーケティング支援サービスで実現した成果の事例です。
- <医療系> 高品質なコンテンツ追加により、問合せ率が18倍に
- <システム系> 記事公開から1ヶ月で目的のキーワードで18位から1位になり、オーガニック検索からの流入が875%UP
- <医療系求人> SEOコラム+ホワイトペーパーの施策により、約6ヶ月で1,000名超のリードを獲得
キャククルでは専門性が高く、市場が比較的狭い商材のコンテンツマーケティングを得意としています。システム・SaaS、製造業、医療、BtoBサービスといった業界を中心に8,000サイト以上構築・運営してきた経験を基に、成果に繋がるコンテンツ制作を行っています。
コンテンツを社内で時間と労力をかけて制作しているものの、「閲覧数が増えない…」「リード・反響が取れない…」とお困りの方は、ぜひZenkenのコンテンツマーケティング支援サービスをチェックしてください。
サービスの詳細は下記のページから無料でダウンロードできますので、ご興味のある方はぜひダウンロードして検討にお役立てください。
まとめ
コンテンツマーケティングで得られる効果を最大限に引き出すためには下記のポイントを抑えることが大切です。
- ターゲットユーザーのペルソナ
- コンテンツ内容
- SEO対策で狙うべきキーワード
記事をどんなに更新してもポイントがずれていては意味がありません。マーケティングの知識をもつスタッフを準備した上で定期的な更新できる体制を整えて本来のコンテンツマーケティングの効果を引き出しましょう。