自社に合う動画制作管理ツールを探しているものの、機能の違いがイマイチわからない…という方もいますよね。
動画制作管理ツールを選ぶ際には、自社に必要な機能が備わっていることが大前提です。ここでは、動画制作管理ツールの導入を検討している方に向けて、各ツールの機能を一覧表でまとめました。
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各ツールのスタンダードプランを記載しています。プラン毎に内容が異なるので、詳細は公式HPをご確認ください。
機能について解説
- レビュー機能:動画に直接修正指示を書き込み、スムーズなコミュニケーションを実現します。
- ファイル共有:制作物のファイルをアップし、ブラウザやアプリ内で共有できます。
- 進行管理機能:プロジェクトの進行状況をカレンダーやガントチャートで確認できる機能です。
- メンバー・権限管理機能:メンバーの権限を設定。プロジェクト毎に参加メンバーを追加することで、セキュリティ強化にも繋がります。
- 料金プラン:各プランによってアカウント数・ファイル容量・プロジェクト数などが変わります。
以下では、各動画制作管理ツールをこだわり別にまとめています。スペック比較表とも照らし合わせながら、自社に必要な機能が入っているかどうかを確認し選択してみてください。
動画制作管理ツール
管理者の負担を
軽減するなら
工数を削減して
効率化するなら
スムーズに
情報共有するなら
Save Point
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強み
発注連絡から納品まで、制作にまつわる過程を一元管理。煩雑化を防止し、データ紛失などのヒューマンエラーを防止する。
Brushup
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強み
選択した箇所へのコメントやペンツールで描き込み可能。ブラウザやアプリ上でチェックでき、DLの手間がかからない。
カレイダレビュー
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強み
リテイク前後を比較したり、修正箇所を確認できる。イラストや動画に対してコメントや手書きのマーカーでのFBも可能。
Brushup
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強み
ChatWork/slack/OneLogin/CloudGate UNO/Boxとサービス連携が可能。通知設定でタスク漏れを防止する。
Adflow
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強み
Salesforce/Chatwork/Slack/Microsoft Teams/CRALYなどとのAPI連携に対応。外部ツールを使用し、業務効率化を図りたい場合におすすめ。
動画制作管理ツール一覧表
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
CRUNCH |
動画制作現場発!直感的な操作と細かな校正機能で業務を効率化
|
Brushup |
制作物をアップするだけでFB・確認可能な優れた操作感 |
Save Point |
役割に応じたカスタマイズでスムーズな進捗管理を実現 |
Create Cloud |
独自機能で制作に関する必須業務を効率化 |
Adflow |
初稿から最新verまで一連の作業を見やすく管理 |
カレイダレビュー |
リアルタイム共有が可能なレビュー機能でスムーズに確認 |
IN-SUCCESS |
修正指示に特化した機能で業務効率化 |
MilkBox |
マネジメントと制作進行管理に必要な機能を搭載 |
動画制作管理ツールとは
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動画制作管理ツールとは、動画コンテンツの制作管理に特化したソフトウェアのことです。多くのツールはタスク管理や進捗状況の管理・確認・共有など様々な機能を有しています。
また、一般的な制作管理ツールとは異なり、制作物の管理や修正指示も可能。ツール上で、制作に必要な作業を完結させることができます。
さらに、動画制作ツールはタスク管理から制作物のファイル管理まで、一元的に管理できるため、業務効率化も期待できます。ツールによっては、アプリやブラウザで使用できるツールもあるなど、状況に応じた利用ができます。
動画制作管理ツールを導入するメリット
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それぞれのツールを見ていく前に、動画制作ツールを導入するメリットについて紹介します。メリットを踏まえ、ツールを比較してみてください。
進捗管理が容易にできる
動画制作ツールを使用するメリットの1つに、「進捗管理が容易にできる」点があります。ツールを導入することで、現在進行しているタスクの進捗を一目で確認できます。
また、タスクのステータスも併せて管理できる機能であれば、完了・対応中などタスク状況の把握が簡単に可能。チームメンバーや外注している制作者の進行状況を常にみられるため、タスク漏れを防げます。
動画制作は、撮影、編集、納品、修正など工程が多いため、「抜け漏れ」が生じやすい傾向にあります。ツールを使用することでタスクの全体像を把握できるため、担当者や状況を的確に把握しスムーズなタスク遂行が可能です。
社内外・チーム内のコミュニケーションが取りやすい
「社内・チームでのコミュニケーションをとりやすくする」点も動画制作管理ツールを導入するメリットの1つです。ツールの中には、担当者ごと、タスクごとに進捗管理ができるものもあります。
こうしたツールを使用することで、タスクごとの状況把握や遅延などのリスクを早期に発見することができます。
また、ツールの中には進捗管理に加え、ツール内で担当者などとコミュニケーションが取れるチャット機能を有しているものもあります。社内だけではなく社外のクライアントとのやり取りも可能。
修正指示やファイル共有を1つのツールで完結できるため、情報の錯綜を防げます。
業務効率化が図れる
制作フローの中で多くの時間を要すのが修正依頼。制作管理ツールがないと、PowerPointやWordなどで修正指示を一からまとめて送付するのが一般的です。
PowerPointやWordなどであれば、文章が中心となってしまうため、指示内容を複数伝える必要があります。そのため、修正指示に多くの時間をとられてしまうことも少なくありません。 動画制作管理ツールを使用すれば動画ファイル上に直接、修正指示を書き込めるため、修正指示をまとめる手間が省けます。
ツールの中には、修正したバージョンの管理やファイル共有を容易にできるものもあるため、重複した修正依頼を防ぐことも可能です。
動画制作管理ツールを導入するデメリット
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メリットの多い、動画制作管理ツールですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、動画制作管理ツールを導入するデメリットについて紹介します。
費用が発生する
動画制作管理ツールを導入するデメリットの一つに「費用」があります。ツールの中には無料版やトライアル期間を設けているものもがありますが、その多くが期限付きである場合や利用できる機能に制限を設けています。
動画制作管理ツールを中長期的に利用する場合には費用が掛かることを念頭に置くことが大切です。費用は、ツールによって異なるため、ツールの販売業者に問い合わせをし、見積もりを出してもらうことをおすすめします。
操作にハードルを感じる場合がある
動画制作管理ツールを導入するデメリットとして、操作の難しさが挙げられます。
業種・業界にとっては、ITツールに詳しくない、心理的にハードルがあるといった場合もあります。これらの理由から紙やエクセルなどで管理している企業も少なくありません。
動画制作管理ツールを導入する前に、操作を覚えてもらう期間をつくることやどのようにすれば、自社に浸透するかを考えておくことが大切です。
動画制作管理ツールの選び方
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ここまで動画制作管理ツールについてみてきました。ここからは、動画制作管理ツールの選び方について解説します。
無料期間の有無
動画制作管理ツールは実際に使用してみないと機能や使い勝手の良さを判断することが難しい場合が多いです。
可能であれば、無料期間やトライアル期間を活用し、まず機能などを試してみてください。気になるポイントや自社の導入目的とのマッチ度を事前に確認しておくと、ミスなく導入できます。
必要な管理機能は搭載されているか?
動画制作管理ツールを導入したのに、求めていた機能がない、といった事態になってはツールを導入した意味がありません。導入時に、この機能で足りるのか、何が必要機能なのかを判別しておくと良いでしょう。その際に、自社の課題を明確にしておくことが大切です。
課題を明確にしておくことで何の機能が欲しいのかを担当者が正確に把握でき、自社の欲しい機能について提案を受けられます。
修正管理はスムーズか
動画の場合、修正に時間がかかる場合があります。動画制作管理ツールを使用していない場合であれば、修正事項をPowerPointやWordにまとめる作業が発生。
また、PowerPointなどであれば、文字や画像となるため、伝えたいことが的確に伝わりにくくなってしまいます。これらの手間を省くためにツールを選ぶ際には修正指示を簡単にできるか、修正したファイル共有は容易かを検討することが大切です。
本記事のまとめ
動画制作管理ツールはタスク管理や外注先への修正指示などを容易にできるメリットがあります。動画制作管理ツールを導入し、自社の業務効率化を目指してみてください。
- 免責事項
- 本記事は、2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。