インスタグラム(Instagram)は集客ツールとして使える？宣伝効果をチェック

最終更新日：2024年04月23日

インスタグラム(Instagram)の魅力とは

インスタグラム(Instagram)は写真や動画の加工、編集が簡単にできて、それを共有するというスマートフォン向けアプリケーションです。画像・動画編集のための設定が幅広く、オリジナルの写真・動画加工ができるため、日本国内の特に若年層から圧倒的な支持を得ています。

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投稿にハッシュタグを多く付けるという特徴があり、検索時に様々な関連投稿から豊富な情報を得る事ができます。そのため旅行に行く際や商品を購入する際、事前にそれらを調査するツールとしても活用できるのが魅力です。

最近ではハッシュタグをフォローする事ができるようになり、興味・関心のあるものの最新情報をタイムラインで閲覧したり、ハッシュタグキャンペーン（キャンペーンや企業ごとに指定されたハッシュタグをつけてSNSに投稿するキャンペーン）にも参加しやすくなったりと、ますます便利になってきています。

インスタグラム(Instagram)の集客広告種類

インスタグラム(Instagram)広告には以下の4つの広告形態があります。

写真広告

写真投稿形式で配信される、写真・画像1枚という、シンプルな広告です。ＷＥＢサイトやモバイルアプリのインストールへ誘導するリンクの設定ができます。正方形、横長、縦長の3つのフォーマットがあります。

動画広告

1本の動画とキャプションを表示できる広告です。こちらも正方形、横長、縦長の3つのフォーマットがあります。
写真広告と同じく、Webサイトやモバイルアプリのインストールへ誘導するリンクの設定ができます。

カルーセル広告

左にスワイプする事で、スライドショーのように複数枚の画像を見る事ができる広告。1つの広告に画像なら2～10枚、動画なら60秒以内を設定する事ができます。フォーマットは正方形のみです。

ストーリーズ広告

Instagramのユーザーが投稿したストーリーズの合間に挿入される広告で、最大15秒まで表示されます。スマホの画面いっぱいに画像・動画が表示されるため、ユーザーに印象付ける事ができます。

ユーザーが投稿するストーリーズは24時間で自動的に消えますが、広告は24時間で消える事はありません。

またカルーセル形式も使えるようになったので、最大3つまでのクリエイティブやリンクを表示できるようになりました。

インスタグラム(Instagram)広告の出稿は、FacebookやInstagramのユーザーデータからターゲット設定ができます。

インスタグラム(Instagram)にはキーワード検索はなく、ハッシュタグという独自のワードがあります。同じハッシュタグの付いた写真を探したり、ハッシュタグで検索したユーザーに写真を見てもらえたりすることが可能です。

広告においてはブランディングや気になる商品の情報収集、企業の商品・サービスのファンであるなどの、ユーザー同士のコミュニティとして活用できます。

顧客ターゲットに合ったハッシュタグを設置することによって、企業のファンや見込み顧客にアプローチが可能です。

Instagramユーザーは主に若年層なので、若年層向けの商材、またインスタ映えと言われる、構図や映りが目を引くような質の高い画像が大事です。

ターゲットに身近な商品やサービスを提供する、スモールビジネスや一般消費者向け商品を販売するブランドなどの企業は相性がいいと言えるでしょう。

Instagram広告による集客メリット

ターゲティング精度が高い

上述したようにInstagram広告のユーザー情報は、Facebookの登録情報から使う事ができます。連動しているため、InstagramとFacebookの同時投稿が可能です。

Facebook広告よりもターゲティング精度が高く、地域、年齢、性別、言語、趣味関心だけでなく、Instagramを利用している目的、使用しているスマートフォンやパソコンの機種、購入の行動などで絞り込めます。

さらに友達などと、どんなつながりを持つ人をターゲットにするのか、といった細かい設定もできるため、欲しい層にアプローチをした集客が可能です。

インスタグラム(Instagram)のアカウントがなくても出稿可能

Facebookページがあれば、企業用のInstagramアカウントがなくても出稿できます。

若い女性ユーザーへの商品アピールに最適

Instagramは若年層がメインだと上述しましたが、国内では特に10代～20代の女性ユーザーがメインです。若い女性をターゲットにした商品やサービスの広告を出稿するのに最適です。

ただ最近では30代、40代女性でもインスタ浸透度は高く、ママさんたちもインスタ上で検索しているといいます。

最新トレンドに敏感な若い女性が好みそうなお洒落なお店、化粧品やサプリメント、ファッション関連の商品などの広告をフルに活用する事でき、ユーザーに気に入ってもらえれば、拡散してくれる可能性も十分にあります。

多くのユーザーに訴求できる

Instagram利用者は世界で8億人を達成しており、日本国内月間アクティブユーザーは2,000万人になっています。これだけ注目度が高いという事は、広告を配信する事によって多くのユーザーの目に触れ、反応を望めると言う事になります。さらに広告にする商品やサービスのジャンルも幅広く選べます。

広告は画像・動画といったビジュアルがメインなので、言語面でのハードルが比較的低いです。そのため国内だけでなく海外に向けてのマーケティングも手軽に可能です。

インパクトを狙った写真で商品アピールができる

Instagramは文字文章ではなく、写真や動画でアピールできるのが特徴的です。インパクトを狙った写真や動画は、パッとターゲットユーザの目に留まります。

この視覚的な戦略は、リスティング広告の文字がメインである戦略とは対称的で、ターゲットの設定がしっかりしていれば確実なアピールに繋がります。

ビジネスとの親和性が高い

Instagram公式データによると、全Instagramユーザーのうち約8割のユーザーが、何らかのビジネスアカウントをフォローしていると言われています。

若い女性ユーザーは商品をInstagramで知って、購入するパターンが多いようなので、親和性が高いと言えます。

インスタのほかにもたくさんのSNSがありますので、キャククル内でSNSをタイプ別に分類して解説しています。参考になさってください。

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インスタグラム(Instagram)集客広告のデメリット

あくまでInstagramユーザーへの広告

基本的に広告の対象はInstagramのユーザーです。登録をしていないユーザーに届ける事はできません。幅広い年齢層が見るTVや大手検索エンジンの広告と比較すると、ある程度の制限がある中での広告、という事を意識しておかなければなりません。

Instagram広告をアカウントなしで出稿する場合

Instagramのアカウントが無くてもFacebookページがあれば出稿は可能ですが、反面、広告に対するコメントへの返信、削除はできません。

またInstagramのアカウント名がFacebookページ名で表示され、クリックすることができなくなるといった制約もあります。
ただ、普段からオーガニック検索をしない、「詳しくはこちら」などのCTAから遷移させたい、というだけなら、Facebookページ名で表示され、クリックできなくても問題はありません。

ですが普段から商品を紹介していきたいという場合には、Instagramアカウントを作っておきましょう。

Instagramは、写真をメインに交流するという特性に合う企業やブランド、商品、サービスでなければ、効果的に宣伝できません。好相性なのは、お洒落な衣食住関連のものです。

反対に商品がターゲットの生活にとって身近でないB to Bビジネスの形態を取る企業や、商品が消費者の生活にとって身近でないもの(ソフトウェアなど)を取り扱っている企業は不向きなので、成果に繋げるのは難しい傾向にあると考えられます。