アプリのダウンロード数を上げたいならASO対策は必須ですが、ツールを活用するための知識や成果を得るまでの多大な工数から、自社内での運用に課題を感じている方も多いと思います。かといってASO対策会社にASO対策を丸投げするとコストがかかる、社内にノウハウが蓄積されにくい、といったデメリットも感じているのではないでしょうか。
手数料が安価なだけでなく、改善策の提案や作成、使用するツールのレクチャーなどについてもサポートしてもらえ、今後自社でのASO対策に活かせる会社を選ぶのがおすすめです。
この記事ではおすすめのASO対策会社を比較し、それぞれの会社の強みや特徴について解説しています。ASO対策会社選定の際にぜひ役立ててください。
おすすめのASO対策会社一覧表
ここでは、ASO対策会社を紹介していきます。各社の特徴をまとめていますので、自社のニーズに応じた比較をする際にお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 |
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アドバン |
ASO施策と広告強化による、ダウンロード数の効率化を実現
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G-KIT |
ASO対策の実績1,100件以上!自然流入の最大化に向けた施策を提案
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リバティーンズ |
ASO対策×アプリ広告で広告効果を最大化 |
Repro |
ASO対策インハウス化支援ツール×担当者のサポート |
スターガレージ |
ピュアASOとワンオフCROを融合したASO対策 |
ルミネージ |
高度なASO対策を独自の3軸で実施 |
ギャプライズ |
クリエイティブ面に注力したASO対策 |
プラセム(PLUSEM) |
ASO対策に必要なデータをMMPで一元管理 |
Adjust |
ペルソナ作成ができるプラットフォームを提供 |
data.ai Intelligence |
アプリストア最適化システムを10年近く提供 |
AppTweak |
事業フェイズに合わせた広告運用を行う |
Rabo |
検索キーワード順位最適化などを中心としたASO対策 |
アクティブチャネル |
アプリのビジネス企画、ASO対策、UXリサーチまで一貫してサポート |
アイリッジ |
データ分析を中心にインストール広告の実施・運用を行う |
ASO対策とは?
ASO対策とは、App StoreやGoogle Play Store内での自社アプリのインストール数を最大化させるための対策のことです。ASOはApp Store Optimizationの略で、日本語では「アプリストア最適化」と訳されます。
主な方法として、アプリストア内のアプリ名や説明文、画像、アイコンなどを最適化することが挙げられます。
ASO対策の目的
ASO対策の目的は主に以下の3つに分けられます。
- インストール数の最大化
- 自社アプリの視認性向上
- 広告費の削減
ASO対策の重要性
自社アプリのインストール数を増やしたい、広告費を削減したいと考えているなら、ASO対策は適した方法と言えるでしょう。ASO対策の重要性とその理由を説明します。
多くのユーザーがアプリ内検索を利用してアプリをダウンロードしている
全世界に数百万ほどのアプリが提供される中で、自社のアプリを見つけダウンロードにつなげるのはASO対策なしでは難しいこととなってきています。
アプリをダウンロードした人のうち65%がストア内の検索を利用して、アプリをダウンロードしています。そのためより効率的にダウンロード数を増やしたいならば、ストア内の検索で見つけてもらうことが重要なのです。
検索上位に自社アプリを表示できれば、自社アプリを認知していない、新たなユーザーにもアプローチできます。自社アプリページの流入が増えれば、ダウンロード数も増えることが期待できます。
広告効率を最大化できる
アプリの広告方法には、ディスプレイ広告、Apple Search Ads(Search results)やGoogle広告、SNS広告など様々あります。
しかし広告だけに力を入れていても、アプリストア内の説明文やアイコン、画像がユーザーにとって魅力的に感じないとダウンロードへつなげるのは難しいでしょう。どのような方法で集客しようと、ダウンロードするかどうかの最終的な判断はストア内で行われます。
つまり、広告からの流入が同一だとしてアプリストアからアプリ詳細ページへの流入を高めることができれば、広告効率が向上します。ASO対策会社に依頼するメリット・デメリット
メリット
アプリの認知度向上
ASO対策会社に依頼するメリットとして、一番の魅力は豊富な知識やノウハウを活用してもらえる点です。
ASO対策会社に依頼すれば、どのキーワードでアプリが検索されているのかを調査、より魅力的なアイコンへ変更、などを行うことで競合との違いを埋めて、アプリの認知度アップにもつながるでしょう。
ASO対策を丸投げできる
ASO対策についての知識がない場合、広告運用を軌道に乗せるまでには多大な時間やコストがかかるでしょう。
ASO対策会社へ任せれば、ASO対策関連をすべて任せることができます。自社で行うことは最低限になり、リソースを削減して、より自社の業務に集中できるでしょう。
継続的に集客できる
ASO対策会社に依頼して、アプリの視認性を高めることができると自社アプリを不特定多数の方に見つけてもらいやすくなるでしょう。
またASO対策の中でPCDAを回すことで、継続的に検索上位を狙え、その結果インストール数を継続して増やすことが期待できます。さらに広告費用の削減にもつながるため、売上の面でも大きなメリットといえます。
デメリット
コストがかかる
ASO対策会社に依頼するとどうしてもコストが発生してしまいます。しかしコストといってもASO対策の内容(施策をどこまでするのか、PCDAを何回実施するか)や契約期間によっても、かかるコストはバラバラです。
自社の費用や目的リソースなどを考えた上で依頼するかどうか、見極めることが大切です。ASO対策の知識に詳しい人が社内にいない場合は、効率的に結果を出してくれるASO対策会社に依頼することをおすすめします。
自社にノウハウが蓄積されにくい
ASO対策をすべて対策会社へ任せてしまうと、対策に関するノウハウやデータを社内に蓄積する機会を逃していまいます。広告効果のフィードバックを受けるため現状は把握できますが、細かい改善策までは共有されないことも少なくありません。
近い将来自社でASO対策を行いたい会社は、ASO対策会社選定の際に、行った改善策のノウハウ・データを資料として作成してもらえるかどうかもチェックしてみると良いでしょう。
ASO対策会社に関するFAQ
Q1.ASO対策を成功させるためのポイントは?
キーワードを選定する
App Store・Google Playストアの検索エンジンは検索されたキーワードからユーザーニーズを読み取り、アプリの詳細ページのコンテンツに含まれるキーワードと照らし合わせて、アルゴリズムに従ってランキング化しています。
そのため、まずはGoogleの「キーワードプランナー」を利用して、アプリストア内で上位に表示できそうなキーワードを選びましょう。
また選ぶ際にはアプリで競争率が高そうなよく使われているキーワードは避けたほうが良いでしょう。キーワードと一緒に検索されやすいサジェストも対策すると、より上位に表示されやすくなります。
タイトル・説明文で魅力を訴求する
アプリのタイトルには文字数制限があるため、タイトルを見るだけでアプリの内容がわかるように表現しましょう。長すぎるとタイトルが見切れてしまうので、重要なキーワードは左に寄せるのがおすすめです。
紹介文にもキーワードを入れつつ、ユーザーの視点に立った紹介文にすることで、検索上位に表示されやすくなります。説明文を書くポイントとして、「アプリの特徴」、「機能」、「総ダウンロード数」は特にユーザーが知りたい情報なので盛り込むと良いでしょう。
レビューの向上を目指す
レビューはASO対策において重要なポイントの一つです。多くの顧客はアプリ詳細ページまでたどり着いても、アプリの評価を確認してからダウンロードするか判断します。
評価を増やすためには既存ユーザーへレビューの書き込みを促す方法が適しています。低評価がついた場合も「コメントを即座に返信する」、「機能面について不具合があれば、修正する」などを取り組むことでレビューの向上を見込めます。
Q2.ASO対策会社の選び方は?
費用面
ASO対策会社にも様々な会社があるため、料金体系は事前に必ずチェックしておきましょう。お試しで対策してみたいなら、低価格でサービスを提供している会社を選ぶのがおすすめです。
サービス内容
短期的にアプリのダウンロード数を増やしたいのか、長期敵なプランで安定して顧客を獲得したいのか、自社の目的に合ったサービスを提供する会社を選定することもポイントです。 また対策後の分析や改善策提案などのサポートをしてくれる会社もあるので、選ぶ際はどのようなサービスを提供しているのか確認しましょう。
実績
どのくらいの実績を持っているのかも気にしたいポイントの一つ。年間対応数や契約継続数、検索上位の実績などを確認しておくと良いでしょう。また企業の導入事例などを見て自社アプリと同じ業界を扱っていれば、満足のいく対策をしてもらえるかもしれません。
サポート体制
ASO対策会社選びの際には、サポート面についても抑えておきたいポイントです。 キーワードの選定や紹介文作成だけでなく、リリース後の分析レポート作成や使用するツールのレクチャーなどについてもサポートしてもらえる会社だと、ダウンロード数の向上だけでなく自社内のノウハウ蓄積もできるのでおすすめです。
まとめ
ASO対策会社を紹介しました。ASO対策といっても多様な手法があり、自社の目的やユーザーにあわせて、適切な会社を選ぶことが重要です。
ASO対策会社を選定するときは、実績や扱っている媒体、担当者との相性なども併せて確認し、自社の目的に合った会社を選ぶことが大切です。
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- 本記事は、2024年1月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。