「SEOツールを導入したいものの、使いこなせるか不安」、「記事を作成しているのになかなか順位が上がらない」 … Webサイトの運営にあたって、上記のような悩みを抱えている担当者もいるでしょう。ここでは、お悩みや課題の解決につながるSEOツールを紹介。各ツールの特徴や機能、費用などをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
SEOツールの比較表
ここでは、さまざまなSEOツールを紹介します。こちらの内容を参考にして、自社に合った会社選びにお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
パスカル |
2,670社以上が導入!分かりやすい操作性や分析スピードで業務効率化を図れる
|
TACT SEO |
日単位で指定キーワードの順位の変化を計測・管理できる機能を搭載 |
SEARCH WRITE |
社内チームが自走できるためのサポートに力を入れている |
ミエルカSEO |
専門コンサルタントが使い方をしっかりレクチャー |
EmmaTools |
SEOに強いコンテンツを作成してくれるAI文章作成機能搭載 |
Ahrefs |
世界で60万人の導入実績。URLの入力だけで流入の多い競合ページがわかる |
Semrush |
SEOの他に広告運用、SNS運用、市場調査向けの機能も搭載されているツール |
Gyro-n SEO |
初期費用無料で利用できるツール。有料プランも月額550円~で手頃な価格 |
tami-co |
記事コンテンツの見出しから本文、サジェストワードまでAIが作成してくれる |
SE ranking |
SEOサービスを提供するエージェンシー向けプラットフォーム |
Lumar |
内部対策に特化したSEOツール。Java Scriptを使っているサイトのクロールも可能 |
DemandMetrics |
検索結果画面とその変化、変わった箇所などもモニタリングできる |
Cloud CMO |
SEOとマーケティングオートメーションができる、コンテンツマーケティングに特化したツール |
キーワードファインダー |
Googleアナリティクスとの連携で売上に繋がったCVキーワードを把握できる |
Ubersuggest |
外部施策のヒントとなる「被リンクが多いコンテンツリスト」も作成可能 |
Nobilista |
月額1000円以下で始められるツール。ビジネスプランも2000円以下 |
BULL |
他社ツールからの順位データが読み込みも可能なのでスムーズな移行が可能 |
SEOツール導入のチェックポイント
欲しい機能が搭載されているか
導入する際には、まず「自社が求めている機能が搭載されているか」といった点が重要です。SEOツールにはさまざまな種類がありますが、ツールによって搭載されている機能が異なります。
例えば「キーワードを調査する」「競合を分析する」といったように、SEOツールにどのような機能を求めているのか、SEOツールを導入してどのようなことを実現したいのかといった点をまず考えた上で、そのニーズを満たすツールの選択が大切になってきます。
また、機能面に加えて「使いやすいSEOツールかどうか」といった部分についての確認も必要です。せっかくSEOツールを導入しても、使いにくいと調査や分析などに余計に時間がかかってしまうといったケースも考えられます。わかりやすく、直感的に操作ができるSEOツールを選ぶことがおすすめです。
導入実績・成果実績があるか
導入しようとしているSEOツールは、これまでに「導入実績があるか」といった点をまず確認したいところです。公式サイトを確認すると、どれくらいの企業に導入されているのかといった点が記載されているケースが多いため、導入実績が多いSEOツールをピックアップすることがおすすめです。
また、導入実績とともに見ておきたいのが「成果実績」の部分です。
導入実績が多くても、成果が上げられないSEOツールでは導入する意味があまりないといえます。例えばどの程度セッションやPVが増えたのかといった点や、SEOツールの導入によって調査や分析に関わる工数をどの程度削減できたのかといった点などを確認しておくこともポイントです。
そのほか、どの程度お客さまからのお問い合わせが増えたのか、といった点も参考になります。こちらの部分についても、公式サイトを参考にしてみてください。
実際に導入した企業の声などが掲載されている場合もありますので、どのような変化があったのか、また実際に導入してみてどのような感想を持ったのかといった部分も参考になります。
サポートが充実しているかどうか
導入するツールでは、どのようなサポートが用意されているかといった部分もあらかじめ確認しておきたいポイントとなってきます。ツールによっては、お客さまが使いこなせるように、導入から運用までしっかりと伴走してくれるサポートを用意しているケースもあります。
特に「SEOツールを使いこなせるか不安」「これまでにSEOツールを使った経験がない」といったケースにおいては、サポートが充実しているかどうかを確認することがおすすめといえます。
SEOツールを使う上でわからない内容があった場合にすぐに質問できる体制が整えられているのか、またSEOツールの活用方法などの情報提供が行われているのかといった点はチェックしておきたい部分です。
また、SEOツールによっては勉強会を開催している、SOEツールを使いこなすための個別のトレーニングを開催しているといったケースもありますので、サポート内容についてはしっかりとチェックしておくことがおすすめです。
SEOツールの機能
SEOツールの機能としては、「サイト分析・モニタリング」「検索ニーズの調査」「レポーティング」の3種類があります。ここでは、それぞれの機能とSEOツールの種類について見ていくことにしましょう。
SEOツールは何かひとつの機能だけではなく、複数の機能が搭載されているものも多くありますので、さまざまな観点から比較をしながら選択していくことがおすすめです。
サイト分析・モニタリング
「サイト分析・モニタリング」は、対策サイトにてSEOの効果を測定したり、分析などを行うための機能となっています。このツールの導入によって、SEOの施策を行った効果について把握できます。
サイト分析・モニタリングの機能としては、「検索順位のチェック」「アクセス解析」「ページスピード確認」「構造化マークアップ確認」「被リンクの調査」といったような内容が該当します。
こちらの機能が充実しているSEOツールの種類としては、「Google Search Console」「Google Analytics」「Ahrefs」「Screaming Frog SEO Spider」といったものが挙げられます。
検索ニーズの調査
「検索ニーズの調査」とは、検索ニーズの調査によって具体的な施策に活用できるものです。サイトを改善する際や競合の調査を行う際に使用する機能です。こちらの機能は、「キーワード調査(サジェスト調査)」「検索ボリュームの調査」といったものが該当します。
検索ニーズ調査機能が充実しているSEOツールの種類としては、「Google Search Console」や「Googleキーワードプランナー」「ミエルカSEO」「Keyword Tool」「SimilarWeb」といったものが挙げられます。
レポーティング
分析結果などを自動でレポーティングする機能です。「ダッシュボード」などの機能があり、決まったデータを定期的に確認や報告を行う必要がある場合や、複数人で共有を行いたいといった場合に導入すると非常に便利です。
レポーティング機能が充実しているツールの種類としては、「Google Analytics」「Ahrefs」「ミエルカSEO」といったものが挙げられます。
SEOツールに関するよくある質問
Q1.SEOツールとはどのようなツールでしょうか?
Webサイトを上位表示させたいと考えた場合に活用できるのがSEOツールです。さまざまなツールがありますが、SEOツールでできることには「キーワードの調査」「検索順位のチェックや分析」「レポートティング」といったものが挙げられます。
それぞれのツールによって搭載されている機能が異なりますので、導入時にはあらかじめ注意しておくと良いでしょう。
Q2.SEOツールを導入するメリット・デメリットは?
SEOツールを導入した場合、まずはより効果的なSEO施策について検討できるといったメリットがあります。SEOツールを使用すると、アクセス数やCVRといったデータ集計や分析を行うことができ、Webサイトの問題点がはっきりします。
このように自社のWebサイトの問題点がはっきりすると、よりよいSEO戦略を考えることができます。また、ツールを使うことによって検索順位の取得や調査などを自動化でき、分析などにかかる手間の削減も可能です。
その反面、SEOツールを導入した場合でも、担当者にSEOに関する知識や分析に関するスキルなどがない場合には、ツールを使用して収集したデータを活用できない可能性も考えられます。
ただし、SEOツールを使用した経験を持つ人が社内にはいない、といったケースでも、サポートが充実しているツールを選ぶことで問題なく使いこなせる場合もあります。
導入時はもちろん、運用時にもわからない内容があればすぐに聞ける体制を整えているツールかどうか、といった点も検討する際に確認しておきたい部分です。
Q3.SEOツールの選び方は?
SEOツールを選択する際には、まずそのツールがどのような機能を搭載しているかをチェックしましょう。複数の機能を搭載している「多機能型」と、一つの機能に特化した「単機能型」の2種類に分けられますので、運用にあたり必要な機能を備え、使い勝手の良いツールを選ぶことが大切です。
また、費用面についても確認しておきたいところです。SEOツールの中には無料のものもありますので、予算に合わせた選択がおすすめです。機能が高性能なものになるほど料金も高額になってきますので、せっかく導入したツールの機能が無駄にならないように、自社のニーズに合ったものを選んでください。
そのほか、これまでの導入実績やサポートの充実度など、さまざまな点を考慮しながら検討することがポイントです。
Q4.有料のツールを導入するメリットは?
SEOツールの中には無料のツールもあります。無料ツールの導入によって、費用をかけずにSEO対策を行える点がメリットとなりますが、より細かなデータ分析を行いたいと考える場合には有料のSEOツールを導入も検討してみてはいかがでしょうか。
また有料ツールの場合には、複数の機能が1つのツールに搭載されているため、作業を効率よく行えるといったメリットも得られます。作業効率が上がればその分サイトの改善などに時間を使えるようになるといったメリットもあります。
このようなメリットがありますので、予算やニーズに応じてどのツールを選ぶかといった点を選択することがおすすめです。
Q5.海外SEO対策のポイントは?
海外SEO対策では、最適化する検索エンジンを決めたり、言語の認識のずれを認識したりするのがポイント。1つ目に関しては、国ごとに主流の検索エンジンが異なるためです。2つ目に関しては、「どの国に向けた記事なのか」によって英語表記が異なる場合があるからです。
海外SEO対策に特化したSEOツールや代行会社も存在するので、自社で対策することに不安がある場合はぜひ利用を検討してみてください。
まとめ
こちらのページでは、SEOツールについて紹介してきました。ツールの導入によって、効率的なSEO施策ができるようになりますので、ぜひ活用したいツールであるといえます。また、さまざまなツールがありますので、用途に応じた使い分けも大切になってきます。
SEOツールを導入したいといった場合には、まずは自社のニーズを把握した上で、その内容に合ったツールを選ぶことが必要になってきます。ぜひ本ページの内容を参考にしながら、ニーズに合ったSEOツールを探してみてください。
- 免責事項
- 本記事は、2023年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。