ポータルサイトの制作費用の相場をリサーチ
最終更新日:2020年06月16日
ポータルサイトの平均的な制作費用
制作が難しそうなポータルサイトは、どのくらいの費用で制作可能なのでしょうか?実際の相場を見ていきましょう。
最低20万円から
ポータルサイトと一言に言っても、重要なのはその規模感になります。「Yahoo!」や「Google」もポータルサイトにカテゴライズされますが、ポータルサイト制作を考えている方の中にそのような規模感で制作を検討している方はほぼいないでしょう。
一般的に小規模なものは20万~40万程度、中規模であれば50万~70万程度、大規模なものになれば70万~100万ほどが相場となっています。
ターゲットにする業種やサービスによって適切な規模感は異なります。だからこそ、ポータルサイトの内容や目的に合わせた規模感でつくることが大切です。
適切なポータルサイト制作のポイント
「規模感」という表現を用いてご紹介しましたが、認識は制作者によって異なる可能性があります。だからこそ、「このイメージで制作をお願いしたい」といったサンプルとなるサイトを用意することをオススメします。
また、ポータルサイトはユーザーが検索などを通し、多くの企業の情報を知れる点にあります。費用削減に目がくらみ、必要機能がカットされてしまっていては本末転倒です。
適切な機能が網羅されているかという点も確認できるようにしておきましょう。
ポータルサイトの費用見積もり項目例
相場を理解したところで、実際に見積もりを取っていきましょう。見積もりは、一般的に項目ごとに分けて書かれます。どのような項目があるか見ていきましょう。
ディレクション費用
ディレクション費用とは、ポータルサイト構築にあたって必要なディレクターや、ディレクションに関わるスタッフの人件費を指します。ディレクターは、ポータルサイト制作において監督のような役割を果たします。
「人件費なら削減できるかも?」と思った方がいらっしゃったら大きな間違いです。
ディレクターは各セクションの担当者の指揮を執るだけでなく、納期などのコントロールを行います。幅広い領域を網羅して監督業を行うからこそ、幅広い知識が必要です。
素人では役割としては不向きなため、重要なポジションであることを理解しましょう。
デザイン制作
サイトのデザインや、UI・UXを検討するデザイナーの人件費、デザイン制作費が含まれています。
ターゲット、ポータルサイトで網羅するサービスや業界のユーザーが見た際に「最後まで見たい」「また使いたい」と思ってもらうためには、ボタンの設置場所ひとつ取ってもきちんとこだわる必要があります。
そのためにはユーザーをきちんと理解し、適切な文言や色使い、イラストなどを含めて設計を行ってくれるデザイナーの力が必要不可欠です。
デザインはいきなり決定するのではなく、幾つかのパターンを元に、発注者と相談の上決定するのが一般的です。
フロントエンド制作
耳馴染みが無いかもしれませんが、今私たちが見ているWeb上の画面をサイトとして表示させるためにコードを落とし込む作業を指します。
この作業が無ければ、私たちは今見ているようなページデザインを視覚的に確認することができません。
いわばサイト構築のデザイナーと言えるでしょう。
バックエンド構築
表には出ないものの、ポータルサイトを裏から支えるシステム構築の作業を指します。
量産型サイトであればパッケージ化されたものをそのまま適用できますが、ポータルサイトのように細かな造り込みが必要なサイトの場合は多くのカスタマイズが必要になります。
開発としては1番工数が掛かるため、費用も掛かる部分だと認識しておきましょう。
サーバ・ネットワーク構築
セキュリティ対策を行う場合はこの作業内で実施します。ポータルサイトを置くサーバ=住所を設置する役割があります。
保守・運用
ポータルサイトは作って終わりではありません。実際に運用をしていく中で、使いにくい点が見つかったり、バグを発見する場合もあるでしょう。そのような場合には素人は手を出すことができず、プロの力が必要になります。
また、万が一アクセスが集中しサーバがダウンした場合など、不測の事態は様々考えることができます。「万が一」の費用にはなりますが、初期段階で組み込んでおいてもらうのが無難と言えるでしょう。
ポータルサイト制作費用の注意点
ポータルサイトの相場を知ることが重要なのは、見積もりが高すぎる場合、安すぎる場合にそれぞれリスクがあるためです。未然に把握しておくことで、トラブルに巻き込まれないようにすることが大切です。
高すぎる場合
必要以上に機能が付帯されている可能性があります。ポータルサイト制作において「大は小を兼ねる」発想は危険です。ユーザーにとってはただ機能が多いばかりに、不自由さに繋がる可能性があるため注意しましょう。
もしくはポータルサイト制作の実績がなく、多くの人員が投入されているのかもしれません。他社の見積もりと比較し、不安に感じた場合には質問などをきちんとしましょう。
安すぎる場合
ポータルサイト制作の実績がないため、期間が掛かり、バグが発生することを前提に価格を抑えている可能性があります。
ローンチまで時間が限られているようであれば、発注者にとってはリスクしかないため注意が必要です。
しかし一方で、これまで多数の受注実績があるからこそ、内部が仕組み化されている可能性があります。いすれにしても、価格が安い理由を確認の上発注するようにしましょう。
ポータルサイトの見積もり時のポイント
無駄なやり取りを減らし、発注までスムーズに行うためには、発注者の工夫が大切です。
そもそも必要な機能は何か、ターゲットは誰なのかを明確にしておく必要があるでしょう。これらを一覧化するなどし、見積もりを依頼する業者と事前に目線合わせを行うことが大切です。
その上で、必要機能に優先順位をつけておくようにしましょう。これによって後に価格が高すぎた場合でも、簡単に調整できます。
事前に予算を伝えておくという手も
事前に予算を伝えておくことで、「この予算内なら何ができますか?」という問いかけを行うことも可能でしょう。優先順位の中で上位のものをピックアップすることで、無駄のない会話が可能です。
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