オウンドメディアの運用・運営代行会社の選び方
最終更新日:2024年02月27日
オウンドメディアを運用する重要性
オウンドメディアは、自社はもちろん、商品やサービスをブランディングするツールとして有効です。しかし読み手の目を惹き続けるためには、作って終わりではなく定期的に更新を続ける必要があります。
現在多くのオウンドメディア溢れている中で常に多くの読み手の閲覧を獲得するためには、日々新しい情報を発信し続けることが大切です。
しかし「更新し続ける」ことは案外難しく、マーケティングやライティングの知識・コツが必要となります。
オウンドメディアの運営・運用とは
では実際にオウンドメディアの記事を更新する際、どのような業務が発生するのでしょうか。細かく見ていきましょう。
キーワードを決める
オウンドメディアの記事はただ書くだけではなく、良い情報発信を行うためにSEO対策を意識したキーワード設定が重要となります。
キーワードを作る際前提となるのは、オウンドメディア、そして執筆する記事のターゲットを明確にすることです。キーワードはもちろん、本文の内容もターゲットが明確でなければとがった内容にはなりません。この点に十分注意しましょう。
具体的にはどのようなキーワード?
時事性を意識したキーワードや、自社のオウンドメディアへの流入数が多いキーワードをメインでピックアップし、記事にうまく反映させていく必要があります。
またSEO対策を強化したい場合には検索結果上位に表示されるような工夫が必要となるため、競合が少ないキーワードを見つけて挑戦するのも良いでしょう。
構成を決める
キーワードを決めたら、いきなり記事を書きだすのではなく構成を決めましょう。構成が乱れている記事は、SEO上において良質な記事とはされません。そのため、きれいに構成を組むこともSEO対策の観点では非常に重要なのです。
構成を決めてすぐ書き出すのではなく、少し時間を空けて見直してみることをオススメします。
この構成は本当にキーワードが伝わりやすくなっているか?キーワードに対して無駄な情報がないかなど、第三者目線で客観的に評価できると良いでしょう。
実際に記事を執筆する
構成を決めたら、実際に記事を書いていきましょう。この時読みやすい記事となるように、文章をきれいに整えることはもちろん、読み手が飽きないよう写真などを活用すると良いでしょう。
自身が読み手になった際、どのような記事だと読みたいと感じるか、を意識すると良いかもしれません。
効果検証を行う
オウンドメディア運用において重要なのは、「記事を書きっぱなしにしない」ということです。記事によってアクセス数に差が生じるのは当然のことで、付けるタイトルだけでもアクセス数に差が生じる場合もあるでしょう。
したがって、どの記事のアクセスが伸びやすいのか、きちんと効果検証を行うことが大切です。
効果検証を重ねていくことで、閲覧されやすいキーワードやテイストなどを把握することができるはずです。また、読まれやすい文字数や改行の方法などを見つけることができるはずです。
書きっぱなしで終わりにせず、必要情報を網羅できるように意識しましょう。
キャククルが手がけるオウンドメディアとは?
120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。
オウンドメディアの運営・運用代行会社の一例
アイオイクス株式会社(東京都渋谷区)
引用元:アイオイクス(https://www.ioix.com/)
コンテンツマーケティングに強みを持つ会社です。
これまでの実績は、自社メディアによって蓄積されており、実際の運用に基づいた細かな点まで運用代行を担ってくれる点がポイントです。
コンテンツはもちろん、日本初のSEO情報サイト「SEO Japan」を運用していることから、SEOでの上位表示されたい企業にもぴったりの会社と言えるでしょう。
Appmart株式会社(東京都千代田区)
引用元:appmart(https://appmart.co.jp/)
オウンドメディア構築を主な事業として掲げるAppmartは、特に採用に特化したオウンドメディア制作に強みを持っています。
元々Web制作などから派生した会社であり、多くの企業のWeb制作を中心に実施してきた実績を元に、オウンドメディア運営も行っています。
Webデザイン制作から記事作成まで、幅広い工程を一気に任せることができる安心の運用代行会社です。
S&Eパートナーズ株式会社(大阪府大阪市)
引用元:S&Eパートナーズ(https://seo-best.jp/)
大阪に本拠地を構えるSEOのプロ集団といえばS&Eパートナーズではないでしょうか。
SEO対策に強みを持ち、キーワード選定や実際にSEO上位表示させるまでに、最短時間で臨める点がポイントです。公開3日目で爆発的な成果を出す記録もあるなど、裏打ちされたSEOスキルが他社との大きな差別化ポイントとなっています。
記事単価は他社と比較するとやや高額な印象ですが、早めに成果を出すことを望む担当者にとってうってつけの会社です。
CROCO株式会社(東京都渋谷区)
引用元:CROCO(https://cro-co.co.jp/)
設立年数は2015年と歴史は浅いものの、独自のライター採用制度を元に、50万人にもおよぶライターとのネットワークがある点が最大の特徴です。
ジャンルや得意分野ごとに管理されているライターは、取材や翻訳など、幅広いカテゴリーに対応可能です。しがたって記事自体も、あらゆるコンテンツに対応できると言えるでしょう。
100記事もの大量の記事であっても、最短3日で納品可能な点はやはり強固なライターネットワークならでは。「うちの商材はニッチだから…」「とにかく早く記事を書いてほしい」といった場合にもオススメの会社です。
株式会社ZERO(東京都渋谷区)
引用元:ZERO(https://zero-s.jp/)
オウンドメディア記事制作に強みを持つゼロは、アクセス解析を駆使して、設定したターゲットに刺さるコンテンツをつくることに長けた企業です。
自社で作成した記事を改善してほしいという要望にも応えてくれるため、「現状サイトなどは整えてしまったから、これ以上費用をかけずになんとかしたい…」と考える方にもオススメです。
SNSや外部のキュレーションサイトとのコラボレーションにも強く、現在あらゆるサイトをたくさん持ってしまい、管理が行き届いていない担当者には救世主となるかもしれません。
Zenken株式会社(東京都新宿区)
引用元:Zenken(https://www.zenken.co.jp/)
コンテンツマーケティングに強みを持つZenkenは、あらゆるジャンルのオウンドメディアの実績があります。
オウンドメディアはもちろん、コンテンツマーケティングやライティング、SEO対策など、幅広い知識の専門分野に長けた社員が在籍しているため、網羅的にオウンドメディアの運用をお任せしたい担当者に適しています。
自社でもオウンドメディアの運用を行っており、実績を元にしたノウハウを活用し、オウンドメディアの運用代行を実施します。そのため「これまで全く成果が出なかった…」「何をしてもダメだった…」という担当者でも、一度相談してみると良いでしょう。
サイトエンジン株式会社(東京都世田谷区)
引用元:サイトエンジン(https://www.siteengine.co.jp/)
ただオウンドメディアをつくるだけでなく、コンテンツ制作を仕組み化することで、継続的な運用を実施することに長けている会社です。起点となっているのは目に見えるデータのため、裏打ちされた情報が必ず必要な担当者も安心でしょう。
海外ユーザーに向けたコンテンツ制作の実績もあり、ネイティブの専属ライターを抱えるなど、オリジナリティが豊富なコンテンツ作成に長けています。
有限会社ノオト(東京都品川区)
引用元:ノオト(https://www.note.fm/)
コンテンツメーカーを名乗るノオトは、ライターとして実績ある代表者の元に創られた会社ということもあり、既存の実績が豊富です。オウンドメディアを開始するなら一度は耳にしたことがあるソフトバンクやサイボウズといった、オウンドメディアの先駆け企業を担当しています。
ひとつひとつのコンテンツが丁寧に作成されており、世界観を強く打ち出したい会社にはぴったりです。
オウンドメディア運営・運用代行の費用
オウンドメディアの運用代行費用は、一般的に月額10万~100万円近くまで幅広く設定されています(サービスの範囲・規模や提供する価値によって異なります)。
中小企業向けの基本的なプランから、大手企業向けの高度な戦略的サービスまで幅広く提供されているので、自社のオウンドメディアの規模感を得意とする代行会社を探しましょう。
オウンドメディア運営・運用代行会社の選び方
業界理解があるか
オウンドメディア作成代行を依頼するにあたり、自社が属する業界への理解があるかという点は重要なポイントです。理解がない、理解しようともしない場合、知識の浅さは文章から十分に伝わってしまいます。
オウンドメディア代行会社に依頼することで、第三者的に文章を書いてくれるため読み手は読みやすいというメリットがある一方、必要な情報が何も伝わらなければ意味がありません。
事例などを参照し、依頼する会社は慎重に判断しましょう。
各分野の専門家がいるか
オウンドメディア運用代行会社に依頼するメリットとして、自社よりも各分野への専門知識が深い担当者がいるという点が挙げられます。
例えばSEO対策に詳しい担当者や、ライターもそのひとつでしょう。
依頼する会社によっては、得意な業界に特化していたり、専門知識のあるライターを抱えているなど特色があります。事前のヒアリングなどを通して、きちんと確認し、自分たちのニーズに合致しているかチェックしましょう。