オムロンのオウンドメディア「EDGE&LINK」の戦略を分析
最終更新日:2022年12月21日
本記事ではオムロンのオウンドメディア「EDGE&LINK」の戦略を分析、解説しています。
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オムロンのオウンドメディア「EDGE&LINK」の特徴
引用元:EDGE&LINK(https://www.edge-link.omron.co.jp/)
「EDGE&LINK(エッジアンドリンク)」は、2015年にオムロンの広報部門が立ち上げたオウンドメディアです。オムロンの継続的なファンづくり(企業ブランディング)を目的としています。
また、一般にあまり知られていない、オムロンの多岐にわたる事業や企業理念を発信するという役割も。さらには、採用サイトとのリンクで、企業ストーリーを意識した採用ブランディングにも活用されています。
SNSの拡散力も併せて活用
EDGE&LINKでは、国内にはFacebook、グローバルにはLinkedlnといった散効果が期待できるSNSなどもサブ的に運用しており、オムロンに興味・関心をもったユーザーがオウンドメディアに流入しやすい工夫をしているのが特徴です。
SNSは気軽に情報発信できるのがメリットですが、ユーザーエクスペリエンスの面では、Webサイトのほうが優れているため、メリットの異なる2つのツールの位置づけを明確化しているのがポイントといえます。
社内の連携を強める役割も
企業理念を何よりも大切にしているのがオムロン。ダイバーシティやサステナビリティ、企業ガバナンスなどの企業理念を実現するための取り組みを、世界中の社員へ共有するツールとしてもオウンドメディアを活用しています。
社内全体を巻き込んでのコンテンツづくりをすることで、他部門やエリアの活動を知れて、グローバルベースでの共有が可能となり、社員のエンゲージメント向上にもつなげているのです。
このように、EDGE&LINKはオムロンのブランディング戦略ツールとしてはもちろん、社内コミュニケーションツールとしても重要な役割を担っているオウンドメディアといえるでしょう。
「EDGE&LINK」の概要
- 運営元:オムロン株式会社
- ターゲット:オムロンの提供している各種ソリューションに興味がある人、オムロンで働きたいと考えている人、全世界のオムロン社員
- 目的・ゴール:企業ブランディング、高いソリューション力の周知、社員エンゲージメントの向上、採用ブランディング
目的やターゲットに合ったオウンドメディア制作を
オムロンといえば血圧計や体温計などのヘルスケア機器のイメージが強い企業ですが、実際は制御機器や社会システムなど、幅広い分野で事業を展開しています。この事実をより多くの人々に伝える手段のひとつとしてEDGE&LINKは立ち上げられました。
現在では、他部門との連携やSNSの活用などによって、企業ブランディングや社員エンゲージメント向上といった成果をあげています。
今回の事例としたオムロンのように、成果へとつながるオウンドメディアをつくるためには、目的やターゲットにあわせたキーワードの選定、コンテンツの制作、コンバージョンへの導線設計などの戦略を綿密に練ったうえでサイト構築することが非常に重要です。
自社の強みやアピールポイントなどを明確化し、自社ならではのオウンドメディアを活用したマーケティング戦略を考えてみましょう。
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