【3分で解説】ネスレのオウンドメディア戦略を分析
最終更新日:2022年12月20日
本記事では、ネスレのオウンドメディア「ネスレアミューズ」の特徴や戦略を分析しています。貴社のオウンドメディア戦略作成にぜひお役立てください。
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ネスレのオウンドメディア「ネスレアミューズ」の特徴
「ネスレアミューズ」は、キットカットやネスカフェなどでおなじみのネスレが運営するオウンドメディアです。2010年にメディアとして立ち上げられ、2022年現在は12年目を迎えました。
日常的に手にする商品のブランドサイトのほかに、レシピやエンターテイメントコンテンツ、eコマースを展開するプラットフォームです。
立ち上げからの数年でネスレアミューズ会員は330万以上(※2013年12月時点)の規模に成長。ネスレアミューズには、コンテンツを起点として顧客のブランド理解を深める目的があり、そのスタンスは2022年現在でも変わっていません。
リリース当初からコンテンツの拡充を続け、スマホ向けのコンテンツにも力を入れています。ファーストコンタクトの約6割がスマホからのアクセスであることから、動画コンテンツを活用しているのが特徴です。
ショートフィルム作品を集めた「ネスレシアター」は特に人気を集めており、テレビCMだけで認知度を高めるのではなく、スマホによる動画視聴からもブランドの世界観を上手く伝えている例です。
BtoC向けオウンドメディアで、スマホ向けコンテンツを活用してユーザーとのコミュニケーションを図るサイトと言えるでしょう。
参照元:第3回ネスレアミューズ映画祭
「ネスレアミューズ」の概要
- 運営元:ネスレ日本株式会社
- ターゲット:ネスレ製品の購入を検討している方
- 目的・ゴール:ネスレの認知度アップ、会員登録、自社製品の購入
ネスレアミューズではひとつのプラットフォームに、ユーザーを楽しませるコンテンツと製品ページへの導線がバランス良く配置されています。
ネスレを代表するキットカットやネスカフェなどの製品についても、ネスレアミューズを訪問したユーザーの購入金額が高くなっています。
スマホ向けの動画コンテンツでブランドの世界観を伝え、自社製品を使ったレシピの紹介コンテンツで消費者の購買意欲を上手に高めています。
ネスレのオウンドメディア戦略まとめ
ネスレアミューズは30~50代をメインのターゲットとし、読み物系の記事だけでなく動画コンテンツにも力を入れることで、ユーザーにブランドの世界観を上手に伝えています。
オウンドメディアを作るうえで、メインターゲットやコンセプトの設計は大切です。
また、成果へとつながるオウンドメディアをつくるためには、目的やターゲットにあわせたキーワードの選定、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツの制作、コンバージョンへの導線設計など、さまざまな戦略が重要になります。
自社ならでは、自社だからこそつくれるオウンドメディアを目指して戦略を考えてみましょう。
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