マネックス証券のオウンドメディア「マネクリ」を分析
最終更新日：2024年02月28日
マネックス証券のオウンドメディア「マネクリ」の特徴
引用元：マネクリ公式サイト（https://media.monex.co.jp/）
「マネクリ」は、マネックス証券が運営しているオウンドメディアです。
以前は「マネークリップ」という名前でしたが、ユーザーに略語で親しまれていること、また、「招く利」の縁起の良さなどから、2019年に名称が変更されました。
「お金を学び、マーケットを知り、未来を描く」というキャッチフレーズで、世界のマーケット情報や投資の最新情報、資産形成、年金、家計、節約、相続など、お金に関する知識や考え方のコンテンツを発信しています。
マーケット情報に関する記事のほか、アナリストのレポートや市況・概況、投資未経験の人や若年層がゼロから学べる連載コラムなど、コンテンツの種類も豊富です。
プロによるコンテンツはSEO対策でも有利
主なターゲットは、個人投資家や投資をはじめたばかりの初心者層。証券会社というプロの目線で有益な情報を発信しており、昨今の投資ブームで、興味を持った若年層にも多く読まれています。
お金に関する豊富なコンテンツがあるということは、関連するキーワードから広くユーザーをサイト流入させられるとともに、他の商品やサービスへも興味をもってもらいやすくなるでしょう。
また基本ではありますが、SNS（Twitter・Facebook）でもコンテンツ更新について発信し、早期のユーザー流入や拡散も行っています。
金融関連のコンテンツではE-A-T（※）が、検索結果の上位表示へ強く影響します。証券会社という自社の専門性や権威性もあいまって上位表示もされやすくなります。
※E-A-TとはExpertise（専門性）、Authoritativeness（権威性）、 Trustworthiness（信頼性）を略したもの。
コンテンツには記事を書いた方の経歴や役職も明記され、E-A-Tをしっかり意識されていることがうかがえます。
キャククルが手がけるオウンドメディアとは？
120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。
「マネクリ」の概要
- 運営元：マネックス証券株式会社
- ターゲット：個人投資家、投資入門者や投資に興味を持つ人
- 目的・ゴール：認知拡大、口座の開設
まずマネクリの目的としては、証券会社の認知拡大があります。
マネックス証券の名前を知らなくても、お金に興味のあるユーザーをしっかりと流入させて、プロによるコンテンツで信頼感を醸成することで、知ったもらう機会を創出しています。
最終的なCV（コンバージョン）先は、口座開設の申込フォームです。サイト上部には常にCVボタンが表示されており、オンラインですぐに申し込めるようになっています。
ただし記事ひとつひとつにはコンバージョンボタンはなく、まずは有益な情報提供に徹するというスタンスが見て取れます。
まとめ
成果へとつながるオウンドメディアをつくるためには、目的やターゲットにあわせたキーワードの選定、コンテンツの制作、コンバージョンへの導線設計などの戦略が非常に重要です。
マネクリのように自社の専門性を活かしたプロ目線の記事は、ユーザーにとって有益であることは間違いありません。
強くコンバージョンへの導線を置かなくても、お金や投資のような不安感を感じやすい業界や商材では、自社への信頼を高めることが見込み客の獲得につながります。
ぜひ自社ならでは、自社だからこそつくれるオウンドメディアを目指して戦略を考えてみてください。
オウンドメディアを活用した戦略でお悩みなら
キャククルを運営するZenkenでは、これまでに120業種を超える企業のWeb集客やマーケティングを支援してまいりました。
オウンドメディアの制作についても、市場分析から戦略立案・メディアの制作・運用までワンストップで対応。
貴社の強みにあわせたメディアを制作し、成果が出るまで運用・改善を徹底的に行ってまいります。
これまでに8,000件以上のサイトを制作しており、培ったコンテンツSEOのノウハウによって、ニッチな市場や専門性の高い商品でも、効果的なメディア制作が可能です。
特にブランドイメージの認知拡大とターゲットユーザーの集客を両立できる「ブランディングメディア」の制作を得意としています。
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