オウンドメディア向けのCMS・プラットフォーム8選!特徴や機能を解説

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォーム8選!特徴や機能を解説
share
Facebook Twitter はてなブックマーク Pinterest

オウンドメディアが制作できるCMSをピックアップして紹介、基礎知識も解説!

オウンドメディアを外部制作会社に依頼せず、社内で制作・更新していくには、オープンソースのCMSやプラットフォームの活用がマストです。専門知識がなくても大丈夫なものもあります。

この記事ではCMSの基本的な解説とともに、オウンドメディアを制作する代表的なCMSやプラットフォームの特徴や機能などについて解説していきます。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

オウンドメディア制作ができるCMS・プラットフォーム一覧

オウンドメディア制作ができるCMS・プラットフォームをピックアップしてみました。自社が求めている機能などを整理して、どれを選ぶべきか検討してみてください。

会社名 サービスの特徴 費用
Clipkit ・750サイト上に導入され、継続率99.3%という高い満足度
・ブログ感覚で記事が更新でき直感的な利用が可能
・サイバー攻撃にも万全のセキュリティ、24時間365日の監視体制
機能充実プラン:初期費用33,000円、月額55,000円
お手軽スタートプラン:初期費用33,000円、月額11,000円
※料金はすべて税込
WordPress 世界で最も利用者が多いオープンソース型CMSプラットフォーム 利用料無料・プラグイン無料(一部有料)
Movable Type CMSの前世代、MTブログと呼ばれるプラットフォームで2001年10月に誕生 1サイトあたり2,750円(税込)から。複数サイト向けプランあり
EC-CUBE ECサイトと一体型のオウンドメディアの構築に特化したCMSプラットフォーム 1ヶ月あたり7,480円(税込)から、初期費用無料
Cream 記事作成に特化したオウンドメディア向けCMSで、コンテンツ作成代行のオプションあり 法人向けプレミアムプラン:初期費用209,000円(税込) 月額費用:33,000円(税込)
ShareWith コーポレートサイトと一体化したオウンドメディア構築に適したCMSプラットフォーム コンパクトプラン:初期費用750,000円~ 月額費用:120,000円~
はてなブログMedia 法人向けのオウンドメディア特化型CMS。デザインテンプレートが豊富でマニュアル不要の操作性 公式サイト上に記載なし
サイト職人 サイト制作のプロが開発したCMSでレスポンシブWebデザイン対応。解約後もHPのデータが継続利用できる クイックオーダープラン初期費用:54,780円(税込)含め4つのプラン
月額費用:6,820円(税込)~

「Clipkit」(クリップキット)

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱う株式会社スマートメディア「Clipkit」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:株式会社スマートメディア「Clipkit」公式サイト(https://clipkit.co)

オウンドメディアのCMSと聞くと、真っ先に脳裏に浮かぶのは世界的シェアを持つ「WordPress」でしょう。WordPressはオープンソース型プラットフォームで、無料で使えるのが利点ですが、運用や改善も自己責任で行う必要があります。この不安要素をすべて解決してくれるのが、「Clipkit(クリップキット)」です。

「Clipkit」の特徴

「書く人(=記事を制作する人)の目線」を大切にして設計されたCMSプラットフォーム
HTMLの知識がなくても、管理画面や編集画面を直感的に操作できる「Clipkit」は、多くのメディア制作・運用実績を持つ株式会社スマートメディアが開発したオウンドメディア向けのCMSプラットフォームです。

記事を書く人、ページをつくる人の作業のしやすさを追求するだけでなく、サーバーなどの保守・管理の面でも、これまでの実績や経験値に基づいて設計。さまざまなリスクを想定したシステムを構築しています。

フォントの色・サイズなどの設定はもちろん、吹き出しや簡単操作の動画埋め込みまで制作する側に立って考えられているので、選択の幅が広がります。

記事編集のバリエーションも豊富なので、思い通りのコンテンツに仕上げることが可能。社内にリソースがない場合は、記事制作をまるっと請け負ってくれるプランも用意されています。

こんな企業におすすめ

  • 外注でオウンドメディアを制作するよりもコストを抑えたい
  • コンテンツマーケティングに注力するため簡単に更新できるオウンドメディア向けのCMSを導入したい
  • 社内にエンジニアがいないのでサーバー保守やメンテナンスをサポートしてほしい
  • 編集の自由度やオリジナルデザインへの対応などカスタマイズがしたい
  • 外部連携機能のバリエーションやアクセス解析などが含まれるCMSを採用したい

「Clipkit」を選ぶべき3つの理由

【理由1】750サイトが導入、継続率99.3%という実績が証明する使いやすさ

これまでに非常に多くの導入事例を持っているオウンドメディア向けのCMS「Clipkit」ですが、「使いやすい」「編集しやすい」という、ユーザビリティの高さで支持されているCMSプラットフォームです。

例えばフォントの設定から動画の埋め込みまで思い通りの表現が簡単にできる点は特徴のひとつ。

決まったテンプレートや素材だけではなかなかイメージ通りの記事にならないものですが、「Clipkit」であれば編集者目線でアレンジができるため、イメージ通りのコンテンツが作成できます。

社内にHTMLやCSSの知識がある人がいれば、自由にサイトのデザインが変更できますし、独自性のあるページが制作できるという自由度もあります。

【理由2】多機能なマーケティングツール

オウンドメディア向けCMS「Clipkit」は、記事制作だけでなく、メルマガ配信機能やアクセス解析機能、SNSとの連携機能、ユーザー管理機能など多彩な機能を搭載しています。

「Clipkit」には外部連携機能があるため、制作したオウンドメディアを介した拡張性も担保されています。SlackやTwitter、YoutubeなどのSNSやコミュニケーションツールと連動させることで、貴社のブランディングや販促にオウンドメディアを役立てられるようになります。

【理由3】月間1億PVを支える実績がありセキュリティも万全

オウンドメディア向けCMSの「Clipkit」を活用すると、急激なPVの増加に耐えきれずサーバーがダウンしたり、サービスやキャンペーンが中止になったりするというリスクを軽減できます、

運営会社の株式会社スマートメディアは、合計10媒体・合計1億PVのメディアプラットフォームを保有しており、メディア構築や運営のプロ集団です。

豊富なメディア運用経験や実績から導き出されたサーバー構成で、サイバー攻撃にも万全の体制が整っています。24時間365日の監視体制で対応してくれる点もClipkitを選ぶべき理由のひとつです。

「Clipkit」のオウンドメディア向けCMSの費用・プラン

  • プロフェッショナルプラン:要問合せ
  • 機能充実プラン:初期費用33,000円、月額55,000円
  • お手軽スタートプラン:初期費用33,000円、月額11,000円
  • ※料金はすべて税込です。

Clipkitのオウンドメディア向けCMSの導入事例

Sansan株式会社「DiGiTALiST」
Sansan株式会社「DIGITALIST」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:Sansan株式会社「DIGITALIST」公式サイト(https://digitalist-web.jp)

「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げているSansan株式会社による、オウンドメディア向けCMS「Clipkit」の導入事例です。こちらのサービスを利用してウェブマガジン「DiGiLiST」の運営を行っています。

こちらのウェブマガジンは日常にアイディアをプラスすることで働き方をゆるやかに進化させる、という目的によりビジネスやワークスタイル、最新のテクノロジーなどさまざまな内容の情報を提供。会員登録を行うと限定記事の閲覧や厳選記事をメルマガで受け取る、また同業他社のニュースを閲覧するといった機能が利用できるようになります。

宝酒造株式会社「酒噺」│もっとお酒が楽しくなる情報サイト」
宝酒造株式会社酒噺公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:宝酒造株式会社酒噺公式サイト(https://sakabanashi.takarashuzo.co.jp/)

老舗の酒・焼酎メーカーの宝酒造株式会社による、オウンドメディア向けCMS「Clipkit」の導入事例です。同社では、多くの方にお酒に魅力を知り、楽しんでもらいたいという思いから、お酒に関するメディアサイト「酒噺」を運営しています。

こちらのサイトでは、スタッフがお酒の文化や行事、お酒に関する知識などについて独自に調査や取材をした情報をもとに作成したコンテンツを掲載。思わず誰かに話したくなるようなお酒にまつわる情報がたくさん掲載されているサイトです。

Clipkitのオウンドメディア向けCMSの口コミ・評判

デジタルマーケティングイノベーションラボ株式会社

「承認」「公開」の機能、記事の構築のしやすさに加えてコスト面もよかったため、Clipkitに決定しました。
引用元:Clipkit公式サイト導入事例「デジタルマーケティングイノベーションラボ株式会社」(https://clipkit.co/case/digital-marketing-innovation-lab)

株式会社グローバルトラストネットワークス

このようなツールを使用するのは初めてでしたが、とても仕様がわかりやすく、使いやすいと感じています。記事を制作することで会社の歴史や人物を記録/深掘りでき、それを社内メンバーそしてお取引先の皆さまに知ってもらえるというメリットが大きいと思います。
引用元:Clipkit公式サイト導入事例「株式会社グローバルトラストネットワークス」(https://clipkit.co/case/global-trust-networks)

「Clipkit」の運営会社概要

会社名 株式会社スマートメディア
会社所在地 東京都港区南青山1-24-3(本社)
公式サイトURL https://sma-media.com

「オウンドメディアCMSツール「Clipkit(クリップキット)」とは?その特徴や口コミ・評判、費用について詳しく解説」≫

WordPress(ワードプレス)

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームAutomattic Inc.「WordPress」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:Automattic Inc.「WordPress」公式サイト(https://wordpress.com/)

  • オープンソース型/オンプレミス型
  • 利用料無料
  • プラグイン無料/有料

世界で最も利用者が多いオウンドメディア向けCMSプラットフォーム。CMS利用者のうち64.2%(※)が「WordPress」という調査結果もあります。

使い慣れている人が多いだけでなく、日本でも多くのレンタルサーバーがWordPressを利用できるプランを提供しています。

オウンドメディアの構築でどのCMSを使えばいいか迷ったら、とりあえず無料で使える「WordPress」を使ってみるのも悪くありません。

基本機能はページ管理と記事入力ですが、オープンソース型ながらもサイトに導入したい機能は豊富なプラグインから見つけやすいのも特徴です。

※参考元:W3Techs「Usage statistics of content management systems」(https://w3techs.com/technologies/overview/content_management)

「WordPress」の運営会社概要

会社名 Automattic Inc.
会社所在地 60 29th Street #343 San Francisco, CA 94110 United States of America
公式サイトURL https://automattic.com/

Movable Type(ムーバブルタイプ)

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱うシックス・アパート株式会社「Movable Type]
公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:シックス・アパート株式会社「Movable Type」公式サイト(https://www.movabletype.jp/)

  • 独自開発型、商用型/SaaS、クラウドセット型兼オンプレミス型
  • 商用利用は有料

MTブログと呼ばれるオウンドプラットフォーム。CMSという認識がなかった2001年10月に誕生しており、2003年にリリースされたWordPressよりも歴史があるオウンドメディア向けCMSです

初期はWordPress同様オープンソースでしたが、現在は基本的にSaaS、クラウドセット型のMovableType.netとして提供されています。ただし、ソフトウェアとしての販売も行なっており、自社で用意したサーバーへの設置も可能です。

MovableType.netは1サイトあたり2,750円(税込)から、サイトごとに契約が必要です。複数サイト向けのプランもあるので、全国支店や店舗ごとにサイトを使い分けたいケースに向いています。

有料ですがクラウドセット型で初期機能も多く、サーバーの保守やプラグイン追加が面倒なケースにも最適です。

会社名 シックス・アパート株式会社
会社所在地 東京都千代田区神田神保町3-17-15 ヨシダFGビル5F
公式サイトURL https://www.sixapart.jp/

EC-CUBE(イーシーキューブ)

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱う株式会社イーシーキューブEC-CUBE公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:株式会社イーシーキューブEC-CUBE公式サイト(https://www.ec-cube.net/)L

  • 独自開発型、商用型/SaaS、クラウドセット型
  • オープンソース型/オンプレミス型
  • 商用型は有料/オープンソース型は無料
  • プラグイン無料/有料

EC向けに開発されたCMSのため、ECサイトと一体型のオウンドメディアを立ち上げたい場合におすすめのプラットフォーム。クラウドサーバーとセットになった商用型と自社サーバーに設置できるオープンソース型の両方が用意されています。

決済サービスの選択も豊富で、税率対応やポイント機能も基本機能に搭載。会員ランクや配送方法指定などのプラグインが提供されています。カスタマイズを利用しないなら商用型は1ヶ月あたり7,480円(税込)からで、初期費用もかかりません。

「EC-CUBE」の運営会社概要

会社名 株式会社イーシーキューブ
会社所在地 大阪府大阪市北区梅田2-2-22(大阪本社)
公式サイトURL https://www.ec-cube.co.jp/

Cream(クリーム)

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱うSODA株式会社「Cream」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:SODA株式会社Cream公式サイト(https://media.cream-cms.com/)

  • 独自開発型、商用型/オンプレミス型
  • 有料
  • 記事作成代行オプションあり

記事作成に特化したオウンドメディア向けCMSで、コンテンツ作成代行のオプションが用意されています。オウンドメディア作成で記事作成も発注したいケースにぴったりです。

設置するサーバーは基本的に自社で用意するオンプレミス型。しかしサーバー契約や保守代行オプションも提供しています。

法人向けのプレミアムプランは初期費用209,000円(税込)、1ヶ月あたり33,000円(税込)です。

「Cream」の運営会社概要

会社名 SODA株式会社
会社所在地 東京都八王子市明神町3-20-5 エイトビル3F
公式サイトURL http://www.so-da.co.jp/

ShareWith(シェアウィズ)

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱う野村インベスター・リレーションズ株式会社「ShareWith」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:野村インベスター・リレーションズ株式会社「ShareWith公式サイト」(https://www.share-with.info/)

  • 独自開発型、商用型/SaaS、クラウドセット型
  • コーポレートサイトに特化
  • 有料

コーポレートサイトとして展開する内容が最初からそろっている、オウンドメディア向けのCMS。導入事例の紹介や求人など、オウンドメディアをコーポレートサイトと一体化したいケースにおすすめです。

クラウドセットタイプで、マーケティングに必要な分析機能を導入。日本語と英語の切り替え表示やリンクの自動修正といった機能も搭載されています。

30ページまでが目安のコンパクトプランでは初期費用が約750,000円、月額費用が約120,000円から。他のオウンドメディア向けCMSと比較した際の価格帯で考えると中規模以上の企業向けです。

「ShareWith」の運営会社概要

会社名 野村インベスター・リレーションズ株式会社
会社所在地 東京都千代田区大手町二丁目2番2号 アーバンネット大手町ビル13階
公式サイトURL https://www.nomura-ir.co.jp/ja/index.html

「はてなブログMedia」

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱う株式会社はてな「はてなブログMedia」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:株式会社はてな「はてなブログMedia」公式サイト(https://www.hatena.ne.jp/contentmarketing/hatena-blogmedia)

  • 独自開発型、商用型/SaaS、クラウドセット型
  • 有料
  • オウンドメディア特化

ブログやWebブックマークのサービスを展開しているはてなブログが、法人向けのオウンドメディア特化型CMSとして提供するプラットフォーム。

サーバー環境なども合わせて依頼したいけれど、社内でCMSを選定する際にセキュリティレベルが高く求められているケースにも対応しやすいのが特徴です。

プラン料金については問い合わせが必要ですが、過去には採用ジャンルに限り初期表無料、一ヶ月あたり77,000円(税込)というプランが用意されていました。

「はてなブログMedia」の運営会社概要

会社名 株式会社はてな
会社所在地 京都府京都市中京区烏丸通六角下ル七観音町630 読売京都ビル7F(京都オフィス/本社))
公式サイトURL https://hatena.co.jp/

「サイト職人」

オウンドメディア向けのCMS・プラットフォームを扱うウェブラボ株式会社「サイト職人」公式サイトキャプチャ画像
画像引用元:「サイト職人」公式サイト(https://www.site-shokunin.com/)

  • 独自開発型、商用型/SaaS、クラウドセット型兼オンプレミス型
  • テストサーバーを用意
  • 有料

テストサーバーと本番サーバーを使い分け、更新前のチェック体制が整っている商用型。2006年よりサービスを開始した、オウンドメディア向けのCMSです。

CMSデータはサーバーを用意してもらうだけでなく、自社サーバーにも設置可能です。料金は一番安価なクイックオーダープランで初期費用54,780円(税込)、一ヶ月あたり6,820円(税込)から用意されています。

「サイト職人」運営会社概要

会社名 ウェブラボ株式会社
会社所在地 東京都新宿区四谷4丁目33-2 マーキュリースクエア4F(東京本社)
公式サイトURL https://www.weblab.co.jp/

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

そもそもCMSとはどのようなものなのか

そもそもCMSとはどのようなものなのか
CMSの正式名称はコンテンツマネジメントシステム(Content Management System)で、ホームページコンテンツが簡単に制作できるシステムを指します。

オウンドメディアを構築し運用する上では欠かせないシステムです。詳しく解説していきます。

簡単にサイトが作成できるプラットフォーム

オウンドメディア向けCMSの詳細なシステムはサービスごとに違うものの、主に下記の機能が挙げられます。

  • テキスト作成
  • 画像挿入、管理
  • 共通ブロック
  • ページテンプレート
  • 自動Webページ作成

オウンドメディア向けCMSの導入有無でサイトを比較

実際にオウンドメディアへCMSを導入した場合としていない場合を比較してみましょう。例えば下記のような構成で定期的な更新が必要だとします。

  • トップページのコンテンツ
  • 商品をジャンル別に探す目次
  • 複数の商品紹介ページ(月1更新)
  • 商品に関する豆知識(毎日更新)

未導入のオウンドメディア

レイアウトが近いページも含めて、すべてWeb制作の知識をもった従業員が個別に制作しなければいけません。毎日の更新内容を考える従業員と、制作部門が連携しながら制作します。

WebページをつくるためのHTMLやCSSという言語を活用しますが、間違いがあればレイアウトが崩れてしまうため、1ページごとのチェックが欠かせません。個別商品にたどり着くための目次と商品ページも、リンク先URLを間違えないように貼っていきます。

また、商品の販売終了などで個別ページのURLが変われば、目次も変更しなければいけません。

導入済みオウンドメディア

オウンドメディア向けのCMSを導入した場合、一旦トップページやテンプレートを作成すれば、定期的な更新には専門知識が必要ありません

ほぼ文章の入力とちょっとしたボタン操作で、簡単に制作できるためです。下記の形式で進行でき、都度複数部署間で連携する必要がないためすぐに更新できます。

  • Web制作担当の従業員が最初に数ページ作成
  • 日々の更新は豆知識ネタを考える従業員が直接更新

また、個別の商品ページにジャンルを設定すれば、商品のジャンル別目次も自動で作成されます。何らかの理由でURLが変更になっても、いちいち目次を編集する必要はありません。

ブログとの違い

オウンドメディア向けCMSは文章入力なども簡単にできるため、ブログシステムとも混同されやすい面がありますが、ブログはCMSに含められ、日々文章を更新することに特化しているシステムです。

ブログ

ブログシステムの特徴として下記が挙げられます。

  • 日、月、年ごとに記事を管理する
  • カテゴリーごとに記事を管理する
  • 最新記事にすぐアクセスできる
  • 注目されている記事にアクセスできる
  • 同じフォーマットで作成される
  • トップページはあまりカスタマイズできない
  • サイトデザインがほぼ同じ

CMS

オウンドメディア向けのCMSでは、より一般的なWebサイトに近いデザインに仕上げやすくなっています。ブログにない機能は下記です。

  • オリジナルデザインにしやすい
  • カテゴリーごとに記事を管理する
  • 複数のテンプレートを作成できる
  • トップページをカスタマイズしやすい
  • 訪問データが分かりやすい

日にちやカテゴリーごとの記事管理、注目や最新記事への誘導も、オウンドメディア向けのCMSシステムによっては導入が可能です。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

オウンドメディア制作でCMSを使うメリット

オウンドメディア制作でCMSを使うメリット

自社サイトを運用する際、オウンドメディア向けのCMSを利用すると多くのメリットがあります。

スピーディーな情報更新が可能

オウンドメディア向けのCMSを利用した場合、専門的なHTMLというやCSSといった、Webサイト作成に必要な言語でわざわざ記入しなくても更新できるので、スピーディーな情報発信が可能です。

リアルタイムな更新が可能なSNSほどではありませんが、毎日毎週といった定期的な更新に最適です。

更新の速さのイメージとしては、下記の順番になります。

SNS > CMS導入サイト > CMSが未導入のサイト

ただし、リアルタイムな更新ができないわけではありません。

ExpressionEngineというCMSを利用しているGigazineやMovable Typeを活用しているGIZMODOなどが大企業の発表会でリアルタイム更新を行なっている事例があります。

専門知識が不要

Webサイトを制作するための専門的な知識が不要な点も、オウンドメディア向けCMSの活用メリットです。サービスによっては、自分で加えられる拡張機能が豊富に用意されており、新たな機能も追加できます。

SEOに有効なスマートフォン最適化や、現在のページ場所を表すパンくずリストなども自動的に整備。また、集客で重要となる「アクセスデータ収集」が、システムに組み込まれているオウンドメディア向けCMSもあります。

ただし、サーバーへのインストールやトップページなど最初の整備は、知識をもつ社員が担当するのが無難です。

分業しやすい

オウンドメディア向けCMSは、更新するユーザーを複数設定できるため、ひとつのサイト内でページごとに担当者を設定し分業できる点もポイントです。

例えば商品紹介ページを担当する開発部署と、集客を目的としたコラム記事を担当するマーケティング部門が別々に作業したいといったケースはよくみられます。担当部署ごとに編集できる権限を別に設定すれば、簡単に実現できます。誤って他のページを修正してしまうトラブルもありません。

全体のサイト制作は外注しているけれど、更新は自社で行なって費用を抑えたい場合も簡単です。

CMSの種類

CMSの種類

オウンドメディア向けのCMSの種類について、機能面・設置方法の2つの側面から紹介します。

機能面の種類

オウンドメディア向けCMSで利用できる機能を自分で用意するオープンソースと、提供する企業がカスタマイズしてくれる独自開発型があります。

オープンソース型

システムを提供する企業が必要なデータを一般的に公開し、利用者が自分でサーバーに設置するタイプ。機能面はプラグインと呼ばれる、他社がつくったシステムを自分で取り入れなければいけません。いつでも簡単に機能を追加削除できるものの、多少はWebの知識が必要とされます。

独自開発型、商用型

オウンドメディア向けのCMSを提供する企業が機能を用意してくれるタイプ。あらかじめ契約前に利用したい機能をヒアリングして、独自にカスタマイズしてもらえます。

パッケージ型とは一般的にあらかじめ販売するために機能を取りまとめた商品を指しますが、CMSにおいては顧客企業に合わせてカスタマイズする、商用型を指すのが一般的です。

データ保管タイプ

オウンドメディア向けCMSのデータを保管するサーバーのタイプです。システムとサーバーを合わせて提供するか、自社で用意しなければいけないかの違いで分けられます。

SaaS、クラウドセット型

CMSのデータと保管サーバーが一緒に提供されるタイプ。独自開発型、商用型のオウンドメディア向けCMSを提供しているサービスでみられます。基本的にオープンソース型ではSaasになることは、ほとんどありません。

提供会社側がサーバーも対応できるので、セキュリティ面が高くなりやすいのが特徴です。しかしいっぽうで他社サーバーを使用するので、既にサーバーを運用している際に移動する必要があり、契約時にセキュリティレベルで稟議が必要となりやすい面があります。

オンプレミス型

自社でCMSデータを設置するサーバーを用意するタイプ。一般的にいうとオンプレミスは自社内で用意するタイプを指しますが、オウンドメディア向けのCMSにおいては自社で契約している別会社のサーバーも含まれます。

サーバーへの制限がないため、現在運用しているサイトに組み込みやすいのが特徴です。オープンソース型のCMSは基本的にオンプレミスで使用することになりますが、独自開発や商用型でも自社が用意したサーバーで対応できるケースもあります。

基本的にCMSデータの設置作業は自社で進めなければいけません。しかし、WordPressなど利用者が多いオウンドメディア向けCMSなら、サーバー会社側がすぐに設置できるサービスを用意しているケースもみられます。

キャククルが手がけるオウンドメディアとは?

キャククルのオウンドメディアサイトのキャプチャ画像

120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。

制作事例を見てみる

オウンドメディアCMSプラットフォームに関するよくある質問

オウンドメディアCMSプラットフォームに関する「よくある質問」を紹介していきます。ツールやサービス導入に関する疑問や不安を感じている方は、以下のQ&Aを参考にしてみてください。

Q1.Wordpressとの違いはどのようなところでしょうか?

一般的にWordpressをカスタマイズしてオウンドメディアを構築するためには、HTMLの知識だけでなくシステムに関するスキルが必要と言われています。もともとHTMLの知識があることを前提としているため、編集画面も複雑です。

一方、国内で開発されたオウンドメディア向けのCMSは、ノーコードでHTMLの知識がなくてもサイト構築や記事作成ができる仕様になっています。

オウンドプラットフォームによって操作性や直感で編集できる使いやすさなどに違いはありますが、各CMSにはマニュアルが用意されているので、難しくて作業できないという心配はほぼありません。

ただし、編集や不具合への対応、アップデートに伴う仕様の変更に際して時間がかかる可能性があるため、注意が必要です。

Q2. 公開した記事をSNSに配信したいのですが、可能でしょうか?

オウンドメディアとSNS公式アカウントの連携ができる機能がついているCMSプラットフォームであれば、配信は可能です。

オウンドメディア向けCMSと公式アカウントを連携して配信の登録や予約を行なう方法などは、各社マニュアルやカスタマーサポートで質問すればすぐに教えてくれるはずです。

念のためCMSプラットフォーム導入を決める前に、SNSとの連携機能があるかどうか確認しておくと安心です。

Q3.セキュリティ強化のために二段階認証を設定することは可能でしょうか?

CMSプラットフォームごとにセキュリティには万全な対策を講じていますが。二段階認証ができるかどうかは各社分かれるところです。

企業のオウンドメディアであることを考えて、どのようなセキュリティ対策が必須なのか、強化する方法にはどのようなものがあるか、商談の段階で担当者に質問してみましょう。

オウンドメディアのCMSを運用する担当者だけでなく、外部ライターや編集者、デザイナーなどがログインする可能性がある場合などは、それだけリスクが高まるため、

管理者権限付与の仕組みについても、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

Q4.オウンドメディア向けCMSとしてnoteは活用できる?

CMSの一種である「note」を活用してオウンドメディアを制作することは可能です。noteは、「専門知識が不要」「直感的な操作が可能」「基本的に無料」「メンテナンスが不要」といったメリットがあります。一方で、「デザインが固定されている」「無料版はアクセス分析が不可」「コンテンツの所有者がnoteになる」など、デメリットになりうる点もあるので、導入する際は注意が必要です。

Q5.オウンドプラットフォームとは?

オウンドプラットフォームとは、専用のプラットフォームでコミュニティやコンテンツを管理・提供するための仕組みです。たとえば、オウンドプラットフォームの一種である「OSIRO(オシロ)」は、アーティストやクリエイターがコミュニティを運営するために利用しています。機能やカスタマイズ性はサービスによって異なるので、導入前に確認しましょう。

CMSはオウンドメディア運用が効率化されるプラットフォーム

CMSはオウンドメディア運用が効率化されるプラットフォーム
これまで外部制作会社に依頼しないとつくれないと思っていたオウンドメディアですが、CMSプラットフォームを導入すれば社内でも制作や運用ができるようになります。

オウンドメディアを活用して事業を拡大したり、ビジネスチャンスや集客チャネルを増やしたりすることも可能になるのです。

無料で使えるオウンドメディア向けCMSも紹介しましたが、費用的には負担なく導入できるものの、制作や運用には大きな負担がかかります。したがって多少費用がかかっても、手厚いサポートが約束されているCMSを選ぶべきだと考えます。

オウンドメディアは制作して終わりではありません。メディアをつくってからが勝負。
SNSとも連携しながら常に新しいコンテンツを更新していくためにも、オウンドメディアのCMSプラットフォームを活用してみましょう。

いま一度、各社の特徴を下記比較表で確認して、自社のニーズにマッチしたオウンドメディアのCMSプラットフォームを絞り込んでください。

会社名 サービスの特徴 費用
Clipkit【PR】Clipkit ・750サイト上に導入され、継続率99.3%という高い満足度
・ブログ感覚で記事が更新でき直感的な利用が可能
・サイバー攻撃にも万全のセキュリティ、24時間365日の監視体制
機能充実プラン:初期費用33,000円、月額55,000円
お手軽スタートプラン:初期費用33,000円、月額11,000円
※料金はすべて税込
WordPress 世界で最も利用者が多いオープンソース型CMSプラットフォーム 利用料無料・プラグイン無料(一部有料)
Movable Type CMSの前世代、MTブログと呼ばれるプラットフォームで2001年10月に誕生 1サイトあたり2,750円(税込)から。複数サイト向けプランあり
EC-CUBE ECサイトと一体型のオウンドメディアの構築に特化したCMSプラットフォーム 1ヶ月あたり7,480円(税込)から、初期費用無料
Cream 記事作成に特化したオウンドメディア向けCMSで、コンテンツ作成代行のオプションあり 法人向けプレミアムプラン:初期費用209,000円(税込) 月額費用:33,000円(税込)
ShareWith コーポレートサイトと一体化したオウンドメディア構築に適したCMSプラットフォーム コンパクトプラン:初期費用750,000円~ 月額費用:120,000円~
はてなブログMedia 法人向けのオウンドメディア特化型CMS。デザインテンプレートが豊富でマニュアル不要の操作性 公式サイト上に記載なし
サイト職人 サイト制作のプロが開発したCMSでレスポンシブWebデザイン対応。解約後もHPのデータが継続利用できる クイックオーダープラン初期費用:54,780円(税込)含め4つのプラン
月額費用:6,820円(税込)~

様々な業界の成功事例あり!キャククルのオウンドメディア

キャククルのオウンドメディアのイメージ画像キャククルのオウンドメディア事例 詳細はお問い合わせください

キャククルの提供するオウンドメディアとは、特定の市場に特化した専門メディアを立ち上げ、貴社が求めるユーザーのみを集客するWeb施策です。

専門メディア上で、サービスを選ぶ際のポイント、各物流サービスの強み、事例等を掘り下げて説明するため、親和性高いユーザーの集客はもちろん、なぜその物流サービスを使うべきなのかを理解した上で反響つながることが多数のため、他の施策よりも成約率が高いのが特徴。

キャククルのオウンドメディアを導入した企業さまからは、「客単価が2.5倍に上がった」「契約までのリードタイムが3分の1に短縮できた」「アポ率が3倍以上になった」といったお喜びの声をいただいております。

SEO対策やリスティング広告、業界メディアへの出稿をしたが思ったように狙ったユーザーを集客できなかった、Webからの反響は受注できない…という課題であれば、その難題を解決することができます。

サービス内容や事例については、以下のページよりご覧ください!

キャククルのオウンドメディア
について詳しく知る

ページトップへ