Liny(リニー)の特徴や料金、口コミ評判、導入事例をまとめて調査しました
最終更新日:2024年01月31日
本記事ではLINE公式アカウントを使ったマーケティングオートメーション・顧客管理ツールであるLiny(リニー)について解説しています。
また、LINEを活用した顧客管理ツール選びで迷われている方向けに、LINE顧客管理ツールをまとめた記事も用意しましたので、ぜひご覧ください。
LINEの顧客管理に使える
CRMツールを解説
Liny(リニー)とほかのLINE拡張ツールを比較
ツール名 | ツールの特徴 | 資料(※) |
---|---|---|
Liny(リニー) | 友だち登録を重点においた機能を提供 ・豊富な機能であらゆるビジネスシーンに対応 ・3,500社に導入された豊富な実績 ・充実の運用サポートで初めてでも安心 |
資料なし |
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※1…キャククルに資料が掲載されているサービスのみダウンロードできます。
Liny(リニー)とは
引用元:Liny公式サイト(https://line-sm.com/)
「Liny」とはLINE株式会社の提供しているモバイルメッセンジャーアプリケーション「LINE」を、より効率的かつ効果的に使用するためのサポートツールです。
LINEを顧客管理やマーケティング等で活用する際には非常に使い勝手がよく、様々なビジネスシーンで活用されています。
※2021年5月現在で3,500社への導入実績あり
それではLinyの代表的な機能を紹介していきます。
- 便利な顧客管理機能
- 顧客へのアプローチ手段は多彩
- 数々の高機能な分析機能を搭載
便利な顧客管理機能
Linyを活用すると顧客管理はとても楽にできます。顧客とやり取りをしているだけで、Linyが自動的に相手の属性や好みを収集し、蓄積していきますので、顧客情報の管理が自動化されます。
また管理された顧客一覧に対してタグ付けを行うこともできます。
タグ機能を使用して顧客をカテゴライズすればセグメントごとに別々の情報を発信したり、メッセージを送信したりもできます。
顧客をタグで分けておけばどのような属性の顧客がいるのか一目瞭然で把握ができます。
さらに一対一、個別での顧客対応が必要になったときに役に立つ機能が「対応マーク」です。
問い合わせが入った顧客に対して「問い合わせ中」のマークが自動で添付され、マークのついている顧客に対してスタッフが個別に対応ができる機能です。
この機能があれば、全顧客のやり取りを確認しなければならないという手間が省けます。
顧客へのアプローチ手段は多彩
Linyは顧客へのアプローチ手段が非常に豊富に揃っています。中でもステップ配信を使用できることは、それだけでマーケターにとってはLinyを活用する理由になります。
ステップ配信はメールマーケティングでは、なくてはならない機能のひとつです。顧客を教育・育成し、成約率の高いクロージングをかける上では必須のツールと言えます。
他にもセグメント配信機能があるのもLinyの特徴です。セグメント配信も効率的なマーケティングを行っていく上では、とても役に立つ機能のひとつです。
こちらはLinyの自動友だち管理機能によって、セグメンテーションされた顧客に対して、更に絞り込みを行い、特定の人たちに対してだけ、情報発信やメッセージを配信することができます。
数々の高機能な分析機能を搭載
Linyには高度な顧客分析機能も搭載されています。
コンバージョン計測をはじめURLクリック分析、クロス分析など、顧客の行動を可視化できる非常に優れた分析機能が充実しています。
コンバージョン計測ではページへの訪問数や訪問したページなどから顧客の辿った導線を導き出し、ページ単位で成約率などを計測できます。
またコンバージョンが発動したタイミングでメッセージを配信したり、顧客がサイト滞在中や動画視聴中にアクションを起こすように設定できたりするなど、動的機能も満載です。
他にもURLクリック分析ではクリック率の効果測定を行い、コンテンツの反応を数値化できます。
更にクロス分析では、さまざまな顧客情報を組み合わせて集計することにより、どのページからの注文が多いのか?どのシナリオによる顧客反応が高いのか?など細かい分析も可能です。
Linyを導入するメリット
Linyでは上述したような数々の機能の他にも、さまざまな機能が備わっています。特にCSV形式によるgoogleスプレッドシートとの連携機能はビジネスシーンでも重宝する場面が多いでしょう。
- CSV形式でデータをエクスポートできる
- チャットの簡易版を複数発行できる
- テンプレート機能を使いこなせば作業を効率化できる
CSV形式でデータをエクスポートできる
LinyはCSV形式でデータをエクスポートすることができ、オンラインビジネスシーンでは欠かせないgoogleスプレッドシートと連携して作業もできます。
素人でも扱いやすいエクセルのCSV形式でデータ管理情報をエクスポートできるのは非常にありがたい機能です。
顧客名のほかタグ情報、友だち情報など、顧客とのやり取りの過程の中で獲得し、蓄積された情報を整理してくれます。
また逆に外部で作成されたデータベース情報を読み込むこともできます。
Linyとは別のアプリから得られた顧客情報もCSV情報に追加して読み込めば、Liny内で顧客情報として扱うことができます。
このように簡易的なデータベース連携機能も備えています。
チャットの簡易版を複数発行できる
Linyにはオペレーター機能という機能が備わっています。こちらはチャットの簡易版的な操作画面をアカウントごとに複数発行できる機能です。管理者の人数に応じてアカウントを発行できます。
ひとり一つのチャット画面を持つことで、問い合わせに気づいた社内スタッフが素早く迅速に顧客対応することができます。
また複数の簡易操作画面はフル機能が使用できるチャット管理画面により一括管理ができ、責任者はアカウント全体を管理することができます。
ただし発行するアカウント数に応じて料金が異なるため、必要なアカウント数だけ確保するようにしましょう。
テンプレート機能を使いこなせば作業を効率化できる
Linyにはテンプレート機能が使用できるのも嬉しいところです。
テンプレートは言わば雛形のようなもので、毎回使用するコンテンツやカルーセル、同じ文言やメッセージなどを、使用時のまま保存しておける機能です。
テンプレート機能により作業を効率化できることはもちろん、誤字脱字や配信内容のミス、食い違いなどを防ぐことができます。
また反応率が高かったテンプレートはそのまま保存しておき、検証や改良を重ねることで更に反応率のよいテンプレートへと発展させることができます。
このように作業の効率化ができるだけでなく、ノウハウの蓄積や検証にも利用ができるお得な機能なのです。
Liny(リニー)の口コミ評判や導入事例
マニュアルを見なくても、直感で操作できるのが、便利だと思います。 例えば、新型コロナウイルスのメニューに関しても、作成は2時間ぐらいでできましたし、情報を配信したい時に、すぐに設計できるというのが、Linyの強みだと思っています。
導入から一週間ほど使ってみて、大体の機能は把握できました。細かいところはこれからなんですが、運用の担当者と一緒に把握していければと思っています。
引用元:Liny公式サイトお客様インタビュー:滋賀県庁(https://line-sm.com/interview/case_shigaken.html)
導入後は学生からの問い合わせがだいぶ増えました。増えるということは、普段学生さんが、どういったことで悩んでいたりだとか、 あるいはどういう種類の質問が多いのかということがわかると、学校側も準備ができたり、そこに対するサービス改善、しいては業務の改善につながっていくので、すごく役に立っていると感じています。
引用元:Liny公式サイトお客様インタビュー:学校法人東京滋慶学園(https://line-sm.com/interview/case_shintokyo.html)
株式会社トキハ
(前略)やはり私たちはシステムの専門家ではないので、導入したはいいけど使いこなせなければもったいないと思っていたこともあり、実装に関してサポートしてくださるLinyがいいという結論になりました。今でも、使っていくなかでわからないことがあればすぐに営業担当の方に電話をして教えてもらっていますが、いつも快く対応してくださるので助かっています。(後略)
引用元:Liny公式HP(https://line-sm.com/interview/case_tokiwa.html)
株式会社久世
(前略)商品のご要望を聞いて、お見積書を作成して、そしてお客様が実際に注文をするまで、早くても半日、営業が外回りに出ていたら翌日の対応になります。営業時間で考えると、おおよそ20時間ぐらいかかっていました。注文内容の変更がある場合は、注文書を作り直して配送したりすると、1週間ぐらいかかる場合もあります。
Linyを導入すると、その業務が約1時間半でできるようになりました。(後略)
引用元:Liny公式HP(https://line-sm.com/interview/case_kuze.html)
Liny(リニー)の料金プラン
スタートプラン 月額5500円(税込) |
ベーシックプラン 月額43780円(税込) |
プレミアムプラン 月額76780円(税込) |
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初期費用 | 54780円(税込)(初回登録時のみ) | ||
送信可能数/月 | 1000通まで/月 | 15000通まで/月 | 45000通まで/月 |
運用管理者数 | 1名まで | 3名まで | 5名まで |
利用できる機能 | 基本機能のみ | 基本機能 + 各種計測・測定機能 |
全機能 |
Liny(リニー)の特徴とは?まとめ
すでにさまざまなビジネスシーンで活用されているLINEを、更に使いやすくできるツールというだけあり、国の各省庁や都道府県の県庁、大学機関、大手企業などでも利用されています。
顧客管理や顧客とのコミュニケーションで困っているようでしたら、この機会にLINEの活用を検討してみてください。