社内で共有したい情報はさまざまなものがありますが、効率的に情報共有を行うためには動画配信システムを活用するのもひとつの選択肢です。システムを導入することによって、伝える側は簡単に情報を伝えやすく、さらに視聴する側は理解しやすいというメリットがあります。
こちらの記事では、各社から提供されている社内向け動画配信システムの特徴や機能、料金プランなどを紹介。さらに、システム導入により得られるメリットや動画配信の際の注意点、システムの選び方などもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
会社名 | サービスの特徴 |
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OneStream |
専門知識・スキル不要!簡単な操作で手軽に動画配信が可能
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クラストリーム |
社内限定などの限定配信に特化!独自のセキュリティ対策で動画配信をサポート
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ULIZA |
大規模配信にも安定して配信可能な動画配信システムなら
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necfru |
必要な機能だけを自由に組み合わせる!オリジナルの動画配信サービスなら |
Qumu |
誰でも簡単に動画制作・共有・分析 |
Jストリーム |
多彩な社内向け動画配信システムを用意 |
MOOGA |
シンプルで使いやすい管理画面を提供 |
millvi |
高品質・低価格での動画配信可能なシステム |
SmartSTREAM |
手持ちの動画を簡単操作で配信可能 |
viaPlatz |
動画配信とともに理解度確認テストなどの機能も搭載 |
社内の情報共有を動画配信にするメリットや効果

社内の情報を共有しやすくなる
社内に対してメッセージを発信する際に、テキストと比較すると動画は伝わりやすいというメリットがあります。そのため、社内向け動画配信システムを使用することで情報共有がしやすくなります。さらに、配信者の表情や声のトーンなども見ることができ、より情報が伝わりやすいといえます。
また、例えば全国各地に拠点がある会社において情報を伝達する場合にも一斉配信が可能となるため、誰かがそれぞれの拠点へ足を運ぶ必要もなくなります。この点から、時間やコストの削減が可能となります。
研修・教育に係るコストを削減できる
研修用のマニュアルや資料を動画にして配信をすれば教育コストの削減にもつなげられます。
紙の資料だと講師の説明がないとわかりにくい部分が発生する場合がありますが、動画であれば音声入りの研修資料を作成できます。また、アーカイブ化しておくことで、それぞれのスタッフが好きなタイミングで確認可能です。
無料の動画配信システムよりもセキュリティーが高い
無料動画配信システムとしてYoutubeなどが有名ですが、法人向けサービスとして有料の動画配信システムを使用したほうが、セキュリティーも高く、情報漏えいの心配もありません。
また有料版のほうが機能やサービスも豊富で、社内向け動画配信システムとして使用しやすくなります。
社内で動画配信する際の注意点
動画配信・視聴を行うために必要な機材が揃っているか確認
アップロードする側には動画撮影用のカメラやマイクといった機材が必要となります。また、視聴する側には動画を見るためのパソコンやスマートフォン、タブレットなどが必要です。動画配信・視聴を行える環境が揃っているかを確認します。
配信環境・視聴環境が整備されているか確認
社内で情報共有を行う場合には、配信環境が整えられているかを確認する点も大切です。例えばWi-Fiを使用しているインターネット環境であれば有線で接続を行うようにする、また音響設備を事前に確認する、パソコンやカメラなど接続する機器同士で通信制限がかかっていないかなどを確認します。
動画を視聴する側でも、問題なく動画を見るためには環境について確認しておくことが大切であるため、インターネット回線の速度やOS・ブラウザなど閲覧する環境をチェックします。また、必要なタイミングでしっかり動画視聴ができるようにあらかじめテストしておくことも重要です。
セキュリティ面についても確認する
社内で配信する動画の中には機密情報が含まれている場合があります。この点から、情報漏洩のリスクを下げるためにもパスワードの設定や通信を暗号化するなどセキュリティ対策を行っておくことも必要となります。
さらに注意したいのは、人が動画に映っている場合。例え社内のみの動画で映っているのが社員だったとしても、あらかじめ本人の承諾を取ってから配信することも大切です。
社内向け動画配信システム選びのポイント
誰でも使いやすいシステムか
例えシステムに関する専門的な知識がなかったとしても、無理なく使いこなせる操作性を備えているかは確認しておきたいポイントです。せっかく社内で使用できるシステムを導入したら、誰でも使用できればより活用の幅を広げられます。
システムの容量が十分用意されているか
時には長めの動画を配信することもありますので、システムの容量が十分に用意されているかといった点も確認しておきます。保存容量が少ない場合には、アップロードや配信が正しくできない可能性もあります。また、より良い画質で配信するためにも十分な容量が確保されているかを確認しておきます。
自社のニーズに合ったシステムか
こちらの記事でご紹介している通り、社内向け動画配信システムにはさまざまなものがあります。より活用できるシステムを導入するためにもあらかじめ自社のニーズを確認しておき、そのニーズに合ったシステムを選択することもポイントのひとつです。
社内向け動画配信システムのまとめ
社内向け動画配信システムを導入し、活用することによって社内での情報共有や教育・研修などを効率的に実施できます。そのため「社内での情報共有を効率化したい」「研修を効率的に実施したい」「教育にかかるコストを抑えたい」といったニーズがある場合にはぜひ導入を検討してみることがおすすめです。
ただし、社内向け動画配信システムにはさまざまな種類がありますので、まずは自社のニーズを洗い出すことが大切。その上で、いくつかのシステムが持っている特徴を比較しながら自社のニーズに合ったシステムの選択がポイントとなってきます。こちらの記事をぜひシステムの検討時にお役立てください。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。