ホームページのアクセスを増やす方法まとめ
最終更新日:2022年03月31日
コストをかけてホームページを作ったのに、「思っていたよりもアクセスが伸びない…」と悩む企業は少なくありません。企業の顔であり、名刺代わりにもなるホームページを、より多くの人に見てもらうためにはどのような施策を打ち出していけば良いのでしょうか。
本記事では、運営しているホームページのアクセスを増やすメリットを整理しながら、アクセスを増やす具体的な方法を解説しています。自社と相性の良いリード集客にもつながるホームページの作り方についても紹介していますので、ぜひご参考ください。
ホームページへのアクセスを増やすには
まずは、アクセス数が増える仕組みを知っておきましょう。ホームページのアクセスを増やす要素は、大きく分けて2つあります。
1.検索からのアクセスを増やす
ホームページに流入してくる訪問者のおよそ7割が、検索からのアクセスです。検索結果画面で上位に表示されるほどアクセス数は増加するのは、言うまでもないでしょう。
実際に、検索結果にあらわれる順位が1位のサイトと10位のサイトでは、アクセス数に約10倍前後もの差があるとされます。
2.外部からのアクセスを増やす
もうひとつアクセスが増えるのが、外部からのアクセスです。外部からのアクセスには、他のホームページやブログなどで取り上げられ、そこからアクセスされる、SNSや動画のリンクからアクセスされる、チラシのQRコードからアクセスされるなどがあたります。
アクセス数を増やすためには、検索結果画面以外からもユーザーがホームページに流入してくる入り口が必要です。
ホームページへのアクセスを増やすメリット
ホームページのアクセスが増えれば知名度が上がり、集客効果がアップします。また、自社の商品・サービスを購入してくれる見込みのあるユーザーにアプローチできるようになり、売上につながる可能性も高まるでしょう。
また、アクセスしたユーザーがホームページをシェアしてくれれば、拡散効果によってさらにアクセス数が伸びていきます。自社のホームページの存在を知らないユーザーにも届きやすくなり、さらなる集客につながるのです。
このように、ホームページのアクセス数は集客や売上と密接な関係にあるので、集客数を上げて売上を伸ばしたいなら、アクセスを増やす対策に早急に注力する必要があります。
ホームページへのアクセスを増やす方法
ここからは、ホームページのアクセスを増やす具体的な方法について解説していきます。現状のホームページでまだ対策したことのない方法があれば、積極的に実施していきましょう。
良質なコンテンツを提供する
どんなにデザイン性が高くて見映えの良いホームページでも、ユーザーが知りたい情報が掲載されていなければ訪れる人は増えません。
ホームページで訪問者のアクセスを増やすためには、良質なコンテンツを掲載できているかが大きなポイントとして挙げられます。
とくに企業ホームページの場合は、以下のような点に注意してユーザーに役立つコンテンツをつくりましょう。
検索ニーズのあるキーワード選定
ユーザーに検索されないキーワードを使ってコンテンツを用意しても、検索からたどり着く人は増えません。ユーザーニーズを満たすコンテンツづくりは、検索されるキーワード探しからはじまります。
つくろうとしているキーワードに需要があるかは、「キーワードプランナー」などの検索ツールを使って調査します。
ユーザーニーズがあり、かつコンテンツと上手く絡められるキーワードを見つけてからコンテンツを設計していきましょう。売り出したい商品・サービスや、自社の強みと関係するキーワードであるかも大切です。
コンテンツ内容を精査する
掲載するコンテンツ内容がユーザーニーズにこたえられているか、またはオリジナリティのある内容かは、良質なコンテンツの重要な要素であり、同時に検索順位にも大きな影響を与えます。
キーワードを検索したとき、すでに検索上位にいる競合Webページではどんな記事が書かれているでしょうか。
上位にあるページの情報ほど、ユーザーがキーワードを検索してたどり着きたい、つまり「知りたい情報」である可能性が高くなるのです。
競合ページの内容を確認し、自社のホームページでよりニーズを満たす情報を提供できないか、他のページにはない情報を掲載できないかを分析してコンテンツに組み入れていきます。
読みたくなるタイトルやキャッチコピー
ユーザーがそのページにアクセスするか否かは、「読んでみたい!」と思わせるようなタイトルやキャッチコピーであるかも重要です。
検索キーワードが含まれていて、かつ興味・関心を引くようなタイトル名、キャッチコピーになっているかをチェックし、改善できそうであれば変更しましょう。
とくに、タイトルは検索の順位を決める要素にもなっています。
検索キーワードのほか、コンテンツ(Webページ)内容と深く関連する文言が含まれているかも大切です。
ユーザーの使いやすさを意識する
ユーザーがホームページを訪れたとき、使い勝手が良いか、またはストレスなく情報を取得できるかもアクセス数と関係しています。
サイトが使いづらく、どんな情報が書いてあるかが分かりにくいと、ユーザーが他のページを見てくれないばかりか、すぐにページから離れてしまうのです。
ユーザーの回遊率を高めつつ離脱を防ぐためにも、以下を意識してホームぺージを改善しましょう。
モバイルフレンドリー対応
2015年に、ネットの情報はPCからよりもスマートフォンなどのモバイル機器からの検索数が上回りました。そのため、スマホやタブレットから訪れたユーザーが使いやすいホームページであるかも大切です。
フォントや画像などがスマホ画面で見やすい表示になっているのはもちろん、メニューバーの位置が片手での操作を想定して配慮されているか、電話番号をタップするとそのまま電話アプリから電話できるようになっているか、地図アプリと連動しているかなどがモバイルフレンドリーにあたります。
10年以上前にホームページを作ってそのままになっていた、などモバイル仕様になっていない場合は早急に対処しましょう。
ページエクスペリエンスを最適化する
ページエクスペリエンスとは、ユーザーがWebページを見たときに不便や不都合な点がないかをあらわす指標のことです。2021年6月からGoogleの検索順位の基準として取り入れられており、「Core Web Vitals」と呼ばれます。
ページの表示速度やタップからアクションまでの時間、レイアウトのズレなどを計測して、ページの読み込み速度が速い、ズレがないほど「ユーザーの利便性が高いサイト」としてGoogleに高評価されるのです。
ページの読み込み時間が長い、次のアクションまでに時間がかかっているサイトは、ページエクスペリエンスの改善を行いましょう。
効果的な外部施策を行う
SEOの外部施策のひとつ、被リンクを増やす対策を行います。被リンクとは、ホームページ以外からの紹介や引用などでホームページがリンクされることです。被リンクが多いほどホームページへの流入口を増やすことになり、アクセス数アップにつながります。
ソーシャルボタンを設定する
ソーシャルボタンとは、SNSなどでのサイトURLの拡散を促すボタンのことで、FacebookやTwitter、LINE、Instagramなどが代表的です。ホームページやコンテンツを見たユーザーが「他の人にも教えたい」と感じたとき、アイコンタップから簡単にシェアできるようになるため、アクセス増加につながります。
ホームページのコンテンツで拡散効果を得るためにも、ぜひページごとに設定しておきましょう。
サイトマップやパンくずリストを設定する
Googleの検索エンジン内では、このWebサイトが良質なコンテンツを提供しているか、質の高いサイトかを判断するために「クローラー」と呼ばれるロボットが巡回しています。
このロボットに、早く正しくサイトを評価してもらうために有効なのがサイトマップやパンくずリストの設定です。
サイトマップやパンくずリストがあれば、ユーザーがサイト内を回遊する際に分かりやすく、アクセス増加を促すことにもつながります。ホームページの規模やページ数に関わらず、サイトマップやパンくずリストは必ず設置しましょう。
ホームページのオウンドメディア化が効果的
ホームページでアクセスを増やしたいのであれば、ホームページ内にユーザー向けコンテンツを設置するなど、「オウンドメディア化」を視野に入れてみるのも効果的です。
オウンドメディアとは、企業が運営する特定のコンテンツサイトや企業ブログのことです。ブランドサイトやキャンペーンサイト、採用サイトなど、自社の目的に合わせて制作する自社メディアはすべてオウンドメディアのため、ホームページと同じと思われがちですが少し違います。
一方的に企業側からの情報を発信しているホームページなどに対し、オウンドメディアは、ユーザー側の視点からみて、ユーザーに役立つ情報(コンテンツ)を発信するものです。
ユーザーに有益なコンテンツを継続的に発信することで興味・関心を持ってもらい、ファンを醸成していくマーケティング手法と言えます。
前述したアクセスを増やす方法のひとつに、「ユーザーニーズに合った良質なコンテンツをつくる」という施策がありました。
ホームページは、特性上どうしても商品の概要や自社の説明など、企業側の情報発信にとどまりがちです。すでに会社や商品を認知している状態のユーザーからは見られることはあっても、存在を知らないユーザーからのアクセス増は期待できません。
その問題を解消するためには、ユーザー側の視点にたち、ユーザーから求められるコンテンツを作る必要があります。
自社の認知度を上げる「ブランディング」も一つの手
ホームページは、どうしても自社の存在や商品・サービスについて知っているユーザーからの訪問が中心になります。その特性を知り、自社の知名度を上げるようなブランディング戦略も有効でしょう。
ブランディングを進めるには、SNSの運用やターゲットに対する広告が効果的です。また、ブランディング特化のオウンドメディアをつくるという方法もあります。
認知度を上げる目的でホームページを運用したいのであれば、ブランディングも意識した戦略を構築しましょう。
以下では、キャククル運営元のZenkenが提供するオウンドメディア「ブランディングメディア」について紹介します。
Zenkenのオウンドメディア「ブランディングメディア」
ブランディングメディアとは、自社で運営する独自のオウンドメディアの一種で、いますぐ客への訴求というよりは、自社ブランドの認知度向上や専門性のアピールなど、ある程度時間をかけてファンを育てていくためのメディア戦略です。
製品やサービスの販促目的ではなく、あくまで消費者や顧客の視点・視座でサイトを構築し、自社ブランディングを盤石なものにするため、世界観やストーリーを伝えることに重点を置いて制作・運用されます。
貴社が専門家として中立に解説するメディアを立ち上げることでユーザーの疑問を一掃し、「〇〇〇といえばこの会社に問い合わせてみよう」というイメージを抱いてもらえるように、顧客を育てていくのがブランディングメディアの役割です。
ブランディングメディア制作について詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。
ブランディングメディア
について詳しく
そもそもホームページのアクセスを増やしたい目的は?
そもそも、ホームページのアクセスを増やしたいと思った目的は何でしょうか。ホームページの目的をいま一度振り返り、ブレのない運用を心がけることが大切です。
アクセスを増して自社の認知度を高め、集客数を上げた先のゴールとなるのは契約や購入であり、「アクセスを増やす」のはひとつの手段です。つまり、ホームページの最終的な目的は成果や売上を向上することになります。
ホームページの最終的な目的を見据えた上で、アクセスを増やす施策はもちろん、自社の強みや魅力、差別化ポイントなどが伝わるコンテンツを用意し、売上につながる仕組みを構築していきましょう。
自社の強みや魅力が伝わるコンテンツ制作ならZenkenへ
オウンドメディア制作をはじめ、120業種を超える企業のWeb集客やマーケティング戦略を支援してきZenkenでは、これまでに培ってきた制作・運用ノウハウを活かし、クライアントの強みに合った、質の良いユーザーの集客を得意としています。
メディアを展開すべき市場やそのために必要なコンテンツ、狙うべきターゲット層など、貴社に最適な戦略をご提案いたします。
ホームページのアクセスを増やしたい、オウンドメディアを立ち上げたいとお考えの方は、ぜひ一度Zenkenまでご相談ください。
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