2022年の医療・健康業界オンライン展示会まとめ
最終更新日:2023年01月13日
医療や健康に関連する商品を提供する業界は販路が限られているため、広範な関係者にアプローチできる展示会は、重要な販促・宣伝手法のひとつとなっています。
2020年・2021年は新型コロナウィルス感染拡大のため現地で行われる多くの展示会が中止となりました。その代わりに開催されたのは、出展社と訪問者がインターネット上で繋がる、いわゆるオンライン展示会です。
ここでは2022年の医療・健康業界展示会事情について解説し、さらにオンライン展示会の開催が決まっているものに関しては、問い合わせ先なども調べてまとめています。
医療や健康の展示会事情、振り返りと2022年以降の見通し
2020年・2021年の医療・健康関係の展示会では、中止になった事例が複数みられます。国際医療機器展示会や国際モダンホスピタルショウなどに出展を予定していた企業は、大なり小なり金銭的なロスを被ったのではないでしょうか。
なお、2021年9月30日に緊急事態宣言・まん延防止等重点措置が全面的に解除されました。2021年は解除前から現地での開催、または現地・オンラインのハイブリッド開催に移行している主催会社も多く、このトレンドは今後も続く見込みです。
イベント参加人数の上限など、様々な制限が大幅に緩和(あるいは撤廃)されているなか、オンライン展示会が今後、現地の展示会に代わって主流となる可能性は高くありません。
実情として、利用する側にインターネット上のコミュニケーションなどにおいて課題が残っていることと、展示会主催会社はあくまでリアルな展示会を開催しなければ収益が上がらないからです。
しかし現地の展示会が再会されはじめているからといって、オンライン展示会が完全になくなることもないでしょう。2020年・2021年にはオンライン展示会の課題や限界だけではなく、その強みや可能性も露になったからです。
出展する企業側にとってはオンライン展示会への出展するが利益に繋がる企業は2022以降もあるはずです。オンライン展示会の特徴が自社の集客ニーズに合っていれば、現地の展示会と並行しての出展、
あるいはオンラインのみでの出展も検討すべきです。
医療健康業界のオンライン展示会の特徴
条件はイベントによって変わりますが、オンライン展示会の特徴として下記のようなことが挙げられます。
- 現地の展示会と比べて出展料が安い
- 開催期間は現地の展示会よりも長い
- チャットやオンライン名刺交換などで営業候補が瞬時に把握できる
- CGやVRを使った製品宣伝をリモート勤務でも閲覧してもらえる
- 閲覧者のデバイスや勤務時間を問わず接触機会と接触時間が増やせる可能性がある
取り扱う医療機器や医療従事者向けのサービスなどが動画やVRなどで十分に追体験できるタイプのものであれば、オンライン展示会の効果がさらに向上します。
VRやCGは医療機器の種類によっては相性が良いものもありますし、健康系ではこれまでも展示会ブースで動画を活用している企業が多いので、オンライン展示会への参画はハードルが低いはずです。
通年のオンライン展示会という選択肢も
なお、開催期間が決まっているオンライン展示会に加え、通年で開催されるオンライン展示会も増えています。上記のオンライン展示会の特徴に加え、下記のメリットがあります。
- 日程を気にせず常時開催(掲載)することが可能
- Webで収集できるアクセス情報が集計できマーケティング分析のリソースになる
通年のオンライン展示会は、新型コロナウィルス感染拡大前から多くの業界で広まっていた、いわゆるポータルサイトに似ています。特定の専門分野に属しているユーザーや特定のニーズを持っているユーザーをターゲットしているため、従来の広告と比べてコストを抑えながら自社に興味を持つユーザーにより的確にアプローチできるのが大きなメリットです。
一方、イベント主催会社が展開している通年のオンライン展示会は、出展社の情報をあくまでも同じ形式の枠で掲載しています。プレミアムプランなどの追加料金を継続的に支払わない限り、競合の情報に埋まってしまい認識されないというリスクがあります。
オンライン展示会の強みを活かしながら自社のニーズに合わせるには、オンライン展示会型メディアを自社で制作・運用する「ポジショニングメディア」という手法もあります。
ポジショニングメディアを紹介
ポジショニングメディアは、「このような製品を購入したい」という意欲が高いユーザーのみを集める、ユーザーのニーズ合った製品に特化した専門メディアです。
市場を俯瞰的に紹介している点においては、オンライン展示会と似ています。しかし比較的広いテーマで開催される展示会に対して、ポジショニングメディアは例えば「血糖値測定器」「超音波診断装置」「ペースメーカー」など、特定の顧客が求めている「製品」に合わせた、専門性の高いメディアとなっています。
テーマを絞ることで、自社の製品を購入して欲しいユーザーをピンポイントで集客できます。
なお、専門メディアでありながらもポジショニングメディアは知識があまりないユーザーでも自社に合った製品が見つけられる設計になっています。そのため、ニーズが合っているユーザーであれば自社の商品を選ぶ確立が高く、成約率や売り上げ単価の向上が実現できます。
ポジショニングメディアは医療業界を含め120以上の業種で既に成果に繋がっています。下記には、導入した企業様の声を一部を紹介します。
欲しい客層がなかなか取れず、反響が取れても断っていた状況でしたので、
反響の増加と質の改善を求めてポジショニングメディアを導入しました。導入の結果、単価の大きい業界から反響や成約がコンスタントに取れるようになりました。
嬉しいポイントとして大手からの反響が多く成約単価が2.5倍以上になった点、検討期間が1/3まで短縮されたので営業効率の改善につながっている点ですね。
ポジショニングメディアについて詳しく知りたい方は、下記のページで戦略の詳細や事例などをご覧ください。
医療健康業界にも「VR展示会」の風は吹くか
今後のオンライン展示会と医療や健康の業種をつなげるポイントとなる技術について少し解説します。
VR(バーチャルリアリティ)
VRとはバーチャルリアリティ、つまり仮想現実です。別の場所にある空間を立体的な画面で閲覧でき、ゴーグルを利用するタイプと画面上に表示されるタイプがあります。
オンライン展示会で活用されるのは実際の会場を遠方にいながら360度見渡すシステムです。医療業界では次世代通信規格5Gと合わせ、下記の利用が期待されています。
- 遠隔から手術や診察に対応
- 臓器を立体映像にして患者さんに病状を説明
- 手術前の事前シミュレーション
- リハビリで歩行画面を見ながら感覚を掴んでもらう
あらかじめ用意されたデータ映像を映しているケースと、遠方で撮影している画像をリアルタイムに映すケースがありますが、ゴーグルなどの使用が促進できないと、なかなか広がりを見せない技術ではあります。
AR(オーグメンテッド・リアリティ)
ARはオーグメンテッド・リアリティという言葉で、VRと比較すると一般的な知名度は低くなります。日本語では拡張現実と呼ばれます。カメラに映し出された実際の映像に別の情報を重ねて表示させる方法です。
既に開発されている事例や将来的に期待できる機能として下記があります。
- 手術前に実際の患部に治療情報を重ねて説明する
- 手術中に医師が付けるゴーグルへカルテ情報を表示させる
- リハビリ時に四肢を伸ばす位置を表示し分かりやすくする
AR単体のみではなく、VRと組み合わせて遠隔の映像に情報を加えるケースも考えられます。
実際に高度な技術を要求されるECMO操作の教育もVRで進められていることが、日本経済新聞にて下記のとおり紹介されています。
新型コロナウイルスによる重症呼吸不全の治療に使う体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)。操作技能の習熟に少なくとも40症例の経験が必要で、10年以上かかるとされる。人材不足が課題となるなかVRを活用した研修が始まった。
8月8日、神戸市内の会議室。集まった医師や看護師らが一斉にVRゴーグルを装着すると、エクモの治療現場を360度カメラで撮影した映像が映し出された。室内3カ所に設置されたカメラが切り替わり、前後左右あらゆる方向を見学できる。講師は専用のタブレット端末とペンを使い、注目してほしいポイントを書き込み強調することも可能だ。研修を受けた兵庫県立加古川医療センターの臨床工学技士、金川孝成さん(45)は「機器の裏側の様子までリアルに見ることができた」と満足そう。
引用元:日本経済新聞「医療×ICT=人材育成 コロナ禍、エクモ訓練にはVR」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62579320S0A810C2000000)
2022年に開催が決定している医療・健康業界のオンライン展示会
2022年で開催が決定している医療や健康業界のオンライン展示会、あるいはリアル展示会と並行で進められる「ハイブリッド型」展示会をご紹介します。
※参照元:JETRO 日本貿易振興機構(ジェトロ)オンライン開催(医療・健康)(https://www.jetro.go.jp/j-messe/country/online/medical/)
■注意点
本ページに記載されている医療・健康業界のオンライン展示会については、それぞれ展示会の運営会社に直接お問い合わせをおねがいします。
第22回JAPANドラッグストアショー
画像引用元:ドラッグストアショー公式サイト(https://www.drugstoreshow.jp/)
ドラッグストアで取り扱う商品全般の展示会。介護用品や健康食品、医療器具を取り扱う企業などが参加可能です。2022年よりリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催されます。
リアルの展示会が2日~3日に対して、オンライン展示会が合計17日間にわたって開催。プランはそれぞれ分けられています。なお、リアル展示会にスタンダードプランで出展している企業はオンライン展示会のベーシックプランで無料出展できるようになっています。
展示会運営会社
JACDS(一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会)
2022年開催期間
ビジネスデー(現地):2022年08月19日〜2021年08月20日(2日間)
一般デー(現地):2022年08月19日〜2021年08月21日(3日間)
オンライン:2022年08月12日〜2021年08月28日(17日間)
オンライン展示会の申し込み締め切りは2022年5月13日(金)。
オンライン展示会出展料金
ベーシックプラン:無料(※リアル展示会にスタンダードプランで出展している企業のみ)
ゴシルバー:880,000円(税込)
ゴールド:1,100,000円(税込)
お問い合わせ先
https://www.drugstoreshow.jp/contact/
展示会来場者数
124,526人(※2019年実績)
東京ケアウィーク’22
画像引用元:東京ケアウィーク公式サイト(http://careweek.jp/)
介護や医療に関する計6種類の展示会を総合したイベントです。中心は東京ビッグサイトで開催されるリアル展示会ですが、オンライン出展を検討している企業は個別に相談可能です。
構成ジャンルは下記の通りで、問い合わせ先も個別ページごとに用意されています。
なお、東京ケアウィーク’22とは別に、同じ運営会社が展開している「CareTex 365オンライン」と「からだケアEXPO 365オンライン」があります。
こちらの展示会は開催期間がなく、通年で出展が可能となっています。
- 介護
- 先端技術
- まちづくり
- 在宅医療
- 健康
- 施術
展示会運営会社
ブティックス株式会社
2022年開催期間
2022年03月9日〜2021年03月11日
お問い合わせ先
該当ページに問い合わせへのリンクが設置されています。
展示会来場者数
不明 ※ブティックス株式会社に直接お問い合わせください。
オンライン展示会出展規模
不明 ※ブティックス株式会社に直接お問い合わせください。
バリアフリー2022
画像引用元:次世代ヘルスケアプロジェクト公式サイト(https://jma-kkp.com/)
バリアフリー2022は、高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展です。地域包括ケアの介護・医療に関わる様々な企業が出展しています。2022年は現地・オンラインのハイブリッド開催となっています。
オンライン展示会は約2か月半にわたっての開催となっており、オンラインのみの出展も可能となっています。
なお、バリアフリー2022に合わせて下記の展示会も合同開催される予定です。
- 慢性期医療展2022
- 介護未来展2022
- 在宅医療展2022
展示会運営会社
株式会社テレビ大阪エクスプロ
2022年開催期間
現地:2022年6月8日~10日
オンライン:2022年5月19日~7月29日
オンライン展示会出展料金
オンライン出展のみ:198,000円(税込)
お問い合わせ先
https://www.tvoe.co.jp/expro/contact/
展示会来場者数
不明 ※株式会社テレビ大阪エクスプロに直接お問い合わせください。
オンライン展示会出展規模
不明 ※株式会社テレビ大阪エクスプロに直接お問い合わせください。
4TS 2022 Digital – 8th Top to Toe Transcatheter Solutions Conference
画像引用元:4TS 2021 Digital – 7th Top to Toe Transcatheter Solutions Conference公式サイト(https://4tsconference2021.com/)
医療のなかでも心臓関係に特化した大型会議という位置づけのイベントで、アメリカの心臓病学会や血管に関連する専門の協会、アジアの学会などが開催に関わっています。
展示会運営会社
Pepo Event Management
2022年開催期間
2022年02月10日〜2021年02月12日
お問い合わせ先
https://4tsconference2021.com/contact-us/
展示会来場者数
1,105人(※2018年リアル展示会実績)
オンライン展示会出展規模
20社(※2018年リアル展示会実績)
2021年に開催されたオンライン展示会
下記にはご参考までに、2021年に開催されたオンライン展示会の情報も掲載します。こちらの展示会は今後もオンライン出展ができる可能性がありますので、興味のある方はチェックしてみてください。
次世代ヘルスケアプロジェクト2021
画像引用元:次世代ヘルスケアプロジェクト公式サイト(https://jma-kkp.com/)
11月にビッグサイトで開催される健康や医療に関する展示会のこちらの展示会にもオンライン版があります。現地の展示会が2日間に対して、オンライン展示会は約2か月間にわたって開催されます。
2022年の情報は2021年11月現在ではまだないですが、2021年以降も同じく現地・オンライン同時開催となる可能性は高いでしょう。
展示会は下記のカテゴリに分かれており、リアルな展示会の相違点としてコロナや遠隔医療に関連する分野が増えています。
- 予防医療・健康増進
- 検診・検査
- オンライン・遠隔医療
- ウィズコロナ
- ベンチャー・アカデミック
展示会運営会社
一般社団法人日本能率協会
2021年開催期間
現地:2021年11月24日~26日
オンライン:2021年09月15日〜2021年12月17日
お問い合わせ先
https://event.jma.or.jp/kkp_inquiry
展示会来場者数
14,846人(※2019年リアル展示会実績)
オンライン展示会出展規模
55社(※2019年リアル展示会実績)
Care Show Japan 2021
画像引用元:Care Show Japan公式サイト(https://www.care-show.com/)
介護や医療に関連する商材を扱う展示会。1月後半に東京ビッグサイトでリアルにて開催されますが、緊急事態宣言の影響によって、オンライン展示会を2020年11月から既に開催しています。
展示会運営会社
インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社
2021年開催期間
2020年11月02日〜2021年02月26日(オンライン展示会)
お問い合わせ先
展示会来場者数
13,807人(※2020年リアル展示会実績)
オンライン展示会出展規模
不明 ※インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社に直接お問い合わせください。
インタースタイル 2021
画像引用元:インタースタイル公式サイト(https://www.interstyle.jp/)
展示会の主な取扱い商材はアウトドアグッズですが、健康機器を取り扱っている企業はフィットネス関連に出展することも可能です。リアル展示会に合わせてオンラインの展示会も開催されます。
展示会運営会社
株式会社インタースタイル
2021年開催期間
2021年02月16日〜2021年02月18日
お問い合わせ先
https://www.interstyle.jp/contact/inquiry_form.php
展示会来場者数
14,281人 (※2020年リアル展示会実績)
オンライン展示会出展規模
294社(※2020年リアル展示会実績)
ECR(European Congress of Radiology)2021
画像引用元:European Congress of Radiology公式サイト(https://www.myesr.org/)
ヨーロッパの放射線学会開催の展示会。各国に存在する12万人以上の会員に加え、放射線医学に関連した業種の方が参加できます。
展示会運営会社
ESR(The European Society of Radiology)
2021年開催期間
2021年03月03日〜2021年03月07日
お問い合わせ先
ESRのサイトにリンクあり
展示会来場者数
不明 ※ESRに直接お問い合わせください。
オンライン展示会出展規模
不明 ※ESRに直接お問い合わせください。
APhA2021- APhA Annual Meeting & Exposition
画像引用元:APhA公式サイト(https://aphameeting.pharmacist.com/)
薬局に関連する国際的な展示会。医薬品に関する知識だけではなくスタッフ運営や教育方法についても学べる場所です。
展示会運営会社
American Pharmacists Association
2021年開催期間
2021年03月12日〜2021年03月14日
お問い合わせ先
https://aphameeting.pharmacist.com/apha2021/contact-us
展示会来場者数
不明 ※American Pharmacists Associationに直接お問い合わせください。
オンライン展示会出展規模
不明 ※American Pharmacists Associationに直接お問い合わせください。
ジャパンメディカル&ヘルスケアバーチャルトレードショー
画像引用元:ジャパンメディカル&ヘルスケアバーチャルトレードショー公式サイト(https://medictech.xpojapan.com/)
世界各国の医療技術に関連した企業が参加するオンライン専用の展示会。ZoomやYouTubeLiveなど一般的に使われているオンライン動画コンテンツと連動しているのが特徴的です。
2021年の展示会は、新型コロナウィルスの影響のために中止となりました。2022年の開催についての情報は2021年11月現在ありません。
展示会運営会社
SK Global
2021年開催期間
2021年03月29日〜2021年03月31日
お問い合わせ先
※日本語ページに記載
https://medictech.xpojapan.com/japanese/
展示会来場者数
不明 SK Globalに直接お問い合わせください。
オンライン展示会出展規模
不明 SK Globalに直接お問い合わせください。
BIO 2021 – BIO International Convention Digital
画像引用元:BIO International Convention Digital公式サイト(https://www.bio.org/)
バイオテクノロジーや医薬品などに関連した展示会。日本でも販売されている医薬品のメーカー企業がスポンサーとして参加しています。2020年よりオンラインのイベントとなりました。
展示会運営会社
Biotechnology Innovation Organization
2021年開催期間
2021年06月10日〜2021年06月17日
お問い合わせ先
https://www.bio.org/contact-bio
展示会来場者数
7,216人(※2020年実績)
オンライン展示会出展規模
4,093社(※2020年実績)
不明 ※ブティックス株式会社に直接お問い合わせください。
医療・健康業界で開催予定のリアル展示会もコロナ次第で先行き不透明
2021年11月時点でコロナの感染拡大がある程度収まってきているように感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、今まで世界各地で起こった急な感染拡大という流れになった場合、リアル展示会の開催にもまた制限が設けられる可能性もあります。
どこまでリアル展示会に費用を注ぐべきか判断に悩むところです。
また日本以外の多くの国が収束していない状況もあり、国をまたいだ医療関係の展示会に絞れば、オンライン展示会が主流になると考えてよいでしょう。数年後にはオンライン開催がスタンダードとなる可能性もあります。
医療・健康業界のオンライン展示会まとめ
従来はリアルな商談を中心に顧客獲得していた企業も、今後はオンライン展示会への参加を選択肢に入れるべきです。
リアルの展示会にはないメリットとして下記のような点も挙げられます。
- 出展ブース制作のコストが抑えられる
- 参加者データが集計でき、分析ツールとして活用できる
- 来訪者名簿の入力や問い合わせ内容との紐づけなども自動化できる
- プラットフォームによってはメルマガなどで追客できる
- リモートワークになっても影響が最小限で済む
- リアル展示会よりも長期スパンで営業機会が獲得できる
といったメリットが考えられます。
医療・健康業界はコロナ禍で環境が激変している事業体も少なくありません。最新の情報を入手したいというニーズは例年以上に高いはずです。新しいサービス導入にはなにかと戸惑いもありますが、早期に参入するメリットのほうが大きいことは確実です。
オンライン展示会のようにインターネット上に営業場所が確保したい、そもそもWeb戦略を立てたことがない、オンライン上でのプロモーションを本格的に注力したい。
もしもこのようにお考えであれば、一度弊社までご相談ください。オンライン面談システムを使用して直接お話をうかがうことも可能です。お問い合わせは下記フォームよりおねがいします。