土屋鞄製造所のコンテンツマーケティング施策・戦略とは
最終更新日：2022年01月28日
「土屋鞄製造所」のコンテンツマーケティングの特徴
引用元：土屋鞄製造所公式サイト（https://tsuchiya-kaban.jp/）
SNSを活用した共感マーケティング
革製のバッグや財布などの小物を取り扱う「土屋鞄製造所」では、SNSを取り入れたコンテンツマーケティングを展開して成功を収めています。
FacebookやInstagramなどに掲載する画像で、ものづくりへのこだわりや品質の高さといった価値を伝え、共感を呼んでファンを拡大。
SNS投稿から興味を持ったユーザーがブログやカタログで詳細情報を見て、ECサイトや店舗で購入する、という流れを生み出しています。
ターゲット層は、ふだんからSNSを利用しているビジネスパーソン。
上品で洗練された革製品の世界観を表現し、毎日のビジネスシーンで使いたいと思わせるような魅力的な画像を投稿することで、購買意欲を高めています。
コミュニケーションによる顧客への育成
SNSに投稿されたユーザーのコメントには、できる限り丁寧に対応。ファンとのコミュニケーションを大切にする姿勢もまた、顧客エンゲージメントを高めています。
見込み客を取り込み、エンゲージメントを高めることで「顧客」に成長させる、コンテンツマーケティングが成功している事例と言えるでしょう。
ものづくりへのこだわりが差別化につながる
土屋鞄製造所は、自社の上質な鞄がともにある生活を写真とともに見せることで、鞄を手にしたあとの生活をリアルにイメージさせます。
共感し、魅力を感じたユーザーは土屋鞄製造所に興味を持ち、そのこだわりやブランドストーリーを知ることに。
鞄そのものの品質はもちろん、それをつくりだすためのストーリーや背景が、「この鞄が欲しい」とユーザーに強く印象を残します。
差別化ということを考えると、商品スペックや価格など測りやすいものを想起しがちです。
しかし土屋鞄製造所のような商品へのこだわりも信頼を生み、他社にはない違いを感じさせます。それは土屋鞄製造所を選ぶ理由そのものになるのです。
コンテンツマーケティングでは、発信する目的を決め、最適なターゲットユーザーを選定し、そのユーザーにいかに情報を届けるかという戦略設計が非常に重要です。
自社ならではの強みとは？それを求めるユーザーとは？自社独自の価値やターゲットに近い人物像をしっかりと整理して、目的を達成するコンテンツマーケティングの戦略を考えてみてください。
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