イノーバのコンテンツマーケティング戦略や施策とは?

イノーバのコンテンツマーケティング戦略や施策とは?
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BtoB企業のマーケティング支援サービスを展開している「株式会社イノーバ」。クライアントにオウンドメディアのパッケージサービスを提供しており、自らもオウンドメディアを運用しています。

この記事では、イノーバが運用するコンテンツの特徴や強みと、同社のコンテンツマーケティング戦略を分析しています。企業のコンテンツマーケティングから、自社の戦略策定にお役立てください。

イノーバのコンテンツマーケティングの特徴

イノーバキャプチャ画像
引用元:イノーバ(https://innova-jp.com/)

イノーバのコンテンツマーケティングは、主に「マーケティング&セールスブログ」社員ブログの運用から構成されます。切口が異なる2つのコンテンツ発信チャネルを設置して、ユーザーへの流入経路を増やしリーチ率を高めています。

マーケティング&セールスブログ

このメディアでは、コンテンツマーケティングやオウンドメディア、SEO、マーケティングオートメーション、ホームページ制作に関する記事コンテンツが配信されています。マーケティングに関するノウハウ・ハウツー系の記事が多いのが特徴です。

メインターゲットは、コンテンツマーケティングで成果を出したいBtoB企業のマーケティング担当者・セールス担当者。

記事のはじめや終盤にイノーバの導入事例や資料ダウンロードへの導線がとられており、自社のサービスに対する認知拡大やリード獲得が目的とみられます。

また、ブログのトップページにメルマガ登録ができる簡単なフォームが設置されていました。メルマガ登録をしたリードに対し、定期的にメルマガが配信されるようになっており、読者は27,000名と公表しています。登録者と継続的にコミュニケーションを取り、リードナーチャリングを行っていることがわかります。

ターゲットユーザーが悩んでいるテーマに役に立つ情報を提供して情報の発信元のサービスに興味を持ってもらい、獲得したリードを顧客にしていく典型的なコンテンツマーケティング戦略です。

参照元:Innovaブログ(https://innova-jp.com/media/)

innova magazine

社員メディア「innova magazine」では、イノーバで実際に働く社員が執筆したブログが定期的に更新されています。

記事を書いた人についての情報が載っていない「マーケティング&セールスブログ」と違って、記事を執筆した人の名前やプロフィールが公開されています。また、メルマガ登録や資料ダウンロードの導線も特に設置されていません。

innova magazineではイノーバの製品やサービス紹介などに焦点を当てず、あくまでも社員のマーケティングに関する考えや知見が発信されています。イノーバの社員がどんな考えを持って仕事をしているか、クライアントの課題に向き合っているかが伝わるような内容です。

このブログも主にBtoBマーケティングを担当する人がターゲットとして想定されており、BtoBマーケティングに関する記事やインサイドセールス、SEOに関する話題が多く挙げられています。

社員ブログを通して、ユーザーに自社を「会社」という不透明なモノではなく「人やプロが集まっている場所」として認識してもらい、企業の信頼度やブランド価値を高めたい狙いがうかがえます。

Twitterアカウントとの連携

イノーバのコンテンツは、株式会社イノーバの公式Twitterアカウントと連携しています。イベントやセミナー情報などのタイムリーな発信をするなど、Twitterの属性を活かした戦略がとられていました。

Twitterを介すことでコンテンツへの流入経路を増やすリツイートによって拡散効果を得る狙いがうかがえます。

「イノーバ」の概要

  • 運営元:株式会社イノーバ
  • ターゲット:BtoB企業のマーケター、セールス担当者
  • 目的・ゴール:リード獲得、メルマガ登録、認知拡大・ブランディング

最適なターゲットに独自の強みを発信できるかが大切

Webサイトを見ている人

イノーバは、「BtoB企業のマーケティング担当者」という絞り込んだターゲットへのコンテンツ配信によって、効率的なリード獲得を実現しています。

イノーバのように、コンテンツマーケティンティングを効果的なものにするためには自社のサービスに合ったターゲットユーザーを選定し、コンテンツのテーマを決め、そのユーザーに情報が届く施策を打つことが重要です。

自社ならではの強み自社を選ぶべき見込み顧客というポイントを押さえ、目的を達成するコンテンツマーケティングの戦略を考えてみてください。もし自社にノウハウがなくどこから始めたらいいのかわからない場合は、外部の企業に相談するのも選択肢の一つです。

コンテンツマーケティングについてもっと知りたい方は、こちらのページをご覧ください。また、下記のページにはコンテンツマーケティングが初めてという方のために詳しく解説している資料も用意しております。ぜひこちらもご活用ください。

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