比較サイトがSEOに強いのはなぜ?メリットや比較サイトの見極め方も解説
最終更新日:2022年01月05日
比較サイトで集客をしたいがSEO対策はどうなっているのか、そして気になる集客力について掲載のメリットデメリットを踏まえて紹介しています。
また、比較サイトの中でも万が一の広告法規への配慮、反響率ではなく成約率の高い集客メディアを探している方向けにポジショニングメディア施策も紹介しています。
比較サイトがSEOで有利な理由
比較サイトは、検索結果で上位表示しているのを見ることがあります。しかし、なぜ比較サイトはSEOで有利なのでしょうか。
比較サイトとは、複数の商品情報を集めたサイトのことです。比較サイトがSEOで有利なのは、ユーザーニーズを満たしやすく、検索エンジンのアルゴリズムに沿ったサイトが多いためです。具体的にどのような理由なのか紹介します。
ユーザーのニーズに合致しているから
比較サイトがSEOで有利な理由は、ユーザーニーズに合致しているからです。ユーザーニーズとは、ユーザーが求める情報のことです。
検索をして調べる人の多くは、いくつもの商品を比較検討して、自分に合う商品をみつけたいと思っています。また、比較サイトなら1つのサイトで複数の情報が整理されているため、ユーザーの手間が少ないでしょう。
ユーザーニーズを満たす比較サイトは、結果的に検索エンジンに評価されやすいでしょう。現に、Googleが掲げる10の事実でも、ユーザーニーズの大切さが掲載されています。
客観的な情報が掲載されているから
比較サイトがSEOで有利な理由の2つめは、客観的な情報があるためです。各会社のホームページは、自社に都合のいいことしか言わないかもしれません。広告も同様のため、ユーザーは第三者からみた情報を知りたがっています。
比較サイトであれば、自社を意図的にランキング1位にすることは通常ないため、サイト訪問者の多くは「本当によいものが1位になっている」と認識するでしょう。比較サイトは消費者の目線で紹介されていることが多いので、ユーザーニーズが高く結果的にSEOで強くなります。
網羅性が高くなりやすいから
次に、比較サイトがSEOで強い理由は、情報の網羅性からです。網羅性とは、特定のキーワードに対して幅広い情報を含んでいることです。なぜ網羅性が重要なのかというと、ビックワードで検索する人が求めている情報が幅広いためです。
また、近年、スマホで検索する人が増えたことも網羅性が重視される理由でしょう。パソコンからの検索なら複合キーワードを入力しやすいのですが、スマホではそうはいきません。結局、単一のキーワードを入力することが多く、幅広いユーザーニーズに答えるため、記事の網羅性が求められています。
ディレクトリ構造が整理されているから
比較サイトは、ディレクトリ構造である点も、SEOで有利になる理由のひとつです。ディレクトリ構造とは、簡単にいうとフォルダ構造です。第一階層、第二階層、第三階層と入れ子になっています。サイトがディレクトリ構造で整理されていると、検索エンジンがクローリングしやすくなります。
また、階層ごとにキーワードが明確である点も有利でしょう。たとえば、第一階層に「レディース」だとすると、第二階層に「レディース トップス」、第三階層に「レディース トップス ブラウス」のようにツリー構造にできます。ただし、古いサイトでツリー構造に抜けがある場合は、SEOで不利なため注意が必要です。
比較サイトを導入するメリット
比較サイトがおすすめの理由は、SEO観点だけではありません。自社サイトに比較ページを設置することで、集客に役立つ理由もあります。具体的にどのようなメリットがあるのか紹介します。
問合せ客の成約率が高い
比較サイトは、成約率が高い特徴があります。なぜなら、ユーザーが比較している段階で、すでに購入を決めているケースが多いためです。比較する理由は、複数の業者から自分に合うものを探す目的があるからです。
購買に近いユーザーを比較サイトで集めれば、お問い合わせで成約率が高まります。アクセス数が少なくても、購買意欲が高い人を集められれば有益でしょう。お問い合わせしている段階で購入はほぼ決まっているので、あとは商品説明をするだけで済みます。
競合の顧客を奪える可能性がある
比較サイトでは、競合の顧客を奪える可能性があります。ページでは自社商品だけでなく競合も紹介することになるためです。自然と競合のキーワードも含まれることとなり、競合の購入に迷っているユーザーも取り込める可能性があるでしょう。
比較サイトで競合より自社が優れているとアピールできれば、競合の申込で迷っているユーザーを取り込めるでしょう。あからさまな自社アピールを避けたい場合であれば、「4選」のような紹介方法をすることで自然な形で集客できます。
自社広告とは異なる層にアプローチできる
すでに紹介したように、比較サイトはSEOで有利です。今まで、広告で集客していた会社が比較サイトを作成すれば、検索エンジンからの集客ができるようになります。結果的に、広告とは異なるユーザーにアプローチできるでしょう。
とくに比較サイトがおすすめなのは、広告をやりつくした会社です。今のままだと広告の集客に限られてしまいますが、同時に比較サイトを運営すれば新たな層にアピールできます。また、広告では反応が低かった層でも、比較サイトなら高い成約となる可能性があるでしょう。
効果が出やすい比較サイトの特徴
比較サイトの特徴を理解したら、次は効果が出やすい比較サイトを確認しておきましょう。せっかく作った比較サイトでも効果が出なければ意味がありません。ユーザーに求められる比較サイトになるよう、客観性と信頼性・口コミ・新しいSEOの3点のポイントを紹介します。
客観性・信頼性がある
比較サイトは、根拠のある比較をするようにしましょう。客観性が売りなのに自社を有利にする比較は、信頼性を落とす原因になります。ユーザーは比較サイトに見慣れており、ステマに敏感になっています。
自社サイトを有利に見せたいときは、幅広い比較条件を活用してください。たとえば、価格で他社より不利であっても、実績数で優位に立つことはできる場合があります。根拠のあるデータをもとにした比較であれば、自社を上位にしても不自然ではありません。
口コミが掲載されている
比較サイトでユーザーに求められているのは、口コミです。ユーザーは客観的な情報を欲しがっているためです。正しい情報の口コミを集めるためには、自社で口コミサイトを運営する方法があります。また、単純に別サイトの口コミを集めるだけでも、ユーザーに喜ばれる比較サイトになるでしょう。
古いSEO対策をとっていない
比較サイトを運営するなら、古いSEO対策に注意してください。内容のないページを増やす、意味のないワードを多数入れる、被リンクを購入する方法などです。過去に効果があったSEO対策でも、現在は不利になるものがあるため注意してください。
注意!こんな比較サイトに載せちゃダメ!
比較サイトを作れば集客ができるし、SEOも上がりやすい。というイメージを持てたと思いますが、メリットだけではありません。
気をつけておきたいデメリットを紹介します。
優良誤認を招く比較サイト
ランキングサイト形式の比較サイトでとりあえずの1位、星5つという体裁を取ってユーザーから見えやすい位置に掲載されていた場合、ユーザーからは何かしらのやらせサイトであると悟られる可能性があります。
また、それが根拠のない数字で作ったランキングサイトであれば、優良誤認を招き罰せられてしまう可能性があるため、掲載の際には入念なチェックが必要になります。
商品多数羅列型のサイト
商品を羅列するとSEO対策になるため、つい上位表示をさせたい想いで掲載点数が多く、ただ並べられているだけのような比較サイトもあるでしょう。
上位に上がっている可能性はあるため、知ってもらえるチャンスはあるかもしれませんが、選んでもらえるチャンスは少ないでしょう。
また、羅列して掲載されているため、ユーザーとしては気になるものを順番に問合せするしかありません。
とすると、一見反響が取れていて安心できるかもしれませんが、成約という観点で見ると比較されがちです。
そのため、成約率が思った以上によくなかったり、数社で競争され相見積もりで思った以上に値下げをせざるを得ないなんてことが起きたりします。
正しく選んでもらうならポジショニングメディア
比較サイトの運営は、見込み客を取り込むため有効な手段ですが、デメリットも垣間見ると安全に売上を上げて利益を積み上げていくということを考えると、慎重に掲載先を考えたいところ。
ポジショニングメディアなら自社商材を購入してくれる可能性の高いユーザーだけを集客することが可能です。
そのため、
- 商談化率が8割超えのリード獲得できた
- 欲しいターゲットにアプローチができて、客単価を2.5倍に向上できた
- 反響のうち3件に1件が成約になった
というお声もいただいております。
もし、各種広告法規に配慮した上で成約率の高い集客チャネルを構築したいとお考えでしたら、お気軽にご相談ください。
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