【高校生向けの広告まとめ】広告媒体・プロモーション方法・集客戦略を調査
最終更新日:2024年04月19日
少子化が進む日本では、高校生の数も年々減少を続けています。限られたコマを奪い合うように、高校生をターゲットにした広告・プロモーション市場の激化を引き起こしています。
どのようにして高校生に向け自校の認知を高めるのか。また受験生の親御さんからも支持されるようになるのか。専門学校や大学などの情報を高校生にPRするための広告手法・媒体の情報を、この記事ではまとめています。
この記事では、広告生向けの高校媒体やプロモーション方法と、キャククルが培った120業種以上の集客ノウハウを活かしたWebメディアで高校生や受験生を集客する方法について解説します。
- 去年1年間の資料請求数をメディア導入後3か月で上回ってしまった、悪評被害からも立ち直れてありがたい
- 自社の特徴や方針をあらかじめを理解してくれてから問い合わせてくれるので、入会率が上がったと実感
- 導入前は月の電話問い合わせが20件前後だったのが、導入後は少なくとも30~40件になっている
といった反響をいただいてる、「ポジショニングメディアとブランディング(オウンド)メディア」も紹介します。
高校生向けの広告媒体・プロモーション方法
テレビMをバンバン流せる一大手のプロモーションは横に置いて、高校生に対するマーケティングの前提としては、「高校生」とひとくくりに考えずに、
どんな高校生にPRしたいのか、どんな高校生に選んでほしいのかという、ターゲットのペルソナ設定まで細かく考えて、集客戦略を練りましょう。
Webを活用した広告・集客媒体
エリアやターゲットを絞り込んだ広告やプロモーションにもっとも適しているのが、Webを活用した広告です。広告やプロモーションの効果検証ができる点でも、いまはこのWeb広告が最優先される施策です。
そのなかでもいま注目されている、ブランディング(オウンド)メディアとポジショニングメディアをまず紹介しましょう。
ブランディング(オウンド)メディアの制作・運用
ブランディングメディアとは、自社で運営する独自のWebメディアのことを指します。近年ではBtoBのマーケティングでも導入企業が増えている注目のWeb戦略です。
ブランディングメディアはオウンドメディアの一種ともいえるのですが、自社ホームページやブログ、SNSなどで自社情報を発信するのがオウンドメディアで、ブランディングメディアではさらに踏み込んでブランド力の強化や認知度向上を目指します。
進路に悩む高校生や親御さんは、各校の特徴や教育方針、取得できる技術や資格、校風や教師陣など、知りたいことがたくさんあります。
ホームページも重要な広告媒体ですが、詳細を詰め込みすぎて情報が整理できていなかったり、逆にパンフレットのように型にはまった情報しかなかったりします。
単なるスペックの紹介ではなく、自校の魅力や独自性、コンセプトなどにテーマを絞り、わが校はこういう学校で、こんな生徒を求めていると認知してもらえるような情報発信のツールとして活用するのが、ブランディングメディアです。
動画によるプロモーション、先生や生徒へのインタビュー、校内イベント、作品の特集など、自校のリソースをフル活用して、自校の独自性や魅力を伝えます。
ブランディングメディアが効果を発揮するためには、最低でも100記事は掲載すべきといわれるほど根気が必要な集客施策ですが、アップデートな更新ができるのは、今のご時世非常に便利です。
リスティング広告などのような即レスポンス型の広告ではありませんが、一度完成したブランディングメディアは自校の認知度を上げファンをつくる点で貢献してくれます。
このあと説明するポジショニングメディアとは異なり競合校との比較は行いませんが、競合校との差別化が図れるコンテンツマーケティングも実装できます。
Zenkenもブランディングメディアに注力
高校生が検索しそうなキーワードを先回りして対策、サイトを回遊しているかユーザー心理に沿った魅力的なコンテンツを投下していくのがZenkenブランディングメディアの基本です。
ブランディングメディアの制作・運用では、ライティングできる人員の確保やサイト制作がどこまでできるかというボトルネックがありますが、Zenkenにお任せいただければサイト構成から制作・運用までをすべてお任せいただけます。
ブランディングメディアの事例として、下記サイトを紹介させていただきます。
大学や専門学校とはまったくジャンルが異なりますが、デザインなどサイトの雰囲気を見ていただければと思います。防音室をつくりたい人がこのサイトを見たら、この会社に防音室について相談してみよう、と思ってもらえるのではないでしょうか。
認知拡大や、学校への親近感・信頼感の醸成をすることで、オープンキャンパスへの申し込みや出願へとつながる有益なコンテンツを提供。高校生との継続的な接点を確保します。
ブランディングメディアであれば、自校を認知していない段階の学生を、見学や出願するに至るまで育成することが可能です。
例えば自校の得意分野にかかわるニュースをまとめ解説するようなキュレーションサイトをつくったり、学生自身がライターとなって学校を紹介するコンテンツを展開したりするなど、様々なブランディングメディアが展開できます。
ポジショニングメディアの制作・運用
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアは、競合とあえて比較することで市場内での自校の立ち位置を示し、自校にしかない価値と生徒が求める価値がシンクロしている場合に成立するメディア戦略です
自校に魅力を感じてくれる顕在性の高い学生を集めることができる広告戦略として、多くの企業がその効果を実感している施策です。
ポジショニングメディアはバリュープロポジション(学生が求めていて、自校だけが提供できる価値)に基づき制作をします。
学校を選ぶ基準というのは様々ありますが、「ある基準ではA校がベストだが、別の基準では自校がベスト」という形で示すことで、学校の強みと相性の良い特定のニーズを持つ高校生を重点的に集客することが可能です。
あいまいに学生全体に向けて情報発信をするのではなく「こういう学校を探している、こういう職業につきたいと考えている学生」だけを相手にしてメディアを構築することに意味があるのです。
ポジショニングメディアのメリットは、自校の強みや優位性をアピールして競合校との差別化が図れること。つまり、ユーザーの意思決定を後押しして、学生が納得して自校を選ぶようなセグメントで勝負する、という戦略です。
ポジショニングメディアであれば、自社にマッチした顧客をピンポイントでターゲットにする「不動産売却サイト」が制作できます。自社の強みや優位性が明確にすることで、自社との親和性が高い顕在層が獲得できます。
ポジショニングメディアを導入した企業さまより
- 導入後、例年定員割れしていた状態から、募集枠を2倍にするまでに受験者数を増やすことができた
- サイトに掲載した競合他社からの転換も実現でき、契約までのリードタイムが3分の1まで圧縮できた
- すでに自社の強みや特徴を理解してくれた顕在層が獲得でき、アポ率が今までの3倍以上になっている
などといった、ポジショニングメディアの成果に対するお声をいただいております。
これまでのプロモーションで
- 競合校との差別化がうまくできずなかなか生徒が集まらないで困っている
- テレビCMなどを展開している学校に勝てず、競合校からの転換ができていない
- オープンカレッジや見学会の申し込みが少なく、定員割れを起こすのではないかと心配
というような不安要因を抱えている場合は、先生方がお休みされていても休まず学生にアプローチし続けてくれる「貴校の強みを届けるべき人に届けるポジショニングメディア」の資料をを無料でご提供しています。
生徒募集の新たな広告手段として、学校内でのご共有・ご検討にお使いください。
リスティング広告
Googleやyahooの検索結果画面に、広告枠として上位表示させるリスティング広告。
ある程度受験やオープンキャンパスに興味のある高校生をターゲットにすることはもちろん、
出稿するキーワードによっては、まだどの学校にしようか迷っている高校生にも認知してらもうことが可能です。
SNS広告
TwitterやInstagram、Facebookなど、各種SNSへの広告出稿はユーザー間の拡散のしやすさもあり効果的です。
ユーザーの傾向や登録情報をもとに広告を表示することも可能なため、より細かいターゲティングでの集客もできます。
それぞれのSNSの特性や、高校生がよく使うハッシュタグなども意識して出稿先や広告内容を検討しましょう。
LINE広告
スマートフォンを持つ方のほとんどがインストールしているLINE。日常的に使うアプリのため、LINE広告を出稿することで接する機会が増え、認知を高めやすくなっています。
今後もLINEは誰もが使っているアプリとして利用される可能性が高く、ユーザーが手間なく(新たなインストールなどが不要)、自校の広告に触れる機会を増やす方法として注目です。
YouTube広告
情報源や空き時間のエンタメとしてYouTubeは依然よく見られており、動画広告による認知拡大・集客への影響力は大きいです。
Googleが運営していることもあり、細かいターゲティングも可能。
学生によるキャンパス紹介や、学校の強みを漫画で表現、専門分野の実験風景を見せたりなど、どの強みを、どのように伝えるのか。
この先も見続けたくなるという工夫も必要になります。
受験生向けのアプリでの広告出稿
代表的なアプリとしては「Studyplus」があります。
Studyplus(スタディプラス)
勉強時間や学習内容などを記録しレポートにまとめられる、学習の習慣化・可視化を可能にしている「Studyplus(スタディプラス)」。
「Studyplus Ads」という、企業や学校のプロモーションサービスも展開しています。登録されている高校生のデータを活用しセグメントした配信が可能。広告の配信方法も効果的なものを選べます。
オフラインで活用できる広告・集客媒体
学校・塾などでのポスター広告
学校内・キャンパス内・塾内でのプロモーションとして、ポスター広告の出稿が可能です。
得意とする広告代理店などに相談することで、個々の学校や塾との交渉の手間もなく、複数の学校・塾でポスターを掲示できます。
学習の場ということで、受験に対する興味意欲が高まっている中で接点を持つことができるため、オフラインの広告手法としては有効な集客手段のひとつです。
教材や文具を活用した広告
代表例として「自習ノート」のサービスがあります。
自習ノート
「自習ノート」学校や個人の学生がユーザーとなっており、登録すればノートを無料でもらえるサービスです。
ノートには広告が掲載されており、学校から生徒に配布されたり、自宅に届くため確実に利用してもらえ、広告にも触れる機会をつくりだせます。
高校生向けの広告・プロモーションの集客ポイント
自校を選ぶ理由が明確になっているか
広告の目的として認知を高めることが当然あるかと思います。しかし認知しただけでは見学や受験を決めることはなく、必ず検索・比較をします。
そのため広告では、自校ならではの強み、なぜ自校を選ぶべきなのかを明確に伝えられるストーリーが重要です。
強みをはっきり伝えることで、学生側での比較軸も明確になるため、自校が得意とする点で比較検討してくれやすくなるでしょう。
上述のポジショニングメディアの部分でも紹介しましたが、自校のバリュープロポジションをまずは明確に定義してみてください。
バリュープロポジションを考えるにあたってはユーザー・競合の分析が必須です。その分析を通じて市場を俯瞰して見ることができ、自校が攻めるべき市場・勝つべくして勝つ市場が見つかりやすくなります。
いち早く学生に認知してもらおう
より早い段階で学生さんと接点を持ち、認知してもらうために、今後の広告マーケティング戦略としてコンテンツマーケティングは欠かせません。
リスティング広告やバナー広告、SNS広告は即効性はありますが、リーチする高校生が幅広くなってしまいます。また検索などの学生の動きに対して受動的に展開する広告といえます。
一方でコンテンツマーケティングの場合は、まだ受験を考える段階ではない、自校を認知していないという段階からでも、学生とコミュニケーションする機会をつくることができます。
そうすることで受験を考える段階では、すでに信頼感を醸成し、受験校の候補に入っている状態にできるわけです。
オウンドメディアやポジショニングメディアを活用したコンテンツマーケティングは、最初の成果につながるまでは時間がかかることもありますが、長く運用することで継続的に学生さんを集客でき、学校の財産にもなります。
自校のブランディングの軸をつくろう
バリュープロポジションを明確にすることで、学生が自校を選ぶ理由が明確になります。それはつまり「〇〇といえば△△学校だよね」と認知されることであり、ブランディングにつながります。
ブランディングのイメージが明確になれば、広告・マーケティングにおいても軸ができ、学校に関連する様々なものに統一感が生まれます。
また学生募集だけではなく、学校の向かうべき方向や強みが明確になることで、在学生や職員の方の帰属意識も高まり、よい影響が波及していきます。
高校生の集客・学生募集の広告、ぜひご相談ください
Zenkenでは、貴校のバリュープロポジションの分析から、それに基づく広告・マーケティング戦略の立案、Webメディアの制作・運用まで、ワンストップで対応可能です。
120業種以上の集客メディアの制作・運用実績があり、予備校や専門学校などの教育機関の学生募集メディア事例もございます。
自校に最適な広告戦略を知りたい、広告・マーケティングの始めかたがよくわからない、といった課題やお悩みがあれば、下記フォームよりお問い合わせください。
オンライン商談システムによる打ち合わせも可能です。