20代集客・広告戦略のコツ 検索しないし、ブランド価値が響かない。
最終更新日:2020年12月23日
集客のためにはまず、20代を理解すること
年齢によって特徴が異なる世代
「さとり世代」「ミレニアル世代」と称され、ゆとり教育の時代を生き抜いてきたとされる20代ですが、一言に20代と言っても年齢によって特徴が異なります。
20代になりたての世代は、小学校に入学したタイミングから完全なるゆとり教育を受けており、競争を好まないとされています。徒競走で順位を付けることが無くなり、円周率を「3」とし始めたのもこの世代です。共働き世帯が増え、自宅で一人で過ごす時間が多くなった世代でもあります。
一方まもなく30代を迎える世代はゆとり教育の狭間にあり、バブル崩壊の不景気の煽りを強く受け、物欲が少ない人が多くなりました。車を持つ、ブランド品を買うというようなステータスには興味を持たず、気の合う人と気の向くままに暮らしている傾向があります。
特徴的な20代の情報収集方法
物心がつく頃には自宅にパソコンがあり、インターネットに接続されていることが当たり前になっていた20代にとってテクノロジーは身近なものです。成長の過程にはデジタル機器の普及があり、造詣が深いとされることから「デジタルネイティブ世代」と称されることもあります。
人ではなく、テクノロジーに問う
デジタルネイティブ世代にとって、何か困ったことがあった時に質問する相手は人ではありません。彼らにとって、人に聞くよりも回答が早く、かつ正しい答えを教えてくれるのはテクノロジーなのです。
Googleのような大手検索エンジンはもちろん、TwitterやInstagram、FacebookなどといったSNSを通じて、解決策を見つけていきます。
まずは情報を「貯めていく」
テクノロジーはもとより、SNSが普及した今、スマートフォンを見ると情報が溢れています。だからこそ20代は、自分が欲しい情報は検索しません。
ページをフォローする、いいね!する、もしくは自身が購入した商品に紐づいたレコメンド商品を参照するといったように、興味がある情報が常に手元に入ってくるようにします。またアプリなどを上手く活用し、興味がある情報を自分だけのためにカスタマイズして保存しておくことも得意です。
このように、今すぐ必要な情報だけを獲得するのではなく、日々興味を持ったことを細かく貯めていくことで、多くの情報を収集しているのです。
上の世代との価値観の違い反映した購買行動
20代にとって、購買において大切な価値観は「モノを買うこと」ではありません。手元にモノが残らなかったとしても、払った費用に対して相応の価値がある「体験」であれば彼らの購買欲は満たされます。
また、ブランド品に興味がない人が多く、高い値段のものを持っていることが上の世代ほどステータスになりません。自分の趣味や嗜好に見合った商品、言い換えれば身の丈にあった商品を購買することに価値を感じる人が多いです。
ゆとり教育と言われる中には、「個」を重んじる姿勢がありました。このような教育の影響もあり、自身に見合った、言い換えればパーソナライズされた商品に魅力を感じるのかもしれません。
20代を集客するための差別化戦略
デジタルネイティブ世代と言われている20代であっても、現在の世の中は情報に溢れていると感じ、情報化社会に疲労を感じることは少なくありません。そのため検索に疲れて、情報を選択できない人が増えています。
そこで効果的なのは、他社との差別化を明確にし、バリュープロポジションを基点とするWeb戦略です。自社の強みを的確に言語化し、20代を集客していきたいという場合、まずは当サイトを運営するZenkenへご連絡ください。
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