10代集客で成人式ニーズを獲得する方法

10代集客で成人式ニーズを獲得する方法
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10代の「成人式」集客で先手を打つためには?

オンライン成人式で一時トレンドワード入りした横浜市の成人式ですが、地元住民の強い要望を受けて一転、通常通り横浜アリーナで開催することが決まりました。

ただし、新型コロナの感染拡大が続けば、再再度中止になる可能性もあります。先行き不透明としか言いようがない状況です。

例年とは異なる成人式が想定されることから、これまでと同様の戦略では集客が期待できません。どのような点をポイントに置いておくべきかを見ていきましょう。

成人式前撮り需要はすでに始まっている

引用画像元:aim東京原宿店公式サイト(https://www.aimseijinsiki.jp/topics/seijin_photo/12637.html)

もしも成人式が突如中止になり実施できなくなったとしても、10代に向けた成人式ニーズがなくなるわけではありません。

むしろ別のスタイル、ウィズコロナ時代の新しいサービスやニーズが喚起される可能性があります。

現にクリエイティブフォトスタジオ・エイミーが提供する新サービス「Vlog」は、動画でつづるブログのようなかたちで、成人の日をクリエイティブに演出するサービス。成人式本番がどうなるかは別として、前撮りや後撮りで振袖姿を動画に残し、SNSにアップするという、モバイルネイティブである10代に親和性が高いものです。

このような新しいスタイルと、旧来の会場での成人式をあわせたハイブリッド型成人のニーズがこれから高まっていくのではないでしょうか。

東京在住の10代は地元に帰れない!?

「GO TOトラベル」キャンペーンで東京が外されたことにも不安を募らせている10代がいるはずです。ふるさとに帰りたくても、「東京から帰省してもしコロナを持ち込んでしまったら…」というリスクを考え、帰省を自粛せざるを得ない状況に、現時点ではなっているからです。

したがって動画撮影サービスなどは、オンラインで動画を送るなど、離れていてもご両親や祖父祖母にその姿を見せることができるので、今後ますます注目されるはずです。これもある意味、コロナの影響によるニューノーマルといえるかもしれません。

さらに例年よりも振袖の前撮りや後撮りの申し込みが増えてきているようで、すでに成人式商戦は本格化しています。

レンタル振袖ショップのコロナ対応

冬ではなく、帰省中に開催される真夏の成人式においても新型コロナウイルス感染症の影響は大きいと言えます。2020年7月18日現在、東京では1日200人以上の感染者が出ていることから、本格的な夏へ向けて劇的に収束するとは考えにくいでしょう。

各レンタル着物ショップは新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みた対応を発表しています。大手各社の対応を見ていきましょう。参考になるものがあるはずです。

やまと

着物のやまと

引用画像元:やまと公式サイト(https://www.kimono-yamato.co.jp/)

着物の販売やレンタルを行うやまとは、新型コロナウイルス感染症の影響で行政の判断により成人式が中止になった場合、顧客の意思によって振袖着付け日を振り替えるもしくは全額返金という2通りから選択することが可能です。

延期となった場合も追加料金なく、延期された日に当初想定していた内容と同様のサービスを受けることが可能です。

このように柔軟な対応ができる、というところをうまくアピールしています。

たちばな

振袖レンタルたちばな

引用画像元:たちばな公式サイト(https://www.tachibana-group.co.jp/furisode)

若者向けの振袖デザインが豊富なたちばなは、新型コロナウイルス感染症の影響により行政の判断で成人式が中止になった場合、購入の場合は前撮り撮影の有無に関わらず返金はないものの、レンタルの場合は前撮り撮影済みの場合50%、前撮り未撮影の場合は100%返金を掲げています。

成人式が中止になった際には自社独自の「家族の成人式」イベント開催を約束しており、振り袖姿の娘と家族全員での写真を残すことが可能です。

延期になった場合は延長費の発生はなく、延期日当日に予約時と同様のサービスを受けることが可能です。

夢館

着物レンタル夢館

引用画像元:夢館公式サイト(https://www.yumeyakata.com/furisode/)

幅広い世代の着物を扱う夢館では、新型コロナウイルス感染症の影響による振袖キャンセルを無料で対応します。通常のキャンセルは2020年10月31日まで受け付け、それ以降の期間であっても新型コロナウイルスの影響であれば、キャンセルは無料という対応です。

キャンセル無料はめずらしいものではなくなりつつありますが、早めにアピールすることで初動のユーザーを取り込みたいと考える事業者を参考にしましょう。

10代の成人式集客に活用できるメディアやツールを紹介

ここまで紹介してきたように、令和3年新成人の10代を集客するなら、まず、新型コロナウイルス感染症の影響による対応をきちんとWebページなどに明記しておくことは、マストです。そのうえで、どのような状況になってもここを押さえておけば大丈夫、という安心感を本人だけでなく、ご家族にも与えられるような情報発信を心がけましょう。

自社の公式サイトやブログ、SNS以外にもメディアやユーザーがけた違いに多いアプリの活用なども視野に入れたいものです。

以下に少しだけご紹介しておきましょう。

TikTok

セルフサービス型広告プラットフォーム「TikTok For Business」は、TikTokのユーザーに対して広告配信できるサービスです。成人式の主役である10代との相性が良いSNSだからこそ、広告出稿を検討してみてもよいかもしれません。

■掲載問い合わせはこちら:「TikTok」公式サイト https://tiktok-for-business.co.jp/contact

Instagram

インスタグラム
写真素材と相性が良いInstagramは、振袖を主とする振袖メーカーがもっとも情報発信すべきSNSです。ストーリーの合間やフィード(通常投稿)の合間に織り込む広告を上手く活用することで、10代のターゲットを集客しましょう。

インスタやLINEなど10代に人気のSNSへの広告出稿で集客するには、かなりの専門知識が必要です。自社で無理に対応しようとせずに、SNSの運用を得意とする代理店や運用会社に任せることをおすすめします。

■広告についてくわしくはこちら:InstagramBusiness https://business.instagram.com/advertising

Nom de plume(ノンデプルーム)

ノン・デ・プルーム

引用画像元:ノンデプルーム公式サイト(http://www.nomdeplume.jp/contact)

10代女子へ向けたキュレーションサイト「Nom de plume」へなどのWebメディアに広告を掲載する、という手法も動画などを絡めて展開すれば、より効果を発揮する可能性があります。

ターゲットとほぼ同年齢の女子がライターとなっているため、共感さえ得られれば通常のリスティング広告などよりよい反響が得られるかもしれません。

■掲載問い合わせはこちら:Nom de plume公式サイト http://www.nomdeplume.jp/contact

レンタル振袖なび

レンタル振袖なび

引用画像元:レンタル振袖なび(https://www.design-furisoderental.com/t)

レンタル振袖のポータルサイトです。母娘が一緒になって振袖を選ぶ、というのがこのサイトのコンセプト。つまるところお金を出すのは親なわけですから、「ママだったらこう思う」と意見交換をしながら見ていただきたいサイトです。

振袖レンタルに関するポータルサイトはほかにもいくつかありますが、エリア施策として総合的なアドバイスが受けられるメディアを選ぶようにしましょう。

■掲載問い合わせはこちら:レンタル振袖なび https://www.design-furisoderental.com/aboutus/

10代集客で成人式ニーズを獲得する方法まとめ

10代集客で成人式ニーズを獲得する方法まとめ
令和3年1月11日の成人式が実施されるか不透明だからこそ、先手の戦略が重要です。

  • キャンセル料無料などの対応は必至
  • 中止に備えた「家族の成人式」などの独自イベントの検討を
  • 動画撮影など、万が一の後撮りにも効果的なコンテンツを用意

戦略が整ったら、振袖系のポータルサイトへの掲載や、成人式対応における自社の強みを打ち出しやすいポジショニングメディアを立ち上げるのも良いでしょう。

成人式開催まであと半年を切っているからこそ、興味がある場合にはレンタル着物案件を多く手掛けてきた弊社まで、ぜひ一度ご相談ください。

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