特定技能管理システムを徹底比較!導入事例や費用、口コミ評判も紹介

特定技能管理システムを徹底比較!導入事例や費用、口コミ評判も紹介
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高齢化に伴う労働人口の低下を背景に、2019年に導入された特定技能制度。外国人労働者の国内滞在について期間制限がないことから利用する企業が増加している特定技能制度ですが、外国人労働者の管理業務は非常に煩雑です。

「外国人労働者管理業務を簡略化したい…」や「外国人労働者とのコミュニケーションを円滑化したい…」といった悩みを抱える企業におすすめなのが、特定技能管理システムです。

このページでは、おすすめの特定技能管理システムを紹介しています。ニーズや条件にあったシステム選びに、是非お役立て下さい。

特定技能管理システム早見表

特定技能管理システムを一覧で紹介します。ニーズや条件にあったシステム選びにぜひお役立てください。

システム名 システムの特徴
さくらJOB AIによる感情分析で外国人労働者とのコミュニケーションをサポート
とくマネ 10ヵ国語に対応
SMILEVISA コストパフォーマンスに優れたシステム
MANABEL Japan 外国人労働者の「学び」を支援
dekisugi 技能実習生制度と特定技能制度の両方に対応
CAMCAT 4つのシステムを統合したオールインワンパッケージ
ビザマネ 法的リスクを最小限にするためのシステム
Linkus 外国人労働者の管理機能とリクルーティングプロセスを可視化する営業機能を搭載
かんべえ あらゆる情報の一元管理・書類のペーパレス化を実現
noborder 外国人労働者のビザ取得支援を専門的に行う行政書士が監修
Saver 技能自習制度向けのシステム

他にもある!特定技能管理システムまとめ

さくらJOB

さくらJOB公式サイト画像)画像引用元:さくらJOB公式サイト(https://sakurajob-delta.com/)

さくらJOBの特徴

AI表情判定機能を搭載!業務効率の改善に加えて外国人労働者の定着化もサポート

さくらJOBは、外国人労働者受け入れ企業向けの特定技能管理システムです。人材管理機能や書類の自動作成機能といった特定技能管理システムとしての基本的な機能に加え、

  • AIによる感情分析
  • 音声自動文字起こし

といったコミュニケーションの円滑化、および外国人労働者のモチベーションや定着率の向上に役立つ機能が搭載されています。

さくらJOBの料金プラン

  • ライトプラン:月額11,000円
  • ベーシックプラン:月額27,280円
  • ハイエンドプラン:月額38,280円

さくらJOBの運営会社情報

企業名 株式会社デルタマーケティング
設立年月 2014年3月
所在地 東京都中央区八丁堀4-8-2 いちご桜橋ビル3F
URL https://www.deltamarketing.co.jp/

とくマネ

とくマネ公式サイト画像画像引用元:とくマネ公式サイト(https://tokumane.jp/)

とくマネの特徴

10ヵ国語に対応した特定技能管理システム!

とくマネは、特定技能制度に特化したオールインワンの外国人労働者管理システムです。各種申請書類の作成機能および人材管理機能に加え、
・生活支援の実施サポート
・オンライン日本語講座
・多言語対応の相談窓口
・外国人向け住居案内
といった、外国人労働者支援業務の実施サポート機能を搭載しています。
また、中国語やベトナム語を始めとして、ネパール語・モンゴル語・ミャンマー語・タガログ語・インドネシア語・英語など10ヵ国語に対応しているのもとくマネの特徴の一つ。外国人労働者が母国語で作成した書類をシステムが翻訳してくれるため、言語の違いが障壁となって書類作成が進まない…ということがなくなります。

とくマネの料金プラン

基本料金:月額30,800円(税込)
アカウント利用料金:1,320円/人(税込)

とくマネの運営会社概要

企業名 株式会社 Next Innovation
設立年月 2013年10月
所在地 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティ―タワー9F
URL https://nexti.jp/

SMILEVISA

SMILEVISA公式サイト画像
画像引用元:SMILEVISA公式サイト(https://www.smilevisa.jp/)

SMILEVISAの特徴

コストパフォーマンスに優れた特定技能管理システム!

SMILEVISAは、コストパフォーマンスに優れた特定技能管理システムです。登録支援機関などに管理を委託する場合と比べ最大95%のコストカットを叶え、さらに、書類自動作成機能を使えば、必要書類の作成にかかる時間を最大で90%削減することができます
シンプルなUIもSMILEVISAの特徴の一つ。パソコン操作に慣れていないスタッフでもすぐに操作に慣れることができるため、外国人労働者管理業務の脱属人化に役立ちます。

※参照元:SMILEVISA公式サイト(https://www.smilevisa.jp)

SMILEVISAの料金プラン

1名〜3名:5,000円(税不明)
4名〜10名:12,000円(税不明)
11〜20名:20,000円(税不明)
21名:要見積り

SMILEVISAの運営会社概要

企業名 株式会社CROSLAN
設立年月 2017年2月
所在地 大阪府東大阪市御厨南2丁目2−8 1F
URL https://croslan.co.jp/

MANABEL Japan

MANABEL Japan公式サイト画像
画像引用元:MANABEL Japan公式サイト(https://manabel-japan.com/)

MANABEL Japanの特徴

外国人労働者の「学び」を支援する特定技能管理システム

MANABEL Japanは、特定技能制度に特化したクラウドベースの特定技能管理システムです。人材管理機能と教育支援機能を搭載し、外国人労働者を受け入れる企業の

  • 外国人労働者の日本語能力が低く、業務に支障が出ている
  • 技能実習ビザを特定技能ビザに切り替えたい
  • 日本語能力教育のノウハウがない

といったニーズに応えます。とくに、2400社での導入実績がある独自の学習管理システムが利用できるなど、教育支援機能はとくに充実しており、技能評価・技能測定試験対策もMANABEL Japan一つで対応が可能です。

※参照元:MANABEL Japan公式サイト(https://manabel-japan.com)

MANABEL Japanの料金プラン

公式サイトに記載がありませんでした

MANABEL Japanの運営会社概要

企業名 株式会社プロシーズ
設立年月 2003年6月
所在地 東京都港区三田3-1-17 アクシオール三田7F
URL https://www.pro-seeds.com/

dekisugi

dekisugi公式サイト画像
画像引用元:dekisugi公式サイト(https://dekisugi-kun.jp/)

dekisugiの特徴

技能実習生制度と特定技能制度の両方に対応

技能実習生制度と特定技能制度の両方に対応したdekisugi。アラート機能を利用すれば、煩雑になりがちな外国人労働者の管理業務において、「今すぐやらなければならないこと」をすぐに把握することができます。
また、1000件を超える豊富な導入実績もdekisugiの特徴の一つ。10日掛かっていた作業が3日で済むようになったり、作成に1週間かかっていた書類が3日で作成できるようになったりと、導入企業の多くが効果を実感しています。

※参照元:dekisugi公式サイト(https://dekisugi-kun.jp/)

dekisugiの料金プラン

基本料+従量料金+オプション料金

dekisugiの運営会社概要

企業名 株式会社グレッジ
設立年月 2020年3月
所在地 大阪府大阪市西区西本町3丁目1-43 西本町ソーラービル6F
URL https://gl-edge.com/

CAMCAT

CAMCAT公式サイト画像
画像引用元:CAMCAT公式サイト(https://gms.ca-m.co.jp/service/cloud/camcat/)

CAMCATの特徴

4つのシステムを統合したオールインワンパッケージ

CAMCATは、「シンプル機能最小アクション最大シェア」がコンセプトの特定技能管理システムです。
・雇用管理・勤怠管理システム「TECH SUPPORT」
・労務代行サービス「Job Support」
・外国人労働者向け生活支援サービス「Life Support」
・社労士や行政書士といった専門家に相談できる「Legal Support」
の4つのシステムを統合し、ビザの申請から研修、日本語教育、翻訳、検定対策、生活支援まで、外国人労働者の受け入れ関するあらゆる業務を効率化します。

CAMCATの料金プラン

1アカウントあたり:月額2,200円(税込)
1名あたり:月額2,000円(税込)

CAMCATの運営会社概要

企業名 株式会社キャムテック
設立年月 2005年8月
所在地 東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館 16F
URL https://biz.ca-m.co.jp/

ビザマネ

ビザマネ公式サイト画像
画像引用元:ビザマネ公式サイト(https://visamane.jp/)

ビザマネの特徴

法的リスクを最小限にするための特定技能管理システム

ビザマネは、外国人労働者の受け入れに伴う法的リスクを最小限にするためのシステムです。素人目には本物にしか見えない精巧な偽造カードの正偽を、ICチップのスキャンによって識別することができ、さらに、在留資格の種別や有効期限、資格外活動許可、ビザ申請中のスタンプ情報などから、雇用予定の外国人労働者が、
・200種類以上の就労パターンのうちどれにあてはまるのか
・アルバイトとして就労可能か
などを約1分で判別することができます。

ビザマネの料金プラン

フリー:0円
ベーシック:300円/1名
ビジネス:35,000円〜
エンタープライズ:要見積もり
※税不明

ビザマネの運営会社概要

企業名 株式会社ウィルグループ
設立年月 2006年4月3日
所在地 東京都中野区本町一丁目32番2号ハーモニータワー27 階
URL https://willgroup.co.jp/

Linkus

Linkus公式サイト画像
画像引用元:Linkus公式サイト(https://linku-s.com/)

Linkusの特徴

外国人労働者の管理機能とリクルーティングプロセスを可視化する営業機能を搭載

Linkusは、外国人労働者の管理機能、および面接から就業までのリクルーティングプロセスを可視化する営業機能を搭載したシステムです。
外国人労働者一人ひとりに個別のアカウントを割り当て、アカウント単位のスキルで確認したりチャット機能でメッセージを送信したりすることができるため、申請書類作成のノウハウがない…という悩みはもちろん、

  • 求人情報に合う外国人労働者を見つけることができない…
  • 外国人労働者とのコミュニケーションが煩雑で困っている…

といった悩みも解決することができます。

Linkusの料金プラン

基本料金:16,500円(税込)
人材情報管理料:1〜200人の場合 1078円(税込)、201人以上の場合 110円(税込)

Linkusの運営会社概要

企業名 BEENOS HR Link株式会社
設立年月 2020年12月
所在地 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー6F
URL https://beenos.com/

かんべえ

かんべえ公式サイト画像
画像引用元:かんべえ公式サイト(https://www.srs-net.co.jp/kanbe/)

かんべえの特徴

あらゆる情報の一元管理・書類のペーパレス化を実現

かんべえは技能実習生制度と特定技能制度の両方に対応し、

  • 外国人労働者の雇用に関するあらゆる情報のデジタル化・ペーパレス化
  • 各種書類の自動作成
  • 各種申請スケジュールの管理

を実現するシステムです。
また、外国人労働者向け教育業務のための機能が充実しているのもかんべえのポイント。日本語学習コンテンツや専門知識学習コンテンツなど、各種コンテンツを専用アプリからいつでも好きな時に好きな場所で利用することができます。

かんべえの料金プラン

サーバー利用料:20,000円〜/月
運用支援サービス:100,000円/月
※税不明

かんべえの運営会社概要

企業名 サンユー株式会社
設立年月 1987年5月
所在地 兵庫県姫路市三左衛門堀西の町65番地
URL https://www.srs-net.co.jp/

noborder

noborder公式サイト画像
画像引用元:noborder公式サイト(https://noborder.cloud/)

noborderの特徴

外国人労働者のビザ取得支援を専門的に行う行政書士が監修

noborderは、外国人労働者のビザ取得支援を専門的に行っている行政書士監修の特定技能ビザ申請管理システムです。ハードルが高いとされている特定技能ビザ申請業務の内製化を、ノウハウのない企業であっても簡単に実現することができます。
また、導入や管理にあたって「いまやるべきこと」がすぐにわかるかんたん設計もnoborderの特徴の一つ。パソコン操作に慣れていない…というスタッフでも迷わずに使うことができ、他の業務を圧迫することなく導入および運用することができます。

noborderの料金プラン

利用料金:月額10,780円〜(税込)

noborderの運営会社概要

企業名 Exstan株式会社
設立年月 公式サイトに記載なし
所在地 東京都世田谷区梅丘1-25-3
URL https://exstan.tokyo/

※特定技能管理システムの比較表をもう一度チェックする

特定技能制度とは

「特定技能制度」とは、高齢化に伴う国内の労働人口の減少がとくに深刻化している分野において、即戦力となる外国人労働者を確保するために2019年に新設された制度のことです。
「人材が集まらない」、「人材が定着しない」といった悩みを抱えている企業での利用が進んでいるこの特定技能制度ですが、特定技能制度で外国人労働者を雇用するにあたっては、

  • 在留資格申請書類の作成
  • 出入国在留管理庁への定期報告のための書類の作成
  • 在留期日の管理
  • 必要書類の翻訳

といった管理業務の煩雑さが一つの大きなハードルでした。

特定技能管理システムとは

特定技能管理システムとは、こうした外国人労働者の管理業務を簡略化・効率化するためのシステムです。必要書類ごとにテンプレートやフォーマットが用意されているため、専門知識がない方でも在留資格申請書類などの必要書類を作成することができ、また、入国日を入力するだけで、労働者一人ひとりの在留期日を管理することができます。
また、ほとんどのシステムはクラウドベースで設計されているため、テレワークでも管理業務ができ、また、複数拠点を抱えている企業の場合、必要な情報がすべて一元管理できるようになる、といった点も特定技能管理システムの大きなメリットです。

特定技能管理システムについてのFAQ

Q1. 特定技能管理システムを導入するメリットは?

特定技能管理システムを導入することで得られるメリットとしては、

  • 必要書類作成業務の効率化、および脱属人化
  • 外国人労働者の管理業務の効率化、および法的リスクの軽減
  • 外国人労働者とのコミュニケーションの円滑化、および教育業務の効率化

などがあります。

必要書類作成業務の効率化、および脱属人化

在留資格申請書類や出入国在留管理庁への定期報告のための書類の作成にあたっては専門的な知識とノウハウが必要ですが、特定技能管理システムを利用すればテンプレートやフォーマットに情報を入力するだけでこれらの書類の作成ができ、業務の効率化や脱属人化につながります。

外国人労働者の管理業務の効率化、および法的リスクの軽減

特定技能制度を利用して外国人労働者を雇用するにあたっては、労働者一人ひとりの在留期日などを管理する必要があります。しかし、エクセルやワードでの管理は非常に煩雑です。

特定技能管理システムでは、入国日を入力すれば、あとばシステムが外国人労働者一人ひとりの在留期日などを自動で管理します。そのため、業務負担を大きく軽減できるのはもちろん、在留資格の更新手続きの失念などに伴う法的リスクを最小限にすることができます。

外国人労働者とのコミュニケーションの円滑化、および教育業務の効率化

システムによっては、日本語教育のためのeラーニングツールや、生活支援のためのコンテンツ、外国人労働者の母語への自動翻訳機能など利用することができます。

そのため、外国人労働者とのコミュニケーションの円滑化や教育業務の効率化を課題として抱えている企業にとって、特定技能管理システムを導入するメリットは大きいといえます。

Q2. 特定技能管理システムの選びで注意したいポイントは?

特定技能管理システムを選びの際には、以下のポイントに注意すると良いでしょう。

ランニングコストと機能のバランス

基本的に、特定技能管理システムは機能が増えれば増えるほど料金が高くなります。便利ではあっても結局使わない…、そういった機能ばかりのシステムを選んでしまうと、余計なコストが掛かることになります。かといって、コストを優先するあまり、必要な機能が十分に搭載されていないシステムを選ぶのは本末転倒です。

特定技能管理システムを選ぶ際には、本当に必要な機能を吟味し、その上でその上で予算にあったものを選ぶようにしましょう。

受け入れ予定の外国人労働者の母語に対応しているか

一口に外国人労働者といっても、ベトナムやインドネシア、ミャンマー、中国など、国籍は様々です。

可能であれば、受け入れ予定の外国人労働者の母語への翻訳機能がついたシステムを選ぶようにしましょう。

特定技能管理システムの導入を考えている方は、本ページに掲載している「特定技能管理システムの早見表」をご覧ください。

まとめ

おすすめの特定技能管理システムを紹介しました。
それぞれのシステムごとに使える機能は異なり、多機能なシステムであっても使わない機能ばかりであれば、コストパフォーマンスに優れたシステムとはいえません。特定技能管理システム選びにあたっては、ニーズや条件に合ったシステムを慎重に選ぶ必要があります。
特定技能管理システム選びで迷ったら、是非、このページを読み返してみて下さい。

【免責事項】
本記事は、2024年2月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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