売上アップにつなげるコンサルタントの集客方法
公開日:2020年02月13日
集客できないコンサルタントの特徴を知っておく
そもそも集客に時間を割いていない?
集客を行うためにまず大切なことは、自身が行うと決めた集客方法に時間を割くということです。
「何そんな当たり前なことを言っているんだ」と思ったアナタ。実際に人が集まる集客を行うことに時間を割けていますか?この質問に自信を持って「YES」と答えられる人は既に集客に成功している人ではないでしょうか。
そもそもコンサルタントとして独立している時点で一定の知識は保有しているはずです。そこから顧客を獲得するために必要なことは集客なのであって、このことを理解している人は1日1時間程度ではなく、7時間や8時間というように1日の大半の時間を集客に割いている場合が多いです。
継続は力なりということを忘れてはいけない!
何をするにしても、急に爆発的な集客に成功することは考えにくいことを理解する必要があります。決めたことは時間を掛けてでも、とにかく徹底してやりきる。この心持ちがおそもそも無ければ、何をやっても成功しません。集客ができない場合、継続という点でつまずいていることが多いです。
資格にこだわりすぎていないか?
もちろんコンサルタントとして活動していくならば、現在の知識に驕らずに勉強を重ね、自己を磨き続けていくことは大切です。しかしそれは集客の合間に行うものであることを忘れてはなりません。
「〇〇士」や「〇〇検定〇級」という称号のために、1日の大半を勉強時間に充てているコンサルタントがいます。しかしその称号は誰に披露するために取得しているのでしょうか?それは実績を獲得するために自分の武器として欲している場合がほとんどではないでしょうか。
まずは肩書きに左右されずとも集客できるようになることが大切です。本来行うべきことから目を逸らし、ただの肩書きマスターにならないように注意が必要です。
自分の得意分野は明確にあるか?
もしも何かの相談をコンサルタントにしようと思った時、自分ならどのような人に相談するでしょう。「どうせならその分野の専門家に聞きたい」と思うのではないでしょうか。そのような顧客目線に立ち返った時、自分自身は何かの専門家になれているか、客観的に判断することが必要です。
大きな枠の専門はあるかもしれませんが、大切なことはきちんと専門分野を絞っていることです。”私は〇〇が専門分野です”と言えるほど分野を絞れているか今一度考えてみてください。もしも言えない場合には、自分の専門分野を今一度棚卸しする必要があります。
ビジネスプランは明瞭か?
集客に成功するコンサルタントの特徴として、ビジネスプランが明瞭であることが挙げられます。A・B・Cのような単純な分け方ではなく、Aプランの中のパターン1と言ったように、悩みや事業形態などに対応してほぼカスタマイズと言えるような設計を行っています。
相手に対しての適切なプラン提案ができることはコンサルタントにとって非常に重要です。自身がどこまでこだわりを持って作りこめているか考えてみましょう。
思い返そう!コンサルタントの素晴らしさを
集客で困ってしまうと、ついなぜこんな仕事を始めたんだ…と思いたくなる時があるかもしれません。そんな時こそ初心に還り、なぜ自分はコンサルタントを志したのか再確認する必要があります。
とにかく稼げる!
コンサルタントの大きなメリットは、利益率がほぼ100%ということです。他の商売と見比べてみても、ここまで利益率が高いサービスはなかなかありません。
利益率が高い大きな理由は、商品が必要ないことです。提供するものは自身の頭脳と考えれば、準備にコストが発生しないことは一目瞭然です。さらに商品がないために在庫管理などを行う必要がなく、在庫を抱える必要がありません。そのため無駄なコストを発生させずに済むのです。
継続収入が期待できる
コンサルタントという特性上、1回きりでセッションが終了することはありません。そのため必然的に継続課金が行われるような仕組みになります。
短くても3ヵ月、長い場合には1年などの期間を担保できるだけでなく、成功すればリピーター顧客となる可能性や紹介などでさらに顧客が増える可能性があります。このように1度の契約から安定した継続収入が見込めるというのがコンサルタントの大きな魅力です。
少量の金額から開始できる
飲食店を新たにスタートしようと思った場合、一定の初期投資は必須です。しかしコンサルタントの場合、場所や商品を持たなくていいため本当に少ない金額からサービスを開始することができます。
極端な話、紙とペンがあればできるかもしれません。このように少ない金額から実施できるというのはコンサルタントならではの魅力です。
コンサルタントの集客の基本
ターゲットを明確に絞る
集客をするためにはまず「誰を」という点を定めなくてはなりません。この「誰を」は詳細に設定する必要があります。
自身の専門分野から絞っていく
「誰を」を考える際に大切なことは、コンサルタント自身がターゲットに対し、明確に価値を提供できる自信が必要だということです。なんとなく集客できそうだからという理由だけでターゲットを設定し、自身が解決できない領域では意味がありません。
その点を踏まえれば、自身が解決しやすい専門分野からターゲットを明確にしていくのはひとつの方法です。
例えば飲食店の課題を解決するコンサルタントの場合、どのような形態の飲食店でしょうか?また、その経営者は本当にコンサルタントによる課題解決が必要でしょうか。
ターゲットを設定する上で大切なことは、資金を回収できるターゲットであることです。コンサルタントは慈善事業ではありません。その点を考慮すると、ある程度コンサルタントに委託できるような資金を担保している必要があることを考慮し、ターゲット設定を行いましょう。
ペルソナを細かく設定する
多くの人に集まって欲しいという思いから、ついぼやっとしたターゲット設定を行っていませんか?実はこのぼやっとしたターゲット像こそが、集客できない理由であることを忘れてはなりません。
「どこで」「何をしている」「どのような」人かをペルソナによって明確にする必要があります。例えば飲食店経営者と一言で語ることは簡単ですが、その飲食店が個人経営なのかチェーン店なのかによって解決策は大きく変化するはず。
そのことを念頭に置き、実際にターゲットとなり得る人が目の前に来たら会話できるのではないかと言うくらいに、ペルソナを明確に設定することが重要です。
個人でもできる!コンサルタントの集客方法
オンラインを駆使する
ブログを活用する
オンラインを駆使する方法として有効なのがブログを活用する方法です。ブログは継続的な閲覧者をつくることができるほか、SEO対策などを行いやすいことからも集客ツールとして機能させることが可能です。
いきなり顧客にすることはほぼ難しいと考えた上で、ブログからメルマガ登録などの導線をつくることで、まず見込み客の個人情報を取得するためのツールとして位置付けておくことが効果的です。自身の専門知識を日々更新しておき、見込み客が関連ワードを検索した際に自身に辿り着きやすくしておくなどの工夫も可能です。
大切なことはブログ集客の目的をどこに置き、どれくらいの時間を掛けて集客できることを望むツールにするかということです。それによって運用方法が異なるため、更新し始める前に戦略をしっかり立てることが集客成功のカギとなります。
SNSを活用する
近年は様々なSNSの普及により、SNSを活用した集客が主流になっています。
SNS集客の魅力は、活用次第でpush型・待ち型いずれのツールにもなり得ることです。情報を見つけてもらうタイミングづくりをする上で、SNSはブログほど土台を作りこむ必要がありません。そのため気軽に情報投稿ができるほか、投稿後の編集や削除も容易に行うことができます。
また相互コミュニケーションをすることにも長けており、見込み客との直接的なコミュニケーションを通して自身への信頼を深めてもらうことも可能です。
集客代行
費用をかけることができる場合や、自分自身の力に限界を感じている場合には集客代行を利用するという手もあります。
集客はもはやひとつの専門分野と言っても過言ではありません。集客できるチャネルが増えているからこそ、ターゲットに適したツールを活用できなければ、望み通りの集客を行うことが難しくなっています。
コンサルタントのゴールはあくまでもコンサルを行うこと。そう考えた時に自身の専門分野ではない集客を外出しするのも戦略的と言えるでしょう。
起業したてでも売上をアップさせ続けるには
安定した契約のために大切なこと
コンサルタントは信用が大切なサービスです。そのため、1番の理想は自身を気に入ってくれた顧客が継続的に更新を行ってくれることではないでしょうか。
そのために大切なことは、目先の利益に捉われないことです。
顧客を選ぶことも大切
顧客の人数を増やすと、もちろん目先の利益は増えるでしょう。しかし大切なのは、顧客に対して適切なサービス提供を行うことです。
集客が上手くいくようになると、つい大人数を顧客化したくなるかもしれません。しかしそんな時こそ、自身にとって最適な顧客数を見分けて、より課題解決ができそうなターゲットを絞り込むことに力を割くことが大切です。いい結果こそ継続に繋がることを忘れてはなりません。
まとめ
コンサルタントとして成功するために大切なのは集客です。自身の集客方法を見直し、集客方法に無駄はないか、そして適切な施策を継続できているか客観的に判断することが大切です。
集客は1日して成らずということを念頭に置き、ひとつひとつの施策を着実に行う心掛けが大切です。