商品の購入に伴い、サブスクリプションサービスや定期購入を利用する顧客は年々増加傾向にあります。支払い代金の回収は、企業の健全なキャッシュフローに関わる問題です。確実に代金回収する手段として、口座振替サービスの利用を考えている企業担当者も多いのではないでしょうか。
この記事では、口座振替サービスを提供している会社を紹介します。各社が提供しているサービスの特徴、費用や、口座振替サービスを導入するメリットや選定ポイントについてもご覧いただけますので、導入の参考にしてみてください。
おすすめの口座振替サービス一覧表
ここでは、各社が提供する口座振替サービスを一覧で紹介しています。業者によって提供されているサービスの内容や料金が異なるため、次の一覧を自社にぴったりの口座振替サービス選びにお役立てください。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
Paid |
大手含む導入企業数No.1!取引先からも喜ばれるサービス満載で継続率UP
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マネーフォワード ケッサイ |
企業間の決済プロセスを一気通貫でサポート |
請求まるなげロボ |
全請求管理は1つのプラットフォームで完結 |
クロネコ掛け払い |
最短5分で与信結果がわかるスピーディ対応 |
NP掛け払い |
個人事業主への与信も対応可能 |
サブスクペイ |
オプション利用なら3営業日以内の入金も可能 |
JACCS |
非対面での取引シーンをスムーズにサポート |
アプラス |
Web口座振替からペイジーまで対応可能 |
SMBCファイナンスサービス(CATS集金代行サービス) |
幅広いネットワークで効率的な代金回収を実現 |
Orico 集金代行(口座振替) |
全国オリコ提携金融機関からの口座振替が可能 |
SBペイメントサービス |
WEB登録とペーパー登録に対応 |
ソニーペイメントサービス |
ビジネスモデルに寄り添ったサービスを提供 |
後払い.com口座振替サービス |
100%立替保証で安心のキャッシュフロー管理 |
ワイドネット |
月最大6回の振替日を設定したフレキシブルなサービスを提供 |
口座振替サービスとは?
口座振替サービスとは、指定した銀行口座から自動的に料金を引き落とす決済方法です。口座振替サービスの活用には、「口座振替依頼書」の提出や、「Web口座振替受付」を通じたオンライン手続きの2通りの方法が選べます。
「口座振替依頼書」使用による手続き
口座振替依頼書を使用する手続きでは、顧客が記入・捺印し、企業が金融機関に提出します。不備がある場合は、修正のためにやり取りが必要で、完了までに1~2ヶ月かかるケースが多いです。サービス開始後は、手続き完了前に発生する料金の支払い方法を事前に決める必要があります。
「Web口座振替受付」使用による手続き
Web口座振替受付は、オンラインで迅速に口座振替の登録が可能。従来の書類による申込みと異なり、書き込みや捺印の手間が省け、書類のやり取りも不要です。その結果、口座振替の利用開始までが大幅に短縮され、1~3日で完了します。ただし、この便利なサービスは主に個人名義の口座に限られ、法人名義や事業用口座を受け付けている金融機関は少数です。
口座振替サービスを利用するメリット・デメリット
ここでは、口座振替サービスを利用するメリットとデメリットについて紹介します。
メリット
口座振替サービスを導入して得られる主なメリットは、個人で各口座振替を管理する場合と比較して、次の3つが挙げられます。
支払いの手間が削減できる
口座振替サービスは、日本全国のさまざまな金融機関に対応しています。企業は、決済代行会社を通じて顧客の口座から直接料金を引き落としができ、各金融機関と個別に対応する手間やコストを削減しながら、顧客の多種多様な支払いニーズへの対応が可能になります。
入金管理業務の効率化が期待できる
口座振替サービスは、顧客からの料金が毎月自動で引き落とされます。資金管理が容易になり、企業のキャッシュフローが安定。加えて、自動化により入金管理が効率化され、振替結果をオンラインで簡単に確認できます。また、集金状況の迅速な把握や未入金顧客の特定が可能になり、手間と時間が大幅に削減されます。
請求スピードが向上する
Webサイトやモバイルアプリを利用すれば、従来の紙の申請プロセスに比べて、迅速な申し込みが可能になると考えられます。データ送信後の即時受付により、振替申請の成功率も向上。振替に関わる情報の登録から口座振替が開始されるまでの時間が短くなることで、請求プロセスが加速されるはずです。
デメリット
口座振替の導入には、複数の手続きが必要です。自社で管理する場合、特に以下の点がデメリットと考えられます。
口座振替依頼書のやり取りに手間がかかる
口座振替依頼書のやり取りは、多くの手間と時間を要するプロセスです。特に、書類の不備があると複数回のやり取りが必要になり、サービス提供が遅れる可能性があります。返信用封筒にチェックリストを入れたり、記入例を提供したりなどの対策が有効です。
請求データ作成時にミスが発生する可能性がある
エクセルで請求データを紐づける際、誤入力による信用問題のリスクが高まります。代行会社を用いても、データ作成の手間と誤りの可能性を鑑みれば、情報を一元管理するシステムの開発が望ましいと考えられます。
未払いが発生すると督促業務が必要になる
督促業務は、時間と労力を必要とします。未払いが発生すると、営業が督促業務を担当するケースが多く、本業に専念できなかったり、心理的負担が大きかったりとデメリットが目立ちます。
口座振替サービスを選ぶポイント
口座振替代行サービスの選定時に考慮すべき5つの主要な要素は以下の通りです。
- 広範囲の業務を外注できるかどうか
- 他の支払方法への対応能力
- 自社の予算に合致するか
- 操作が簡単か
- 充実したサポート体制が整っているか
特に「自社の予算に合っているか」は継続的な運用を考慮する上で重要な判断基準です。
口座振替サービスサービス導入に関するよくある質問
Q1.口座振替サービスの費用相場は?
口座振替サービスを導入する際、事業者は初期設定費用・月額使用料・各決済ごとの手数料を考慮しなければなりません。一般的には、初期設定には約30,000円の費用がかかりますが、サービスプロバイダによってはこの費用を免除してくれる場合もあります。月額使用料は、3,000円程度で、各取引に対する手数料は、約100円が一般的です。しかし、請求金額によって変動する可能性もあります。
また、利用状況に応じて請求月のみに使用料が発生するようなプランの選択が可能です。企業は、自社の規模やニーズに応じて、最もコスト効率の良いサービスプランを選ぶ必要があります。口座振替サービスの導入は、利便性を高めると共に、継続的な代金回収を効率化する手段として検討されるべきです。
口座振替サービスのまとめ
口座振替サービスは、請求管理を簡素化し、顧客の支払いを効率的に処理する手段です。初期費用は低く、運用に便利なオプションも豊富にあります。企業のニーズを満たす口座振替サービスを見つけて、業務の効率化を目指してみませんか。
- 免責事項
- 本記事は、2024年3月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。