システム開発会社がやるべきSEO対策とは

システム開発会社こそSEO対策が重要

実は、システム開発会社こそ、SEO対策を実施する必要があります。その理由についてお伝えする前に、まずはSEO対策についておさらいしていきましょう。

SEO対策とは？

そもそもSEO対策とは、GoogleやYahooといった検索エンジンの検索結果で、自分たちのサイトを上位に表示させるための施策を指す言葉です。SEOとは「検索エンジン最適化」という意味。英語では「Search Engine Optimization」と表記されます。

SEO対策の目的は、提供している商品やサービスに関する問い合わせの数を増やすことや、サービスの購入につなげることです。SEO対策にはさまざまなメリットがありますので、後ほど詳しくご紹介します。

なぜSEO対策が重要か

通常、顧客が発注するシステム開発会社を探すときは、ネット上で情報を検索します。自社のシステム開発サービスを利用してくれる可能性のあるターゲットが検索する際、自社に関する情報が検索結果の上位に表示されていなければ、候補にもなれません。

特に、システムの開発を検討しているような顧客は、日々ネットで情報収集をしたり、候補となるシステム開発サービスを比較・検討したりしています。

システム開発分野では競合がたくさんいますので、Web上で自社の情報が上位表示されず、自社の強みや情報をターゲットに伝えられないのは致命的といえるでしょう。

さらに、システム開発業界の今後として、クラウド化が進展したことから、競争激化や単価下落が予測されているのをご存知でしょうか。競争が激化するなかで、競合他社ではなく自社が選ばれるためには、SEO対策が必須といえます。

SEO対策のメリット

ここでは、SEO対策のメリットをご紹介します。

自社サイトへのアクセス数が増加し、売上アップを目指せる

SEO対策をしっかり行うことで、GoogleやYahooといった検索エンジンで検索された際に上位表示を狙えます。

例えば、「システム開発　サービス」といったキーワードで検索したときに、自社のサイトが上位に表示されれば、自社サイトへのアクセス数が増加します。その結果、自社が提供するサービスの売上アップにもつながるでしょう。

システム開発に興味のある見込み客を集客できる

「システム開発」というキーワードで検索しているということは、システム開発に関心があったり、システム開発のサービスを探していたりする人が多いでしょう。

つまり、検索結果により自社のサイトに辿り着いてもらうことで、購買意欲が高い顧客獲得につながるのです。

費用対効果が高い

リスティング広告などと比べると、費用対効果が高いのもSEO対策のメリットとして挙げられます。リスティング広告は、クリック数に応じて課金される仕組み。

競争率の高い分野でのリスティング広告は、クリック数は増えても成約につながりにくく、結果的に広告費だけがかさんでしまう可能性があります。一方で、SEO対策ならクリックされても費用が発生しません。

ブランディング効果が期待できる

SEO対策を実施し自社サイトを上位表示させることで、自社のブランディングにつながります。また、自社や自社の提供する商品やサービスの認知度が拡大し、自社についての口コミが増えたり、ユーザーからの信頼度が高まったりする効果が期待できるでしょう。

SEO対策のキーワードの決め方

SEO対策のキーワードの決め方を解説します。基本を押さえるだけでも検索結果が変わってくるはずです。

メインのキーワードを決める

上位表示を狙いたいキーワードがメインキーワードです。システム開発会社であれば、そのまま「システム開発会社」や「システム開発」などで上位表示される自社サイトが作れれば、顧客獲得や売上アップが狙えるでしょう。

関連するキーワードを探す

メインとなるキーワードに関連するキーワードを見つけましょう。その際、サジェストを活用してみてください。Googleの検索エンジンにメインのキーワードを打ち込めば、関連性の高いキーワードが出てくるので参考にしてください。

また、Googleのキーワードプランナーを利用するのもおすすめです。キーワードプランナーを使えば、キーワードの月間検索数も確認できます。月間検索ボリュームが多いと需要が高いと判断できます。

ロングテールキーワードを調査する

キーワードを探す際、検索数が少なく複数のキーワードが組み合わさった「ロングテールキーワード」を見つけましょう。ロングテールキーワードはニッチなため競合が少なく、上位表示を狙いやすい特徴があります。

キーワードを絞り込む

キーワードを探し出したら、キーワードを絞り込む作業へと移ります。上位表示を狙いたい・狙えそうなキーワードのみを残すようにしてください。

SEO対策のポイント

ここでは、SEO対策を行う際に押さえるべきポイントをご紹介します。

記事にはキーワードを盛り込む

記事のタイトル、見出し、文章にキーワードを入れましょう。ただし、キーワードをたくさん入れれば良い、というわけではありません。自然な文章になるよう調整しながら、キーワードを含めるようにしてください。

対策キーワードだけでなく共起語も入れる

また、キーワードと共に共起語も含めながらコンテンツを作成しましょう。共起語とはメインとなるキーワードを含む記事に、頻繁に出てくる言葉のこと。

たくさんの共起語を盛り込むことで、情報網羅性が高いコンテンツとクローラーが認識し、SEOの効果が得られると考えられています。

キーワードの検索意図に応える

キーワードの検索意図に応えるのも、SEO対策のポイントの1つ。読者が知りたいと思っている情報を把握し、網羅することで、読者にとって満足度の高いコンテンツに仕上がります。

自分たちが伝えたいことばかりを発信していては、読者にとって満足度の低いものとなってしまいますので注意してください。

インデックスさせる

作成したコンテンツをインデックスさせることも重要です。コンテンツがインデックスされていなければ、選定したキーワードで検索されても、検索結果で表示されません。

なお、インデックスとは、Googlebot（クローラー）が公開されたページにクロールし、ページの情報を読み取った後に、検索エンジンデータベースに格納されることです。質の高いコンテンツがインデックスされていくことで、サイト全体の評価が上がっていきます。

モバイルファーストのコンテンツを作る

インデックスされる際、スマホで表示されても違和感なく表示されるページが、優先的にインデックスされる仕組みとなっています。そのため、コンテンツが出来上がったら、スマホでどのように表示されているのかもあわせて確認する必要があります。

その他、SEOに効果的なページタイトルやメタ ディスクリプションを考えたり、内部対策を行ったり、被リンクの獲得を目指したりと、SEO対策を行う上で押さえるべきポイントは多数あります。

コンテンツマーケティング＆SEO対策で集客

システム開発会社がWebからの集客力を高めるには、SEO対策とコンテンツマーケティングを連動させるのがおすすめです。

コンテンツマーケティングとは、価値ある情報を含むコンテンツを作り、売上につなげたり、自社のサービスのファンとなってもらうことを目指したりする、マーケティング活動のことです。

コンテンツを通じて自社や自社のサービスを、まだニーズが顕在化されていない潜在顧客に見つけてもらえます。また、自社名や商品名を知らなくても、自社の強みや特徴とニーズが合致する顧客に探してもらえます。

この手法を用いる場合、まずは自社の強みを明確化して、ターゲットを定めます。そして、顧客の悩みや課題、どういった検索キーワードを使うかを分析し、ターゲットのニーズに応えるコンテンツを作成。SEO対策によってコンテンツを上位表示させることで、サイトへの流入につなげていきます。

コンテンツマーケティングとSEO対策を組み合わせれば、自社に対する認知が拡大し、集客できる層も広がるのです。

システム開発会社がやるべきSEO対策まとめ

SEO対策を実施することで、検索結果で自社のコンテンツを上位表示させ、売上アップにつながったり、ブランディング効果が期待できたりと、いろいろなメリットがあることが分かりました。さらに、コンテンツマーケティングと組み合わせることで、より多くの顧客の集客や顧客のファン化を目指せます。

このように、SEO対策は集客を成功させるために実施すべき対策ではありますが、下記のようなデメリットがあります。

• 専門知識が必要
• 継続する必要がある
• 自社で行う場合は、工数・時間がかかる
• 結果が出るまで時間がかかる

したがって、しっかり体制を整えてSEO対策を行いましょう。

SEO対策＆コンテンツマーケティングでお悩みなら

Zenkenでは、クライアント企業ならではの強みを活かした集客・マーケティング戦略のご提案を得意としています。
今までにシステム開発会社を含む120業種以上のクライアント企業を支援してまいりました。
そのノウハウを生かして、ニーズや市場の分析、戦略提案、コンテンツ作成・運用までワンストップで対応可能です。

SEO対策で効果を出せる適切なキーワードがわからない、コンテンツマーケティングで集客力を強化したいといったお悩みや課題があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

Web集客のご相談はこちら