スポーツクラブの広告媒体を紹介!集客に役立つ広告を有効活用しよう
最終更新日:2021年08月16日
まずは消費者の行動と心理を知ろう
スポーツクラブに集客するためには、やみくもに広告を出しても効果は期待できません。特に現在は新型コロナウイルスの影響が大きいです。まずは見込み客が何を考えていて、何をきっかけに行動するのかを、しっかりと分析しましょう。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスは、スポーツクラブの集客に悪影響を及ぼしています。感染リスクを減らすために、スポーツクラブに行くことを控える人が増えたからです。
その一方で、「地元の店舗を利用することで応援したい」と考える人も増えています。広告を出す際には、地元を盛り上げようとする人の心をつかむことを意識すると、効果を発揮しやすいです。
事前の情報収集に力を入れる傾向
新型コロナウイルスの影響もあって、スポーツクラブを実際に訪れる前に、細かく情報収集をする人が多くなっています。人との接触をなるべく避けるために、スポーツクラブを見学する回数を減らし、クラブでの滞在時間を短くするためです。
「まずはスポーツクラブに来てもらって、それから説明すればいい」と考えると、集客で失敗しやすいです。必要な情報は広告やWebサイトでなるべく事前に提供しておき、対面での長時間の説明は避けることを心がけましょう。
トレンドから読み取る今後
今後は新型コロナウイルス対策をアピールすることが、より重要になってきます。スポーツクラブにも「安全・安心」を求めるトレンドがあるからです。
たとえば「人との接触を避けるためキャッシュレス決済を導入している」など、具体的な対策を広告やWebサイトで知らせると良いでしょう。「あのスポーツクラブなら安心できそうだ」と思ってもらうことが大切です。
スポーツクラブの広告媒体にはWebがおすすめ
スポーツクラブが集客をするなら、Web広告がおすすめです。Web広告には、チラシで集客するよりも優れた点があります。
キャンペーンを打ちやすい
Web広告には、キャンペーンを打ちやすいというメリットがあります。広告の内容を即座に変えられるため、「3日間限定」といったキャンペーンをすぐに実行できます。広告の効果はすぐにわかるので、反応が悪いキャンペーンはすぐにやめることも可能です。
一方でチラシでの広告では、いつチラシを見てもらえるかがわからず、期間の短いキャンペーンは打ちにくいです。広告の効果を測定するのにも時間がかかるため、効果が薄いキャンペーンをダラダラと続けることになりかねません。
若者の入会のきっかけはWebが多い
Web広告を使うことで、20〜30代の若者を効果的に集められます。若者は主にスマートフォンで情報収集するため、Web広告を目にする機会が多いからです。
新型コロナウイルスの影響もあり、若者以外の年代でも、インターネットで調べものをする人が増えています。集めたい世代にかかわらず、Web広告はスポーツクラブの集客媒体として有効です。
スポーツクラブの集客におすすめの広告媒体
スポーツクラブの集客におすすめのWeb広告媒体を6つ紹介します。メリットだけでなくデメリットも解説するので、広告媒体を選ぶ参考にしてください。
①Google ディスプレイネットワーク
Googleディスプレイネットワークでは、Googleが持つ広告枠を利用して、インターネット上の様々な場所に広告を出せます。運営しているスポーツクラブに関心を持ってくれそうな人に、幅広く広告を見てもらえるのがメリットです。
ただし使いこなすのが難しい点がデメリットです。効果を検証しながら微調整をして、広告の精度を高めていくためには、ノウハウが必要になります。
②ジオターゲティング広告
ジオターゲティング広告では、スマートフォンの位置情報を利用します。スポーツクラブの近くにいる人に絞って広告を配信できるため、来店につなげやすいです。
スポーツクラブに興味がない人にも広告を出すことになるため、そのぶん広告の効率が落ちることには注意が必要です。スポーツクラブに関心のがある人が近隣に多い場合には、ジオターゲティング広告が有効になるでしょう。
③Facebook/Instagram広告
FacebookやInstagramの広告は、スポーツクラブに興味や関心がある人に見てもらいやすい点がメリットです。FacebookやInstagramでの行動履歴などのデータを元に、広告を配信する人を絞り込めます。
一方で、広告がSNS内の投稿に埋もれてしまいやすい点がデメリットです。広告の詳細を見てもらうためには、写真やキャッチコピーにこだわる必要があるため、広告の効果を測定しながら工夫を重ねましょう。
④Google/Yahooのリスティング広告
リスティング広告は、スポーツクラブへの入会につなげやすい広告媒体です。リスティング広告では「スポーツクラブ」などの言葉で検索したときの検索結果に、広告を配信します。検索した人は「スポーツクラブに行きたい」という意思が明確である場合が多いため、広告効果が高いのです。
ただし効果が高いキーワードに広告を出すと、費用が高額になりがちです。広告にあまり予算をかけられないのであれば、リスティング広告はおすすめできません。
⑤記事広告
記事広告は、ニュースサイトなどで他の記事と同じような形式で配信される広告です。広告だと思わずに記事を読む人も多く、記事の内容に納得したうえでスポーツクラブに来店してもらえる点がメリットです。
一方で広告であることがわかりにくいため、広告だと知ると「だまされた」と感じる人がいるというデメリットがあります。記事の質にこだわって、「広告だとしても読んでよかった」と思われる記事広告を目指しましょう。
⑥ポジショニングメディア
自社ならではの強みをブログなどのメディアを通じて発信する手法が、ポジショニングメディアです。運営するスポーツクラブに魅力を感じる人を、自然に集められるメリットがあります。
一方で、メディアが成長して十分に集客できるようになるまでに、時間がかかる点がデメリットです。ノウハウを持つ専門家に相談するなどして、効果的なメディア運営を目指しましょう。
ポジショニングメディアに興味を持ち、より詳しく知りたい方はポジショニングメディアについてまとめた資料も別途ご用意しています。ぜひダウンロードしてご活用ください。
スポーツクラブの広告媒体の選び方
Web広告の媒体にはたくさんの種類があるので、どれを選べば良いのか迷ってしまいがちです。そこで広告媒体の選び方を解説します。
広告を出す目的とターゲットをはっきりさせる
広告媒体を選ぶためには、どんな目的で広告を出すのか、どんな人をターゲットにするのかを決める必要があります。目的やターゲットによって、どの広告媒体がふさわしいのかは異なるからです。
たとえば「スポーツクラブに今すぐ入りたい」と思っている人を集めるのが目的ならリスティング広告が合っていますし、20代の女性をターゲットにするならInstagram広告が相性が良い、といった具合です。広告を出す前に、目的とターゲットは必ず考えましょう。
入会意欲別に広告媒体を使い分ける
広告媒体によって「スポーツクラブに入会する意欲」が強い人と弱い人のどちらに有効なのか、ある程度は決まっています。ターゲットによって、広告媒体を使い分けましょう。
入会意欲が強い人を集めるのは、もちろん効果的です。一方で入会意欲が弱い人であっても、広告を見てもらうことは無駄になるとは限りません。
たとえばポジショニングメディアで、自宅でできるストレッチのやり方を発信して、運動に興味がある人を集めておいたとします。するとそのメディアを見てストレッチをしていた人が、より本格的な運動をしたくなった際に、運営するスポーツクラブへの入会を検討してくれる可能性が高まるのです。
広告媒体にWeb広告を選ぶときの注意
スポーツクラブのWeb広告を出す際の注意点を紹介します。集客で失敗しないために、気をつけてください。
すぐ結果が出ると思わない
Web広告は期待する結果が得られるまでに、時間がかかることが多いです。始める前の期待が大きすぎると、効果が出なくてがっかりしてしまい、冷静な分析ができなくなってしまいます。
Web広告での集客を成功させるためには「広告を出してみて結果を分析し、改善してまた広告を出して結果を見る」という繰り返しが不可欠です。時間をかけて広告の効果を高めていくことを意識しましょう。
スポーツクラブのカラーに合う広告媒体を選ぶ
広告媒体は、スポーツクラブのカラーに合ったものを選びましょう。スポーツクラブがターゲットとする人を集められなければ、入会にはつながりにくいからです。
たとえば、本格的な筋力トレーニングのマシンが充実していることが特徴のスポーツクラブであれば、記事広告などでマシンへのこだわりをアピールすると良いでしょう。運営するスポーツクラブの魅力が伝わる広告媒体を選ぶことが大切です。
スポーツクラブはWebを活用した集客を
スポーツクラブへの集客には、Webの広告媒体を活用しましょう。人どうしの接触の機会が減るなかで、Web広告はますます重要になっています。
目的とターゲットを明確にして広告を出し、効果の分析と広告の改善を繰り返すことが大切です。運営するスポーツクラブに合った広告媒体を選んで、集客を成功させましょう。