送り状発行システム会社7選比較!口コミ評判や費用相場を解説します
最終更新日:2023年12月25日
送り状発送システムは物流業界でも早期に導入されているシステムですが、業界の変革スピードは早く対応機能の追加・改善がタイムリーであることは、スムーズな業務推進に欠かせません。
本記事では出荷業務の効率化を図るシステムに必要な項目を網羅しているシステムをピックアップ。実績のある7社を紹介します。実績のある企業の中でも、企業メリットの大きい注目の1社を下記でご紹介しています。ぜひご参考ください。
送り状発行システム会社早見表
下記では送り状発行システム会社を一覧表で比較・紹介しています。サービスを初めて利用する方、これまでと違う業者を利用してみたい方は、まずサービス概要を御確認ください。
画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。
サービス名 | サービスの特徴 |
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【PR】超票クリエイター | 既存のシステムからの大幅改修は不要!上位システムとの連携で効率化アップ! ・複数業者への送り状を自動で振り分け・発行可能 ・印刷会社のノウハウを活かした帳票デザイン・レイアウトを提案・作成できる ・払込票の出力も可能!EC物流業務にもスムーズに対応 資料ダウンロードはコチラ >> |
送り状発行システムB2クラウド | クロネコヤマトの送り状や宛名ラベルを手持ちのプリンタで無料発行 |
送り状名人 | 運送会社へのEDIに対応し、荷札ラベルだけで出荷・管理が可能 |
送り状発行システム(S-Printer) | 国内航空貨物のほか、貴重品輸送・個人情報輸送・医療薬品輸送に対応 |
マスターズEDI | パッケージプランをベースに自社に合うシステムを安価でカスタマイズ可能 |
送り状発行システム e飛伝 Ⅲ Letter | クラウドタイプの帳票発行システムで、さまざまなブラウザ・OSに対応 |
Webゆうパックプリント | 会員登録後はゆうパックや書留などの宛名ラベルを無料で作成できる |
【PR】既存のシステムからの大幅改修は不要!上位システムとの連携で効率化アップ!
新規システムの導入で必ずネックになるのが既存システムを無駄にしない互換性です。事前のレイアウト登録により複数の配送業者に合わせた送り状出力が可能で、物流業者ごとのソフトを用意する必要がありません。
システムを開発した小林クリエイト株式会社は昭和12年(1937年)から記録紙の製造をスタートし、以来ラベルやビジネスフォームなどの製造・販売そのたソリューション開発に注力。長年にわたって物流業界を支えてきた企業のひとつです。
小林クリエイト株式会社
超票クリエイターの特徴
小林クリエイト株式会社が展開する超票クリエイターはこれまで使ってきたシステムを無駄にせず利便性を高めることに成功したシステムです。互換性のなさがネックとなり、だましだましで作業し続けた結果効率が悪化してきたケースにも対応可能なのが魅力的。どのような帳票にも力を発揮します。
複数の印刷レイアウトを事前に登録することで、異なる配送業者の専用送り状を無駄にせず利用可能。プリンターの各トレイ別に出力する「出力用紙トレイ選択機能」を備えたことで、都度用紙を入れ替える必要もなくスムーズに出力できるのが魅力的です。
使用可能なバーコードの種類はNW-7、CODE128、CODE39、JAN8、JAN13、QRコード、コンビニバーコード、郵便バーコードなどがあります。
郵便番号や住所をチェックする機能を有しており、データ取込の際にチェック機能を使うことで、スムーズな入力・確認作業を完了できます。操作方法に関するマニュアル・説明書は導入の際に提供されるので、使用に悩むときはそれらを読むか、公式サイトの「お問い合わせ」機能から質問可能です。
超票クリエイターは原則、1台のPCで運用することを推奨。運用制限がかかりますが複数台のPCで運用も可能なので、フロアが広い、部署が複数にまたがっているなど、複数台での使用希望にも対応しています。
\経費やノウハウを無駄にしない!サステイナブルな送り状発行システム/
こんな企業におすすめ
- 既存のシステムも活用しながら効率をアップしたい
- 帳票類のデザインやレイアウトにも、自社のノウハウを反映させたい
- 印字内容を適宜変更しながら帳表を出力したい
超票クリエイターを選ぶべき理由
【理由1】既存システムの大幅な改修が不要
超票クリエイターは、既存データやシステムとの連携がスムーズな送り状出力システムです。すでに連携している物流業者の帳票のレイアウトを読み込み個別に登録。ひとつのデータに対して最大3種類の帳票を同時に発行できるシステムで、送り状・納品書・請求書など、必要に応じた帳票をタイムレスに出力します。
【理由2】印刷業者のノウハウを活かした帳票デザインの提案
送り状だけでなく各種帳票類の出力にもノウハウが活かされています。超票クリエイターなら、広告やクーポン機能を付与した帳票も出力でき、他社との差別化を図れます。印刷会社で積んできたノウハウで、最適なデザイン・レイアウトを施した帳票を提案可能。すべての印字項目を自由に配置・変換できるので、作業の効率アップアイディアをどんどん反映できるのも魅力的です。
【理由3】任意のセグメントごとに印字内容の変更が可能
超票クリエイターは複数のプリンターとの連携が可能で、指定したセグメントごとの印字が可能です。梱包作業ブースごとの伝票をプリンター別に分けて出力すれば、印刷時間の大幅な縮小が可能。データに含まれる区分値に基づいてプリンターを設定するので、事前のデータ仕分けがいらないのは大きなポイントです。
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超票クリエイターの導入事例
帳票だけでなく現場の作業効率化を含めた提案をいただけた
これまで現場の作業担当者が貼っていた「日付指定」や「ケアマーク」などのシールを伝票自体に直接プリントできたことで、大幅な作業工数減につながりました。
導入に際し課題はいろいろあったものの、プリンターメーカーですらお手上げだった問題にも熱心に対応いただき、無事導入。同じ人員での処理能力が格段に上がり、出荷件数は当時の6倍ぐらいまで増えました。
超票クリエイターの料金
料金は公式サイトに記載がありませんでした。
超票クリエイターの会社概要
会社名 | 小林クリエイト株式会社 |
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創業年 | 1937年4月 |
会社所在地 | 愛知県刈谷市小垣江町北高根115番地 |
公式HP | https://k-cr.jp/cho-cre/ |
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他にもある!送り状発行システム会社
ヤマト運輸株式会社
送り状発行システムB2クラウドの特徴
クロネコヤマト便の発送伝票や宛名ラベルなどを手持ちのプリンタで印刷できるようにするソフトで、PC画面上で発行・内容確認ができる扱いやすさが魅力的です。
マルチキー検索で配送状況の一括問い合わせが可能で、ExcelやCSV形式でデータを出力すれば報告資料として利用できます。
送り状発行システムB2クラウドは無料で提供されるシステムで、利用に際し「ヤマトビジネスメンバーズ」への登録が必須になっています。専用ラベルにのみ対応しているので、発送業務をヤマト運輸に絞る必要があります。
送り状発行システムB2クラウドの料金
無料
送り状発行システムB2クラウドの会社概要
会社名 | ヤマト運輸株式会社 |
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創業年 | 2005年3月 |
会社所在地 | 東京都中央区銀座2-16-10 |
公式HP | https://business.kuronekoyamato.co.jp/service/lineup/b2/ |
ユーザックシステム株式会社
送り状名人の特徴
複数の運送会社の送り状を発行できる送り状名人。基幹システムのデータと連携可能で、作業工数の短縮化が可能です。
運送EDIに対応しているので、送り状発行そのものが不要になります。荷札ラベルによる出荷管理で顧客からの出荷問合せに迅速に対応できるのが特徴的。出荷業務全般にわたって工数削減に期待できる送り状発行システムです。
送り状名人の料金
料金は公式サイトに記載がありませんでした。
送り状名人の会社概要
会社名 | ユーザックシステム株式会社 |
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創業年 | 1971年7月 |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋箱崎町4-3 国際箱崎ビル4F |
公式HP | https://www.usknet.com/ |
日本通運株式会社
送り状発行システム(S-Printer)の特徴
送り状発行システム(S-Printer)はバーコード読み取り作業から検品・送り状印刷まで一連の作業を網羅しています。
日本通運のハイスピード・セキュリティ・メディカルの各サービスを利用していることが条件で、手持ちのPC・プリンタで出力可能です。法人間輸送を対象としたサービスなので、個人間取引では利用できません。また、着払い用の作成に対応していないため、自社サービスで利用可能かは詳しく確認する必要があります。
送り状発行システム(S-Printer)の料金
料金は公式サイトに記載がありませんでした。
送り状発行システム(S-Printer)の会社概要
会社名 | 日本通運株式会社 |
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創業年 | 1937年10月 |
会社所在地 | 東京都千代田区神田和泉町2番地 |
公式HP | https://www.nittsu.co.jp/sora/highspeed/service/s-printer/ |
株式会社ノリック
マスターズEDIの特徴
マスターズEDIは運送EDIに対応している送り状発行システムで、さまざまなタイプの送り状・ラベル・荷札・伝票を発行できるのが特徴的です。
基幹システムからCSVによる出荷指示データを受け入れたあと、各運送会社に合う送り状・荷札を発行。出荷実績データをCSVで出力・基幹システムで受け入れる仕組みです。送り状は複写式にも対応しています。
出荷データをFAXやメールで通知するので、納品先からの問合せが激減。作業を簡略化することで照会作業を減らしてミスを追放する目的を持っています。
マスターズEDIの料金
料金は公式サイトに記載がありませんでした。
マスターズEDIの会社概要
会社名 | 株式会社ノリック |
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創業年 | 1993年3月 |
会社所在地 | 大阪府大阪市中央区南本町2-6-5 ファースト船場ビル8F |
公式HP | https://www.noric.co.jp/products/edi/ |
佐川急便株式会社
送り状発行システム e飛伝 Ⅲの特徴
クラウドタイプの送り状発行システムで、スマートクラブ for BusinessのIDが必要。さまざまなブラウザやOSに対応しており、Microsoft Edge、Google Chromeのブラウザ、また、macOSにも対応しているのが特徴のひとつです。
利用に際して料金は発生しませんが、スマートクラブ関連のサービス利用が必須となっています。送り状発行作業以外にも利用できるサービスがあるかをしっかり確認する必要あるのが注意点です。
送り状発行システム e飛伝 Ⅲの料金
無償
送り状発行システム e飛伝 Ⅲの会社概要
会社名 | 佐川急便株式会社 |
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創業年 | 1957年3月 |
会社所在地 | 京都府京都市南区上鳥羽角田町68番地 |
公式HP | https://www.sagawa-exp.co.jp/ |
日本郵便株式会社
Webゆうパックプリントの特徴
インターネット上で会員登録をすれば利用できるシステムです。登録後すぐからゆうパックラベルや書留その他郵便物の宛名ラベル、受領証などが作成可能です。
ゆうパックラベルはA4普通紙に印刷して窓口に提出するスタイル。書留や特定記録郵便物の宛名印刷は市販のラベルシールを利用する仕組みなので、個人事業のような規模の小さい出荷にも柔軟に対応できるのが魅力的。取り扱い個数が多くなるなら、ラベルシールの仕入れ代金も念頭に置く必要があります。
Webゆうパックプリントの料金
料金は公式サイトに記載がありませんでした。
Webゆうパックプリントの会社概要
会社名 | 日本郵便株式会社 |
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創業年 | 2007年10月 |
会社所在地 | 東京都千代田区大手町2-3-1 |
公式HP | https://www.sagawa-exp.co.jp/ |
送り状発行システムとは?
商品発注に際し必要となる送り状についてデータの抽出から送り状印刷作業を網羅しているのが「送り状発行システム」。導入により手書き作業がなくなり、記載ミスや貼り付けミスが少なくことが特徴的なシステムです。記載するデータは基幹システムにて管理しているものを使用するタイプが一般的で、プリンターは専用機種をレンタルするケースが見受けられます。
運送業者が提供している送り状システムもありますが、複数の物流業者をケースバイケースで使っている業者には不向き。その場合は送り状発行サービス会社が展開しているシステムを利用すると良いでしょう。
送り状発行システムにはどんなメリットがある?
誤字脱字ミスの削減
入力している元データに間違いがない限り宛先や宛名にミスが発生しないのが最大のメリットです。サービス会社が提供するシステムなら、物流業者ごとに違うフォーマットにも対応しているため、ラベル様式によっては印字されないといった不具合も起きません。
業務効率化がはかれる
出力作業を簡略化できるほか、問合せ番号(送り状の番号)を自社で管理するので、配送状況の確認が格段に早くなります。システム上で管理できるため、ペーパーレス化にも繋がるのは魅力的です。
送り状発行システムを選ぶポイントは?
利用したい配送業者に対応しているか
送り状発行システムで利用できる配送業者が自社が利用したい業者であることが最重要ポイントです。大手配送業者なら全国発送に強みをもっていますが、利用料金に融通が効きにくいのがネックになりがちです。ロットを確保するために配送業者を一元化するのも案として有効ですが、扱う商品によっては配送業者を指定することで輸送品質を担保する(破損報告の多い運送会社に割れ物は依頼できないが、安いので割れ物以外なら頼める)ケースがあり、利用できる配送業者は多ければ多いほど利便性が高まります。
基幹システムと連携できるか
自社の基幹システムと連携できるかは大きなポイントです。
連携できない場合、データの移管作業に費用と時間がかかるだけでなく、既存システムの活用頻度が下がり先行投資が無駄になる可能性もあります。
連携可能であれば作業効率がアップするので、費用対効果を考えた導入ができるでしょう。
料金システムに納得いくか
送り状発行システムはクラウドタイプやオンプレミスタイプがあり、どちらが良いかは作業環境によります。専用プリンターにのみ対応するシステムなら、毎月のレンタル費用が発生するでしょう。自社のプリンターが使えると便利ですが、少ないコストでミス無く出力できると考えることもできるので、これも使用する側の作業環境で変わってきます。
アフターフォローがしっかりしているか
送り状発行システムにもシステムエラーが発生する可能性はあります。迅速な対応を得られない場合、納品先に迷惑をかけるばかりか信用の失墜もありえるので、もしもの際にきちんとした対応をしてくれる送り状発行システム会社を選びましょう。
送り状発行システム会社選びまとめ
物流形態が複雑になり輸送ルートだけでなく温度帯管理や代金引換など、付随した物流管理が必要な今、送り状発行システムは単に帳票を出力するだけでなく、荷物が顧客の手元に届くまでの一元管理に重要なウェイトを占めるものです。
とくに取引量が増えれば増えるほど管理は難しくなり、システムエラーによるダメージは社会問題にもなるほど。「なにを念頭に準備すればいいか分からない」「スタッフ・時間などのリソースを割く余裕がない」という状況であれば、アフターフォローを含めた対応の良さを重視し、自社に合う送り状発行システム会社を選んでください。