通信制高校の学生集客向け広告戦略・媒体まとめ
最終更新日:2021年10月11日
この記事では、通信制高校の集客に活用できる広告媒体や広告手法をまとめています。限られた予算の中で最大な効果を出すための手がかりとして、ぜひ参考にしてみてください。「続々願書が届き入学可能人数を2倍にしても追いつかない」や「受け入れ人数を増やすために校舎の増築を決定した」といった成果に繋がったポジショニングメディア施策も紹介しております。
通信制高校の学生募集は広告戦略が重要
少子化により子供の数が減っている中、通信制高校の経営や生徒募集の環境は厳しいものになっています。しかしその一方で、新型コロナウイルス感染症の影響で授業のオンライン化が進む中、通信制高校への興味・関心は高まりました。
多くの通信制高校の中で、自校の認知向上や生徒募集を成功させるためには、適切な広告・マーケティング戦略が重要です。自社に合わない広告媒体・手法を選んでしまうと膨大な費用がかかるだけで、それに見合う成果が得られません。
そこで通信制高校の広告手法としておすすめしたいのは、オンライン広告です。
オンライン広告のメリット
オンライン広告は、看板を使った野外広告やテレビCMなどと比べて安く始められるというのが大きなメリットです。広告のために大きな予算がなくても、コツコツと配信し続けられます。
オンライン広告のもう一つのメリットは、効果が図りやすく、PDCAが回しやすい点です。広告掲出中でも今までの成果やその他のデータが確認できるものも多く、少しずつの改善できます。
また、オンライン広告は通信制高校のターゲット層とマッチ度が非常に高いと言えます。特に50代以下の若い世代はインターネットで情報収集を行っている人が多く、オンライン広告をうまく打ち出せば多くの見込み客の目に留まることが可能です。
ただしオンライン広告にも様々な手法があり、一括りにはできません。下記では、通信制高校の学生募集に向いているオンライン広告のオプションを紹介いたします。
通信制高校の学生募集向け広告媒体・広告戦略
ポータルサイトへの広告掲載
通信制高校の情報が多数掲載されているポータルサイトへの情報掲載は、今すぐにも広告を出したいときに役立つ広告施策です。
ポータルサイトの一番の強みはユーザー数です。通信制高校についての情報がまとめられているポータルサイトは多くの学生、まやはその親がアクセスしています。自校の情報を掲載にすれば、ターゲット層に対する認知度が簡単に高められます。ポータルサイトを閲覧するユーザーは求めている情報が明確であるため、問い合わせも期待できます。
また、大きなポータルサイトの場合はSEO対策もなされているので、Googleなどの検索結果に上がりやすいというのもメリットです。
以下では、通信制高校に特化したポータルサイトをいくつか紹介いたします。
通信制高校ナビ
引用元:通信制高校ナビ公式サイト(https://www.tsuushinsei-navi.com/)
運営14年、2021年2月現在で615校にも及ぶ、全国の通信制高校の情報を掲載しているポータルサイトです。
多数の学校から資料請求のはもちろん、資料請求フォームで希望条件に合った学校を提案し、チェックするだけで気軽に資料請求ができる形になっています。
ユーザーに認知してもらえる機会を増やすだけでなく、資料請求といった接点もつくりやすいサイトになっている点が特徴です。
通信制高校ナビへの広告掲載のお問い合わせ
https://www.tsuushinsei-navi.com/aboutus/advertise.php
通信制広告があるじゃん!
引用元:通信制広告があるじゃん!公式サイト(https://www.stepup-school.net/)
多彩な検索軸があり、理想とするイメージから通信制高校を探すことができるポータルサイトです。
自校の強みとなる点を知ってほしい場合や、強みを魅力的に感じてくれるユーザーに、より見つけてもらいやすい構造になっています。
通信制高校に関する最新情報や、著名人のインタビュー記事なども更新されており、SEO対策や様々なきっかけでサイトに訪れてもらえるように運営されているサイトです。
通信制広告があるじゃん!への広告掲載のお問い合わせ
→ https://www.stepup-school.net/contact/
ズバット通信制高校比較
引用元:ズバット通信制高校比較公式サイト(https://zba.jp/tsushin-highschool/)
1,000校のキャンパス情報が掲載されており、多数の学校にまとめて資料請求ができる通信制高校のポータルサイトです。
運営12年、ユーザー満足度も高いというアンケート結果もサイトには掲載されており、ユーザーが情報収集する際には有益なサイトになっています。
そのため掲載することで認知向上や接触機会の増加も期待できます。
卒業生の声だけでなく、保護者の口コミも掲載されているため、親子双方の視点での情報を確認できる点も特徴です。
ズバット通信制高校比較への広告掲載のお問い合わせ
https://zba.jp/tsushin-highschool/participation.html
通信制高校プラザ
引用元:通信制高校プラザ公式サイト(http://www.tsuushinsei-plaza.com/)
高校生だけでなく、社会人や高校を中退した方も、情報収集しやすい構成になっています。
学費などから高校を選択することも可能なため、特定の方をターゲットとした認知機会を増やしたい場合に相性の良いサイトです。
口コミ・評判の収集・掲載、エッセイ記事などにも力を入れており、リアルな意見を確認できるため、学校への興味がより高まっている方からの問い合わせや資料請求が期待できます。
通信制高校プラザへの広告掲載のお問い合わせ
http://www.tsuushinsei-plaza.com/html/contact/
ウェルカム通信制高校ナビ
引用元:ウェルカム通信制高校ナビ公式サイト(https://www.tsuushinsei.net/)
独自の審査基準を設け、厳選された通信制高校のみを掲載しているウェルカム通信制高校ナビ。
学校情報は主に資料請求をする形になりますが、コラムなどは誰でも気軽に閲覧することが可能です。
手軽に資料請求ができるようになっているため、とりあえずの検討候補として入りやすい点は特徴。
読みやすく・強みが伝わる資料を送ることができれば、認知のチャンス、また自校への興味関心をより高めることができるでしょう。
ウェルカム通信制高校ナビへの広告掲載のお問い合わせ
https://www.tsuushinsei.net/html/koukoku.html
通信制高校サーチ
引用元:通信制高校サーチ公式サイト(http://www.tsuushinsei-search.com/)
「やりたいこと」をベースに、理想の通信制高校を検索できるサイトです。
全日登校型の通信制高校など、他のサイトでは条件として上がっていない検索項目も多く、自校に合った検索軸で見つけてもらいやすいでしょう。
通信制高校サーチへの広告掲載のお問い合わせ
https://www.tsuushinsei-search.com/contactus/
ポジショニングメディア
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアとは、競合と比較しながら自校の強みを明確にし、差別化できるWebサイトです。
ポータルサイトに比べて、原稿のフォーマットなどに縛りがないのが大きな利点です。新規で立ち上げるサイトのため、通信教育に興味のあるユーザーの中でも自校を選んでくれる可能性が高い人にターゲットを絞って、効率的に集客が行えます。
競合を含めた市場環境の中で自校独自の強みを明確にし、自校がどういった立ち位置にある学校なのか、どういった生徒さんに向いている学校なのかをユーザーに伝えます。
例えば「〇〇な方にはA学校がベストだが、△△な方には自校がベスト」といった形で見せることで、より強く自校に魅力を感じてくれる、入学意欲のある学生さんを集めることができます。
ポジショニングメディアを導入した結果、下記のような成果が上がっております。
- 例年定員割れだったのが、続々願書が届き入学可能人数を2倍にしても追いつかない
- 前年以上の学生募集に成功し、受け入れ人数を増やすために校舎の増築を決定した
- 競合との差を明確にすることができ、欲しい学生のみを募集することに成功した
ポジショニングメディアについて詳しく知りたい方は、下記のページをご覧ください。
オウンドメディアによる情報発信
オウンドメディアは公式サイト以外で、自社で運用するメディアのことです。
情報を網羅して掲載している公式サイトとは異なり、特定のテーマやターゲットに向けたコンテンツ発信を目的とします。
自校の特徴や強みにあわせて、学生や親御さんが興味関心がある情報や、通信制高校選びにおいて有益な情報を発信することで、学校の認知向上や信頼感の醸成が可能です。
長期的・継続的な情報発信が必要とはなりますが、自校で運営するサイトとして財産となりますし、安定した生徒募集の入り口になることが期待できます。
教育系や学校のオウンドメディアでは、学校に通う生徒へのインタビューや、生徒たちがつくるコンテンツを発信するものもあります。
コンテンツを介して学校に触れてもらい、ファンになってもらえるようなオウンドメディアができれば、自校に対して強く魅力を感じる、温度感の高い学生を集めることができます。
また、今すぐ入学希望という方だけでなく、将来的に通信制高校を検討しているという未来のユーザーにも認知してもらうことが可能です。
自校のバリュープロポジションを明確にしよう
上述のポジショニングメディアを制作する際に、戦略の根幹となるのがバリュープロポジションという考え方です。
バリュープロポジションとは、ユーザー(学生)のニーズがある、だが競合は提供できてない、自校独自の価値のこと。
簡単にいってしまえば、自校にしかない強みということですが、ユーザーニーズや競合などの市場環境の分析を前提としていることが特徴です。
バリュープロポジションが明確になれば、何をPRするべきかも明確になり、ひいては広告戦略やマーケティング戦略の軸が定まります。
Zenkenでは、業界を問わず7,000件以上の集客支援実績がございます。
クライアントのバリュープロポジションの明確化や、それを体現するマーケティング戦略の提案、Webメディアの制作・運用などをワンストップで対応可能です。
「マーケティング戦略の始め方がわからない」「自校にあった広告戦略を知りたい」
そんな方はぜひお気軽に、Zenkenまでご相談ください。