ネイルサロンが知っておきたいチラシ集客のコツ
公開日:2020年04月01日
売上をつくるネイルサロンのチラシとは
ネイルサロンの集客はWebに限りません。チラシでの集客はとても有効な手段です。しかしただチラシをばらまくだけでは集客には繋がりません。ではどのような点に注意すれば、集客を行うことが可能なのでしょうか?
そもそもチラシの反応率とは?
一般的に、1000枚のチラシを配布して1人、多くても3人程度が来店の限界とされています。しかし1000枚のチラシを作成し配布するためには相応のコストが掛かっています。このことを踏まえれば、もっと多くの顧客を獲得したいと考えるのが普通ではないでしょうか。そのためにはチラシに工夫を加える必要があるのです。
お客さんを呼ぶネイルサロンのチラシの作り方
ネイルチラシの王道(1):デザインでセンスを共有
ネイルサロンを判断する最も代表的な材料となるのは、ネイルデザインではないでしょうか。ネイルサロンごとに、デザインの系統があります。ストーンを多用した派手なネイルが得意なサロンやスカルプが得意なサロン、オフィスネイルのようなしっとりとしたデザインが得意なサロンなど、その系統は様々です。
多くの顧客は、1回きりではなく継続して通えるネイルサロンを探しています。固定のネイルサロンが無い顧客は何と5割もいるとされており、それだけ定着できるネイルサロンを見つけることは難しいのです。その顧客を取り込みたいと考えた時に、デザインを差別化ポイントとして活用するのはひとつの戦略と言えるでしょう。
デザインイメージを多用する
実際に施術したイメージ画像や、月替わりの定額デザインがあればその写真をチラシに多用すると良いです。実際にネイルサロンに行ってみて「これ!」というデザインが見つからないと満足度が高まりません。事前にサンプルイメージを載せておくことで、デザインに惹かれた顧客を獲得することが可能です。
チラシのデザインにもコンセプトを反映
店舗の雰囲気はそのチラシで伝わるようになっているでしょうか?
例えば海をモチーフにした青を基調とした店舗の場合、そのデザインをチラシ内に反映できると効果的です。
店舗のコンセプトなんてチラシで伝える必要はないと思っていませんか?どのような雰囲気で何を大切にしているサロンなのか、案外顧客は気にしています。
ネイルは多くても月に一度という方が多いでしょう。その一度しかない時間をなるべく有意義に過ごし、約1ヵ月一緒に過ごす指先のデザインが満足できるものであるように、伝えられることはきちんとチラシ内に折り込むことが大切です。
ネイルチラシの王道(2):キャンペーンでお得感を出す
チラシを見た人限定のキャンペーンは定番ではありますが効果を期待できます。
もちろんポータルサイトに登録していたり、Webサイトを持っている場合にはそちらでも割引プランを適応しているかもしれません。しかしせっかくチラシにキャンペーンを掲載するなら、チラシ限定の内容をオススメします。
定番の「何%割引」などはもちろんですが、チラシを持ち込んだ人限定デザインや特別ケアなど、何らか特別感がある方法を活用することでリピーター獲得につなげられる可能性があります。
また、店舗の周年などを活用しアピールすることも可能です。店舗の記念日は顧客向けキャンペーンの要素として活用しましょう。
ネイルチラシの王道(3):サロンの強みを打ち出す
チラシを活用し、サロンの強みを打ち出すことが可能です。
ネイリストの経歴でアピール
近年Instagramなどを活用し、ネイリスト個人がブランディングを行ったり、デザインを公開することも増えてきました。「〇〇紙に掲載されたことがあります」「〇〇さんのサロン出身です」と言った文言や、「海外で働いていました」と言った内容もひとつのアピールポイントとして有効です。
実績で差別化を図ることは、顧客にとってもある意味メリットとなるため実績がある場合には掲載すると良いでしょう。
こだわりの施術方法を記載する
ネイルと言っても施術方法には様々な種類があります。また、近年SNSが流行したことにより、施術こそできないもののネイリスト顔負けの知識を持つ人が増えています。その結果何が起こるかと言うと、施術方法でサロンを検索している人がいるということです。
例えば「ジェルネイル」や「シェラックネイル」のように、使用するベースを打ち出す他にも、「徹底した甘皮ケア」「巻き爪防止」「爪を強くする」などの様々な文言が活用できます。このように施術方法を活用することは、情報感度が高い顧客獲得に繋がるかもしれません。
コンセプトでアピール
サロンをつくるとき、何らかのコンセプトを元にサロンづくりを行ったはずです。そのコンセプトを打ち出すことで、顧客がサロンを気に入ってくれる可能性があります。
言葉できちんと伝えないと伝わりにくいコンセプトだからこそ、チラシと言う紙の媒体を活用し説明することができるのです。