メンズエステサロンの集客方法まとめ
最終更新日:2022年03月03日
メンズエステサロンの集客&売り上げアップのポイント
美容意識の高い男性が増えているといわれますが、富士経済グループが発表した「国内化粧品市場調査」によると、男性美容市場は2012年に1,000億円市場となり、その後も伸びを見せ続けています。
そんなニーズに比例し、男性向けの脱毛サロンやエステサロンといった、男性向け美容サービスの出店や開業も増加中。成長市場での成功を夢見たものの、多くのサロンが集客に悩んでいるのも、また現状です。ここでは、そんなメンズエステ店の経営者の方に向けて、集客方法の紹介と指南を行っています。
メンズエステサロン集客のポイント
メンズエステサロンの集客で抑えておくべきポイントは、見込み客への露出、他店との差別化です。
見込み客への露出⇒エリア性を持った集客
例えば同じメンズ美容というくくりでも、美容整形ほどの高額な出費と費用対効果を求める分野と違い、メンズエステサロンを受ける多くの人は『通いやすさ』であったり『試しにやってみよう』というフックが動機になります。
つまり、あなたのお店の周辺で暮らしていたり通勤・通学をしている見込み客に対して、いかに「家の近くにこんなお店があったんだ」「こんなキャンペーン/サービスをしているのなら行ってみようかな」と認知させられるかが、集客のカギになります。
他店との差別化⇒要求と強みが合致する集客
「メンズエステサロンに行ってみよう」と興味関心を持った見込み客は、次に比較検討フェーズに入ります。すでにあなたのサロンは認知されていたとしても、より良いサービスや自分に合ったサービスを求めて、他のお店(場合によっては家電なども)との比較を行います。
その中で見込み客には、「自分の要求を一番満たしてくれるのは、このお店だ」と、あなたのお店を選択してもらわなくてはいけません。最も分かりやすいのは『料金の安さ』ですが、エステサロンという性質上、次のような要素も大きくかかわってきます。
メンズエステサロンユーザーが求める要求例
- 施術室が広い⇒リラックスできそう
- 完全予約・完全個室⇒プライバシーが守られそう
- 最新機器がある⇒他のお店より効果がありそう
- 専門資格がある⇒他のお店より効果がありそう
こうした要素を、トータルのバランスで選ぶ人もいれば、特定のポイントに強く惹かれる人もいます。最も集客に近いのは、あなたのお店の強みが要求するポイントと合致している見込み客です。
そんな見込み客なら、自然とあなたのお店を選択してくれるでしょうし、リピーターになってくれる可能性も上がります。
オフラインメディア(広告)での集客
メンズエステサロンの集客方法は、『オフラインメディア』と『Webメディア』に分けられます。この2つは「どちらが優れている」という訳ではなく、互いに補完関係を持っているため両立して展開していきたい手法です。
まずはオフラインメディア集客の方法とメリット・デメリットを解説していきます。
オフラインメディアでの集客方法
チラシ配り
店頭もしくは、駅など人通りのある場所でチラシを配ります。多くの場合、従業員が直接手渡すことが多く、外注コストはチラシ作成費用に抑えられます。
予想コスト |
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メリット |
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デメリット |
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ポスティング
店舗の近隣住民の住居に、チラシをポスティングで投函していきます。従業員でも対応できなくはないですが、専門業者に依頼する方が効率的かつ安全です。
予想コスト |
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デメリット |
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オフラインメディア集客のメリット
オフラインメディア集客のメリットは、エリア性を持った集客ができることと、顧客の安心感獲得につながることです。
メンズエステという名称に、風俗まがいのサービスを連想する人もいらっしゃいます。全国展開してCMも流しているようなお店でもない限り、最初は「この店は安全なのか」「何をするお店なのか」と多少は警戒をしてしまうもの。
特にチラシ配りの場合、実際の従業員が行うことで安心感の獲得につながります。こうした顧客との接触は、オフラインメディアならではのメリットと言えます。
オフラインメディア集客のデメリット・課題
対してオフラインメディア集客のデメリット・課題は、潜在的なユーザーへの露出がほとんどになる点です。チラシを数百枚配り、ポスティングで数千世帯に配ったとしても、その中で実際の集客対象である『美容意識が高い男性』がどれほどいて、どれほどその広告を見てくれるでしょうか?
オフラインメディアで顕在性の高い見込み客を見つけるには、例えば街行く人にアンケートをしたり、ターゲットが集まりそうなイベント会場で宣伝したりと、かなりの時間とコストがかかってしまいます。
そうした顕在層への露出を安定的・継続的に行うためには、Webメディアによる集客が重要になってきます。
メンズエステサロンが意識しておきたいWeb・ネット集客
女性向けエステはSNSやポータルアプリでの露出がメインになりつつありますが、男性向けのWeb集客はまだネット検索での露出がメインです。男性の方がそうしたサービスを使いこなせていないのもありますが、より比較検討や情報収集欲求の強い男性は、Web上での多様な情報を求めているからです。
では、「メンズ脱毛 渋谷」の検索画面を参考に、Web集客の方法と課題を見ていきましょう。
Webメディアでの集客方法
リスティング広告
検索画面の上位に表示される広告枠で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンサービス側が提供しています。特定のキーワードの検索結果画面に必ず掲載されるので、かなりの確度で人の目に触れることができます。
美容ポータルサイトへの掲載
広告以下は、大手サロンの公式サイトもしくは美容ポータルサイトが上位表示しています。基本的に「○○エリアのメンズエステサロン」のページが上位表示しており、ここで来訪者の目を引けば、集客につながる可能性があります。
Web集客のメリット
Web集客の強みは、能動的な見込み客にアプローチできることです。チラシを受け取るなど、受動的な対応にあるオフラインメディアと違い、Webは基本的に本人が検索を行い、本人自らが情報を取りに行っている能動的なユーザーです。
サービスを知ろうとしているのか、もうお店を選んでいるのか、ユーザーの検討フェーズに違いこそあれ、閲覧しているほぼ全員が見込み客であるといえます。
Web集客のデメリット・課題
出稿費用による格差拡大
リスティング広告もポータルサイトへの出稿も、最大の課題はコストです。
リスティングの場合は、「エリア名△メンズ脱毛」で広告を出したとして、1クリック400~500円程度かかります。ただし多くのリスティング広告枠は大手サロンによりすでに出稿されている場合が多く、コストも価格競争なので、人気のあるキーワードほど割高になっています。
同じようにポータルサイトへの出稿も、最も有名な『ホットペッパービューティー』の最低掲載料金は、月25,000円+ホットペッパー経由の売上の2%からと比較的安価に思われますが、こちらだけではホットペッパー上でもほぼ露出されません。
ポータルサイトのエリアページへの上位掲載には、地域差はありますが、この最低料金+月に数十万円の掲載費用が必要です。
風俗系サイトとの掲載の競合
メンズエステでWeb集客をしようとしたら、必ず風俗サイトとの競合という課題が発生します。もちろんサービス内容は大きく違うのですが、互いに呼称として「メンズエステ」を名乗っている以上、機械的に作成される検索ランキングでは混在してしまうのです。
そのため、リスティング広告をかけるにしても、検索語を少し間違えただけで、露出すべき市場とは大きく変わり、無駄な費用をかけるリスクが高くなります。そうしたキーワードの限定が、メンズエステ関連のキーワードのさらなる高騰を引き起こしています。
第3の選択肢「ポジショニングメディア」とは?
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
こうした課題もあるWeb集客ですが、先に挙げたように、効果的な見込み客への露出が可能です。
そこでリスティング広告でもポータルサイトでもない、第三の選択肢として提案したいのが、ポジショニングメディアというWeb集客戦略です。
ポジショニングメディアの特徴
地域特化型の自社専用メディア
ポジショニングメディアは、クライアントサロン様への集客に特化した専用メディアです。
大手ポータルサイトが、全国をカバーしてサロン紹介を行うのに対し、ポジショニングメディアは都道府県単位、市町村単位にまでフォーカスし、徹底的に見込み客への露出に特化します。
確度の高い見込み客とのマッチング
また、競合店の徹底したサービス調査を行ったうえで、ユーザー心理に刺さる方法で、クライアントサロン様を紹介します。
リスティング広告のように自社HPへ直接呼び込むのではなく、競合他社との差別化を図り、見込み客に比較検討までさせた上でHPへと送出するので、確度の高い集客が可能です。
ユーザーにも有益な、高品質なメディア
通常の広告は、一方的なサービスの押し付けになることが往々にしてあります。こうした広告はユーザーの離脱を招くだけでなく、広告配信者側、ひいてはクライアントサロン様への不信感にもつながりかねません。
ポジショニングメディアでは、例えば地域の費用相場や各店の所在地比較、使用している機器の比較など、ユーザーにとっても有益で納得ができる情報を掲載しています。ユーザーが不利益を感じない、三方よしのメディア運用を行います。
広告で気を付けておきたい法規チェックも対応
例えば無許可の芸能人画像を使用するなど、悪質なアフィリエイターの広告により、クライアント企業にクレームが入るケースが後を絶ちません。
Web広告のリテラシーは年々高まっており、こうした広告を安易に作成することで、見込み客の離脱につながる可能性もあります。
ポジショニングメディアは、広告の基本である景品表示法だけでなく、薬機法、医療広告ガイドラインなど、あらゆる広告基準を精査した上で作成しています。