マッサージ店の開業成功のカギはWebの集客戦略にあり
最終更新日:2023年12月25日
マッサージ店を開業するには
施術を行うことができる資格を取得する
マッサージ店を開業するために最も大切なことは、取得している資格でできる範囲内で開業することです。
マッサージと一言に言っても、開業できる形態は様々です。リラクゼーションマッサージのようなサロン形式であれば、必ずしも有資格である必要はありません。しかしあん摩マッサージや鍼灸といった施術を行う場合には、必ず資格が必要となります。
資格を取得していない場合には、店名や施術内容に「マッサージ」という言葉は用いません。このことを顧客がどれほど理解しているかと問われれば、あまり理解していないということになるでしょう。しかし顧客の理解と同様に、店主がそのような思考では処罰の対象になる可能性があります。
実際に施術したい内容と店舗名、そして取得している資格などに差異が無いか、注意を払う必要があります。
開業するための場所を決める
施術を行うためには場所が必要です。まずは店舗の立地環境を決める必要があります。
自身でテナントを借りて開業する場合、通常であれば1ヵ月の家賃が10ヵ月分程度、初期費用で必要となります。
一般的な賃貸物件の敷金・礼金のようなもので、テナントの場合は保証金として納めなくてはなりません。期間が10カ月を下回るような物件は見つかりにくいことを心得ておきましょう。
他には、既存店舗を間借りしたり、自宅などを活用する方法があります。しかし現状の設備ありきで営業を行うことになるため、自身の意見を全て反映できないかもしれません。
また、特に自宅の場合ですが、信用性に欠ける部分があり新規顧客を獲得しにくいかもしれません。近年ではレンタルサロンと言った選択肢がありますが、時間の融通が利きにくいというデメリットがあります。
テナントを借りる場合には500万円以上、他のスペースを使用する場合にも開業資金は必要です。現時点での収入を考慮した決断を行いましょう。
必要備品の準備
ベッドやテーブル、椅子など、開業となると全て自分で用意する必要があります。
マッサージ終了後のメイクスペースの備品など、施術中の備品だけを考えていては店舗が成り立ちません。全てを踏まえた上で必要経費を洗い出せるようにするために、細かな備品であっても書き出せるようにしておきましょう。
フランチャイズに加盟する
もしマッサージ店を開業したいが、ノウハウや自分だけの力だけでは通用するか不安…というのであればフランチャイズに加盟するのも手。
マッサージ向けのフランチャイズ一覧も紹介しているので、開業を検討されている方はぜひチェックしてみてください。
マッサージ店はどう売上を上げるのか
マッサージ店の売上を細かく考えてみる
マッサージ店は一般的に利益率が高いとされています。その理由を細分化してみていきましょう。
テナントを借りて開業する場合、毎月発生する支出として賃料に加えて人件費、光熱費や通信費、消耗品代や設備のメンテナンス費、そして広告費が掛かります。人件費を完全もしくは一部歩合制で考えた場合、約4割が利益になるような形で店舗運営を行うことが可能です。
マッサージの場合、食品のように在庫を抱える必要がありません。そのため、そのリスクを抱えることが無いという点は大きなメリットになるでしょう。しかし、事業をスケールさせるためには人が必要です。施術をする担当者がいなければ、どれだけ上手く店舗を回していても効果を得にくいのではないでしょうか。
人件費とのバランスを考慮しながら、自身が目指す店舗規模を考慮しながら運営を行っていく必要があります。
取り組みやすいマッサージ店の集客方法
手軽に取り組める集客方法とは
集客方法の中でも、最も手軽に取り組めるのはチラシではないでしょうか。
チラシは時間を掛けずに作成することができますし、エリア選択なども比較的容易に行うことができます。そのため、取り組みやすい方法として連想される方が多いかもしれません。しかし、チラシに載せるためにはキャッチーな宣伝が必要です。そこで初回限定のお得なキャンペーンを考えられる方は多いのではないでしょうか。
しかしこのような策では、初回来店率が向上しても、リピート獲得の導線までを引けていないため、結果が出にくい可能性があります。そのため、一時的な来店は見込めても継続しないため、収益が出にくいという点で注意が必要です。
Web集客を活用して安定した収益を
安定的な収益にはWebが効果的
では、安定的に収益を獲得するためには何が必要なのでしょうか。
ここで活きてくるのがWebを活用した集客です。Webの場合、顧客が自ら情報を検索しにいくことから、ニーズが高い人たちが集まる傾向があります。そのため、価格などの短期的なメリットではなく、長期的に見て効果が出るのかということに優先度を置いている場合が多いです。
またWebの場合、空いた時間で対応することが可能です。店舗のホームページを充実させたり、ポジショニングメディアなどを用いることで効果的にアプローチができます。
Webを活用した広告戦略はプロに相談を
マーケティングやSEO、MEOには専門的な知識が必要となってきます。開業したての時期では実際にWebを活用したいと思った際に、店舗ではマーケティング以外に取り組まなくてはならないことが多くあります。また、専門知識がないままに対応していくのは時間が掛かります。
きちんと効果を出すために、実績のある会社に相談してみることで解決の糸口が見つかるはずです。ぜひ一度相談してみてください!