携帯ショップの集客・広告方法を伝授!【人を呼び込むマーケティング戦略とは】

携帯ショップの集客・広告方法を伝授!【人を呼び込むマーケティング戦略とは】
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携帯ショップの市場状況について


携帯ショップ業界の過去の推移を見ると、2011年から2012年にかけてスマートフォンの急拡大に伴い、携帯ショップ業界も業績を拡大。
他の業界が苦戦する中、飛躍的な推移を見せてきました。

しかし急拡大は2013年をピークに一転し、減少に転じます。
ここ数年、売上が鈍化している携帯ショップが急増しているのです。
2018年スマホ保有率は過去最高の84%に達しましたが、前年の2017年の保有率83.6%とほぼ横ばい。
スマホ需要は既に頭打ちになっています。
他の業界と同様、携帯ショップでも少子高齢化に伴う人口減少の影響を受けていると言えます。

市場規模として考えるとこれからその市場シェアの奪い合いが激化し、集客力がなければ自社の食い扶持が少なくなっていく可能性があります。
今のうちに、他の携帯ショップと差別化し、自社に足を運んでくれる良質な顧客を作り続ける集客方法を模索しておくことが大切と言えます。

イベント集客における携帯ショップの悩み。


携帯ショップの集客促進のために効果的なものとして、店頭でビンゴゲームなどのイベントという方法があります。
来店者との交流の中でお子様を巻き込むことは、ファミリー層をターゲットとした施策の成功要因にもなります。

イベント集客は大事ですが、毎回違うイベントを考えたりビンゴゲームの景品を考えるのは大変です。イベントの手配の工数、寒空の下での声がけ。
イベントを無理にしなくても集客ができる方法、つまり他の携帯ショップより選ばれるブランディングができればよいのです。
「この携帯ショップに来れば自分の悩みを解決できる」「ここに来れば丁寧に接客してもらえて安心」とお客様に思ってもらえれば、集客に繋がってくるでしょう。

携帯ショップの集客・広告戦略の要となるエリアマーケティング戦略とは?


携帯ショップで集客の要となる手法のひとつに「エリアマーケティング」があります。
エリアマーケティングとは地域戦略のこと。
どこの地域をターゲットとするのか、特定の地域に対してどのような戦略が必要かなどを考えます。

エリアマーケティング戦略の考え方

  • 地域の特性を把握して競合他社についての調査をする
  • その地域の顧客について、どのような客層なのかなど顧客情報を調査・把握する
  • 効果的なマーケティング戦略を考え、商品・サービスの展開を計画する

エリアマーケティングの目的

エリアマーケティングを行なう目的について考えてみましょう。

集客・広告の効率化

広い地域で手当たり次第集客を行なうのと、反応が見込める地域に絞って集客を行なうのとでは、効率の良さが全く異なります。
また、あまり反響が得られない地域で集客を行なってもなかなか収益に繋がりません。
エリアマーケティングを行い、地域市場を把握することで効率の良い集客を行なうことができます。

長期的なトレンドの把握

さらに地域の人口や背別、年齢層、長年営業をしている競合店舗などを調査することで、トレンドを把握することができます。
長期的なトレンドを把握することにも繋がり、結果的に将来を見越したマーケティングができるでしょう。
特に人口減少や少子化が著しい地域ではしっかりとしたトレンド調査を行なうことが、長く経営を続けるためには不可欠と言えます。

代表的なWebエリアマーケティング広告手法


エリアマーケティングの代表的なものとして、Webでの広告という手法があります。ひとつずつ見ていきましょう。

ホームページのリニューアル

現在のホームページについて問題点がある場合、リニューアルを積極的に考える必要があります。

  • 見た目のデザインが悪い・古い
  • 機能性が悪く、部分的な改修では間に合わない
  • コンテンツ構成が複雑で、ユーザーに不親切
  • コンバージョンやアクセスの減少

ホームページをリニューアルするにあたり、一番最初に取り組むことは現状のホームページの問題点を把握するということです。
自社のホームページを分析し、問題点を深堀りすることでリニューアルコンセプトを導きだします。
リニューアルする目的とターゲットを明確にしましょう。

リニューアルによってコンテンツの再構成を行い、磨きをかけることでホームページの再価値化をすることができます。
またSEO施策を見直すきっかけにもなるでしょう。
リニューアルのためには、デザインや伝えたいサービス・企業イメージを揃える必要もあります。

Googleマイビジネス・MEOによる集客

Googleマイビジネス・MEOによる集客について見ていきましょう。

Googleマイビジネスとは

Googleマイビジネスは、2014年6月にGoogle+とGoogleプレイスの統合によってできたサービス。
Googleマイビジネスにビジネス情報を登録すると、Google検索結果やGoogleマップなどのGoogleサイト上に無料で情報を表示できます。

MEOとは

MEO(Map Engine Optimization)は、マップエンジン最適化のこと。
GoogleマップでGoogleマイビジネスのローカル検索順位を高め、CV率の高いユーザーを集客することができます。
MEO対策を行なう上で、Googleマイビジネスへの登録は必須です。

MEO対策による施策効果

MEO対策は地域とキーワードを組み合わせて検索されることを目的としていて、特定の地域でビジネスを展開する上で必須と言われています。
「地域名+携帯ショップ」という組み合わせで検索結果に対応するMEO対策ができれば、近くにいる見込み客獲得に非常に役立ちます。

MEO対策で上位表示を目指すには

  • NAP情報を統一して登録する
  • 自店舗の魅力が伝わる写真を多く登録する
  • 悪い口コミへも誠実な返信・評価をする
  • SNSなどインターネット上すべての情報を正確に発信する

口コミ投稿を促進しよう

店舗名を検索すると、検索結果画面に店舗情報が大きく表示をされます。
こういった店舗検索をする方は来店前にここの評判がいいのか悪いのかを判断しているケースが多くあります。
そこで、契約して頂いたお客様やイベントに参加して頂いたお客様に向けて口コミ投稿をしてもらうようにしましょう。
そうすることで、MEO対策に繋がるだけでなく、検索結果画面上での店舗情報の見え方が良くなり、来店率も向上します。

SNS集客

SNSによる集客も有効な広告手法のひとつです。
代表的なSNSであるFacebook、Twitter、Instagram、YouTube、LINEについて解説をします。

魅力的なコンテンツの配信がカギの「Facebook」

Facebookは企業の導入比率も非常に高いSNS。
気軽に「いいね!」がされる仕組みになっていて、「いいね!」をした友達のタイムライン上に記事が載ることによってどんどん拡散される可能性が高くなります。
よりユーザーを惹き付けるようなコンテンツの配信がカギとなります。
魅力的な商品やサービスの情報をマメに更新する必要があります。

質より量が重要な「Twitter」

Twitterは純粋に時系列順に投稿フィードが並びます。
リツイートされることによりどんどん拡散されていく特徴があります。
そのため一番大切なのは投稿のタイミング。
インプレッション率が重要になるので、質より量を意識してどんどん配信していく必要があります。

またTwitterはフォロワー数を増やすことが非常に大事です。
集めたい属性に合う人を見つけてどんどんフォローしていきましょう。

ハッシュタグを付けて拡散を狙う「Instagram」

Instagramは画像や動画などによってコミュニティを作るSNSです。
特徴はハッシュタグを多く付けることができること。
ハッシュタグを付けることによって、フォローしていないユーザーにも情報を届けることや、検索時に関連投稿から情報を得ることが可能になります。

しかしInstagramはフォローしている人以外の投稿は流れないので、拡散性に乏しいデメリットがあります。
より多くに拡散するためにはインスタ映えする魅力的な画像や動画を発信していく必要があります。

動画SEO対策が重要な「YouTube」

YouTubeは動画を投稿してアクセスを稼ぐSNSです。
Googleに次いで世界で2番目に大きい検索エンジンとも言われるYouTube。
毎日大勢の人が閲覧しています。

YouTubeにはGoogleと同じく検索エンジンが備わっています。
また関連動画に自社の動画を表示させることができれば、アクセス数も増えるでしょう。
タイトルと概要の文章の工夫やタグを設定するなどして、動画SEO対策を行なう必要があります。

また、携帯ショップの店員が新しい端末の紹介を動画で行う、というのもショップの専門家が発信をしていることになるので、信憑性も感じられます。

使用ユーザーが圧倒的!情報伝達力が強みの「LINE」

LINEは「LINE公式アカウント」を作ることで集客を行ないます。
現在8,200万人以上が利用しているLINE。
大勢の人に接触できる機会があるプラットフォームであり、配信情報がポップアップなどで通知されるため情報伝達力にも優れています。
メールマガジンのように一斉配信ができるため、お友達数さえ増やせれば集客に繋がる可能性があります。

またクーポンなどお得な情報を配信することも可能。
ポイントカードも作れるので、リピート集客にも有効です。

リファラルマーケティング 「知人の紹介」という強力な集客施策

あるサービスや商品について、ネットで何度もバナーや紹介記事を目にしていても(テレビで宣伝していても)まったく興味を持たなかったのに、知人・友人や家族から紹介されたら、急に試してみたくなった、欲しくなったという経験は誰にでもあると思います。

この強力な訴求力と信頼力をもつ「紹介」を促進するレコメンド手法がリファラルマーケティングです。
リファラルマーケティングでは、まだ数は少ないのですがSNSなどを利用した紹介促進ツールもでてきています。まだ数が少ない理由としては、LINEのような電話やメールを超えるコミュニケーション基盤が整備されてきたおかげで、やっと実現できるようになったという背景があります。

紹介促進システム・リファラルマーケティングツールについての詳細はコチラ↓↓

「リファラルマーケティング」自体の解説や展開のコツについてはコチラ↓↓ 
上手くリファラルマーケティングで成果を上げていくための方法を解説。

ポジショニングメディアでの差別化戦略

ポジショニングメディアとは、地域に特化した携帯ショップ情報をまとめたサイトをつくり、比較検討するサイトです。

それぞれの携帯ショップの特徴を詳しく記載することで、ユーザーが欲しい情報が一目で分かります。

エリアを限定し、「○○市+携帯ショップ」「○○駅+携帯ショップ」などの検索キーワードで上位表示をさせ、地域内で携帯ショップを探しているユーザーに情報発信をします。

携帯ショップという市場ではスーモやホームズといったポータルサイトがないため、このようなサイトを作成するしかありません。

ポジショニングメディアは自社の有効市場に対して自社の強みを謡えるジャンル特化型のポータルサイトであり、他店との違いを伝えるためには有効なサイトと言えます。

ポジショニングメディア内で、月に何回イベントが行われている、こういった講座が行われている、自社を利用した方の口コミを伝えて、来てほしい人に来てもらう。
といった自社が取るべきユーザーに合わせたWeb集客を行うことができます。

ポジショニングメディア
について詳しく

携帯ショップの集客・広告方法まとめ

エリアマーケティング戦略では、自社商圏と競合と被る商圏を分析し、さらにターゲットユーザーも選定しながら最適な広告戦略・手法を選定していくことが大切です。
Zenkenでは、バリュープロポジションに則したWebコンサルティングを7000案件以上行ってきました。

クライアントの製品・サービスの市場価値を探究して独自の強みを抽出、その強みに対してどんなユーザーが、どんな状況において魅力を感じるかを徹底的に分析。
購入検討者が「自分にとってこの製品・サービスを選ぶのがもっとも最適」と判断したくなるようなコンテンツ内容によって高い販促効果を実現します。

特に、商圏内でユーザーから選ばれるマーケティング戦略を仕掛けていきたい、地域ナンバーワンの立ち位置に向けて模索をしているという方はこちらからご相談下さい。
携帯ショップの集客相談はこちら

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