電気工事業者の集客広告方法アイデア集 おすすめも紹介
最終更新日:2020年11月26日
電気工事業者の集客広告方法を考える前に!ターゲットは明確にする!
電気工事の発注を増やすには、まずターゲットを明確にしましょう。主には以下の4つをおさえることで、自分たちがどういった層をターゲットにすればいいかが見えてきます。
- 自社の強みと弱み
- 競合の強みと弱み
- 顧客のニーズ
- エリア・地域の特徴
ターゲッティングを行うには、現状の正確な分析があってこそ。特に自社の強みや弱みを知るうえでは、どのような工事ができるか種類を分けて分析しておきましょう。
参考までに列挙すると、
▼取り付け作業
- エアコン
設置場所の構造確認から、室内外機のセットは基本。室外機の据え置き台設置や、完了後の動作確認と現場の清掃なども対応可能かどうか。 - インターホン
インターホンおよびドアホンの取り付けだけなく、既存のものからの交換作業。セットアップから機能説明まで対応可能かどうか。 - アンテナ
古いアンテナの撤去および処分、アンテナレベルの確認からチューナーなど関係機器の設定、テレビの動作確認まで対応可能かどうか。
▼その他
- インターネット
インターネット回線の新規接続作業、動作確認まで対応可能かどうか。
このような細かい分析を行ったうえで、宣伝集客効果をアップさせる手法をご紹介していきます。
電気工事業者の宣伝集客方法のアイデア集
ダイレクトメール
送り先を取得していることが条件になりますが、有力な顧客にピンポイントでアプローチできるため、分析に基づいて的確な情報を送れば成約率は高くなります。
紹介(紹介カード)リピーター集客
紹介はどんな業界でももっとも信頼のおけるルートです。紹介者はリピーターとなって自社とお付き合いをしてくれていることが多いので、既存のお付き合いがとても大切です。
新聞雑誌広告
電気工事を必要とする状況は、どの世帯でも可能性があります。特に新聞は高齢者がよく見るメディアなので、古くなった電化製品のトラブル対処など、問い合わせが入る可能性はあります。
看板
地元に自社の印象付けを行うための看板です。飲食店や雑貨屋などとは違い、イメージで訴求するより工事内容など、強みをはっきり伝えるような作り方がいいでしょう。電話番号など問い合わせ先も大きく載せておくといいですね。
プレスリリース
報道機関に向けた告知・発表のことですが、広告とは違い、記事として掲載されることから信頼度は高くなります。
地域の集客イベント
地域の集客イベントに参加するというよりも、運営に協力することで地元の活動に貢献し、地域内でのイメージアップや信頼度向上につながるので大事な活動といえます。
ホームページ
自社公式ホームページ
Web上で自社の紹介ができるよう、必ずホームページを作っておくべきです。もしくは数ヶ月更新していないだけなのであれば、さっそくコンテンツを作り、記事を投稿するようにしましょう。
オウンドメディア、自社ブログ
すぐにできるコンテンツとしておすすめなのはブログです。「こんな電気工事をした」「電気の悩み、こういう時は○○する」のような、日常の電気ノウハウを投稿するのもありです。
ポジショニングメディア
自社にしかない強みと向き合い、競合他社の特徴を徹底的に調査し、市場内でどんなポジションにいるかを把握するためのWebサイトです。詳しくは後述します。
SNS・動画
ホームページ同様、SNSを使った宣伝集客は定番化しています。せっかくブログを更新しても読まれなければ意味がないので、そんな時にSNSから流入を促すということもできます。
色んな場所で、人の目に触れることは良いことなので、運用する人件コストを考えつつ取り組むのも一つです。
Googleマイビジネス
Googleマイビジネスに登録し、店舗情報を登録することで簡易なホームページを作成することもできます。登録しておけば、エリア検索時に位置情報とともに表示されるので見つけられやすくなります。
Facebookページ
実名登録のSNSで、国内では30代以上のミドル世代が主な利用者と言われています。特定のエリアを狙った広告の出し方もできるので、時期やタイミングを決めて活用するといいでしょう。
拡散性と即効性の高いSNSです。140文字という短い言葉で綴る広告は、よりキャッチーで拡散したくなるものが効果的です。10代~60代まで幅広い年齢層が使っています。
画像で共感を得る感覚的SNS。ユーザーは女性が多く、見た目にシャアしたくなるような画像を上手く使えれば拡散できます。
LINE公式アカウント
コミュニティツールとして定番化したLINEの業務向けアカウント。LINE使用者が当たり前になってきた今、LINE公式アカウントはプッシュツールとして有効です。
活用は難しいかもしれませんが、例えばメンバー制のサービス(例:修理相談1年間サポートのような定額サービス)を作るといいかもしれません。
YouTube
動画配信による商品やサービスの宣伝は、ターゲット層によってはTVメディア以上の成果をもたらします。ここ数年で一気に伸びた動画市場はぜひ活用したいメディアです。
エキテン
店舗・施設の口コミランキングサイトです。様々なジャンルの業種が登録されており、便利屋・代行サービスでも1.5万件以上の登録があります。
リスティング広告
費用をかけて、特定のキーワードで検索上位に表示させることができる広告システムです。オーガニック検索によるSEOは時間がかかってしまうのですが、新規立ち上げ時など、一気に認知を広めたいときに活用とするといいでしょう。
Zoom
コロナ禍において生まれた新しい試みがZoom営業です。
参考元の記事ではBtoBの営業ですが、物理的な準備も不要でコストもかからず、何より対面による緊張や空気感を気にせずできるのはBtoCでも同じと言えるでしょう。
1対1なので、先方の理念や抱えている問題の話に集中することができるのも魅力的です。
(参考元:有限会社サンエツ電機公式サイトhttps://sanetsu-denki.jp/blog/electrical_construction/20200611-540/)
電気工事業者が特に検討したい広告宣伝方法はこれ
これまで紹介した中で、電気工事の集客、広告宣伝としておすすめする手法は
- 紹介
- DM
- ホームページ
- オウンドメディア、自社ブログ
- ポジショニングメディア
- Googleマイビジネス
- リスティング広告
電気工事で特に一番有効な集客は知人、友人からの紹介、そしてその方たちからのリピートです。
広告戦略は1つの手法で勝負するのではなく、2つ以上のものをかけあわせて活用しましょう。そうすること相乗効果が生まれ集客につながります。
電気工事の集客特徴・おさえておくべきポイント
新規の顧客に見つけてもらうためにはWeb上での集客戦略が重要になります。
意外と手薄なのが、無料でできるGoogleマイビジネスへの登録です。その他、無料で登録できるポータルサイトなど、利用できるものがあれば何でも活用しましょう。
ただWebを活用した集客・広告には一つ大きな問題があります。
それは、新規顧客にとって電気工事業者が、どれも同じように見えているということです。ものすごく特化した特徴がない限り、ユーザーにとって電気工事業者というのはどこも同じなのです。
さらに電気工事を選ぶ際には、信頼できそうかどうかも判断します。その判断するポイントは、以下のようなものが考えられます。
- 電気工事を専門としているか
- 現地調査はあるか
- 見積もりの価格設定は適切か、また明確な価格設定の裏付けはあるのか
- 対応が迅速
- アフターサービス・補償
- サイト上で顔が見える(透明性)
最近は業界的に情報提供の水準が上がってきたこともあり、なかなかこれだけでは差別化が難しくなってきています。むしろ、上記のような内容は、最低限提示されるべき情報で、そのうえでさらに自社の強みを発揮していかなければならなくなってきています。
そこで、このような他社との差別化が必要な場合、他社との競争がはげしい場合などは、次に紹介するポジショニングメディアという手法を提案します。
集客宣伝の前にもっとも大切なのは、ポジショニング
ポジショニングとは競合他社との違いを明確にし、市場内で自社の立ち位置をわかりやすくすることです。
この考えを用いたポジショニング戦略では、差別化や独自化を狙って自社をはっきりさせましょう。
ポジショニングはブランディングに近く、しっかりと自社の存在を市場内に示すことで、顧客となる消費者側が選びやすくなります。戦略で大事なのは他社より上をいくのではなく、自社の強みをはっきりと認知されやすくすることです。
ポジショニング戦略の肝は行動力にあります。実行しなければ意味がないからです。考え方はわかったけど、具体的にどんなふうに実行すればわからない、という場合は下記までお問合せください。
Zenkenでは、ポジショニングメディアを活用した集客戦略を得意としています。
7,000件以上の実績をもつ弊社には様々な業種のノウハウが蓄積されているので、電気工事の集客もお任せください。
ポジショニングメディアの紹介資料
Webマーケティング戦略のひとつである、当社のWebサービス「ポジショニングメディア」について、資料にしました。すでに導入されたお客様の声や、一般的なWeb集客手法の課題もまとめています。