商品を買い物かごに入れ、レジ画面で決済するためのカートシステムは、ECサイトの運営に欠かせないシステムです。提供している会社のシステムによって機能が異なり、バックオフィス機能やフロント機能が充実しているシステムもあります。
また、カートシステムはASP方式とオンプレミス方式に大別されるなど、自社に合ったカートシステムの選定作業も楽ではありません。
この記事では、カートシステムをサブスクで提供している企業をまとめて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
サブスクカートシステムの一覧表
ここでは、サブスクカートシステムサービスを一覧で紹介しています。対応範囲やサービス、料金プランを比較して、自社にぴったりの企業を見つけることが大事です。
会社名 | サービスの特徴 |
---|---|
W2 Repeat |
充実の機能数と100%自社対応のトータルソリューション
|
リピストX(クロス) |
チャット形式の購入フォームで離脱を阻止 |
サブスクストア |
業種や目的に合わせたシステムを提供 |
ebisumart |
EC事業をワンストップで支援するSaaS型カスタマイズ型EC構築ツール |
ecbeing |
カスタマイズ不要で使えるBtoC向けECサイト構築プラットフォーム |
コマース21 |
独自のロイヤルカスタマーDXソリューションでEC事業を支援 |
ecforce |
最新機能を高速アップデートでECビジネス環境の変化に対応 |
EC-CUBE |
プラグインで機能拡張もできる国産のECオープンソースプラットフォー |
メルカート |
ECサイトに必要な機能と支援をワンストップサービス |
AnyX |
ECモールや自社ECサイトなど複数の販売チャンネルを一元管理 |
サブスクカートシステムの選び方
商品や顧客情報の管理、仕入・出荷の手配、売上計上など、ECサイトの運営には様々な作業が発生します。これらの業務をシステムで一元管理化したのがカートシステムであり、自社で一から構築するよりも手間がなく導入できるのがサブスクです。
ただ、サブスクで提供されているカートシステムは多数あり、どれを選べばいいのか迷ってしまいがちです。管理機能の対応範囲や、自社の業務フローに適しているか、使い勝手などを確認して選ぶようにしましょう。
サブスクカートシステムとは?
サブスク型のカートシステムとは、定期通販・単品通販のECサイトの構築・運営に特化した顧客管理機能が搭載されているシステムです。
プランの選択やステップメール、月額費用の表示、決済フォーム、発送、在庫管理、新規利用者数・解約者数・継続率などの分析など、業務の自動化につながる機能が実装されているので管理工数の削減が可能。スタッフへの負担が減り、他の業務に手が回せるようになります。
また、入出荷や在庫の数字違いや発送漏れなども起こりにくくなるなど、ヒューマンエラー防止効果もあります。
サブスクカートシステム導入時の注意点
サブスク型のカートシステムでは、システム仕様の自由度が提供会社によって異なります。クライアントに合わせて柔軟に設定してくれる会社もあれば、カスタマイズが難しい会社もありますので、自社が求める仕様や対応について事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、サブスク型のカートシステムの利用は月額で支払うことがほとんどです。カートシステムの利用料金の他、オプション料金、従量課金などが含まれています。固定費だけでなく変動費についても検討する必要があります。その他、初期費用も掛かる場合があるので、そちらも忘れずに確認しておきましょう。
サブスクカートシステムのまとめ
サブスク型のカートシステムは一から自社で構築する必要がなく、ECサイトの運営に必要な機能がほぼそろっているので、導入にも時間がかかりません。事業フェーズに合わせてアップグレードやオプションでカスタマイズでき、常に最新機能が利用できるので、トレンドを抑えた運営が可能になります。
とはいえ、提供会社によって機能や仕様は様々なので、管理機能対応範囲や自社の業務フローとの相性、そして自社スタッフが使用するのに不便はないかなどを比較・検討するようにしましょう。
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- 本記事は、2023年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。