アパレル・ファッション業界のオウンドメディア成功事例5選!成功のコツも紹介
最終更新日:2024年02月28日
オウンドメディアの成功事例を学び、自社のメディア作りに活かしたいご担当の方へ
ターゲットや目的に合わせたコンテンツ制作・配信し、ユーザーと良好な関係が築けるメディアとして近年注目を集めている「オウンドメディア」。アパレル・ファッション業界では、「リード獲得」「ブランディング」のためにオウンドメディアを運用する企業が多いです。
この記事では、アパレル・ファッション業界におけるオウンドメディアの成功事例を紹介し、事例から分かる成功のコツを解説します。
また、これからオウンドメディアを立ち上げて本格的に集客したい方向けに、8,000サイト以上を制作して得たノウハウをまとめた「オウンドメディアの教科書」も用意しております。
ご興味がございましたら今後のオウンドメディア作りにお役立てください。
企画から制作・運用まで全部わかる「オウンドメディアの教科書」
オウンドメディアの運用メリットや、企画から制作・運用までのステップについて紹介します。集客だけでない「売上」まで繋げるオウンドメディアもご案内します。
アパレル業界のオウンドメディア成功事例
すでに成功しているアパレルのオウンドメディアの成功事例は以下のとおりです。
- 公式オニツカタイガーマガジン
- FASHION HEADLINE(伊勢丹)
- SHIPS MAG
- Tabio(タビオ)
- BASE Mag.
上記成功事例を参考にし、自社のオウンドメディアの成功へと繋げていきましょう。
成功事例(1)公式オニツカタイガーマガジン
ヨーロッパを中心に人気を誇るオニツタイガーは、スポーツシューズブランドです。オニツカタイガーは1977年に他社と経営統合し、現ブランド名の「アシックス」となりました。
リンピック選手がオニツタイガーのシューズを履いてメダルを獲得したこともあり、世界中の人々に認められるグローバルブランドにまで成長したオニツカタイガー。2002年にはスポーツファッションブランドとして新たなスタートを切り、現在ではファッションアイテムとして多くの人々に愛されています。
オニツカタイガーのオウンドメディアは、ブランドイメージを表現したデザインで洗練された印象。最新情報や店舗情報が掲載されており、オンラインストアでショッピングを楽しむこともできるほか、ファッショントレンドなどもチェックすることが可能です。
成功事例(2)FASHION HEADLINE(伊勢丹)
FASHION HEADLINEは、ファッションヘッドラインによって運営されているオウンドメディアです。ファッション情報を中心に、ビューティ、グルメ、ライフスタイル、トラベル、アート、占いなどあらゆる情報を掲載しています。
ファッションに関しては、ファッションに関連するプレリリースや、ファッションショーの写真などがアップされており、ファッションに関するさまざまな情報を発信しています。
メディアには記事の量がたくさんあり、コンテンツの更新頻度も高いです。ogpタグの設定やSEO対策もしっかりとされています。また、関連性の高いページへの誘導や、外部サイトとの連携も確認できます。こういった対策がオウンドメディアの成功へと導くのでしょう。
成功事例(3)SHIPS MAG
SHIPSのコンセプトは、トラディショナルなスタイルのファッションを、現代の形で表現した”STYLISH STANDARD”。メインはビジネス・スーツスタイルですが、キレイめのカジュアルスタイルのファッションアイテムも展開しています。
そんなSHIPSが運営する「SHIPS MAG」は、主にファッション関連の情報を配信しています。カテゴリは4つに分類されており、ファッションに関する話題のデザイナーのインタビュー記事などを掲載。
また、STYLE BOOKのカテゴリでは、コーディネートに関する詳細な説明が記載されています。掲載されているコーディネートの写真を、マウスで365度回転させることができるのが素敵ですね。あらゆる角度からコーディネートのファッションアイテムを確認することができます。
キャククルが手がけるオウンドメディアとは?
120業界・8,000サイト以上の実績があるキャククルのオウンドメディア。
認知度向上、他社との差別化、従来と異なるターゲットにアプローチしたいなど、様々な目的で制作することができます。詳しくは以下のページでご確認ください。
成功事例(4)Tabio
靴下を専門に扱うTabio(タビオ)は、世界中のマーケットをターゲットにしており、「手作り感覚」にこだわっています。靴下は消耗品であるという固定観念の破壊を目指し、日本や世界各国の人たちに靴下の素晴らしさを伝えています。
タビオはオウンドメディアを立ち上げていません。しかしコンテンツ施策が参考になりますのでいくつかご紹介します。
タビオはユーザーの要望にマッチしたコンテンツを制作。検索で辿り着いたユーザーをオンラインショップへの誘導に繋げるため、SEO対策やリスティング広告の運用も行っており、売り上げを伸ばしています。
成功事例(5)BASE Mag.(2021年10月に終了)
BASE Mag.はブログ型メディアで、BASEにより運営されているオウンドメディアです。ネットショップ、ブログ、キュレーションメディアの3つが組み合わさっています。BLOG Appsを使用して上げられたブログ記事の中から、BASEが選んだ記事がBASE Magにアップされるという仕組みです。
ファッション、アクセサリー、ハンドメイド、家具・インテリア、生活雑貨、グルメ、スイーツなどあらゆるアイテム情報がジャンル別に掲載されています。それぞれの商品に関するページには、商品に対する想いやストーリーが綴られており、売り込み感があまり感じられません。
しかし、商品に関する情報が記載されていない記事もたくさんあり、ユーザーが誤って注文してしまうことも多いかも知れません。
様々な業界の成功事例あり!キャククルのオウンドメディア
キャククルのオウンドメディアとは、特定の市場に特化した専門メディアを立ち上げ、貴社が求めるユーザーのみを集客するWeb施策です。
専門メディア上で、サービスを選ぶ際のポイント、各サービスの強み、事例等を掘り下げて説明するため、親和性高いユーザーの集客はもちろん、なぜそのサービスを使うべきなのかを理解した上で反響つながることが多数のため、他の施策よりも成約率が高いのが特徴。
キャククルのオウンドメディアを導入した企業さまからは、「客単価が2.5倍に上がった」「契約までのリードタイムが3分の1に短縮できた」「アポ率が3倍以上になった」といったお喜びの声をいただいております。
SEO対策やリスティング広告、業界メディアへの出稿をしたが思ったように狙ったユーザーを集客できなかった、Webからの反響は受注できない…という課題であれば、その難題を解決することができます。
サービス内容や事例については、以下のページよりご覧ください!
ファッションのオウンドメディアで成功するためのコツ
上記に挙げたようにサイトでのブランディングは、非常にテクニックが必要になってきます。
しかし、ユーザーはそのブランドだけで服を購入するわけではありません。そのほかにどのようなことが必要か整理しておきましょう。
オウンドメディア型ECサイトを構築する
ECサイト自体をオウンドメディア化し、読み物として楽しんでもらえるようなコンテンツをアップするのがおすすめ。ユーザーに楽しんでもらいながら販売を促せますし、SEO効果をもたらすことも可能です。
コンテンツを制作する際のポイントは、ユーザーの役に立つような情報を盛り込んだ内容にすること。どのような目的でコンテンツを読みに来てくれるのかを想定した上で、検索意図に合わせてコンテンツを作成することが重要です。
また、オウンドメディア型ECサイトを構築することで、さまざまな形で商品の魅力を発信することができます。
例えば、「北欧、暮らしの道具店」というクラシコムが運営しているメディアでは、スタッフによる商品の使用レビューの掲載や、コラムや特集の中で商品が使われているシーンの説明をしています。
インスタグラムを徹底活用
インスタグラムのユーザーは、主に購買意欲のある若者たちです。したがって、インスタグラムは、アパレル業界で集客を図る上で重要なツールといえます。
インスタグラムでファッション情報を収集している人も多いので、自社の商品が素敵に見せるような写真を投稿することで、多くの人に見てもらえる可能性があります。また、自社商品の宣伝にも繋がるでしょう。
インフルエンサーマーケティングを取り入れ、ブランド戦略を図っている企業も多いです。自社のターゲット層とインフルエンサーのフォロワーがマッチすることで、より効果的な宣伝効果をもたらせます。
広告による宣伝よりも、インフルエンサーに自社商品をプロモーションしてもらう方が、より確実に情報をターゲット層に届けることが可能です。
アプリでリピーターを獲得
アパレルショップは競合他社が多いです。したがって、売り上げを安定させるには、新規顧客の獲得を目指すよりも、既存客をロイヤルカスタマーの育成に力を入れるのが効果的です。
そこで自社のスマホアプリを制作するのがおすすめ。アプリを使うことで、ロイヤルカスタマーを形成することができます。顧客に自社のスマホアプリを使用してもらうことで、
- 顧客情報を入手し、顧客の分析や性質の把握
- リピート集客に必要なお店の最新情報やお得な情報などの配信
することができます。また登録されている顧客情報から通常顧客とロイヤルカスタマーを区別することができるので、顧客に合わせてクーポンや情報の配信をすることも可能です。
デジタルポイントカード機能を使って、会員ランクに応じてポイントを付与し、ロイヤルカスタマーの形成に繋げることもできます。
アパレルのWebマーケティングを追求
オウンドメディアにより集客や収益を上げるために、まず以下についてしっかり分析しましょう。
- ほかのアパレルにはない強みは何か
- ターゲットがしっかり見えているか
- ユーザーに選んでもらえるファッションであるか
- ユーザーの検索意図に即したコンテンツが提供できているか
次に、上記の分析に基づくWebマーケティングの戦略が必要になってきます。まず、サイト流入を増やすために、検索意図を意識することが大切です。検索ワードの裏の需要を読み取る必要があります。
ユーザーが真に求めている情報が何であるのかを把握することで、ユーザーを惹きつけるようなコンテンツを容易に制作することが可能です。検索結果画面やクエリを理解することで、検索意図を読み取ることができます。
認知度も売上も両立するアパレル業界の味方「ブランディングメディア」
アパレル業界では、自社のブランディングや認知度向上のため、さまざまな施策が実施されています。近年では、インターネットを使った集客が注目を集めており、オウンドメディアを活用して成功する企業が増えています。
ブランディングメディアとは、キャククル運営下のZenkenが贈る、親和性の高い知る人ぞ知るブランドとして、認知度アップと売上アップにつながるオウンドメディアです。
通常、ブランディングをする場合は何千万単位の制作費や広告費、そして時間を掛ける必要があります。しかしブランディングに失敗してしまえば、効果が出ず莫大な費用を失うだけでなく、間違った印象がついてしまう可能性も。
キャククルのブランディングメディアでは、親和性の高いユーザーに絞った認知度の向上を行い、ニーズが顕在化した際の第一想起されるブランドとして広めていきます。
自社のブランドを確立し
売上アップも叶える
ブランディングメディアとは?
また、購買意欲や利用意欲のあるユーザーも同時にアプローチができます。その顕在的なユーザーにはなぜそのブランドや企業を使うべきかを解説し、さらに成約や購入につながるよう温度感を上げた集客が可能です。
ブランディングメディアを導入した結果、
- 1ケタ分受注単価が増える売上を獲得できた
- 求人広告に依存することなく、自社サイトから今までの10倍採用応募が来るようになった
というような事業拡大につながるブランディング効果も発揮できております。
下記で詳しく紹介していますので、ぜひ一度ご確認ください。