初めての産業医選任で、何を基準に選べば良いかわからないという担当者も少なくないでしょう。
その際に役立つのが、「産業医紹介サービス」です。産業医紹介サービスとは、企業に適した産業医をマッチングさせるサービスのこと。ミスマッチを予防できる、選任後のサポートを受けられるなどさまざまなメリットがあります。
この記事では産業医紹介サービスを提供している会社を紹介します。産業医を探す参考にしてください。
産業医紹介サービス提供会社一覧表
ここでは、各社が提供する産業医紹介サービスを一覧で紹介しています。産業医紹介サービスは自社の業務や社員との相性も重要なため、サービスごとに異なる機能性や料金プランを比較して、自社にぴったりのサービスを見つけるのは大切です。
※画像をクリックすると、資料ダウンロードページに移動します。
会社名 | サービスの特徴 |
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メディカルトラスト |
初めてでも安心!専任担当が産業医の選定から実務の相談まで幅広くサポート
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産業医With |
メンタルヘルスに精通した産業医が多数在籍!社内の体制構築もサポート |
ドクタートラスト |
産業契4,213社・産業医登録数2,500名以上!圧倒的実績を誇るサービス |
パソナ |
従業員の健康を守り、職場パワーをアップする産業医を紹介 |
エムスリーキャリア |
産業医の選任から健康管理まで産業保健体制の構築はすべておまかせ! |
産業医クラウド |
厳選された産業医を紹介!職場のメンタルヘルス対策を推進 |
Carely |
IT企業特有の働き方を理解したハイリティな産業医を紹介 |
産業医コンシェルジュ |
プロ産業医がメンタルケアから衛生委員会立ち上げまで幅広くサポート |
エムステージ |
導入実績3300事業は以上!業界トップクラスの登録産業数が自慢 |
アドバンテッジ |
20年以上の歴史と約363万人の実績を誇る老舗サービス |
ワーカーズドクター |
婦人科領域の紹介実績多数あり!企業の健康経営を徹底アシスト |
ラフール |
累計3,000社の支援実績!業界トップクラスの安値の月額3万円から利用可能 |
エリクシア |
産業医のスキルを超える圧倒的解決力で社内の問題解決も支援 |
アセッサ産業医パートナーズ |
精神科専門医+特定社会保険労務士だからこそできる健康管理 |
合同会社パラゴン |
更新希望実績97%!品質保証済みの高品質な産業医サービス |
さんぎょうい |
サービス利用継続率99%以上!企業の労働安全衛生活動を全面サポート |
メディエイト |
豊富な女性意思登録で女性の割合が多い企業でのサービスが好評 |
こころみ |
精神科領域に特化した専門医が導入から運営まで全力サポート |
求人ジャーナル産業医サポート |
創業37年の実績・登録産業数全国1600以上!契約後のサポートも万全 |
first call |
産業医の決定率100%!全国どこでも確実&スピーディーに選任可能 |
産業医とは?
産業医とは、医学に関する専門的な立場から、職場での従業員の健康管理を行う医師をいいます。従業員の健康診断やヘルスケアはもちろん、近年では50人以上の事業場において義務付けられたストレスチェックについても対応が求められます。それだけでなく、作業環境の維持管理・安全衛生に向けた取り組みも産業医の仕事に割り付けられています。
従業員が50人以上の事業場は、嘱託産業医を1名選任する必要があります。従業員数が1,000人を超える場合は、専属産業医を選任が必須。また、有害物質などを取り扱う事業場においては、従業員が500人以上で専属産業医の選任が必要です。
産業医になるためには、医師免許を持っている医師で、さらに労働者の健康管理の実施に必要な知識について、厚生労働省令で定められている要件を満たしている必要があります。
産業医紹介サービスに関するFAQ
Q1.産業医を探す方法とは?
産業医を選任する際、どのように意思を探せばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、産業医の探し方について紹介します。
自社の人脈を活用する
自社の経営陣や管理部門の社員を通じて、産業医を探す方法が挙げられます。すでに産業医を選任している企業に相談すれば、アドバイスが得られるかもしれません。自社の人脈を活用する場合、業種の近い会社や親しい会社に話が聞ける上に、産業医の選び方について具体的な方法を教えてもらえる可能性が高まります。実際に産業医を紹介してもらえる可能性も高いため、1度相談してみるのも良い方法です。
しかし、必ずしも自社のニーズに合う産業医が紹介してもらえるとは限りません。紹介された産業医とのミスマッチが判明しても、契約の打ち切りを言い出しにくくなる可能性があります。人脈を使って産業医を選任すると、場合によってはしがらみになる可能性が高いため注意が必要です。
地域の医師会に相談する
地域にある医師会に相談すると、産業医の紹介に応じてもらえる可能性があります。ただし、地域に産業医をやりたいと考えている医師がいればの話で、必ずしもすべての場合において産業医の紹介が得られるわけではありません。
地域の医師会への相談は、無料です。紹介料などのコストがかからず、市町村内の地区医師会に所属している医師から産業医の紹介が得られると考えられます。地域に所属している医師であれば、緊急時にもすぐ駆けつけてもらえるため、安心です。
しかし、地域の医師会に相談すると、あくまで産業医の紹介だけにとどまります。職務内容や報酬などの交渉は、自社の担当者自身で行わなければなりません。また、自社との相性も自身で見極めなければならず、産業医の採用経験がない担当者の場合、採用までに時間がかかるケースも考えられます。
産業医紹介サービスを利用する
産業医紹介サービスには、多数の産業医の登録があり、企業と産業医を手軽にマッチングできるといったメリットがあります。企業は、産業医を探す手間が効率化され、産業医の募集や面談調整・契約手続きなど、手間のかかる作業を産業医紹介サービスにすべて丸投げできます。
人事労務担当者の業務が大幅に軽減され、なおかつニーズに合った産業医の選別をしてもらえるのも大きなメリットです。さらに、産業医紹介サービスは、産業医を紹介するだけでなく、選任後のアフターサービスも提供してくれるところが多くみられます。
ただし、産業医紹介サービスでは、紹介料やサービス料等の手数料がかかる場合があります。面談や健康診断等は別途費用がかかるケースもあり、コストが割高になる点がデメリットです。また、産業医との相性が悪かったり、質が低かったりとサービスに満足できないケースも少なくありません。納得のいかない産業医が割り当てられた場合は、アフターフォローサービスのシステムを利用し、速やかに交代してもらえるよう手配しましょう。
Q2.産業医紹介会社を選ぶポイントとは?
産業医紹介会社を選ぶ際のチェックポイントがいくつかありますので紹介します。
報酬体系が相場かどうか
産業医の報酬は、会社の規模により変化します。産業医の相場は150名までで6〜7万円、300名までで8〜9万円、500名までで10〜11万円が相場です。
1,000人以下の事業場であれば、嘱託産業医との契約が可能で、利用頻度は月1回〜2回です。相場を知っておけば、割高なサービスを利用する心配もありません。
産業医紹介会社を選ぶ際は、報酬相場に合ったサービスを選ぶようにしてください。
紹介可能な産業医が多いかどうか
産業医の登録数も産業医紹介会社によって差があります。登録人数が多い会社では、それだけ自社に合った産業医とマッチングする可能性が高まります。
しかし、たとえ登録数が少なくても、特定の業種・職種を得意分野とする産業医が揃っている場合があるため、見極めが必要です。
メンタルヘルスケアや女性特有の悩みに特化した医師など、特異性のある産業医を探すためには、登録数の多い産業医紹介会社を選びましょう。
自社の課題にあった対応ができるかどうか
メンタルヘルスケアや働き方の変化など、企業ごとに労務リスクは異なります。同時に、産業医に求められるスキルも違いが生じ、自社の課題に合った対応ができるかどうかは大切な問題です。
メンタルヘルスケアや労働衛生コンサルタントの資格を持っていたり、女性医師のアサインが可能であったりといった点は着目すべきポイントといえます。
産業医以外の紹介が可能かどうか
従業員数が50名を超える事業場では、ストレスチェックの実施や衛生委員会の開催が義務付けられています。50名以上の従業員が在籍する企業であれば、産業医以外にもサービスを提供している会社がおすすめです。
産業医を最大限に活用するためにも、産業医の紹介だけでなく、アフターサポートの充実度もチェックしておきましょう。
オンライン対応が可能かどうか
コロナ禍の影響で働き方改革を進めている企業は多くみられます。リモートワークを導入している場合、産業医との面談のたびに出社するのが面倒だと考えている社員も少なくありません。
産業医紹介会社を選ぶ際は、オンラインによる対応が可能かどうかも確認しておく必要があります。リモートワークだけでなく、海外に事業所を持つ企業にもオンライン対応の有無は外せないポイントです。
産業医紹介サービスのまとめ
産業医紹介サービスを利用すると、企業と産業医が手軽にマッチングできるため、産業医を探す手間が効率化されます。人材の募集や面談、契約手続きも産業医紹介サービスがすべて引き受けてくれるため、人事労務担当者は業務の負担が大幅に軽減されるはずです。
しかし、産業医紹介サービスから紹介された産業医によっては、企業との相性が悪い場合も考えられます。産業医紹介サービスにはアフターフォロー体制を整えているところが多くみられるため、自社にとって合わない産業医と感じたら即時交代も可能です。
納得のいく産業医を紹介してもらい、健康管理の行き届いた職場環境づくりを目指してください。
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- 本記事は、2023年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。