オープンハウス(オープンルーム)の集客・広告マーケティング戦略のコツ
最終更新日:2021年09月25日
ここでは、物件の販売手法であるオープンルーム(オープンハウス)を成功させる集客方法を紹介しています。効果的な広告やマーケティング戦略のポイントも詳しく解説します。
また、
- 自社コンセプトにあった施主を集客し、平均客単価を1000万円以上アップ
- 資料請求100件中1アポから資料請求10件中8アポへ
- 100件会員登録が増えて、月に2棟が契約になっている
を実現した専門メディアを活用した集客施策「ポジショニングメディア」についても紹介をいたします。
オープンハウス(オープンルーム)の集客方法
オープンハウスは、実際の戸建てやマンションの部屋を顧客が見ることができます。そのため自身が生活している様子をイメージしやすく、購買意欲が高まりやすい方法と言えます。
当日の集客を成功させるために大切なのは、事前にオープンハウスの実施をWebや広告で告知すること。オープンハウスの集客は当日までの動きが重要であることを前提にまずはターゲットを選定する必要があります。
どのような層をターゲットとするかは、集客方法を考案する上で非常に重要です。大きく想定されるターゲットとしては以下のパターンがあります。
- 近隣に住んでいて住み替えを考えている方
- 当該エリアへの引越しを考えている方
それぞれのパターンに適した集客方法を実施することで、オープンハウス当日の集客を効率よく実施することが可能です。
すでに近隣に住んでいて住み替えを考えている方の場合、オフラインとオンラインの広告を併用する施策が有効な一方で、当該エリアへの引越しを考えている方にはWebのオンライン広告が有効です。それぞれの集客方法を細かく見ていきましょう。
オープンハウス(オープンルーム)のオンライン集客方法
オンライン広告において重要なのは、ユーザーが現在住んでいるエリアに関わらず、住み替えや引越しにおいて興味があるエリア情報をきちんと届けることです。したがってどのような施策でもエリア名を記載することは必須となります。
具体的な手法を見ていきましょう。
SNS
運用は必要になりますが、オンライン上でユーザーに気軽に情報を提供できるツールとして、SNSは非常に有効です。
日頃から運用し、ある程度フォロワー獲得などを実施する必要があるTwitterや、エリアや興味などの特性からターゲットを設定できるFacebook広告など手法は様々ですが、エリアや販売価格帯、購入する方の平均年齢などを元に効果的なSNSを選定できると良いでしょう。
ホームページ
ホームページ上でオープンハウス(オープンルーム)の情報を掲載することも有効な施策です。SEOで「エリア名+オープンハウス(オープンルーム)」というキーワードで対策ができていると集客がしやすいと言えるでしょう。
そのために重要なのは、オープンハウスやオープンルームにおけるターゲットと関係性が深い注力エリアを決めておくことです。オンラインはある意味全国のユーザーが対象になる分、オフライン以上にターゲットを厳密に設定しておかなければ効果が出にくい施策です。細かなターゲット設定を行ってください。
ポータルサイト
オンラインでの集客をもう一歩進めるのであれば自社でポータルサイトを立ち上げるという施策も有効です。ポータルサイトは、運用コストは掛かるものの、ユーザーにとって必要な情報がまとまっていることから閲覧されやすくなります。
注力エリアのオープンハウスの物件情報を常に更新することで集客ができるほか、多くの情報を掲載するためSEO対策としても有効です。
さらに、ポータルサイトが検索上位に出るようになると、買い手だけではなく売り手も集めることができるため、一石二鳥の施策と言えます。
ポジショニングメディア
ポジショニングメディアは特定の市場において、自社と親和性の高いユーザーとを集客することに特化をしたメディアです。
親和性の高いユーザーの中でも、自社の強みや特徴に魅力を感じやすいユーザーを集中的に集められる設計をしているため、ユーザーとしても自分にとってどの会社を選べばよいのかわかる便利なメディアとして作られています。
広告媒体は知名度やアクセス数などを選定基準に入れて広告掲載をしてしまいがちですが、自社にとってのお客様がいらっしゃらなければ効果は薄れてしまいます。
キャククルを運営するZenkenでは、これまで120業種以上のポジショニングメディアを制作してまいりました。
導入された企業様からは、「客単価が2.5倍に上がった」「契約までのリードタイムが3分の1に短縮できた」「アポ率が3倍以上になった」といった声を多くいただいております。
ポジショニングメディアについて詳しく知りたい方はこちらよりご覧ください。
オンライン集客は見込み顧客も意識
オンライン集客の場合、物件の認知だけではなく会社名を認知してもらう施策が重要となります。今すぐ購入したいという層ではなく、将来住み替えや引越しを考えた時に会社名を想起してもらえるように、今のうちに情報提供を行っておくことが大切です。
オープンハウスやオープンルームはリアルな販売方法だからこそ、どうしても実地との接点が多いオフラインな集客方法を考えがちですが、継続してビジネスを安定させるためにはWebを活用した見込み顧客獲得に努めるのが良いでしょう。
またオンライン施策はオフライン施策よりも手間が掛かりにくく、効率的な集客という観点からも、併用して実施すると良いでしょう。
オープンハウス(オープンルーム)近隣向けのオフライン集客方法
近隣に住んでいる方の場合、オフライン広告で近くでオープンハウス(オープンルーム)が実施されることを知ってもらうことも大切です。また当日でも「ふらっと立ち寄ってみようかな」と、気軽に足を運んでくれるお客様を獲得しやすいと言えるでしょう。
具体的には、以下のような施策が有効となります。
チラシを配布する
オープンハウス当日はもちろん、当日以前に効果を発揮する方法です。
当日の実施を事前に認知してもらえるほか、近隣マンションへポスティングなどを行うことで購買の可能性が高い方を集客できる可能性があります。
チラシの内容はきちんとターゲットに届きやすい内容にする必要があるものの、印刷コストや配布コストを考えると料金は抑えることができ、手軽に取り組みやすい施策と言えます。
のぼりや看板
当日や当日以前に実施場所周辺に設置することで、分かりやすい実施の目印となるでしょう。
独自のものを作成することで近隣住民の目を惹きやすくなるほか、会社名が分かりやすく記載されていると住宅メーカーとしての認知度向上にも繋がります。
設置場所や設置数によっては、車で移動している方の目にも留まりやすいです。
「いつ」「どこで」「どんな部屋か」をきちんと網羅できていれば、ふと目にした方に訴求できる可能性も高まります。
呼び込み
当日最も有効な施策は呼び込みです。その物件が生活圏内である住民には最も認知してもらいやすい手法と言えるでしょう。
不動産業界のマーケティング戦略・集客方法を提案します
オープンハウス(オープンルーム)の集客に有効なWebマーケティングや集客方法など、Zenkenでは集客に関わる様々な戦略を提案させていただいています。
先ほど例に上げたポータルサイトの企画・立ち上げ・運用などもワンストップで対応可能です。
Zenkenでは、クライアント企業だけが持つ強み「バリュープロポジション」を徹底的に分析した上で、戦略的コンテンツマーケティングを得意としています。
オープンハウス(オープンルーム)の集客に留まらず、会社やサービスの認知度向上、競合との差別化などで課題がございましたら、ぜひご相談ください。