オンライン内見ツールおすすめ10選比較!

最終更新日:2025年03月31日

不動産業界や観光業界では、「物件・施設の紹介をして集客につなげたいもののどうしたらいいかわからない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そのような場合に検討したいのが、オンライン内見ツールです。

こちらの記事ではさまざまなオンライン内見ツールをご紹介するので、自社のニーズに合ったツールを選ぶ際の参考にしてみてください。

目次

オンライン内見ツール一覧表

会社名 サービスの特徴

ミニクル

多機能で導入が簡単!月額2万円から利用できるオンライン内見ツール

NURVEクラウド

リアルとバーチャルをつなぐ!手軽に導入できるVRプラットフォーム

スペースリー

手軽に高品質VRを作成!360度コンテンツで魅力を最大限に伝える

オンライン内見

内見から契約までオンラインで完結!業務効率化と集客を支援

nodalview

スマホで簡単!高品質なバーチャルツアーを手軽に作成

THETA 360.biz

THETAで簡単!360度コンテンツを手軽に制作・公開

ZENKEI デジタルツイン不動産

VR×AI×バーチャル接客で内見のDX化を実現!

EOPAN

360°パノラマで建築管理をスマート化!リフォーム後の比較も簡単

RICOH360 Tours

AI×360度パノラマで魅力を最大化!高品質なバーチャルツアーを手軽に作成

VRROOM

不動産仲介業向けVRを手軽に作成!顧客追跡機能で成約率も向上

ミニクル

多機能で導入が簡単!月額2万円から利用できるオンライン内見ツール

「ミニクル」は、施設案内に特化したVRクラウド。施設や物件をVRで再現し、自動案内ボットやビデオ通話、来店予約、寸法測定など、オンラインでの内見に必要な機能を網羅しています。

タグ付け機能でアピールポイントを強調し、ユーザーの興味・理解度を向上。VR上で寸法測定も可能なため、家具や家電の配置検討にも活用できます。

さらに、ビデオ通話や画面共有を活用した案内で、お客さまの視点に寄り添った接客が可能。複数人向けのライブ配信にも対応し、合同見学会のようなシーンにも最適です。

ミニクルの料金プラン

  • ライト:月額20,000円(税不明)
  • スタンダード:月額50,000円(税不明)
  • ビジネス:月額100,000円(税不明)

ミニクルの会社概要

会社名 株式会社スプレッドオーバー
所在地 東京都千代田区神田神保町2-32-5 神保町フロント 3F
URL https://spread-over.com/

NURVEクラウド

リアルとバーチャルをつなぐ!手軽に導入できるVRプラットフォーム

ナーブ株式会社が提供する「NURVEクラウド」は、リアルとバーチャルを融合させるVRプラットフォーム。VRコンテンツの管理・配信機能を備え、開発キットを活用することで多彩なアプリケーションとの統合が可能です。

専用アプリのダウンロードや会員登録は不要で、スムーズに導入できる手軽さも魅力。不動産・観光・ブライダル事業など幅広い分野で活用できます。

また、家にいながら物件を内見できる「VR内見」「おうちでVR内見」などのサービスも提供。その場にいるような没入感のある体験を実現し、より効率的な案内が可能になります。

NURVEクラウドの導入事例(口コミ)

業務効率化・成約率向上につながった

VR内見の導入で、20%台もあった退去物件のキャンセル率が1桁台に減りました。

また、来店率が10%向上したうえに、現地案内前にVR内見を行うことで成約率が1.5倍に伸びました。

業務効率化だけでなく成約率向上にも有効だと実感し、当初の5店舗導入から全店舗導入に切り替えました。

参照元:NURVEクラウド公式HP(https://www.nurve.jp/works/nichiwa/)

NURVEクラウドの会社概要

会社名 ナーブ株式会社
所在地 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル4F
URL https://www.nurve.jp

スペースリー

手軽に高品質VRを作成!360度コンテンツで魅力を最大限に伝える

スペースリーは、360度コンテンツを簡単に制作・編集できるクラウドソフトウェア。撮影したパノラマデータや3DCGデータをクラウドにアップロードするだけで、高品質のVRコンテンツを自動制作できます。

「バーチャルホームステージング」「AIサイズ推定」「VRウェブ会議」などの多彩な機能を搭載し、撮影やCG制作の代行サービスも提供。不動産業界・住宅業界で広く活用されています。

また、ウェブサイトや不動産メディア、メール・LINE・DMにもVRを掲載可能。QRコードを活用すれば、スマートフォンから手軽に物件の内覧ができます。

スペースリーの導入事例(口コミ)

社内によく浸透している

弊社の課題として、新しいシステムは取り入れるものの、なかなか浸透させるのが難しくて。VRだけじゃなく、いろんなシステム導入する際に反発があったり、結局使っていないということもありました。

でも、スペースリーに関しては本当によく浸透していて、業務の効率化にもつながっていると感じます。

参照元:スペースリー公式HP(https://info.spacely.co.jp/case/ryowahouse_vr/)

スペースリーの料金プラン

  • 初期費用:0円
  • 月額料金:プランとオプションにより変動
  • 導入サポート:0円
  • 運用フォロー:0円
  • 撮影代行:3,500円(税不明)〜
  • フルCG制作:45,000円(税不明)〜

スペースリーの会社概要

会社名 株式会社スペースリー
所在地 東京都渋谷区渋谷3-6-2 第2矢木ビル3F
URL https://corp.spacely.co.jp

オンライン内見

内見から契約までオンラインで完結!業務効率化と集客を支援

株式会社Tryellが提供する「オンライン内見」は、物件の内見や相談、IT重説までオンラインで対応できるシステム。パソコンやスマートフォンを活用し、スケジュール調整から案内、契約手続きまで一括管理できます。

さらに、「オンライン内見LIVE」ではビデオチャットでリアルタイム内見、「オンライン内見VIDEO」では動画や360度映像をURLで簡単共有。不動産会社の業務効率化や集客力向上に貢献します。

オンライン内見の導入事例(口コミ)

トラブルも少なく、スムーズな運用が可能

オンライン内見やIT重説の提案から実施までの流れがスムーズになりました。お客様にビデオ通話アプリのアカウントについて都度やりとりする必要がなくなった点が大きいです。

基本的にお客様はURLをクリックするだけ※でビデオ通話を始められるので、トラブルも少なく助かっています。

参照元:オンライン内見公式HP(https://www.online-naiken.com/search/contents/business/case/nehayas/)

オンライン内見の会社概要

会社名 株式会社Tryell
所在地 東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー20階
URL https://tryell.co.jp

nodalview

スマホで簡単!高品質なバーチャルツアーを手軽に作成

nodalviewは、スマートフォンと専用ツールで10K高画質の360度画像を撮影できるアプリ。AIによる自動補正機能を搭載し、一眼レフなしでもプロ並みのクオリティで物件撮影が可能です。

撮影画像はクラウド上に自動アップロードされ、PCで簡単に360度画像をつなげるだけでバーチャルツアーを作成。建物の屋内外を自由に回遊できるオンライン内見を実現します。

さらに、LIVE機能を活用すれば、お客さまと会話しながらリアルタイムでツアーを案内。分析機能により、訪問者の行動データを把握し、より効果的なバーチャルツアーの運用が可能です。

nodalviewの導入事例(口コミ)

誰でもきれいに撮影できる

カメラの技術でどうしてもぼやけてしまったり、ということがあったのですが、誰でもきれいに撮れるのですごく安心感があるというか、何枚か撮っておけば必ずいいものを撮って、AIが合成して撮ってくれるのですごいなと思いました。

参照元:nodalview公式HP(https://www.crasco.jp/nodalview/360photo/)

nodalviewの料金プラン

  • 月額:11,000円(税不明)

nodalviewの会社概要

会社名 株式会社クラスココンサルファーム
所在地 石川県金沢市西念4-24-21
URL https://consulting.crasco.jp

THETA 360.biz

THETAで簡単!360度コンテンツを手軽に制作・公開

THETA 360.bizは、RICOH THETAで撮影した360度動画を活用し、手軽にコンテンツを制作・公開できるクラウドサービス。撮影画像をそのまま展開するだけでなく、PCで編集した後の公開にも対応しています。

ワンショットで360度撮影が可能で、撮影済みの画像を選択するだけで簡単にコンテンツ作成。アップロードや共有もアプリで完結し、メールやSNSでの配信もスムーズに行えます。

また、屋内外の雰囲気や位置関係をリアルに伝えられるため、不動産のオンライン内見に最適。テロップや写真、テキストを挿入し、詳細な情報提供も可能です。

THETA 360.bizの導入事例(口コミ)

成約率が維持向上している

具体的な数値ではお答えできませんが、内見数が減った割に成約率は維持向上していることが成果です。

対応スタッフ数が限られているため、効率的に内見対応したいという弊社側の理由もありますが、お客様ご自身も、何件も内見しなくても、バーチャルツアーを見ることで具体的なイメージを持つことができ、内見したい物件を絞り込むことができます。

また、遠方で内見に来られない場合でも安心して物件を選ぶことが出来ます。

参照元:THETA 360.biz公式HP(https://www.theta360.biz/cases/3414/)

THETA 360.bizの料金プラン

  • フリープラン(30日間):0円
  • パーソナル:月額5,500円(税込)
  • スタート:11,000円(税込)
  • ビジネス:33,000円(税込)
  • エンタープライズ:55,000円(税込)

THETA 360.bizの会社概要

会社名 株式会社リコー
所在地 東京都大田区中馬込1-3-6
URL https://jp.ricoh.com

ZENKEI デジタルツイン不動産

VR×AI×バーチャル接客で内見のDX化を実現!

ZENKEI デジタルツイン不動産は、「VR」「AI」「バーチャル接客」の3つのソリューションを活用し、不動産会社の内見業務をデジタル化。オンラインでも実際の物件にいるような体験を提供します。

AIが撮影ポイントを自動選定し、撮影画像と間取り図をもとにVRコンテンツを自動生成。また、「デジタルクオリア」技術により、店頭カウンターのような配慮ある情報提供が可能です。

さらに、VR空間を共有しながらお客さまと会話できる機能を搭載。PCやスマートフォンを活用し、遠隔でもスムーズな案内を実現します。

ZENKEI デジタルツイン不動産の会社概要

会社名 全景株式会社
所在地 石川県金沢市大豆田本町甲48-1
URL https://www.zenkei.com

EOPAN

360°パノラマで建築管理をスマート化!リフォーム後の比較も簡単

EOPANは、住宅・建築分野向けの360°パノラマ対応建築管理ツール。全天球カメラで撮影した画像が自動転送され、その場でパノラマ表示が可能になります。

さらに、iPadやiPhoneのジャイロ機能に対応し、端末を動かすだけで画面も同調。直感的な操作で視点を変えられます。

また、2種類の画像をパラレル表示できる機能を搭載し、現状とリフォーム後の比較がスムーズに。クラウド対応により、SNSやホームページでのパノラマ画像共有も簡単に行えます。

EOPANの会社概要

会社名 株式会社イオグランツ
所在地 大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-29 本町武田ビル9F
URL https://eog.co.jp

RICOH360 Tours

AI×360度パノラマで魅力を最大化!高品質なバーチャルツアーを手軽に作成

RICOH360 Toursは、リコーの画像処理技術を駆使し、高品質な360度パノラマツアーを実現できるアプリ。場所や時間に左右されず、施設や空間のリアルな情報を伝えられるため、物件のオンライン内見にも最適です。

作成したパノラマツアーは、Webサイトへの埋め込みやメール・SNSでの共有が可能。URLを発行すれば、その場で簡単に閲覧できます。

また、AIが360度画像から魅力的な2D画像を自動抽出し、空室画像にはCGの家具を配置。さらに、リコー独自の画像処理技術により、撮影画像を自動で明るく補正し、物件の魅力を最大限に引き出します。

RICOH360 Toursの導入事例(口コミ)

ツアーの作成が簡単に行えます

360度パノラマツアーは、自社HPへの掲載や、店舗における接客時にお客様と物件をしぼりこむために活用しています。

以前は他社のパノラマツアー制作サービスを使っていたのですが、RICOH360 Toursへ切り替えを行いました。ツアー作成が簡単で、無制限に公開ができ、リーズナブルというのが導入の決め手でした。

参照元:RICOH360 Tours公式HP(https://www.ricoh360.com/ja/tours/)

RICOH360 Toursの料金プラン

  • Free(2週間お試し):0円
  • Pro:月額4,950円(税込)
  • Business:月額7,700円(税込)

RICOH360 Toursの会社概要

会社名 株式会社リコー
所在地 東京都大田区中馬込1-3-6
URL https://jp.ricoh.com

VRROOM

不動産仲介業向けVRを手軽に作成!顧客追跡機能で成約率も向上

VRROOMは、不動産仲介業に特化したVR作成アプリ。撮影から編集までアプリ上で完結し、明るさやカメラの向きなどの調整も手間なく対応できます。

さらに、照明のない暗い部屋でも、標準設定で明るくきれいなVR画像を撮影できるため、一眼レフなどの専門機材は不要。

また、顧客追跡機能により、オンライン内見後の検討状況をリアルタイムで把握。タイミングを逃さず提案できるため、成約率の向上が期待できます。

VRROOMの会社概要

会社名 AR 株式会社
所在地 大阪府大阪市中央区淡路町3-5-13 創建御堂筋ビル7F
URL https://ar-inc.jp

オンライン内見ツールとは?

パソコンを操作している人の画像

「オンライン内見ツール」とは、不動産のスタッフが物件に行き、オンラインを使用して映像や音声で物件の内部を紹介するサービスを提供するためのツールです。不動産会社だけでなく、観光施設を運営する会社などでも活用可能です。

オンライン内見には、独自のツールのほか、ZoomやGoogle Meet、LINEのビデオ通話など、さまざまなツールが使用されます。さらに、スマートフォンやタブレットを固定するスタンドや三脚を利用すれば、説明中に両手を自由に使え、よりスムーズな内見が可能になります。

オンライン内見ツールを利用するメリット

遠方からでも見学が可能

オンライン内見ツールを活用すれば、インターネット環境さえあれば、どこからでも物件や施設の見学ができます。遠方で直接足を運ぶのが難しい顧客にも対応できるため、不動産業界では新たな見込み客の獲得が期待できます。

写真よりも内部の状況を伝えやすい

写真だけでは伝えきれない部分も、動画と音声でリアルタイムに紹介できるため、より具体的な情報を提供できます。顧客が気になるポイントをその場で確認できるため、情報の伝達精度が向上します。

集客につながる

「オンラインで物件見学ができる」「観光施設をオンラインで紹介できる」といった利便性を活用し、WebサイトやSNSで宣伝すれば集客効果が見込めるでしょう。実際に現地に訪れる前の情報提供としても有効です。

オンライン内見ツールのデメリット

通信環境に依存する

オンライン内見ツールは、インターネット環境の影響を受けやすいため、通信が不安定なエリアでは映像や音声が途切れる可能性があります。Wi-Fi環境やモバイル回線の安定性を事前に確認する必要があります。

実際の雰囲気を伝えきれない

オンラインでは、物件や施設の細かな空気感や質感を伝えることが難しい場合があります。特に、広さや高さの感覚、周囲の環境などは、実際に訪れないと分かりにくい点があります。

操作に慣れる必要がある

ツールを活用するには、スタッフが操作に慣れる必要があるため、導入後に一定のトレーニングが必要になります。機能が豊富なツールほど、使いこなすのに時間がかかる可能性があります。

オンライン内見ツールの選び方

必要な機能が備わっているか

オンライン内見ツールには、録画機能、リアルタイムチャット、資料共有機能など、さまざまな機能が搭載されています。自社の用途に適した機能があるかを確認しましょう。

操作性がシンプルで使いやすいか

スタッフがスムーズに使えるように、直感的に操作できるツールを選ぶことが重要です。無料トライアルがある場合は試してみるとよいでしょう。

通信の安定性が高いか

通信環境が不安定だと、映像や音声の品質が低下し、顧客にストレスを与えてしまいます。安定した通信が確保できるツールを選ぶことが重要です。

料金プランが予算に合っているか

オンライン内見ツールの費用は、月額5,000円〜20,000円程度が相場ですが、機能によって異なります。必要な機能とコストのバランスを考慮して選定しましょう。

オンライン内見ツールでよくある質問

大きなはてなマーク

オンライン内見ツールの費用相場は?

オンライン内見ツールの料金は、機能や提供形態によって異なりますが、一般的には月額5,000円〜20,000円程度が相場です。高機能なものほど費用が高くなる傾向があるため、必要な機能を見極めた上で導入することが大切です。

オンライン内見ツールを選ぶ際の注意点は?

オンライン内見ツールを選ぶ際には、機能・価格・操作性・通信の安定性を確認することが重要です。コストを抑えすぎると必要な機能が不足し、運用が難しくなる可能性があります。事前に使用目的を明確にし、ツールの特性を把握した上で選ぶと、導入後のギャップを防ぐことができます。

オンライン内見ツールのまとめ

付箋に「メモ」の文字

オンライン内見ツールを導入すれば、遠方の顧客にも対応でき、写真では伝えにくい情報をリアルタイムで提供できます。不動産業界はもちろん、観光施設やショールームなど、幅広い業界での活用が可能です。

ただし、通信環境の安定性やツールの操作性などを考慮する必要があります。本記事を参考に、自社の目的に合ったオンライン内見ツールを選定し、顧客へのサービス向上につなげてください。

免責事項
本記事は、2024年6月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。