動物病院向け電子カルテは、電子カルテ機能や顧客管理、会計管理を備え、手作業によるミスを減らせるシステムです。また、予約管理や受付管理、検査機器との連携が可能なシステムなら、院内のDX化を推進し、飼い主にとっても予約の利便性向上も図れます。
ここではおすすめの動物病院向け電子カルテシステムの特徴や料金、導入事例などに関する情報をまとめています。システムの導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
動物病院向け電子カルテの一覧表
| 会社名 | サービスの特徴 |
|---|---|
Vet360
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過去記録もワンクリックで呼び出し！ 直感的な操作で院全体の運営をサポート
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ミニイク
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初期費用ゼロ！安心の現地サポート付きでスムーズに導入できる
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Vetty |
AIによる音声入力とカルテ自動生成機能が搭載されているシステム |
Ahmics |
無麻酔CT撮像を支援するCTポジショナーなど、先進的な機能も搭載 |
アニレセクラウド |
ペット保険の連携と保険請求の処理のスムーズさが強み |
ペットクルーカルテ7 |
病院の規模・要求に合わせて選べる4つのエディションを展開 |
PETORELU PLUS |
カレンダーベースの管理画面を採用。業務を瞬時で把握できる |
パトラCloud |
タブレットとタッチペンで使える「手書きカルテ」機能付き |
ハロペH |
月額2,980円～！低額で導入しやすい電子カルテシステム |
CuteSystem |
ペットの健康管理を一歩先へ。使いやすさと多機能を両立。 |
iWan |
さまざまなニーズに合わせたシステムのカスタマイズが可能 |
ナレカン |
蓄積したデータに基づいて回答を自動生成できるAI機能付き |
Vet360
Vet360の概要
Vet360は、A'aldaグループが運営する40以上の動物病院の実績をもとに、自社開発されたクラウド型電子カルテシステムです。予約から診療、会計までのすべての業務を一元管理できるため、動物病院の運営効率を飛躍的に向上させます。
直感的で使いやすいデザインを追求し、スタッフ全員が簡単に操作できるよう最適化されています。また、カスタマイズ可能な診療記録エディタを採用し、病院ごとの診療スタイルに合わせて自由なフォーマットでの記録作成が可能です。テンプレート化や過去記録の呼び出し機能を活用することで、記録作業の効率化と診療明細の自動連動による業務負担の軽減も実現します。
Vet360を選ぶべき理由
予約から会計までスムーズな連携で手間を大幅削減
Vet360は、予約管理、診療記録、検査機器の連携、会計管理、保険対応など、動物病院のすべての業務を一元管理できるシステムです。シームレスなデータ連携で、予約システムから顧客システムへの手動入力を必要とせず、スタッフの手間やミスを大幅に削減します。
診療データがリアルタイムで連携されることで、各スタッフが必要な情報に即座にアクセスでき、業務全体の流れがスムーズになり結果として、病院全体の運営の効率化が期待できます。
自院独自のフォーマットで診療記録の作成を効率化
Vet360は、自社グループの動物病院での実績をもとに開発された直感的で使いやすいインターフェースが特徴です。
診療記録の作成時には、ワンクリックで過去記録の呼び出しやテンプレートの使用ができるため、定期的な診療で同じ内容を繰り返し入力する手間を省き、効率的に診療記録を作成できます。
さらに作成した診療記録から診療明細を自動で生成でき、入力作業のミスを防ぎながら、スムーズな業務運営をサポートします。
継続的な機能強化で最新版を利用できる
40以上の自社の動物病院との協働で作られたVet360は、現場のニーズに対応するため、定期的にアップデートが行われ、最新機能をスピーディーに提供しています。
フィードバックに対して迅速に対応してくれるので、動物病院固有の業務に最適化されたシステム運用が可能となります。
またシステム導入に際しては、データ移行や各動物病院に最適な導入方法を、専門スタッフが丁寧にサポート。導入後も担当者がトレーニングや運用方法のアドバイスを行い、スムーズな立ち上げを支援します。初めてのシステム導入でも安心して運用を始められます。
Vet360の導入事例
複数施設の受付・診察・会計まで一つのツールで完結できるように
当院は徒歩10分ほどの距離に2施設あるため、クラウド型のVet360を利用することで、施設間の情報共有が大幅に楽になりました。また、オンライン予約も受け付けているため、予約から当日の受付・診察・会計等の業務・情報がすべて繋がっており、業務の効率化を図ることができています。
引用元：Vet360公式サイト(https://aaldavet360.com/jp/）
登録作業の手打ちをなくせて業務負担を軽減できた
当院では従来から新規の患者様のオンライン予約を受け付けていました。これまでは予約システムと院内の顧客管理システムが異なっていたため、スタッフが予約情報を基に再度手で登録を行っていました。しかし、現在はオンライン予約/顧客管理/受付管理の機能がすべて連携しているため、業務面の負荷を削減することができました。
引用元：Vet360公式サイト(https://aaldavet360.com/jp/）
トレーナー・看護師・獣医師がいつでも確認できる
開業時に電子カルテ利用を前提として施設をデザインしたためカルテ棚も設けておらず、飼い主様やペットのためにスペースを活用できています。また、施設内では診療のみならず、トレーニング、トリミングなども行っており、獣医師、看護師のみならずトレーナーなども同じ飼い主様、ペットに接することになるので、いつでも、どこでも、電子カルテですべての情報を確認できることに大きなメリットを感じてます。
引用元：Vet360公式サイト(https://aaldavet360.com/jp/）
Vet360の料金プラン
スタンダード
- 施設数: 1
- 月額利用料: ¥34,800
- 20GBの初期容量を含む
- データ容量: 20GB ¥2,980 / 月
プロ
- 施設数: 2
- 月額利用料: ¥59,800
- 40GBの初期容量を含む
- データ容量: 20GB ¥2,980 / 月
エンタープライズ
- 施設数: 3以上
- 詳しくは資料をダウンロードいただき、担当者へご確認ください。
Vet360の会社概要
| 会社名 | A’alda Y株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区西五反田7-1-10 U’s-1ビル7F |
| URL | https://aalda.com/ |
ミニイク
ミニイクの概要
ミニイクは、動物病院向けのクラウド型オールインワン電子カルテシステムです。オンライン予約、電子カルテ、会計管理をはじめ、シフトや勤怠管理まで一括で運用可能。獣医師が設計に関わり、医療現場の効率を重視した使いやすさが追求されています。初期費用はかからず、月額料金で利用でき、カルテデータはクラウド上で管理できるため、場所や端末を問わずアクセスできます。動物病院に特化したシステムにより業務負担を軽減し、診療の質向上に貢献します。
導入時にはミニイクスタッフが病院情報や診療項目の初期設定、現行カルテからのデータ移行までを現地で丁寧にサポートします。煩雑な設定作業もスムーズに進み、導入が初めての方でも安心して利用を開始することができます。
ミニイクを選ぶべき理由
使いやすさとスムーズな操作性で現場負担を軽減
ミニイクは、獣医師や看護師、受付スタッフなど全員が直感的に使える操作性を備えたシステムで、誰でも簡単に利用できることが特徴です。手書きのスケッチやメモをカルテに追加できる「シェーマ機能」を搭載し、ペットの治療や経過を視覚的に管理できます。
また、クラウド型で端末を選ばずに利用でき、診療所のどこからでもスムーズにデータ共有ができるため、情報伝達の精度も向上。さらに、動作が軽く画面が固まる心配もないため、快適な操作環境で、現場の負担を大幅に軽減します。
受付・会計・シフト管理まで一元管理！効率化とコスト削減を実現
ミニイクは、最もシンプルな「一般病院ベーシック」プランでも、電子カルテ、手描きスケッチ、シェーマ、画像の取り込み、薬の自動計算、過去カルテ取込、処方箋印刷、受付システム、診察/予定画面、売上日報、入院管理（＋ホテル管理）など、動物病院の運営に欠かせない機能が充実。
さらに、「一般病院プロフェッショナル」では勤怠管理、シフト管理、データ分析機能も搭載されているため、複数システムの利用による煩雑さを解消し、業務効率も向上します。
また、必要に応じて別プランの機能をオプションにて追加可能で、病院の規模や状況に合わせて柔軟に対応できる点もコスト削減に大きく寄与します。
現地サポートで初めての導入でも安心
ミニイクでは、乗り換え時の初期費用無料キャンペーンを実施しており、導入ハードルが低く設定されています。導入時にはミニイクスタッフが現地でのサポートを行い、病院情報や診療項目の初期設定、現行のカルテからのデータ移行を徹底的に支援します。
導入後も、スムーズな運用のために1週間の現地サポートを提供し、現場に沿った使い方を体系的にレクチャーします。また、トラブル対応も迅速に行うため、電子カルテの導入が初めての方でも、安心して利用を継続できる体制が整っています。
ミニイクの導入事例
公式サイトに記載ありませんでした。
詳しくは資料をダウンロードいただき、担当者へご確認ください。
ミニイクの料金プラン
- 一般動物病院向けプラン：ベーシック、プロフェッショナル、プレミアムの3プラン
- 往診専門向けプラン：ベーシック、プロフェッショナルの2プラン
※各プランはアカウント数・登録ペット数で追加料金が発生する場合があります。
ミニイクの会社概要
| 会社名 | ミニイク株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都豊島区西池袋2-1-2 |
| URL | https://company.miniique.com/ |
動物病院向け電子カルテの導入メリット
業務効率の向上
動物病院向け電子カルテの導入は、業務効率の向上と顧客満足度の向上に寄与します。まず、紙カルテに比べて情報の検索性が向上し、必要なデータを迅速に参照できるため、診療や処置がスムーズになります。これはスタッフ全体の作業効率向上にも繋がります。
ペーパーレス化とバックアップ
また、ペーパーレス化により、物理的な保管スペースを確保する必要がなく、データのバックアップも容易です。災害や紛失のリスクも低減され、カルテ管理の安全性が高まります。
他システムとの連携と顧客満足度向上
さらに、電子カルテは他のシステムとの連携が可能で、顧客管理や会計業務の効率化も図れます。オンライン予約機能がある場合、飼い主も診療予約を手軽に行えるため、来院時の待ち時間も短縮されます。
動物病院向け電子カルテの選び方
機能の充実度
動物病院向け電子カルテを選ぶ際は、病院の規模やニーズに合った機能を備えているか確認しましょう。例えば、診療内容の記録や顧客管理が基本機能ですが、さらに検査機器との連携や処方箋作成、会計機能があると業務の効率が高まります。
入力のしやすさ
入力のしやすさも大切です。タブレットやペンシルを使った手書き対応のシステムや、使いやすいインターフェースを持つ製品を選ぶことで、現場でのストレスを軽減できます。
コストとセキュリティ
価格帯も重要な要素です。機能の充実度に対してコストが妥当であるか、補助金制度を活用できるかどうかも確認しましょう。さらに、複数のスタッフが使用する場合は、個別のIDを設定できるシステムを選ぶとセキュリティが向上します。
動物病院向け電子カルテと紙カルテの違い
検索性と情報管理
動物病院向け電子カルテと紙カルテには、運用方法や効率性に大きな違いがあります。電子カルテはデータの管理・検索が容易で、過去の診療履歴や顧客情報に即座にアクセスできる点が最大の利点です。
ペーパーレス化のメリット
電子カルテでは、ペットの診療記録や検査結果、画像データなどをデジタル形式で管理できるため、保存スペースが不要です。また、バックアップ機能も備えているため、データの紛失リスクを最小限に抑えられます。
システム連携による効率化
さらに、電子カルテは他のシステムと連携することで、診療情報や会計データが自動的に共有され、業務効率が向上します。紙カルテでは書き間違いや読みづらさが発生することがあるため、情報の正確性が保証されない場合があります。
「動物病院向け電子カルテ」に関するQ&A
Q1. 動物病院向け電子カルテの導入費用はどれくらいかかりますか？
導入費用はシステムの種類や機能により異なりますが、基本的には月額利用料や初期設定費用が発生します。例えば、クラウド型の電子カルテは月額3,000円から18,000円程度のものが多く、オプション機能によって価格が変わります。補助金を活用することで、導入コストを抑えることも可能です。
Q2. 電子カルテを使うメリットは何ですか？
電子カルテの最大のメリットは業務の効率化です。紙カルテと比べ、検索やデータの管理が迅速に行えるため、診療のスピードが向上します。また、ペーパーレス化によるスペースの有効活用や、バックアップ機能によりデータの紛失リスクを軽減できます。
Q3. どのような機能が搭載されていますか？
動物病院向け電子カルテには、診療内容の記録、顧客情報の管理、処方箋作成、会計処理、検査結果の取り込み、オンライン予約機能などが搭載されています。システムによっては、ペットの予防接種管理や飼い主へのリマインダー機能も含まれています。
Q4. 電子カルテの導入にどれくらいの時間がかかりますか？
導入にかかる時間は、システムの設定やスタッフのトレーニングによりますが、クラウド型のシステムであれば数日から数週間程度で運用を開始できます。
- 免責事項
- 本記事は、2024年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載各社の情報・事例をはじめコンテンツ内容は、現時点で削除および変更されている可能性があります。あらかじめご了承ください。
