矯正歯科の集患を成功させる!webマーケティング戦略と店舗集客のポイント
最終更新日:2024年04月17日
矯正歯科の患者を増やすべくWeb広告を出しても、「反響が全然ない…」「他院と比較される問い合わせばかり…」とお困りではありませんか?
もしかすると、今のやり方は貴院が集客すべき患者さんに届いていないかもしれません。
本記事では矯正歯科患者を集める集客施策をはじめ、
- いろんなWeb広告を試しても集患数0件だったのが、導入後は月間40件の集患を実現
- これまでネット広告をやっていなかったけれど、導入後は昼休みが取れないくらい来院がある
- 月に2,3件の問い合わせだったのが、月に10〜15件は来院までしてくれるように
このような実績のある貴院が集めたい患者さん(矯正歯科)を集めるWeb集客戦略「ポジショニングメディア」も併せて紹介します。
最後まで読めば、貴院で矯正したい患者さんを効率的に集める方法が分かりますので、ぜひご一読ください。
矯正歯科のWeb集客ではじめに知っておくべきこと
矯正歯科に来院してほしいユーザーを明確にする
矯正歯科のWeb集客を成功させるには、まず、ターゲットとなるユーザー(患者さん)を明確にすることです。
ここを曖昧にしてしまうと、Web集客を行うこと自体が目的化し、「誰のために、何のために」という本質から外れてしまいます。
結果、伝えるべき人に伝わらず、「広告を打っても反響がない…」という残念な結果に終わってしまいます。
伝えるべきユーザーを明確にし、そのユーザーに対して「貴院の優位性(競合クリニックと比べて優れている点)」を的確にアピールしていくことです。
矯正歯科に関する情報が、洪水のように溢れるWeb上で、ユーザーは「自分が必要としている情報」を直感的に選んでいます。
判断にかかる時間は、ほんの数秒程度。「誰かに伝わればいい」というレベルの情報は、結局のところ「誰からも選ばれない」結果となります。
まずは自院の歯科矯正のメニューや、歯科クリニックとしての特徴をもとに、「小児矯正」「噛み合わせ矯正」「審美目的の矯正」の内1つに絞り、ターゲットユーザーを明確にすることからはじめましょう。
矯正歯科を選ぶ上でのユーザーの検索行動を知る
ターゲットとするユーザーを明確にしたら、「そのユーザーがどのような手順で矯正歯科を選ぶのか」、その検索行動を知ることが、次のステップです。
集客課題を解決するメディア「キャククル」では、矯正歯科選びで困っていることや、通うべき歯科医院をどのような基準で選んでいるのか、子供の矯正歯科に通院した経験のある方へアンケート調査を行いました。
質問1:歯科医院を選ぶ際はどの情報を参考にしますか?
- インターネット(60.4%)
- 知人の口コミ(58.6%)
- 通りがかりの看板(14.4%)
- 新聞の折り込みチラシ(9.9%)
- バス・駅などの広告(3.6%)
- その他(9.0%)
質問2:歯科医院をインターネットで調べる際、どのような情報・コンテンツを参考にしますか?
- 歯科医院のホームページ(79.1%)
- ポータルサイトの口コミ(58.2%)
- 歯科医院についての記事(58.2%)
- 歯科医院のSNS(35.8%)
- ポータルサイトの歯科医院の情報(32.8%)
- Googleマップに表示される情報(9.0%)
- その他(4.5%)
質問3:歯科医院を選ぶ際は、どんな観点で選びますか
- 腕の良い矯正医がいるか(65.8%)
- 通いやすさ(57.7%)
- リーズナブルな料金か(56.8%)
- 治療の説明が的確か(52.3%)
- 無理に勧めたりしてこないか(37.8%)
- 小児歯科専門の歯科であるか(36.9%)
- 評判が良かったか(27.0%)
- 感染対策を行っているか(21.6%)
- 受付や電話の対応が丁寧か(18.9%)
- その他(0.9%)
質問4:歯科医院をインターネットで調べている際に困ったこと、大変なことを教えてください
- 本当にこの歯科医院でいいのかたくさん調べる必要があること(59.7%)
- 実際にかかる費用が分かりづらいこと(56.7%)
- いろんな歯科医院のホームページを見比べる必要があること(46.3%)
- 特にない(4.5%)
- その他(1.5%)
矯正歯科に通わなければならなくなった時、「どこの矯正歯科クリニックに通うべきか」、インターネットで検索するケースが多いようです。
主にクリニックの公式サイトをチェックするようですが、「この歯科医にしよう」と決めるまでには、たくさんの情報を調べなければならない状況に困っている方も多い実情が浮かび上がりました。
公式サイトの次に、自宅近くの矯正歯科クリニックをまとめてチェックし比較検討できる「ポータルサイト」を活用する方もいらっしゃいます。
引用元:Zenken公式サイト(https://www.zenken.co.jp/news/2968)
矯正歯科医院選びはまとめてチェックできるポータルサイトが便利
ポータルサイトは、インターネット上に点在する情報を集約し、「入口」としての機能を果たすサイトのことです。
ポータルサイトと一口に言っても、複数のタイプがあります。代表的なものとして、「総合型ポータルサイト」「専門型ポータルサイト」「地域型ポータルサイト」等があります。
総合ポータルサイトで言うと、最も利用されているのが「Google「Yahoo!」です。専門型ポータルでは、不動産、婚活、就活など、ユーザーの目的に合わせて専門的な情報を発信しており、不動産では、「SUUMO(スーモ)」が有名です。
矯正歯科にも専門ポータルサイトがあります。日本全国の都道府県ごとに「エリア分け」がされ、各エリアに存在する歯科医院の「所在地」「診療時間」「最寄駅」「地図」「サービス内容」などがチェックできます。もちろん、各医院の公式サイトも見ることも可能です。
さらに、通院した方の「口コミ」も閲覧できるので、これから通いたい方にとっては医院選びの参考にもなります。
このように、ポータルサイトを活用して、「どこが最適なのか」を複数のクリニックを比較しながら通うべき1院を選びます。
集患ターゲットを明確化したポータルサイトもある
ひと口に矯正歯科といっても、子供を対象とした「小児矯正」や、健康を目的とした「噛み合わせ矯正」など、目的ごとに種類が分かれています。
実は、矯正歯科ポータルサイトの中でも、さらにターゲットをより明確にしたポータルサイトも存在します。どのサイトも治療目的や対象者が明確で、目的に沿ったユーザーが訪問してきます。
来院して欲しい患者さんを的確に集客したいなら、ターゲット明確型のポータルサイトがおすすめです。ここでは3つのタイプを紹介します。
歯並びをキレイにしたい女性限定
画像引用元:矯正歯科PassportNAVI公式サイト(https://www.kyousei-passport.com/)
引用元: 矯正歯科Passport https://www.kyousei-passport.com/
矯正歯科Passport(パスポート)
矯正歯科Passport(パスポート)は、歯並びをキレイにしたい女性のための矯正歯科ポータルサイトです。
歯並びが気になるものの、どんな治療を受ければ良いのか悩んでいる女性に対して、「八重歯」「すきっ歯」「出っ歯」など、お悩みごとに相応しい治療法や地域ごとのおすすめクリニックを紹介。
歯並びに悩む女性に寄り添うコンテンツが魅力で、クリニックの選び方のポイント、悩み別矯正治療法、矯正治療にかかる目安となる費用や期間など、知りたい情報が体系的に網羅されています。
また、お住まい近くにあるクリニックも検索ができ、所在地、連絡先、診療時間、診療項目のみならず、通院したいクリニックを選ぶ上で知りたい、
- 院長先生のプロフィール
- 在籍医師が保有する資格
- クリニックの特徴(治療計画・認定医の有無・実績など)
- 通院した方の口コミ
などを紹介しています。歯並びを矯正したい女性が集まるサイトですので、女性向けの矯正歯科治療に注力するクリニックに最適です。
矯正歯科Passport
掲載について問い合わせる
矯正歯科Passportご掲載体験談
「当院の強みを理解した患者様の来院が増えました」
矯正歯科Passportを始める前は、集患が上手くいかず、月に1件程度の問い合わせでした。掲載後、今では2~3日に1件は予約が取れており、効果を実感しています。当院は他院と比べると価格は高いのですが、それでもなお集客できているので、当院の強みをしっかり認知できているのだろうと思っています。
小児矯正特化型
画像引用元:小児・子供歯科矯正パーフェクトNAVI公式サイト(https://www.childrens-orthodontist.com/)
引用元: 小児・子供歯科矯正パーフェクトNAVI https://www.childrens-orthodontist.com/
小児・子供歯科矯正パーフェクトNAVI(ナビ)
小児・子供⻭科矯正パーフェクトNAVI(ナビ)は、歯科矯正経験のあるお子さんを持つママ1,000名にアンケートを取り、その結果をベースに「最適な小児歯科クリニックの選び方」を提案するポータルサイトです。
ユーザー側の視点に立ったコンテンツが特徴で、子供矯正の「費用」「期間」「矯正方法」に関する体験談や、これから子供矯正をするママさんの質問に歯科医が応えるQ&Aのコンテンツを用意しています。
さらに、お住まい周辺にある子供矯正歯科も検索でき、
- 所在地
- アクセス
- 連絡先
- 診療時間
- 治療費用
- 院長先生のプロフィール
- 子供の歯科矯正をしたママさんの口コミ
を分かりやすく紹介しています。
子供矯正だけに特化していますので、小児歯科クリニックにとっては、来院してほしいユーザーをピンポイントで集客できます。
マイオブレース特化型
画像引用元:はならびKids~マイオブレース対応歯科医院~(https://www.childrens-orthodontist.com/mrc/)
引用元: はならびKids~マイオブレース対応歯科医院~ https://www.childrens-orthodontist.com/mrc/
はならびKids~マイオブレース対応歯科医院~
「はならびKids~マイオブレース対応歯科医院~」は、マイオブレース(予防矯正)に特化した情報を、子どもに「キレイな歯並びになってほしい」と考えているママに向けて発信しています。
日本の小児矯正市場で「マイオブレース」の導入が進んでいない原因のひとつに、マイオブレースを啓蒙できるメディアがほとんど存在していないという現状がありました。その課題を解消するため、膨大な情報量を誇るポータルサイト「小児・子供矯正歯科パーフェクトNAVI」の中の独立した特設サイトという位置づけで、当サイトが誕生しました。
「小児・子供矯正歯科パーフェクトNAVI」と相互に連携しながら、より絞り込まれたニーズのコンテンツを用意。さらに、オフィシャルには記載のない加盟外クリニックも掲載することで、お住いの近くでクリニックを探したいユーザー向けにより多くの情報を提供し「本当に使えるサイト」を目指しています。
インビザライン専門型
画像引用元:インビザライフ公式サイト(https://www.modest-orthodontics.net/)
引用元: インビザライフ https://www.modest-orthodontics.net/
インビザライフ
インビザライフは、インビザラインに特化したポータルサイトです。目立たない歯科矯正として知られるインビザラインを紹介。
インビザラインで矯正できる症状(八重歯・出っ歯・噛み合わせなど)、その治療法や向き不向き、インビザラインに関するQ&Aコンテンツなど、インビザラインの治療を検討中の方が知りたい情報が網羅されています。
現在は、読み物コンテンツを先に公開していますが、インビザラインを導入している歯科医院の情報も逐次追加していく予定です。
Web集客をさらに強化するには自院の公式サイトの見直しを
公式サイトは矯正歯科選びの「最後の決め手」
ポータルサイトは、多数のクリニック中から自分にあった1院を「選びやすくする」ためのメディアです。
公式サイトも閲覧できる設計になっていますので、ポータルサイトを見て気になるクリニックがあったら、当然公式サイトもチェックします。
その公式サイトが見づらかったり、使いにくかったりしたら、せっかく好印象を持ったのに評価も下がってしまうでしょう。公式サイトは使いやすいか、再度チェックしてみてはいかがでしょうか?
ユーザーにとって使いやすいサイトとは?
インターネット検索が当たり前の昨今、公式サイトを持っていない歯科クリニックはいないでしょう。
しかし、重要なのはユーザーにとって、使いやすいかどうかです。診療情報、アクセス情報、料金表などを掲載しただけでは、ユーザーを満足させることはできません。
では、どのようなサイトが「使いやすい」サイトなのでしょうか?
<使いやすいサイトとは>
- 見た目のデザインが美しい(見やすい)
- SEOでも上位表示される(検索しやすい)
- ユーザーが知りたいコンテンツが豊富にある(院長プロフィール紹介・設備紹介・実績など)
- スマホ表示しても使いやすい(スマホからワンタップで電話ができる)
- 医療広告ガイドラインを遵守している(ルールに従った信頼性のある情報)
など、「誰に向けてどんな情報を伝え何をしてもらいたいのか?」が明確になっていることが重要です。
使いやすいサイトでも集客できなければ意味がない
ユーザーに閲覧してもらうには「SEO対策」が必要
そこで必要になるのがSEO対策です。ユーザーが検索しそうなキーワードを想像し、キーワードに隠れた「検索意図」を満たすコンテンツを作り続けることで、検索エンジンからあるいはユーザーから「価値あるサイト」と認められ、上位表示を勝ち取ることができます。
その他にも様々な施策がありますが、自院で行うには限界があるため、SEOに詳しいプロに依頼するケースがほとんどです。
上位表示だけでなく「ユーザーから選ばれる対策」も重要
しかしながら、サイト自体を上位表示させるのは、一朝一夕でできるものではなくある程度の時間が必要です。
また、先ほどのアンケート結果にあったように、ユーザーも様々なクリニックの公式サイトを詳しく調べることに困っており、できることなら「自分のニーズに合ったクリニックを最短でみつけたい」のが本音のようです。
閲覧してもらう対策も必要ですが、さらにユーザーから選ばれるWeb集客戦略も非常に重要です。では、どのように対策を取れば良いのでしょうか?
ユーザーに選ばれるWeb集客戦略の立て方
ユーザーに選ばれるには、まず、自院の存在を知ってもらわなければなりません。ポータルサイトの活用は、来院して欲しい患者さんを集める有効な手立てです。
しかし、掲載するのは1院だけではありません。多くの競合クリニックも掲載しますので、同じ土俵で比較されることになります。
ポータルサイト掲載も一つの手ですが、自院単独で来院して欲しい患者さんだけを集める方法もあります。それがポジショニングメディアの活用です。
ポジショニングメディアとは?
ポジショニングメディア事例 詳細はお問い合わせください
ポジショニングメディアとは、競合にはない自院の強みを引き出し、その強みを必要とする患者だけを集める集患メディアです。
競合他院と貴院の市場内での立ち位置(ポジション)を明確化することで、貴院独自の強みを訴求します。どのクリニックに通院すべきか迷っている患者さんに、貴院の強みを伝えるメディアを開設し、その強みを求める患者さんのみを集めます。
ポジショニングメディアを通じた問い合わせは、他院にはない貴院の強み(価値)を理解した、通院する意欲が高い見込み客になります。
下記の図の通り、ポジショニングメディアが存在することで、集患の段階から貴院の「強み」を的確に理解してもらうフローを作り出すことができます。
このようにユーザー視点で見ると、「自分にあった治療は、貴院でなければならない」と理解されるため、問い合わせからその後の成約までがスムーズになります。
すでに、120以上の業種での集客実績があります。こちらでは、ポジショニングメディアはどんな方が導入しているのか、その導入事例を紹介しています。(矯正歯科市場もあります)
また、ポジショニングメディアを詳しく知りたい方は、資料が無料でダウンロードもできますので、ご興味のある方は、こちらからご覧ください。
Web広告を出稿する際に注意すべき「医療広告ガイドライン」
最後に、医療に関わる方ならすでにご存知かもしれませんが、医療機関が広告を出稿する際、必ず注意しなければならないことがあります。それが「医療広告ガイドライン」です。
これまでチラシや看板などの医療広告は、厳しく制限されていました。しかしながら、医療・美容に関するトラブルが後を絶たず、厚生労働省では「医療広告ガイドライン」を設けました。
対象外だったクリニックの公式サイトも対象となり、その他にも以下のような広告があります。
- Webサイトや検索サービス、メールなどインターネット情報
- ポスターや看板、交通広告などの掲示物
- テレビやラジオ、新聞や雑誌などのメディア利用
- チラシなどの配布する印刷物
など
医療関係者で、広報活動に関わる人は注意しなければなりません。特に違反が多いベスト3として挙げられているのが、「美容医療」「歯科医療」「がん治療」です。
ガイドラインに違反した場合、6か月以下の懲役、または最大で30万円の罰金が科せられますので十分にご注意ください。
医療広告ガイドラインについては、こちらの記事でより詳しく解説していますので、あわせてご一読ください。
矯正歯科に特化したWeb集客をしたいならZenkenへ
「小児・子供矯正歯科パーフェクトナビ」をはじめとする「ポータルサイト」や、自院単独できるWeb施策「ポジショニングメディア」を数多く運営するZenkenでは、この「医療広告ガイドライン」を遵守しております。
自院でガイドラインに抵触していないかチェックしなくても、「関連法規専門スタッフ」が抵触がないかを確認した上でポータルサイトのご掲載、貴院に特化したポジショニングメディアの制作など、Web集客戦略をトータルでご提案いたします。
これまで120種類の業界でWeb集客の実績があり、小児歯科クリニックの案件も数多く手掛けております。
クリニックさまからも、「毎月コンスタントに歯科矯正で成約いただいた」などの体験談を頂戴しています。
「医療広告ガイドラインに沿った広告づくりまで手が回らない」という方は、Zenkenにお任せください。
来院したいユーザーをピンポイントで集めるWeb戦略を医療広告ガイドラインに沿ってご提案いたします。